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                      平成24年以降の「近況報告」の更新記録 

                         此れまでの近況報告リスト一覧               

以下のリストのタイトルをクリックすると、各々の詳細を見ることが出来ます     H23年09月15日作成
 平成26年(2014年)
 1  02月14日 平成26年の始めに   東京都知事選、ソチ・オリンピック、120年振りの大雪ほか
 2 04年08日  平成26年の春に  ウクライナの混乱、消費税増税、ス-パ-ジャンボ機の終焉
 3 05月16日  平成26年の初夏に  韓国フェリー沈没事故、花子とアン、宝塚歌劇誕生100年等
07月10日  平成26年 梅雨の季節  長女の無事出産、FIFAサッカー、三陸鉄道の全線開通、など
 5 08月30日  平成26年の夏を終えて 理研のスタップ問題 朝日の従軍慰安婦問題 今年の高校野球
6  10月20日  秋の季節を迎えて  薩摩川内原発再開、イスラム国、青色LEDの物理学賞受賞
7  11月29日  露往霜来の季節到来  平成26年の国内外の出来事、中国漁船の宝石サンゴ事件等
8  12月28日  平成26年の終わりに  世界・日本・そして私の此の一年

 平成25年(2013年)
 1  02月15日 平成25年を迎えて   B787トラブル、アルジェリアのテロ、横綱大鵬の死去
 2 04月05日  我が家の祝いごと  長女の結婚式、下の孫の小学一年生、稲盛和夫氏講演会等
 3 05月17日   山梨に初夏の訪れ  富士山が世界文化遺産の勧告、サッチャーの死去、など
 4 06月30日  富士山が世界文化遺産に  富士山世界文化遺産関係、甲府徽典館(きてんかん)、ほか
 5 08月06日   ある日突然夏が そして猛暑が  米国個人情報漏えい、英国王室プリンス誕生、山陰に豪雨
 6 10月07日   古希を迎えて  今年の夏は猛暑日、平成25年10月で古希を迎えましたなど
 7 11月22日   晩秋を迎えて  古希の日の集い、孫の七五三、島倉千代子さんの死など
8  12月25日   平成四半世紀の締め括りに  多くの方が亡くなられた事、兎のルカの死、八重の桜のこと
平成24年(2012年)
02月29日 平成24年の初めに 大震災1年経過について、今年の目標
2  04月16日  平成24年の春  山梨の春、江戸時代に繁栄した呉服商の話など
06月01日  山梨に初夏の訪れ  沖縄本土復帰40年、東京スカイツリー、トキのヒナの幼鳥
4  07月14日  山梨にも間もなく夏が  トキの幼鳥の巣立ち、73才で2度のエベレスト登頂など
5  08月21日  ロンドンオリンピックを中心に   オリンピック、いじめ問題、液晶テレビの価格破壊など
10月04日  秋を迎えて  酷暑の夏、日馬富士の横綱昇進、富士山の世界遺産対応
7   11月15日 晩秋の山梨   ノーベル賞受賞、最近の世界情勢、福祉機器展報告など
8  12月24日  平成24年を終えて  自民党政権の復帰、北米の「財政の崖」、笹子トンネル事故等


  平成26年(2014年)

 

12月28日 
 
平成26年の終わりに    
                            
平成26年も残り少なくなりりました。最近では家の前の銀杏の街路樹がすっかり葉を落とし地面に敷き詰められた黄色の絨毯が秋の終わりを告げています。そして、今年一年を振り返り国内外の出来事をまとめ、小生の一年に付いても振り返り来年が良い年になるよう 期待を込めてまとめたいと思います。
 
  世界の此の一年
①中央アフリカのナイジェリア ガーナそしてシエラレオネを中心とする地域でエボラ出血熱が蔓延し
 死者が7000人を超えている様です。そしてECや北米で治療に当った看護師達が感染し
 世界中が大騒ぎをしています。その後対策に付いて全世界が支援物資を現地に送り蔓延が収まり
 つつありますが、こうした疫病が短時間で世界中に広がる恐ろしさは他人事ではいられません。

②シリアからイラク北部に渡る地域に「イスラム国」と名乗る集団が現在大暴れしています欧米の
 ジャーナリストを殺害し見せしめやネットに公開したりイラクの油田を乗っ取りそれを密売して莫大
 な資金を得たり、さすがにアメリカも集中空爆をしていますが、今の処目立った成果は出ていない
 ようです。

③一方、現在ガソリン価格が値下がり続きでオペックも減産出来ずにいますが、中国経済の落ち込
 みや米国のシェールオイル増産などが影響していると言います。

④ウクライナの親ロシア派がロシアの後ろ盾を受けウクライナからの独立を宣言しクリミア半島を
 ロシアに帰属させる迄は勢いが有ったのですが、EUがウクライナに加担した辺りから劣勢に
 なりマレーシアの旅客機を撃墜墜落させた事件を含め今後の成り行きが微妙です。

⑤イギリス北部のスコットランドが英国から独立する選挙をして辛うじて英国に残る結果となりました
 スコットランド地方は近くに海底油田があり その収入により独立出来ると踏んだのでしょう。
 こうした紛争はスコットランドの他にもスペインのバルセロナが独立を模索していると聞きます。

⑥韓国のフェリーが過積載による沈没事故により数百人の修学旅行中の高校性達が犠牲になり、
 しかも船長が救助をせずに船から脱出した事は日本では考えられないお粗末さです。
 それに、朴槿恵大統領の不人気が韓国経済の疲弊と相まって韓国全体が先細りしています。

⑦香港の若者達が民主化を熱望して長期関道路を封鎖し続けましたが政府は強制排除しました。
 しかしそれには中国政府が裏で画策しているといいます。その中国は汚職や女性問題で最近
 要人を逮捕したと言います。習近平主席も、共産党独裁政権の中で汚職撲滅を命懸けで取り
 組んでいるのでしょう。

⑧ペルーで地球温暖化対策を目的に開催されたCOP20では今迄自国の利益優先で対応が遅れ
 たアメリカや中国が漸くテーブルに付き先進国と発展途上国との綱引きが展開されていますが、
 一方ピースボートが世界遺産のナスカの地上絵に無断で踏み込みスローガンを書き込む失態が
 世界中から非難されています。いずれにしても、南極海の調査捕鯨を邪魔したりどうしようもない
 団体です。 
 
⑨パキスタンでイスラム過激集団が小学校を襲い140人以上の小学生を射殺する事件が12月
 16日に起きました。ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんへの報復とも取れる残忍さ
 ですが、元々イスラムの人達は男尊女卑の考えが強く数年前に山梨出身の山本美香さんが
 シリアで迫害される女性の実態を取材中にイスラム過激派により殺害されましたが、何の罪も
 ない子供達へ危害を加える神経が到底理解出来ません。

