ナイニーア君主国 ◇
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カトゥクナシウ テネジー カーラグィン ミューン 北ソーナリス 南ソーナリス ミリアネス バクゥー自治区

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ナイニーア君主国の説明
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ナイニーア君主国は、約350 年前、北方の海を越えてやってきた海賊たちが、
生涯の永住圏としてナイニーアの地に腰を下ろしたことが切っ掛けで生まれた国家です。
それ以前は、雪と深い森とに覆われた、ユリニアの辺境としか認識されていません。

ナイニーアにたどり着いた海賊たちは狩猟民族の血を引く民でしたから、
海賊船がナイニーアに接岸してより当初は、先住民に対し、それは酷い略奪を行いました。
ですが、やがてシェトラウドの神秘の森深くに住まうドルイドたちや、
1 年中融けることのない万年雪の降り積もるダランガリア山脈のノーシャドワーフたち、
神話の時代より在り続けると伝えられる伝説の魔導師 .
(もっともこれは、本当にただの伝説でしかない、と提唱する学者もいます)
が立ち上がったため、
やがて海賊たちも強硬な手段には訴えられなくなっていきます。
100 年近い年月を掛けて双方は、海賊たちは故郷の文明を、
現地人たちはこの土地で生きて行くための知恵をそれぞれ与えあうことで、
敵意と不理解の壁を乗り越え、ゆっくりとではありますが、
暴力的な手段を捨てて温和な手段で統合を目指していくことになります。

海賊たちは現地人たちと協力し、本国で培われた文明をこの地に導入。
元々あった港街リルンガップを国の中心部として首都として建設し直し、
遥かな海洋をすら越えてきた高度な海賊としての航海術を国家利益のために利用することで、
ナイニーアは急速に、
辺境の一地域からユリニア西部諸国と肩を並べられるだけの国へ変貌を遂げます。

建国当時、まだ東方の大国ロガールは分裂しておらず、一大勢力を誇っていた頃であり、
ナイニーアが真の意味で独立国家となるためには相当な苦労がありました。
今までは、雪と森に覆われた侵攻しにくい地帯であることや、
その森林や山脈の奥に住まうドルイド、
ホワイトドラゴンやフロストジャイアントたちといった怪物の脅威、
そして何より支配しても利潤の少ない辺境であることから、放置されていました。
が、上記のような経緯で国家としての利益が上がるようになり、
国土の開発が進んでロガール帝国との国境が近くなると、
ナイニーア自体の神秘性が薄れ .
(今まで神秘というヴェールで包まれた理解し難い辺境であったのが、
国家という理解できる土地になったためです)、
やがてそれを強奪せんとロガール帝国は頻繁に国境を侵すようになります。

国家元首たる君主(モナーク、他国でいう国王)や、
国政を司る上流階級(アッパークラス、他国でいう貴族に当たる者たち)の地位は、
文明をもたらした海賊たちの中から選ばれていました。
ナイニーア人の中でも、海賊たちの血を引く者たち(移住)は、
元々からナイニーアの地に住んでいた先住人の血を引く民(先住)が保持する、
神秘のヴェールに包まれた力の数々(海賊たちの発祥の地である本国では、
見聞きしたことのない魔術師の魔法、深い森の奥に住まうドルイドたちの存在、
本国では存在を知られていないイモータルであったラウニィやユウエアの神殿の勢力など)に警戒し、
あからさまな弾圧こそしなくなったものの、見下す傾向はやはり依然とし、
現在でも彼らをして下流階級(ロークラス)、階級外(アウトクラス)と呼び、
差別する風潮が残っています。
ですが、上記のようにロガール帝国の脅威が日に日に増していくと、
ナイニーアの国政を司る上流階級者たちは、
いつまでも国土開発と貿易だけで稼いでいるような、
場当たり的な海賊気分を引きずっていられなくなります。
先住民と移住民たちの民族融和を成し遂げ、
ナイニーアを真の意味でひとつの国家にまとめあげることが急務となっていったのです。

