BGMは、旧制第一高等學校昭和17年第52回紀念祭寮歌「彌生の道に」。不朽の名作「運るもの」を作曲した大山哲雄先輩の作曲である。一高構内を東西に貫く彌生道は、寮生にとって格好の逍遥の道、思索の道であったせいか、多くの一高寮歌に登場する。この寮歌の解説はこちらをクリックして下さい。今、聞いて見るとオーソドックスな歌い方とは、異なる箇所が多いが、作曲者指示の曲想通りに「しずかに情をこめて」歌ったつもりである。
寮歌不滅



   一高寄宿寮(東大熊谷先輩画  全国の秀才が集い学び、わが国政治経済文化のあらゆる分野で、多くのリーダーを輩出した旧制高等学校もなくなってから、はや半世紀を超えました。
 寮歌は、旧制高等学校三年の青春を寄宿寮で過ごした若者が、ある時は栄華の巷を低く見ながら天下国家を論じ、またある時は友の愁いに我は泣き、我が喜びに友は舞う寄宿寮の起伏しの中で、ただひたすらに「真理」を求め思い悩む寮生によって作られました。寮歌は、旧制高等学校生の魂ともいうべきものであり、寄宿寮の紀念祭や晩餐会、逍遥の道すがら、さらには青春の血を湧き立たせ、肉躍らせた他高との対抗試合の應援の時など、旧制高等学校生活のあらゆる場で歌われました。
 寮歌の中には、一高の「嗚呼玉杯」や、三高の「紅もゆる」など、広く世間に流行し愛唱されたものも少なくありません。「金色夜叉」の主題歌や、「酋長の娘」の曲は、当時流行の一高や高知高の寮歌の譜が演歌師などに勝手に使われたものといわれています。

 しかし、かって高下駄の音を響かせながら、白線帽にマントを翻して闊歩した旧制高等学校生世代も、超高齢化が進み、彼らがこよなく愛した寮歌は、今まさに消え去ろうとしています。各地の寮歌祭も終了するところが多く年々淋しくなってきました。後輩たる私たちは、ただ徒に懐旧の念のみにとらわれることなく、先輩が遺してくれた「現代の万葉」ともいうべきこの貴重な文化遺産を引継ぎ、声高らかに歌いながら、来ん若人に聞いてもらうことが大切です。
 

 
この「旧制高等学校寮歌集」が、旧制高等学校の素晴しい寮歌を広く世の中の若者に知ってもらい、後世に残すお手伝いに少しでも役立てれば、私の本望であります。
 takechanは、YOUTUBEでも寮歌を歌っております。アカウントは、oldage takechanです。こちらの方もどうかよろしくご贔屓の程、お願いします。

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校章をクリックしましょう。そして寮歌を大きな声で一緒に歌いましょう

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武蔵高

甲南高

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北大予科

京城大予科

台大予科
      38高以外の学校の寮歌
   1、旅順工大予科 JASRAC管理曲  唐紅の
 2、東京商大予科    長煙遠く
 3、大阪商大予科  桜花爛漫
 4、神戸商大予科    瀬戸の浦波
 5、神戸商大予科    離別
*旅順工大予科「唐紅の」は、作詞・作曲者の高橋 清がJASARACに著作権を全信託していますので、残念ながら紹介できません

 寮歌MIDI作成のために、各高等学校同窓会には絶大のご協力をいただきました。また、個人的にも北大予科・小菅先輩、台北高・冨田先輩、弘前高・山田先輩、佐賀高・佐伯先輩、高知高・土佐先輩、成城高・村瀬先輩、静岡高・村上先輩、新潟高・鈴木先輩、福岡高・首藤先輩、山口高・中谷先輩、浦和高・斉藤先輩、姫路高・山崎先輩、松本高・辻先輩、松江高・堤先輩、東京高・濱谷先輩、府立高・井出先輩、富山高・湯川先輩、二高・篠崎先輩、三高・谷本先輩、四高・市川先輩、五高・自見先輩、六高・辻先輩、七高・是枝先輩、八高・中島先輩はじめ各高先輩の方々に、寮歌集のご提供等のご協力ご指導をいただきました。ここに、厚くお礼申し上げます。

  寮歌は、旧制高等学校自治寮の魂の歌であり、流行歌等の音楽とは異なり、お金を得るために作詞作曲されたものではありません。寮が記念祭で通常賞金付きで募集し当選したものを先輩から後輩へ歌い引継ぎ、皆で育ててきたものです。寮歌の著作権が各旧制高等学校同窓会ではなく個人にあり、該学校の同窓会関係者や寮歌を引継ぐ新制大学同窓生が自由に寮歌を歌ったり演奏することが出来ないなんて、到底信じ難いことです。世の中の商業主義とはそういうものでしょうか。寮歌の灯を絶やさざらんがため後輩に寮歌を引継ぐべく懸命の努力をしている真の寮歌の権利者・各旧制高等学校同窓会の見解は、概ね、「少なくとも同窓の者は、営利目的でない限り、自分の学校の寮歌を歌い・演奏して差し支えない」と伺っています。このような考えで、takechanのホームページでは、寮歌を選曲し掲載しております。従って、同窓でない一高以外の他高の寮歌のうちJASRACに詞・曲等の権利が登録されているものは、私のホームページには掲載出来ません。
 
二高「黄金花咲く」(作曲者清水秀夫がJASRACに信託)、松江高校「笛の音うるむ」・七高「楠の葉末」(ともに作曲者梁田 貞がJASRACに信託)は著作権の関係でJASRACに多額のお金を払わないと演奏したり、録音したり、配信したり出来ないようです。*現在は、梁田 貞の著作権は消滅しております。

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