⑩ロシアの通貨(ルーブル)が此の処極端に下落しています。12月16日に一日で20%も下落し
 1ドルが79ルーブル迄になったそうです。年初Ⅰドルが33ルーブルが1年間に4割近くに下落
 していまが、その要因は原油価格の下落やウクライナ危機に対する欧米の経済制裁等で国内
 の物価高が続いていますし、通貨への信頼が浮足立っているそうで財政危機が叫ばれている
 ようです。北米のシェールオイルの産出や中国経済の不調などにより原油価格が下がっている
 ことも原因の一つだそうでかつてのギリシャの様に国自体が財政破綻すると、ロシアが大国で
 あるだけに世界経済が成り立たなくなる事が懸念されます。
 

⑪アメリカとキューバが55年の時を経て国交を回復することになりました。そして、両国の仲介
 役をローマ法王が仲立ちしたとは、法王の努力に感謝したいと思います。来春にはキューバに
 アメリカ大使館が建設されて、いよいよキューバの復興が実現します。 これからのキュウバの
 経済発展が楽しみですが、かつてキューバはカストロ政権のもと共産党独裁国家を長く続け
 ましたが、長い時間の末に両国の友好を実現したのです。長い冷戦時代を経て経済発展を画策
 するキューバを今は亡きカストロも喜んでいる事でしょう。

⑫大韓航空の女性副社長が乗務員の対応が気に入らないと乗務員を降ろす為に駐機場に引き
 返したことが問題になっています。韓国は同族による経営が多いそうで、今回も社長の娘が副
 社長で、見る限り大した女性では有りません。上記フェリー事故の場合も
 何か韓国社会の恥部が表れている様に思いますそして12月24日に逮捕されましたがまた
 また副社長に有利な執行猶予付きの判決になることが予想されています。

⑬胡錦濤前国家主席の側近が7000億円を超える金を私服し逮捕されました。この他にも3人の
 高官が賄賂等で逮捕されていますが、習近平国家主席は共産党の大物の汚職や 腐敗官僚
 を撲滅するのに躍起です。

⑭最近北米では黒人の少年を白人の警察官が銃で殺す事件が増えています。この事件に抗議
 して黒人の集団がデモを行う場面が報じられていますが、此れを黒人への人種差別と見るか
 銃社会の悲劇と見るか議論の分かれるところです。
 2  日本の此の一年
 ①「ひまわり号」が10月7日に「はやぶさ」が12月3日に種子島からH2Aロケットにより打ち上げ
  られどちらも成功しました。処で、私が子供の頃はまだロケット技術が十分ではなく海外から重要
  な制御装置をブラックボックスとして使用していましたが、現在は国産技術の進歩により世界
  有数のロケット王国になりました以前名を馳せたヨーロッパのアリアンロケットのニュースを
  聞きませんが、それは日本の技術が高まったからでしょうか。

②青色LEDを開発し実用化した日本の科学者3人がノーベル物理学賞を受賞し、ストックホルムで
 授賞式がありました(12/11)それにしても世界中でこんなにも活躍するLEDが日本人達の手で
 実用化されたことを誇らしく思います。

③自然災害が多発しました(長野北部の地震や木曽御嶽山・阿蘇山・宮城の蔵王岳そして福島の
 吾妻山等の噴火と、とにかく火山の爆発と地震それに豪雪に振り回された一年でした)

④衆議院選挙を何故年末のこの時期に行うのかが判らずに実施され(12月14日) その結果、
 自公が3分の2超えの圧勝に終わりました。日本海側の大雪もあり投票率が低かったことも
 自公に優位に働いたのかも知れません。しかし、山梨では0増5減の今回の選挙では3区から
 2区になる山梨は野党が結束・協力し民主党が自民党に僅差で勝利し1区・2区共自民党が
 いない珍しい県になりましたが、自公が圧勝する中で野党が勝利した事で私は留飲が下がる
 思いです。しかし現在の自民党(安倍政権)は「戦後レジームからの脱却」を主張していて、
 戦争直後GHQによる押し付けられた民主主義や日本が再び戦争をしない為の再軍備を放棄
 した憲法9条は米欧から押し付けられていると主張していますが、外国で作られた事が問題
 ではなく戦争を放棄した憲法9条は世界に誇れる条項であり、集団的自衛権など米国の力が
 衰えた時にアメリカに寄り添ってばかりはいけないとする考えは、だから日本は軍隊を持つ
 必要が有るとする自民党の考えには納得出来ません。戦前の軍国国家に戻ってはいけない
 のです。其れよりも「力の圧力」ではなく日本の不得意な「外交」により存在感を与える国で
 ありたいと私は思います。

⑤IPS細胞による「加齢黄斑変性」の手術が成功し、IPS医療の実用化に道が開けました理研
 の髙橋教授による手術でしたが、経過は良好で光を取り戻した患者はどれ程か嬉しかった
 ことでしょう。

⑥特定秘密保護法が12月11日に成立しましたが、此の法律を実施する上での線引きが曖昧
 で時の政権に任されることに多くの人達が反対しています、私も大反対です。

⑦タカタ製のエアーバックが高温多湿の中で破裂する事故が北米で発生し全てをリコールする
 事が決まりましたが、ホンダやトヨタ等が今後タカタとどの様に対応するのか全米で 2千万台
 以上なので国内対応を含め今後の成り行きが問題です。タカタはシートベルトメーカーですが 
 エアーバックにも進出していたことを私は知りませんでした。

⑧危険ドラックによる犯罪が収束できません。原料が主に中国から密輸されていてネット販売
 されていては、行政は取締りが不可能です。

⑨羽生結弦選手が11月の練習中に中国選手と衝突し大怪我をしましたが、無理をしてその
 後の試合に出場した事が賛否両論となりましたが、結局上位6人(」日本人3人)で争った
 グランプリファイナルで断トツの一位で優勝しました。メデタシ・メデタシです。

⑩テニスの錦織圭が大活躍し現在世界で5位になりました。特に、全米オープンで優勝した
 時は鳥肌が立ちました。来年は更なる活躍を期待したいと思います。

⑪最近「ヘイトスピーチ」が問題になっています。ヘイトスピーチとは、人種や宗教、性的指向
 や性別等の要素に対する差別・偏見に基づく憎悪(ヘイト)を表す表現行為のことで日本では
 「憎悪表現」や「差別表現」と呼び、在国コリアン学校へ出向き「お前達は日本から出て行け」
 と叫ぶ輩が裁判所から処罰されましたが、北米でも白人の警官が黒人を射殺したのもヘイト
 スピーチです