それを成し遂げたのが、
「英雄君主」と謳われた中興の祖、君主アーサーです。
君主アーサーは、君主の地位に継く前から、
他国の政や戦に関する書物を漁るだけ漁りまくり、
それを参考にしてナイニーアという地方に適合する、
もっとも相応しい国法・軍法を模索していました。
そしてその間に、信用に足る人材の確保をも行い、
君主位につく頃には優秀な人材で自分の周囲を固めます。
無論、彼はその時代が暴力がものを言う時代であることは承知していましたから、
自らを武術で鍛えることにも余念はありませんでした。
彼はその一日の大半を自らの研磨かそうでなければ公務に費やし、
多くとも6 時間以上の睡眠、1 時間以上の休憩は取ったことがないと、
彼の生涯を綴った「英雄伝」には記されています。

君主以下上流階級層が、
移民である元海賊の血筋で固められているのは前にも記しましたが、
君主アーサーも残念ながらその偏見から逃れられたとは言い難く、
やはり海を渡ってきた海賊の血を引く者に好感を覚える兆候がありました。
ですが、それを政に持ち込む愚は犯さず、
人材の抜擢に民族の差別は交ぜませんでした。
迷信が横行するこの時代にして、
君主アーサーは個人の才能が血筋とは別のところから来ていることを、
薄々気がついていたのかも知れません .
(余談ですが、移住民の先住民への差別が目に見えて薄まり出したのは、
そんな君主アーサーの人材抜擢が行われてより以降です)。
ともあれそんな経由で君主アーサーは、若輩の頃からの常人ならざる努力の積み重ねにより、
ロガールと戦いながら国政を充実させるという難行を見事にやってのけ、
ナイニーアを一大大国へとのし上げます。
こうして国の内外にナイニーアの成長を自覚させると君主アーサーは、
今度は内政と戦から、他国との外交へと活動する舞台を移していきます。

ナイニーアの地形上、重要な国交は東のロガール帝国と、
ナイニーアの南に位置するアタィンム王国(現在の北フレイアード)です。
君主アーサーは、東と南の両方と争うのは得策でないと考え、
どちらか一方と結び、そしてもう一方と敵対する方針を固めます。
何故、二つの国ともに同盟を結ぶことを考えなかったのか、
それははなから侵略しか考えず、自国以外の国は劣った国で、
自分たちに支配されるのは当然、としか認知しないロガールと、
交渉の余地はないという支配階級層たちの見解の一致からでした .
(それが正しい認識であったかどうかはともかく、実際、
ロガール帝国の腐敗ぶりはこの頃が絶頂であった、
とナイニーアだけでなく列国の年代記が綴っています)。

そしてもうひとつ、何故強大なロガールをわざわざ敵に回して、
頼むには少々心もとないアタィンムと同盟したのか、
その理由には「英雄伝」に、君主アーサー自身の発言が記されています。
以下は、その引用です;


アタィンムは弱く、ロガールは強い。
道は二つ、強者について共に弱者を滅ぼすか、
弱者について共に強者に戦うか。
その前提の上で、諸公らに問おう。
どちらがより我らを必要とし、付け込み易いか?


…以上が、君主アーサーがアタィンムとの同盟を選び、
共にロガール帝国と戦う道を選んだ理由だとされています。
さらに言えば、ロガールと結んでもいずれはその強大な軍事力を背景に、
同盟国であることを建前にナイニーアの国政に様々な口だしをし、
属国家を企ててくるであろうことを君主アーサーは見抜いていたのだ、という記述が、
当時の君主アーサーの側近たちが残した書物の中に記されてもいます。

