【廃墟マニヤ File012】
O仁金山(静岡県)
(その11)
建物の最奥にはシブい色となった巻揚機が残されていました。全身トビツカミだらけになりながら、ここまで登ってきた甲斐があるというものです。
写真では小さく見えますが、このワイヤードラム結構な大きさ。測ってないけど直径部分は1メートルぐらいあると思います。
手前の円板状のものは、ワイヤーの巻き取り具合をチェックするためのミラーでしょうか? でもこの位置だとあまり意味がないですね。もう1枚ぐらい組み合わせて使っていたのかな?
建物側面。崖と茂った植物に囲まれてこんな暗い感じです。
だいたい写真も撮り終わったので、最後にインクラインにつながる水平軌道の先(選鉱場の最上部)の様子を見に行くことにしたのですが……
ヤブがあまりにひどくてなんだかよくわかりません。ただヤブの先に突然こんな穴があったりします。これは何かの機械を据え付けていた跡ですかね?
端から下を覗いてみたけれど、たいして面白くないので、そろそろ引きあげることにしました。
今度来るときはゆっくり温泉にでも入っていくことにしましょう。
END
(1999.3/2002.3/2008.11)
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