⑫台風並みの爆弾低気圧が日本中を襲い、特に北海道が大変なことになっています。そして、
  道東の帯広や根室に被害が集中していますが、この冬は暖冬との情報が嘘のようです。
 それにしても、COP20ではアメリカや中国がやっと削減案を示していますが、発展途上国
 とのなすり合いで来年どの様に収束するのか益々難しくなって来ました。そして、新潟の
 津南町では2メートルを超える積雪で道路が寸断し12月の内にこの様な被害となるとは、
 来年がどの様になるのか(?)今から陽気が心配です。

⑬スタップ細胞を作る事が出来なかったと理化学研究所が12月19日に正式発表しました
 小保方ユニットリーダーは当日欠席しましたが、悪意ではないと私は信じます。しかし、副
 センター長が後を小保方さんに託し自殺し今年は色々な事が有りましたが小保方さんも
 さぞかし無念な事でしょう。とにかく今は休養し来年は研究をどの様に進めるかをいちから
 考えて見ると良いでしょう。ひとまず区切りを付ける意味で理研を退職したことも理解でき
 ます。

⑭東京駅開業100周年を記念したIC乗車券「Suica(スイカ)」の販売が予想以上の人出の
 ため中止された問題で、JR東日本は22日に当初予定していた限定販売を取り止め、希望
 者全員に販売すると発表しました。販売時期は決まっていない様です。記念スイカは20日
 午前7時過ぎに限定1万5000枚の予定で販売を開始しましたがその時点で約9千人が
 集まっていて、JR東日本は安全確保の為に約8千枚を売った所で販売を中止しました。
 そして、オークションサイトでは、既に販売されたスイカ(1枚2000円)が数万円単位で
 落札されている様ですが、JRは「今のところ対策は考えていない」としています。そして
 記念スイカは東京駅の赤レンガの駅舎をモチーフにしたデザインで、1人3枚迄として
 いた購入枚数をどうするかは未定で、インターネットやはがきで希望を受け付けることを
 検討していると言います。

⑮昨年傘寿を迎えた天皇陛下が12月23日に81歳になり随分年を取られましたが、年間
 を通して公務が多過ぎる様に思います。皇太子が公務の一部を分担しても良いのでは
 ないかと思います。

⑯天然ガスの一種である「メタンハイドレート」が太平洋沖に続き日本海側でも埋蔵が確認
 されています。メタンを中心にその周囲に水分子がシャーベット状に結合しているもので、
 日本海側の方が太平洋より浅い事で採り易いそうです。しかも、日本が使う1年間の天然
 ガスの百年以上が発見されていて埋蔵の可能性はまだまだ未知数です。この技術が
 開発されると日本のエネルギー政策が一変し電気代やガス代が安くなるどころか
 日本のエネルギーが一変するそうです。

⑰高倉健さんが83才で、菅原文太さんが81才で亡くなりました。私は映画を見ませんので、
 彼らの事を殆ど知らないのですが、平成20年に北海道の夕張で「幸福の黄色いハンカチ」
 で高倉健が主演していることを知った位です。しかし、二人とも80才過ぎで亡くなっていると
 言うことは、私もあと10年の寿命と思うと寂しい思いがしますが、私は日野原重明さんの
 103才を目指して長生きしたいと思います。

 3
 私の此の一年 ①6月に長女が男の子をそして11月に三女が女の子を出産し2人の孫は順調に元気良く育っ
 ていますが、今年の私の一番の仕合せです。

②昨年は足の具合が悪く中止した国際福祉機器展の見学と小学校のクラス会に60年ぶりに
 参加しました。小学校のクラス会では皆が一様に年を取り苗字と顔が一致しない人が数名
 いましたが2時間を楽しく過ごしました。

③4月にかつて厚木にあった工場の人達に会いに出掛けました。今では21人になりましたが、
 お互いに歳を取り昔話に花が咲きましたが年長者は90才に近い方で、しかしご壮健で話され
 ていたことを思うと私も更に長生きをしなければと思いました。

④2月中旬に1メートルを超える大雪が山梨に降り、鉄道は除雪作業が間に合わず5日間不通
 となり高速道路や国道も一週間止まりましたが、家の周囲は積もった雪の片付けで大変でした
 そして、腰の悪い私に代わり娘達夫婦が雪掻きに来てくれました。しかも、積もった雪で庭木が
 垂れ下がりスレート屋根が壊れましたのでその修理とこの際屋根の塗装を頼みました。30年が
 経ち一部が白色化していましたので塗装後は黒光りした新築当時の屋根に生まれ変わりました

⑤妻が愛用した軽自動車が古くなりましたので消費税が上がる前に新車に買い替えました。妻は
 かつて階段から落ち首の回りが悪く怪我以来運転しなくなったのですが、カーナビによるバック
 モニターにより後方確認が出来る事と、こうしたオプションを付けても100万円で購入出来る
 とは驚きですし、燃費が良く リッター25kmを走る事も驚きです。ふるさと出産中の娘がスタット
 レスタイヤに替えてくれましたが、古いタイヤでも十分使えますが最近のタイヤは低燃費で性能
 がアップしていますので、娘の言葉に甘えさせて貰うことにしました。

⑥12月になり健康チェックをしました。特に肝臓と胃カメラによるチェックを毎年やっていますが、
 お陰様で異常は有りませんでした。

⑦私は足腰が悪く特に70才が近付くと思う様に歩けません。そこで、病院でレントゲンとMRIで
 腰骨と背骨に神経が接触し圧迫していないかを検査して貰いましたが、今の処は異常なしとの
 事なので、腰の悪い私は少しずつ筋トレにより足腰を鍛えようと思います。
  