こうして、ロガールとの数年に一度の定期的な戦争と、
アタィンムとの国交という、現在に至るまでのナイニーアの基本的な姿が定着すると、
今度は君主アーサーは、自分や側近たちの後に続く、
人材の育成のために教育機関の充実を図ります。
結果的には君主アーサーは、この事業を最後の任務として成し遂げ、
そして46歳の若さで他界していきます。
君主アーサーは自分たちの祖父が降り立ち、
現在に至るまで国の中枢として機能してきた港街リルンガップに別れを告げ、
十分に開発され交通の便が良くなった君主国中央付近にあった都市を首都として再建設。
首都名は自分たちが海を渡ってやってくる前にいた本国の、
神話の中に存在する伝説上の国の名前『ラナルハイム』の名を使い、
さらに他種族と交わらずに独自の文化を育んで来たナイニーアのドワーフ、
ノーシャドワーフたちを雇い独特な風体の居城を建設。
そこを自分を含めた君主の一族の絶対の拠点と定めると、
それまでは先送りになっていた、村と村をつなぐ街道の中継となる重要地点に、
ノーシャドワーフたちの技術が織り込まれた美しく独特な都市が建設されていきます。
そして君主アーサーは、そんな都市の中に学び舎を設置していきました。
そのお陰で、ナイニーアにおける民草の文盲比率は、他国と比べてかなりの開きがあります。

この頃にはナイニーアの民は、政の内外を問わずに偉業を打ち立てた君主アーサーを、
先住民や移住民の別を問わず「英雄(ヒーロー)」と呼び称えるようになっていました。
さて、教育機関の充実の目処も立ち、次の目標を打ち立てようとした君主アーサーですが、
そんな矢先に彼は病に伏せ、そのまま回復の兆しもみせずに帰らぬ人となってしまいます .
(彼の業績に嫉妬した身内の暗殺ではないか、と提唱する学者が存在します)。
君主アーサーは一代の英雄として全国民に称えられ、
その国葬の際には泣かぬ国民は一人としていなかった、
とすら年代記に綴られるほどです。
彼の使用していた強大な魔力をもつ槍は、首都の名ラナルハイムと同じように、
海賊たちの出身国の神話の中に出てくる、神王が使う槍「グランピア」の名が与えられ、
国宝として代々の君主の一族に大切に保管されることになります。

こうして、現在のナイニーアの基礎は出来上がりました。


現在のナイニーア ◇

そんな、君主アーサーの理念を数百年継承しながら、ナイニーアは現在に至っています。
ナイニーアは建国当初から海賊として持ち込んだ航海技術を、
腐らせることなく現在に至るまで研磨して、大陸でも有数の海洋技術を保持し続けています。
そのお陰で、ナイニーアは輸出入の利益の安定度は他国のそれより上回っています。
ナイニーアの港街リルンガップは、
そのために遷都した現在でも首都ラナルハイムに勝るとも劣らない繁栄を誇り、
リルンガップの海洋商人の発言力は君主の一族と言えども無視できないほどのものです。
またリルンガップが貿易の拠点であることはナイニーアが建国された当時からのことなので、
ノーシャドワーフたちが自分たちの細工品を売るために、
春になるとダランガリア山脈から下りてきて、商隊を組み、リルンガップを目指します。
彼らは熟練の細工師であると同時に屈強な戦士でもありますので、
彼らを襲って細工物を奪おうなどと企む山賊はあまりいないのですが、
「石橋を叩いて渡る」とでも言うのでしょうか、
ノーシャドワーフたちは初心者冒険者たちを護衛に雇い、リルンガップにやってきます。
これは毎年恒例なことで、一部では定期的なイベントとして楽しんでいる者たちもいます。
現在、君主家は約350 年前の時代から(表向きは)血統が途絶えることなく代を重ねて、
今は君主エドワードがナイニーアを支配しています。

