ナイニーアの経済 ◇

経済の構造 ◇

ナイニーアでの経済のシステムは;
  1. 全ての労働者には見返りがある。労働者は以下のように分類される;
    • 階級外者(主に従って労働に従事し、見返りに日々の糧を与えられる者)
    • 賃金労働者(雇用者の下で働き、賃金を受け取る者)

貨幣 ◇

ナイニーアにおいての貨幣制度は、他国と比べて面白味のあるものではない。
全ての通貨は総じて "クラウン(crown, cr)" と称され、1 クラウンは1 cp に相当する。
銀貨は "10 クラウン通貨(ten-crown, tc)"、
エレクトラム貨は "50クラウン通貨(halfgold-crown, /c)"、
金貨は "100 クラウン通貨(hundred-crown, hc)" 、
プラチナ貨は "500クラウン通貨(five-hundred-crown, fc)" 、
と呼ばれる。

神殿の財政 ◇

ナイニッシュはラウニィ神殿への税金が義務づけられている。
先住ナイニッシュ、移住ナイニッシュ共にラウニィ神殿になら喜んで税を納められるからである。
移住ナイニュッシュも、という点で、疑問に思うかも知れないが、
海賊の血を受け継いでいる移住ナイニッシュたちの間で伝わる神話の中に、
まさしく戦女神ラウニィとしか思えぬ神の神話が伝わっており、
彼らにしてみてもラウニィを信じ、敬うことは容易なのである。

その税率は、通常の信者は収入の5 %となっており、
ラウニィに仕えるクレリックは10 %(1/10税)となっている。
冒険に出ているクレリック(クレリックPCは、これに該当するだろう)にも1/10税が適用される。
余談だが、ラウニィ神殿ナイニーア本部の誇る女騎士集団「戦乙女」の地位にある9 人の乙女たちは、
義務ではなく自発的にその収入の50 %以上をラウニィ神殿に納めているという。
彼女たちの信心深さがそうさせるのであろう、と人々は信じている。

神殿はその収入を神殿の維持や各地の礼拝所新設、
見習い僧や次代「戦少女」の教育費やラウニィの祭日行事や儀式の費用、
そしてナイニーア上層部への政治工作資金として運用している。

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