   今年1年のまとめ 海外関係
①中央アフリカで発生したエボラ出血熱の流行。まだまだ沈静化迄には時間が必要です。
②イスラム国の暴挙。最近オーストラリアで人質を取り民家に立て籠る事件でイスラム国との
 関係が依然不明です。
③ウクライナで親ロシア派がロシアへの編入を希望し内戦状態が今も継続。しかし、最近情報が
  不足しています。
④イギリスのスコットランドの独立選挙が辛うじて独立を免れました。スペインのバルセロナも同様
  です。
⑤韓国フェリーの沈没事故や韓国経済の先細りなど朴槿恵大統領の不人気が心配です。そして
 大韓航空の女性副社長が乗務員の態度が悪いと飛び立とうとする飛行機を空港に戻すと言う
 やってはいけない事件が起きていますが、何か最近の韓国は国内が乱れています。
⑥香港の若者達が民主化を求め立てこもり一時騒然となりましたが、強制排除されました。
⑦ペルーで開催したCOP20で、ピースボートが世界遺産のナスカの地上絵へ無断で踏み込み
 世界中から非難されました。
⑧パキスタンで140人以上の小学生を殺害したイスラム過激派の蛮行に世界中が非難しています
 がノーベル平和賞を受賞した少女への当て付けにしては酷ど過ぎます。
⑨ロシアの通貨(ルーブル)が極端に下落しロシアがこのままでは経済破綻をする状況ですが
 ウクライナ危機で欧米は経済制裁を緩めていない状況の中で今後の状況が懸念されます。
⑩北米とキューバがローマ法王の仲介により仲直りすることになりました。55年続いた両国の不仲
 が改善できる見通しが付いた明るい話題ですが、キューバは今後とも社会主義を続ける様なので
 どの様に収束するのか(?)に注目です。

国内関係
①「ひまわり
8号」が10月7日にそして「はやぶさ2」が12月3日に打ち上げに成功しました
②青色LEDを開発し実用化した日本の科学者3人がノーベル物理学賞を受賞しました。
③御嶽山・阿蘇山・宮城の蔵王岳・福島の吾妻山の噴火と長野北部の地震等自然災害が多発して
 います。
④衆議院選挙で自公が大勝し民主党党首の海江田さんが辞職しました
⑤IPS細胞による「加齢黄斑変性」の手術が成功、失明者に光明の光が戻るIPS医療の実用化に
 貢献しました。
⑥タカタ製エアーバックが高温多湿の中で破裂する事故が北米で発生し数千万台以上のリコ ール
 になるそうです。
⑦危険ドラックについての事故が多発。早く麻薬としての法律化が必要
⑧錦織圭や羽生結弦選手等の若者の活躍が目立ちます。日本人としての誇りです。
⑨台風並みの爆弾低気圧が12月から日本中を襲い北海道や北陸が大きな被害を受けましたが、
 今年の冬がどうなるのか心配です。
⑩スタップ細胞を再生出来なかったことを理研が発表しました。残念ですが此れからの研究を
  どう進めるのかに期待したいと思います。
⑪東京駅開業100周年を記念したIC乗車券「Suica(スイカ)」の販売が予想以上の人出のため
 中止された問題で、JR東日本は22日に当初予定していた限定販売を取り止め希望者全員
 に販売すると発表しました。販売時期は決まっていない様です。
⑫天皇陛下が81歳の誕生日をお迎えになりました。お元気そうに見えますが、此れからは一
 部の公務を子供たちに分担し、健康に気を付けて欲しいと思います。
⑬天然ガスの一種である「メタンハイドレート」が太平洋沖に続き日本海側にも埋蔵が確認され
 日本が使う1年間の天然ガスの百年分以上が発見されているようです。そして、この採掘
 技術が確立すると日本のエネルギー政策が一変し電気代やガス代が安くなるどころか
 日本のエネルギーが一変するそうです。
⑭高倉健さんが83才で、菅原文太さんが81才で亡くなりました。日本の映画界に君臨した人達
  ですが、映画を見ない私には彼らの事を良く分かりません。

私の一年
①6月に長女が男の子を そして11月に三女が女の子を出産し嬉しい一年になりました。
②国際福祉機器展の見学と厚木で開かれた旧友との集い、そして小学校のクラス会に60年
 振りに出席しました。
③2月に1メートル以上積った大雪で植木に積った雪で屋根瓦が破損。その修理と屋根の塗装
 を行いました。
④妻の軽自動車が古くなり、消費増税前に新車に買い替えました。しかし、カーナビによる
 バックモニターと衝突防止装置付きで100万円で購入。しかも停車時にエンジンがストップし
 燃費を向上( リッター25km)出来たことも驚きです。
⑤6月に腰骨と背骨をMRIとレントゲンで診て貰い現状は神経(脊髄)と骨の接触はないことが
 分かり、11月に年に一度の定期検査をやり、血糖値が問題の他は異常はない事
が判りました
 そこで、来年は足腰を鍛え
日野原さんが言うように目的・目標に向けて一歩前進を心掛けよう
 と思います。


過日のNHK「日本百名山」で丹沢を放送しましたが、私は若い頃幾度となく登った懐かしい山なのです。ヤビツ峠から蛭ヶ岳までを一泊二日で登る番組でしたが、随所に記憶にある景色を観る事が出来て素敵な山旅でした。

今年も年内から大雪による被害がそこ此処に出ています。最近は徳島で大きな災害が出ていますし北海道や北陸の日本海側は今から雪害で大変です。今年は暖冬と聞いていましたが、これでは長期予報が嘘の様で山梨の冬がどうなるのか(?)この春の積雪を経験しているだけに、少々不安です。それでは、皆様良い新年をお迎え下さい。来年も宜しくお願いします。


7

11月29日 
 
露往霜来の季節到来    
                           
露往霜来(ろおうそうらい)」と言う四文字熟語が有りますが、露が下りる秋の季節が去り、霜の降りる季節が来ることを言いますが、
「時の過ぎるのが早い」たとえを言います。その露往霜来があっという間にやって来ました。あんなに青かった街路樹
のハナミズキの葉が紅葉し今では落ち葉となり歩道を埋めていますそしてそれぞれの冠雪が富士山では10月16日に
八ヶ岳が10月19日にそして甲斐駒ケ岳が11月13日に初冠雪しましたが山梨の冬支度がすでに始まっています。
とにかく今年も短い秋でした。そして11月になると最低気温が10℃を下回り私も風邪対策に躍起です。

今年も大きな災害が各地で起こり良い一年では有りませんでしたが、しかし長女が6月に男児を そして、三女が11月に女児を出産し、二人の孫が元気に誕生しすくすくと育っていることは私にとって何より有り難い一年となりました。

しかし、世界中ではウクライナ国内の混乱や、イラクやシリアでイスラム国なる集団が乱暴狼藉を繰り返しそれに共鳴してかシリアに向かう世界中の若者が増えています。しかも、西アフリカで発症したエボラ出血熱が欧米に広がり各国は自国への感染を封じ込むことに懸命です。日本でも異常気象による各地の災害や御嶽山の墳火など国内外が落ち着かない一年であったと言えるでしょう。そうした中で、気象衛星ひまわりの打ち上げ成功と青色LED開発と製品化を果たした3人の日本人のノーベル物理学賞の受賞は我が国の技術力の高さを世界が認めてくれた点で久々の嬉しい出来事でした。