建国当初、帝国暦から現在に至るまで、ナイニーアは東のロガールと抗戦中で、
南の勢力(現フレイアード)とは常に同盟関係にあります。
これは、ナイニーアが北フレイアードの前身、アタィンム王国の時代からの同盟関係であり、
フレイアードという別の国になってもその同盟は有効である、
とナイニーア君主エドワードが国の内外に示したためです。
これは同時にファレイ前王のフレイアード統一政策を認めたことでもあり、
フレイアードの統一を反対する勢力から反感を買いましたが、
君主エドワードは君主アーサー時代から続いた「反東、親南」の姿勢を貫きました。
そして、ロガール帝国が内戦の混乱に乗じてフレイアードに干渉しようとしていたところを、
援軍を出してフレイアードと共同してこれを撃退、
反対にフレイアード軍はロガール帝国の本土にまで攻めのぼり、
フレイアードはロガール帝国に領土の一部を割譲させるまでに至りました。
これはフレイアードに大きな恩を売り付けたことなり、
今日に至るまでフレイアードとの国交でナイニーアが不利益を被らないという形で報われています。
30 年前、アタィンムとコルシュレーク(現在の北フレイアードと南フレイアード)
が戦乱に突入した当初、ナイニーアの有力者たちは誰もがこれが泥沼化し、
やがてはロガールに併合されるだろうと読んでいました。
ですから、国家の方針としては今までの方針を転換し、「反南、親東」、
つまりロガールと同盟してアタィンム王国の領土を切り取った方がよい、
という意見に満ちていました。そんな中で一人、
周囲の意見に耳を貸さず強硬に「反東、親南」を貫いていた君主エドワードは、
国の有力者たちから退位を囁かれていました。

そんな雰囲気だったので、
ファレイ王がたったの一年で戦乱を終結し、
アタィンムとコルシュレークをまとめあげ、
フレイアードを建国してしまった時の、
ナイニーア宮廷に走った衝撃は図り知れませんでした。
君主エドワードを無能と罵り嘲った者たちは軒並み権力の中枢から追いやられ、
家を取り潰された者までありました。
そしてそんな取り潰した有力者の蓄積した財産を使って国庫を潤し、
潤った分をその年の税金の軽減に当てたものですから、
エドワードは民草より「先見の明を持つ君主」と称えられることになります。
そしてその後、戦乱の疲弊から完全に立ち直る前に、
フレイアードに一泡吹かせようと軍を出したロガール帝国に対して、
君主エドワードは新フレイアード王国へ援軍を出し、
ファレイ王と共にロガール軍を撃退せしめました。
もうこの時点で、民草は君主エドワードを称えていました。
民草の熱狂は収まらず、
君主エドワードは民から「英雄君主アーサーの再臨」とすら呼ばれました。

一方、気持ちが収まらないのはロガール帝国です。
せっかくの旧アタィンム、
うまくすれば旧コルシュレーク領をすら手に入れられたかも知れない機会を、
ナイニーアのためにむざむざとフイにさせられたのですから。
ロガールとナイニーアは元々抗戦国として仲はよくありませんでしたが、
この戦役を機に、ナイニーアとロガールの争いは激化していきます。
そんな長く終わりの見えない戦争の中で、
初陣の時から功績を重ねて文字通り獅子奮迅の活躍を示し、
英傑君主エドワードの素質に勝るとも劣らない姿を見せたのが、
エドワードの嫡子、君子ウィレムです。
君子ウィレムの活躍にも人々は熱狂し、「若獅子」の名で呼び称えています。

ナイニーアは、齢を重ねた老人のような老獪さと、
若者のような猛る勢いを合わせ持った油断ならない国です。
ですが同時に、英雄アーサーが築いたものを大切に守っている、
剣や槍に命を掛ける騎士道の国でもあります。
ですから、人はナイニーアを指してこう呼びます。「騎士の国」と。


使われている暦について ◇

この国が国家の体をなしたのは約350 年前からなのですが、
この国の神秘性を保持させるため、ナイニーアは遥かな昔から続いている、
と諸国に思わせるために、北方暦というものを用いています。
これは、かつて他国から放浪してきた魔術師がナイニーアに流れ着き、
歴史を記し始めた時から数えられる暦で、
それに従うと現在は1644 年ということになります。
ユリニア大陸の西部では、ロガール帝国の帝国暦を用いるのが普通なのですが、
ナイニーアは長きに渡ってロガールと敵対してきたため、
これを用いることはまずありません。
帝国暦と北方暦の変換公式は、

(北方暦) = (帝国暦) + 1030 .

