【廃墟マニヤ File012】
O仁金山(静岡県)
(その10)
小屋の中を覗いてみると錆びたレバーを発見。巻揚機の操作レバーみたいなので、ここは操作室だったんでしょうね。
入口にはいい感じの木の柵が。夏など扉を開放しているとき、不用意に人が入り込まないよう設けられたものでしょうか?
レバーの後ろにはトランプと灰皿が残されていました。残念ながら、現役時代からあったものではなさそうです。
先ほどのゴースト出まくり屋根写真の裏側。古い木造の建築物の例にもれず、電線が碍子を介して配線されていました。
後ろ側から見た操作室です。
……実は下から見たとき、この小屋全体が運動会のテントに毛が生えた程度の規模に見えたため、三脚が必要になることはないだろうと判断して持ってこなかったのですが、思ったより奥行きがあり、奥の方はずいぶん暗くてこの写真も撮るのにかなり苦労する破目に(前の教訓が1ミクロンもいきておらず、我ながらアッパレと言いたい気分です)。
なんかよくわからないけれど、おそらくブレーキ的なハンドル。ちょっといい感じだったので撮ってみました。
操作室の中にあった、錆びた塊はスチーム用暖房装置でしょうか。
建物奥側からの眺め。
(続く)
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