NASAが打ち上げた新型ロケット(アンタレス)が打ち上げ直後に爆発炎上しました。日本時間の10月29日7時(AM)とのことで、ISSへ食料や物資を送り届けるロケット(HTV)でしたが、日本の機材も含まれていて大変残念です。
そして、米国のロケットメーカー2社の内の1社(オービタル社)の製造だそうですが、日本で言えば三菱重工{H2A(B)ロッケット}や石川島播磨重工(IHI)のイプシロンロッケットですが、H2Aは気象衛星ひまわり迄24回連続打ち上げに成功していますが日本も今回の事故の原因究明に協力したいものです。そして 現在ISSには来年3月迄食料の備蓄があるそうですが次回の打ち上げがどうなるのか(?)今後の予定が気になります。そして、NASAはスペースシャトル
無きあと新しいロケットの製造を民間に委託し開発費のコスト縮小を計画している矢先の事故で、しかもオービタル社はコスト削減の為に一段目エンジンを旧ソビエト製を使用していた様で此の辺りに問題が有りそうですが 今回の事故はNASAにとっても極めて痛手です。そして日本のHTV(こうのとり)はH2Bを使用し米国のHTVの2倍(4t)を打ち
上げられるので、NASAが協力要請をしてくることも考えられるとのこと。
尚、11月30日に「はやぶさⅡ」がH2Aロッケットにより打ち上げ予定ですが、是非共成功して欲しいと思います。
HTV:宇宙ステーション補給機H-II Transfer Vehicle 略称: HTV宇宙開発事業団(NASDA)と宇宙航空開発機構
     (JAXA)が開発し、三菱重工やIHIなどの企業が製造し国際宇宙ステーション(ISS)で使う各種実験装置や
     宇宙飛行士の食料や衣類の輸送業務を担う無人補給機で、愛称は日本では「こうのとり」と言います。

北朝鮮が5月にストックホルムで特別調査委員会を設けて本格的な調査を開始する旨日本と合意し、夏から秋に向け
中間報告を行う事を約束した件で、今回ピョンヤンで報告すると呼び掛けが有りましたが、しかし今回も具体的な報告は有りませんでした。しかし、特別調査委員長自らが出席し対応した点は半歩前進と日本政府側は評価していますが
何か北朝鮮の引き伸ばし作戦の罠に嵌まっているように思います。

小笠原諸島の排他的経済水域に大量の中国船が宝石サンゴを採りに来ています。勿論違法操業ですが余りに多い集団に海上保安庁も手をこまねいています。この儘続く様ならば国際司法裁判所に提訴する等の対策が必要ですが
日本政府も中国政府との友好改善もあり難しい判断なのだそうです。しかし、網を入れて根こそぎサンゴを採る漁法は地元の漁民の生活に甚大な被害が出るものであり早く政府間で決着して欲しいと思います。そして、11月後半に海上保安庁もシビレを切らし全国から巡視艇を集め取締りを強化していますし、ひと頃より中国漁船も減って来ています。

私は毎日午後にウォーキングを心掛けていますが、自動車に注意すると共に自転車にも気を付けています。特に歩道を走る自転車が急に無音で追い越して行く時が一番怖いケースです。そして、例えば自分の子供が自転車に乗り他人を死亡させた場合に一億円を超える賠償責任の判決が出て自己破産をしたとのこと。スマホをやりながら片手運転をするなど自転車のマナーの悪さに呆れます。そこで、家庭全体で保険に入って置くことが必要で年間数千円で1億円が保証されるそうです。そして、保険会社やコンビニ等で扱っているそうですがあまり知られていません。しかし、携帯やスマホをやりながら片手で自転車をこいでいる姿は一億円の損害賠償を知れば決してそうした行為はやらなくなるでしょう。

日銀が10月31日の金融政策決定会合で、追加の金融緩和策を決めました。これ迄長期国債などの金融資産を購入して市場に資金を供給する量(マネタリーベース)を年60兆~70兆円増やすとして来ましたが、これを80兆円に拡大
消費増税後の消費や生産の低迷が長引き原油安もあり消費者物価の伸び率が鈍化している為で想定外の追加緩和で株高、円安、金利低下が進みましたが、効果が見え難い事などから日銀内でも賛否が分かれ、金融政策を決める政策委員9人の内4人が反対したそうです。しかも反対した人達は野村証券など経済に精通した人達で、賛成した人は大学の教授など経済に必ずしも長けていない人達で最後は黒田総裁の考えで日銀の方針が決まったと言います。その点を田原総一郎氏はアベノミクスの第三の矢の「成長戦略」の見通しが不確実の中で一時凌ぎで打った手であると彼は言います。ですから、一時的な株の上昇は長期的ではなくいずれ不調になる運命にある様です。しかし、発表後株価が一時800円以上上がる等市場も混乱しましたが、その日のNY市場でダウ平均が最高値となり為替相場も現在1ドルが118円になるなど日銀の今回の発表が世界中で話題を呼んでいますが、果たして今後為替相場がどうなるのか(?)興味深々です。その連休明けは一時日経株価が17、000円を越え今後日本経済にどの様に影響するのか(?)私にはよく判りません。そして現在12月に衆議院の解散総選挙が決まりましたが、何の為の選挙か(?)、来年消費税の値上げを先送りすることに対する国民へ信を問うと言いますが、最近はアベノミクスへの信を問うとの
発言に変わって来ています。それは、自民党に体力が有る時期に総選挙により体制固めを目論んでいると私は見ていますが最近の自民党には矛盾する幾つかの政策に違和感が有り、私は今後とも反自民であり続けたいと思います

錦織圭が全米オープンテニスで準優勝に続きマスターズ・パリ大会でランク6位のフェレール(スペイン)を逆転勝利し年間獲得ポイントで6位以上となることが確定したそうですが、8人でロンドンで競うツアー最終戦進出が確定しましたが、今後の活躍が楽しみですが、強靭な精神力の素晴らしさには脱帽です。しかし、ロンドンで開かれた男子テニスの上位8選手により争われた今季最終戦(バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ:賞金総額が650万ドル)で
錦織は11月11日の試合でフェデラーに大敗し準決勝に向け1勝1敗となり最終的には5位になりましたそれにしても
今年の明るい話題です。