です。
しかしナイニッシュは総じてプライドが高く、
帝国暦から北方暦を割り出そうとする者を軽蔑します。
何故なら、彼らにしてみれば北方暦こそは人類が初めて歴史を刻み始めた偉大なる証し、
伝統なる暦であるというのに、それをもっとも低俗な(つまり彼らが軽蔑している)
国の暦から割り出そうなどとは、愚の骨頂という訳です。
より壮大な(そしてある意味愚かしい)自尊心が現れていると言えるでしょう。


年表 ◇

ここでは見やすさの都合上、ナイニーアの北方暦ではなく、
ロガール帝国の帝国暦で記されています。
帝国暦以前の歴史は"BC [Before Crown]"と標記されています。

B.C.出来事
4039/01/19白竜の一族がダランガリア山脈に渡ってくる
3793/02/29霜巨人の一族、ダランガリア山脈に渡ってくる
3331/10/13ドワーフの1クラン、鉱脈豊かなダランガリア山脈に移り住む。以後、このクランを他のクランは「北の部族(ノーシャクラン)」と呼ぶようになる
2982/09/21ノーシャクランのドワーフたち、青銅器を発明
2674/04/15ユリニア大陸中央で、人類最古のエルディア文明が生まれる
2453/10/24エルディア文明人、ユリニア西部に浸出。西部の諸蛮族、侵略される
2415/08/29エルディア人、ユリニア西部統一
2414/06/09エルディア人ナイニッシュ氏族、現在のナイニーアの地に移住
2185/05/19ノーシャクランのドワーフたち、ナイニッシュから「ノーシャドワーフ」と呼ばれる
2161/11/28エルディア文明、滅亡
2075/12/01エルディア人ナイニッシュ氏族、現ナイニーアの地で魔法実験に失敗。ナイニーア、国土の半分がブリザードの荒れ狂う永久凍土に。以後、ナイニーアの地は辺境として、まともな人間が近づくことはなかった
2061/06/16ノーシャドワーフたち、使用する品物を青銅器から鉄器に変化させる
1898/06/23文明が生まれたと共に誕生した自然崇拝者たちが、辺境と化したナイニーアに流れてくる
1447/12/03他国の、人里を嫌った魔術師たちが流れ込んでくる
1030/01/01この時代からナイニーアの真の歴史が始まった、と後世に後付けされる
0985/06/27文明圏から追われた魔物が流れ込み、ほぼ現在の魔物生息図となる
0217/01/13魔術師の子孫たちが増え、中には魔術を扱えない者も出てくる。そういった者が、塔を去って集落を形成し始めることになる、初めての者が旅立った
0132/11/30魔術師の一派が、歴史を記し始める
魔術師の一派、この地を「ナイニーア」と命名
帝国暦

