【廃墟マニヤ File012】
O仁金山(静岡県)
(その3)
崩れかけた窓に蔓草がからまり、不気味な雰囲気。
内部に木製の階段があるのが見えます。
選鉱場に向かって右手には巨大なシックナーがありました。
裏側は広場になっており、廃水を処理するためでしょうか、ポンプの稼働する音が響いています。
シックナーの下にあったバルブ。
右手の山から選鉱場内に入れないか、いろいろ探ったのですが結局無理で選鉱場左手に戻ってきました。しかし、前の住宅の人がずっと外で何か作業していたため、ここもあきらめて裏にまわることにします。
左から裏手に回ると、木造の雰囲気ある建物が残っていました。
この建物の用途は不明です。しかしこちら側に坑口がたくさん残っているので、この広場にトロッコで一旦採掘した鉱石を集めて、選鉱場に送っていたのかもしれません。
同じ建物、右側からのカット。
こちらから選鉱場側に近づいていくとインクラインの跡を発見。わかりにくいですが、レールが残っています。
(続く)
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