11月5日のNHK第一放送の午後の番組「此処は古里旅するラジオ」は私の住む甲斐市の敷島総合文化会館からの放送でした。此処は私のウォーキングコースに有る建物ですので、午後のひと時80チャン号を見に出掛けました。
司会は甲府放送局の和田アナウンサーでしたが、以前は山梨大学のキャンパスで、海洋酵母を使いワインを作った教授の放送でしたが山梨大学には唯一ワイン学科がありますが、そうした事を紹介しました。そして今回は誕生10年を迎えた甲斐市の紹介と、竜王地区で採れる八幡芋(粘り気のある里芋)の紹介、そして市制10年を機会に作られた
マスコットキャラクターの八幡イヌ(八幡芋+甲斐犬)の紹介などでした。

過日のNHKスペシャル番組で医療で使える「ビッグデータ」の開発が進んでいる事を放送しました。しかも、その開発者は医師ではなく金融の世界で経済の変化をビッグデータで予測する技術で、そのデータを使って早め早めに兆候を予測すると言うのです。その例えは子供が学校でインフルエンザに罹る割合をビッグデータで知る事が出来れば、病院に集中する患者を少なく抑える事が出来ると言うのです。そして、ビッグデータを使って癌の発生を早く掴むことで早期に手術を実施し早期退院を可能にする事が出来るというのです。そして、多数のデータを取るためにオシッコの量や血圧や血糖などのデータにため込むことが必要で此れを効率良く如何にやるかが今後の課題だそうです。街の中で喘息に掛かる割合のビッグデータにより、早期発見早期治療に成功しているアメリカの州の事例を紹介していました。

アメリカの中間選挙で上院下院とも共和党が過半数となる結果となりました。オバマさんの人気が下.りかつての勢いが無くなった事が主な要因ですが、かつてシリアの内乱で米国が指導的立場にありながらロシアのプーチンに立場を奪われたころからオバマさんの人気がなくなって来たように思います。そして、最近ではイスラム国への対応やエボラ出血熱の対応遅れなど後手になっていますが、アメリカは現在景気が上向いているものの財政の崖の一つの軍事費の削減等の今後の課題にオバマさんの手腕が期待されながら遅々として進んでいない事に国民が失望しているのが今回の中間選挙の結果であろうと思います。そして、彼の人気が無くなると「スピーチは上手でも交渉事は下手」を言う人が多く人間劣勢になると言われっぱなしです。

台風20号が去った後も小笠原諸島の排他的経済水域に200隻に余る中国漁船が宝石サンゴを採りに来ていますが
当然密漁で水産庁が国内水域に入ることを監視しています。そうした中で、APECが北京で開催された中で、日中
首脳会談が2年半ぶりに実現しましたが、何とも形式的で習近平国家主席はニコリともせず硬い表情の会談でした。
しかし、まずは両首脳が顔合わせをしたと理解した方が良さそうです。

最近魚が獲れず魚業者は困っています。特にモドリカツオが不漁だそうで台風が連続して三陸沖を通過した関係とか平年よりそもそもカツオの量が少ないとか諸説が有る様ですが、大船渡の漁港は殆ど水揚げが無いと言います。
どうりで、スーパーの魚売り場からカツオを見掛けなくなりました。反面、北海道ではイワシが大量に獲れ過ぎて始末
に困っていると言います。まさしく魚にも地球環境が狂っている影響が現れているようです。

韓国のフェリ-沈没事故で乗客を救出せず自らは乗客を放置して脱出した船長に懲役36年の刑が言い渡されました。日本で有れば当然死刑ですが、どうも韓国はこうした点でもお粗末です。確かに海洋警察や船主の安全対策にも問題は有りますが、船長は船の責任者ですから何を置いても乗客を救出すべきで、それを怠り船長としての義務を果たさなかた事を韓国裁判所は殺人には当たらないと言うのです。しかし、今回は地方裁判所の対応ですから、今後上級裁判所の判断に期待したいと思います。

南極観測船の「しらせ」が南極へ向け11月11日に出港しました。来年1月に南極に到着するそうです。私は若い頃、晴海ふ頭に接岸された南極観測船の「富士」を見学した思い出が有りますが、古くは「宗谷」が氷に閉ざされて、乗組員は飛行機で脱出しカラフト犬のタロとジロの兄弟がペンギンやアザラシを食べて越冬し翌年元気に見つかった話は衝撃と感動をもたらし明るい話題として当時日本中に伝わりました。そして後日タロとジロの剥製が東京タワーの建物の前に展示されていたことを良く覚えています。

過日毎年開催される「山梨テクノメッセ2014」」を見学に行きました。お目当ては、NHKが出展した8Kスーパーハイビジョンで現在のハイビジョン映像の16倍の超高精細映像で確かに鮮明な映像に感動しました。私は2005年(平成17年)に開かれた愛知万博でスーパーハイビジョンの600インチ映像を見てその繊細さに驚きましたが、当日NHKの人に質問をすると今回の映像は愛知万博と同じ画質ですが、当時はプロジェクターによる映像でしたが今回はLEDを使用しているとの事。青色LEDが開発されてコンパクトにまとまっているとの事でした。そして、2016年(再来年)迄に試験放送を開始し2018年に実用化をそして2020年のオリンピックに本格普及を目指していると話してくれました
7年前に都会の雑踏を鮮明に映し出し山梨のワニ塚の一本桜が風に舞い散る姿は今も鮮明に記憶に残って居ますが
今後の普及を考えるとコストがどの様になるのか、NHKを中心にテレビ製造メーカーの技術革新が待たれます。
そして、今度こそ特許や製造技術のノーハウをしっかりさせてサムスン等の海外企業の追従を許して欲しくありません

新しい沖縄県知事に普天間基地を辺野古沖に移転する事に反対する翁長さんが勝利し、仲井真さんが敗れました。
11月17日に帰国した安倍総理は消費税10%アップ対応や衆議院の解散や今回の沖縄県知事対応、そして7~9月のGDPが2期連続のマイナスで-1.6%になる等今後の安倍政権の対応とその展開の苦戦が微妙です。そして、
安倍首相は外遊後消費税の10%増税を一年半先送りしその是非を年内に総選挙を実施して国民に信を問うと発表しましたが、私はこの考えに反対です。GDPが下がったことは消費税の問題ではなく日本経済が低迷しているからで消費増税でGDPが下がったのではなく、日本経済が低迷していることと関係しているのです。と言うことは如何に経済を活性化させるかが最優先で野党から「アベノミクスに問題あり」との指摘に対して「アベノミクスに問題なし」は説得性がないと思いますが、どう見ても現状の安倍政権の支持率が高い内に(いまのうちに)国民の信頼を得て置こうとの
魂胆がかい間見えています。そして、今回の選挙で自民党の議員数が減少したとしても、まだ任期が2年ある中での解散総選挙は野党にとっても突然の解散で準備が間に合わず混乱を狙った安倍政権側の作戦との見方は私一人
だけではないでしょう。今回の選挙で国民の厳正な審判に期待したいと思います。