0000/??/??ユリニア大陸中央部にロガール帝国発祥
0030/09/22北方の海に面した漁村、現在でいうリルンガップの前身となる港街(以下、旧リルンガップ)に発展
0162/10/24ロガール帝国の犯罪者が初めて流れてくる。以後、ロガール国で犯罪者や権力闘争に敗れた者などがナイニーアを目指すことが増える
0196/12/12現在でいうラナルハイムの前身となる集落が、ロガール文化風の街へと発展(以下、旧ラナルハイム)
0206/05/13ラウニィ神殿が旧ラナルハイムに建設される
10/17ユウエア神殿が旧ラナルハイムに建設される
0335/02/30北方の海から海賊が渡ってくる。
海賊、先住民から略奪を開始
03/24海賊、旧リルンガップを根拠地として占領
0337/06/08シェイルローム神殿が旧リルンガップに建設される
0339/11/07海賊、旧ラナルハイムを占領する
海賊、自分たちをナイニーアの支配者であると宣言
0341/03/08海賊移民、抵抗した先住民の集落/村/街をほぼ占領する
0352/07/13鉱石を獲得すべく、海賊移民、ダランガリア山脈に侵攻
07/14ノーシャドワーフ、海賊移民と開戦
0354/02/22先住民、ノーシャドワーフと同盟。海賊移民との戦闘、激化
0358/07/23ラウニィ/ ユウエア両神殿、先住民=ノーシャドワーフ連合に参加。先住民同盟が生まれる
0359/06/14先住民同盟、海賊移民互いに戦争による辟易で弱体。海賊移民の中に、穏健派が生まれる
0368/11/20後の初代ナイニーア君主、エドワード生誕
0370/11/30海賊移民たちの樹木の乱伐に憤り、ドルイド、立ち上がる
0383/07/01海賊移民急進派、穏健派を弾圧。穏健派、先住民同盟に亡命
0386/04/26穏健派海賊移民、文明知識を先住民たちに与えてサポートする
0387/08/08後の2代目君主、ジョン生誕
0392/07/29急進派海賊移民、敗戦。主立った有力者、処刑される
0396/03/14穏健派海賊移民、先住民を掌握。建国の準備が始まる
0403/06/08後の3代目女君、エリザベス誕生
0405/05/26旧リルンガップ、首都として再建設される
0406/02/09初代ナイニーア君主、「大君主(グレートモナーク)」エドワード戴冠
首都、リルンガップと命名される
10/11君主国身分法(階級外〜最上階級などの階級分け)制定
0407/04/10第1次ロガール侵攻
0411/06/242代目君主ジョン、エリザベスを君妃に迎える
0412/06/08君主ジョン、妻への愛を称え、誕生日のこの日を休日とする
0417/08/07旧ラナルハイムに傭兵ギルド設立される
0420/02/20「ナイニーアの軍略の祖」との名を歴史に残す、ギルバート・ウィルバーフォース誕生
0421/07/30「ナイニーアの槍」との名を歴史に残す、ウィリアム・プリーストリー誕生
0424/11/19第1次ロガール侵攻軍、撃退
0428/05/04初代ナイニーア君主エドワード、死去
05/112代目君主ジョン、戴冠
0432/04/26後に「英雄君主(ヒーローモナーク)」と呼ばれるアーサー、ウィルバーフォース家の次男として生誕
0440/05/112代目君主ジョン、死去。海賊が移民してきた時から続いた君主の直系はここで途絶える
05/18跡継ぎ不在のため、君妃エリザベス、3代目に戴冠。初の女君主誕生
07/17各地の反エリザベス派、旧ラナルハイムにて挙兵。内乱勃発
0441/04/12ギルバート、反乱軍鎮圧の作戦をエリザベスに提出
06/02ロガール軍、ナイニーアの混乱を見抜く。第2次ロガール侵攻
09/14ギルバートの草案した軍略、正式採用
ギルバート、大臣に取りたてられる
09/27ウィリアム、戦場にてアーサーを乗せた馬車を襲撃するも、ギルバート率いる親衛隊に阻止され、失敗
09/30エリザベス軍、反乱鎮圧
12/24第2次ロガール侵攻軍、撃退
0442/01/01ギルバート、ロガール軍を退ける軍略草案と実際の戦場の功績により、現在で言う宰相並みの権限を与えられる
06/155代目君主エドワードII世、生誕
0443/06/082代目君主ジョンの死因、毒殺と判明。首謀者はエリザベス
06/153代目君主エリザベス、断頭台の露と消える
06/22喪が明けて後、誰を4代目にするかが問題となる
06/25ギルバートの今までの功績と上流階級としての力を背景に、ウィルバーフォース家から次代君主の輩出が決定される
06/26アーサー、4代目君主戴冠。後見人にギルバートが付く
正式に宰相という地位が確立し、それにギルバートが就任
反乱軍に組して投獄されていたウィリアム、恩赦により出獄
08/21ギルバート、君主アーサーにウィリアムを将軍として登用することを進言
アーサー、ギルバートを投獄する
08/23ギルバート、出獄。アーサー、ギルバートに謝罪
ユリニア西部列国史上、初めて君主が臣下に謝った日となる
0444/02/24アーサー、ウィリアムを将軍として登用
03/27ギルバート、アーサーに遷都を進言
04/09旧ラナルハイム、王都として再建設する計画が練られ始める
04/24アーサー、ノーシャドワーフに再建設計画への協力を要請
05/07アーサー、君家に伝わる魔槍を持ってダランガリア山脈に入る
ウィリアム以下数名、アーサーに付き従って共に山脈に入る
05/20アーサー、霜巨人の1部族を殲滅せしめて首都に凱旋
ギルバート、軍法、民法の草案を提出
06/02再建設に携わるノーシャドワーフたちが、山脈から旧ラナルハイムに移動
10/03旧ラナルハイム、再建設開始
0445/01/03遷都反対派、リルンガップの北区にて挙兵
01/04ウィリアム、遷都反対派の武力蜂起を鎮圧。1日で鎮圧したことから「ナイニーアの槍」と称された
07/30ウィリアム、大将軍に就任
0446/11/27完成しつつある旧ラナルハイムに、リルンガップの主だった者は移住し始める
0447/10/03アーサー、旧ラナルハイムに移動
10/14旧ラナルハイム、再建設終了
10/15アーサー、リルンガップから旧ラナルハイムへの遷都を宣言
アーサー、遷都した都を「ラナルハイム」と命名
アーサー、家宝の魔槍を「グランピア」と命名
ギルバート、最上階級の地位を賜る
ウィリアム、最上階級の地位を賜る
ノーシャドワーフ、莫大な報酬金を受け取る
その他の功績ある者も、この良日をもって様々な恩賞が与えられた
11/16アーサー、ノーシャドワーフたちに次なる計画を打ち明け、協力を要請
0448/01/06村々をつなぐ街道や、中継地点となる都市などの建設計画が立ちあがる
0451/06/12ナイニーアの全土を記した、精度の高い地図が完成する
06/18街道と都市の建設が始まる
0453/06/02「書物の都」ユグドール、建設終了
0460/04/26宰相ギルバート、自らの軍略の思想を書物にまとめる
ナイニーア初の兵法書、完成
0478/10/08君主アーサー、死去
宰相ギルバート、消息を絶つ
大将軍ウィリアム、消息を絶つ
10/155代目君主エドワードII世、戴冠
君主エドワードII世、先代君主アーサーに「英雄君主(ヒーローモナーク)」の名を贈る
アーサーの生誕日と命日、悠久祭日に定められる
0483/10/08「英雄君主」アーサーの生涯を記した「英雄伝」、書物に記される
0493/03/135代目君主エドワードII世、死去
03/206代目君主ジョージ、戴冠
0532/04/26「英雄君主」アーサー生誕祭100周年
「英雄伝」の写本、中流階級以下の者にも入手可能になる
0556/12/29後に「英雄君主の再臨(リターン・オブ・ヒーローモナーク)」と呼ばれるエドワードIII世、生誕
0583/10/156代目君主ジョージ、死去
0584/??/??『1年戦争』勃発
??/??宮廷、「アタィンム同盟尊重論」と「領土拡張論」の2派に分かれる
0585/??/??『1年戦争』終結
??/??領土拡張論派、権力の中枢から追われる
0587/02/27「獅子心の君主(モナーク・ザ・ライオンハート)」と呼ばれる君子ウィレム、生誕
ナイニーア君主国 | ナイニーアの社会 | ナイニーアの経済 | 主要都市案内 | 主要NPC紹介
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