しかも、習近平との日中首脳会談が漸く実現しましたが素っ気無い会談でした。元総理の福田さんが事前調整した割には愛想のないものでしたが、こうした場面はそもそも織り込み済みであったのかも知れません
そして中国では自前の戦闘機が墜落したり香港の学生達が通りを占拠し民主化を求める活動や一方、イスラム国が欧米のジャーナリストを今回も虐殺する暴挙を繰り返していますが、その点日本はまだ治安が安定している分まだましなのかも知れません。そして、11月21日解散12月14日投開票と決まりましたが、「みんなの党」が解党する等政治全体が極めて不安定になっています。

 高倉健さんが83才で他界しました11月10日に悪性リンパ腫で亡くなったそうですがそれが18日に報道されると多くのテレビ局が追悼番組を流しました、しかし、私は映画を見ませんし、高倉健の名は知っていますが平成20年に北海道を旅行した時に夕張で彼が主演した「幸福の黄色いハンカチ」を初めて知ったくらいです。そして彼を中心とした番組を今回観て日本男子の真髄を見た気がします。「人は死んで名を残し、虎は死んで皮を残す」の言葉が相応しい誰からも愛された人物であったことを初めて知った次第です。

11月22日の22時過ぎに長野県北部(白馬村)を震源とする震度6弱(M6.7)の地震が発生し、多くの民家が被害を
受けました。一階部分が潰され下敷きになった家もありましたが、その日の夜に地域の取り組みによる救出隊が組織され幸いにして死者は今の処出ていませんが、道路は亀裂が走り23日の朝に全容が見えて来ました。気象庁では
過去の新潟地震と共通する活断層が原因の地震だそうです。そして、倒壊した民家の中で比較的しっかりしている家は築後200年以上が多く豪雪地帯で有るこの地域は太い大黒柱に支えられていて家全体が頑丈に出来ているので倒壊を免れたと言います。山梨でもかなり揺れましたので、妻の実家の長野県南部の飯田市に安否を確認しましたが震度3の地震で被害はなく安心しました。山梨も糸魚川~静岡の地溝帯(フォッサマグナ)の線上にありますので複雑な気持ちです。そして、後日のテレビ番組によると 日本大陸は東南海地震のような海溝部分の大地震の他に震源が浅い活断層の場合は局部的な被害が起きる場合や御嶽山の様な突然の噴火などが活発化する局面に向かっていると言います。

バンフォーレ甲府がが11月22日にサンフレツチェ広島に2:0で勝利しJ1リーグ残留を決めました。バンフォーレは優秀な選手が毎年他チームに引き抜かれその都度チームの補強を続けていますが、今年も甲府出身の柏が広島に移籍し残留すれすれでしたが、逆から見ればそうした緊張感から残留スレスレでもJ1に残ることが出来たと言えるでしょう
しかし、今年もJ1残留を決めた城福監督が今季で監督を辞める事が決まり山梨ではその去就と新監督の人選が話題になっています。そして大相撲でも甲府出身の「竜電」が一昨年十両に昇進しながら股関節の怪我で序の口迄下がり先場所序の口で全勝し今場所序二段にそして11月場所で再び序二段で全勝しましたそこで1月場所はうまく行けば幕下に上がることが出来るかも知れません。

今年も私の部屋のストーブにヤカンを乗せて暖を取りながらお湯を沸かす季節がやって来ました。確か2000年当時に停電すると石油ファンストーブが使えないので電気が不要な普通のストーブを購入しましたが、あれから14年間も使っています。そして、今では公園や街路樹の木々の葉も落ち寒い冬を迎えましたが、一方12月初旬に60年振りに小学校の旧友に会いに渋谷に行きますので次回に報告したいと思います。そして、此のホームページを転送する予定の翌日に、「はやぶさ2」が種子島から打ち上げられますが必ず成功するでしょう.。しかしその日の現地の天気が打ち上げ可能なのかが判らないので、予定通り29日に転送することにしました。しかし、その後阿蘇の中岳が11月27日に噴火し今後どの様になるのか暫く様子見の様ですし、宮城県の蔵王山でも小規模の噴火が観測され小笠原諸島の無人島(西ノ島)が爆発し島が陸続きになった時には日本の領土が増えたことを喜びましたが、次々に発生する火山の噴火に富士山は大丈夫か(?)と山梨に住む私には心配事しきりです。それでは、忙しい年末を迎えますが風邪等を引かないようにお過ごしください。次回は12月後半に報告したいと思います。

 

10月20日  

秋の季節を迎えて                                     

  9月下旬に金木犀の甘い香りが私の窓にも届き 今年もいつしか秋の季節を迎えましたそして10月になるとさすがに
吹く風は寒く半袖では肌寒くなりましたが、此の夏は昨年より気温は高くはなかったのですがとにかく蒸し暑い夏でした
そして今年は各地で大雨による洪水や土砂崩れそれに崖崩れで多くの人が犠牲になりましたがそれは太平洋高気圧が昨年より発達せず高気圧と前線の間を湿った南風が吹き込み 特に西日本の限られた地域に集中して雨を降らせた為に広島や高知等の被害が大きかったのでしょう。太平洋高気圧が昨年より発達しなかったのはエルニーニに原因が有るようですが、その他にも日本の上空を通る偏西風の蛇行も大雨を降らせた要因であるとのことです。
そこで、今年の夏は複雑な現象が絡み合って発生した異常現象であったと気象庁は結論付けましたが、更に 来年
以降の夏がどうなるのか今年は山梨でも1mを超える大雪でしたし、地球の温暖化との関係など気になることが多過ぎますそうした中で山梨でも最近はすっかり秋めいてススキの穂が風に靡く日本の秋を私は今楽しんでいます。そして
10月16日に昨年より3日早く富士山が初冠雪しましたが、御嶽山も積雪し年内の捜索を10月16日で中止しました。

錦織圭が全米オープンテニスで準優勝しました。特に準決勝戦で世界ナンバーワンの選手を破ったことは日本中が
彼の勝利を讃えました。優勝決定戦は残念ながら完敗でしたが、しかし全身全霊で戦った姿を日本人は十分評価した事でしょう。しかも、過去の成績では、今から96年前(1918年)の熊谷一弥選手を上回る最高成績だそうで、体格の劣る錦織圭の精神力の強さと強靭な体力に敬服します。そして、過日のNHKで錦織の大先輩に佐藤次郎と清水善造と言う群馬出身の選手(当時は軟式テニス)がいて、世界に向け活躍した二人の偉人を放送しました。

前回の近況御報告で朝日新聞が従軍慰安婦のかつての記事を誤報であったと最近公表したことに付いて、なぜ30年以上が経つ今になり当時は見抜けなかったとする言い訳が通用するはずはなく、しかも池上氏が毎月の最終金曜日に発表する「新聞ななめ読み」のコラムで「慰安婦報道検証」は訂正、遅きに失したのではとの記事を池上さんと読者の皆様へとのコメント付きで翌週になり紙上に載せましたが朝日ともあろう新聞社が又しても失態を繰り返しました。

以前三菱自動車が車のホイールの脱落事故を隠しリコールを公表しなかった事件とどこか似ています。あの時も社内では技術力の過信から世間を甘く見た結果でしたが、池上氏が「過ちては改むるに憚ることなかれ」と言う通り、きちんとした謝罪を朝日新聞はすべきです。

そして福島原発の当時の所長(吉田昌朗氏)が政府事故調査・検証委員会が吉田氏に聞き取り調査をした所謂「吉田調書」について、5月20日に朝日新聞が報じた記事を9月12日に社長自らが記事の取り消しと謝罪をしました。5月20日の問題の記事は政府が今回公開した吉田調書を未公開時点で「原発事故直後に吉田所長の現場待機命令に違反し多くの社員が福島第二原発に撤退した」との記事ですが、事実はその様なことはなく当時の吉田所長に重大なストレスを与え昨年食道がんで亡くなりましたが、今回も朝日新聞の十分な調査と検証がされずに発表した点は、従軍慰安婦記事同様メディアとしての失態ですが、朝日新聞社長も責任を取り進退伺をするとのことです。なぜ朝日だけがこうした不始末をするのか(?)それが新聞社として旧態としての悪しき慣習であるのであれば、猛省すべきです。
尚、前回報告をした慰安婦問題の書き込み資料は、8月30日の近況報告をご覧ください。

鹿児島の薩摩川内原発の再稼働が認められ、早ければ年内に稼働が開始される見通しとの事で原子力規制委員会の結論が出たそうです。原発再稼働は安全性が最優先する事が重要課題ですが、此のまま原発反対では円安が続く環境では電気料金が益々値上がりになり、COが上がり地球温暖化への影響も懸念されます。此れからの方向性としては、安全性を十分確認した上で再稼働を開始させ中長期的には原発ゼロ政策に変える事が大切と思います。
勿論、新規の原発建設はすべきではありません。

9月になっても北海道を中心に大雨による避難指示が各地に出され特に道南の胆振や空知が酷い事になっています
私が平成20年に行った道南は北海道の出発点(苫小牧)ですが、札幌や支笏や伊達や壮瞥や白老など聞き覚えのある地名が次々に出ています。今年は8月現在台風の数は少ないのですが、とにかく一時間に100mm以上の降雨量があちこちで報告されています。東京で発生しているデング熱と共に早い対応と共にこの大気の不安定が収まって欲しいと思います。

今年の9月11日はアメリカで起きた同時多発テロ事件から13年になりますが、現在極めて懸念される状況はかつて
「アラブの春」と呼ばれた民衆による民主化運動で大きな変化が訪れた中東の政治をイスラム武装組織指導者が
イラクやシリアで支配地域を広げていますがそのグループが「イスラム国」で、アラブの春と決定的に異なる部分は
アラブの春が国単位の民主化に対してイスラム国は国単位ではなくイラク北部やシリアに範囲を広げ、しかも現地の銀行を乗っ取り油田も手に入れて闇市場で海外に輸出する(一日当たり2億円の利益)等国としての体裁を整えつつ有る様です。しかも、イスラム教スンニー派のバグダディ指導者は残虐さが際立っていて、欧米国がイスラム国を空爆する事を止めなければ欧米の報道関係者等を民衆の前で処刑したり人々の恐怖心を利用して勢力を拡大する過激派勢力に国連は手をこまねいていますが、此処へ来てアメリカは空爆を行うべく重い腰を上げました。しかし過激派集団の「イスラム国」には欧米の若者が多数加わっていてその若者達が本国に戻り武装蜂起する可能性が否定出来ないとの事です。それには、現在のアメリカは以前のような世界警察としての実力がなくつまり財政の崖で軍事費用を今後
減らさなければならない米国の国内事情と関係がある様です。しかも、イスラム国だけではなく新疆ウイグル族の暴動や最近は香港でもデモが頻発するなど中国も治安の維持に懸命です。日本でも北大生がシリアのイスラム国で戦闘を希望し現地へ出国寸前に身柄を拘束出来たようですが、ネット社会では何時何が起きるのかが判らない(?)付いて行けない複雑な世界です。そして最近の情報では「イスラム国」は各地の戦闘で得た勝利品として女性や少女たちを連れ去り性奴隷として戦闘員へ供給していると言います。元々イスラム教にはかつて「奴隷制度」が有るそうですが、マホメット教では奴隷を大切にすると天国では2倍の幸福が有るとされていた様ですが、現在のイスラム国はイスラム教の良いとこ取りをして奴隷にする事で脱落者の自由を防いでいるとも言われています。いずれにしても「イスラム国」の今後の成り行きを見守るしかなさそうです。

患者の皮膚から作成したiPS細胞(人工多機能性幹細胞)を網膜の組織に分化させ、患者に移植する手術が世界で
初めて理研のチームが実施し(9月12日)、患者の視力が快方に向かっているようです。患者の70代の女性は「加齢黄斑変性」と言う難病で網膜の中心部(黄斑)が年齢と共に異常になるもので、物がゆがんで見えたり最悪の場合は失明する難病だそうです。そして、推計では全国に70万人がいるとのこと。今回は手術に成功し現在経過観察中とのことです。この画期的な手術でiPS細胞により再生医療が発展することが期待でき、しかも日本が世界をリード出来る点は素晴らしいと思います。iPS細胞は日本で生まれた技術で再生医療分野でも実現出来ることは二重の喜びです。

9月13日に里帰り出産で三女が仙台から実家へ来て、9月21日に長女の息子のお食い初めを山梨でやりました
長女たちは埼玉から初めて車で山梨へ来ましたが、都合が付く人達でにぎやかなお祝いが出来ました。当日の孫は3ヶ月見ない間に大きくなり顔付きもしっかりしていましたが、私の膝に抱かれてお赤飯と煮物とお吸い物を孫の口迄運び、食べ物に不自由する事の無い様に皆で祝いました。その日は、三女の帰山の為にかつての老人室の畳替えやベビーベットの組み立てをやりその部屋でお祝いをしたのですが、長女夫婦と孫の3人で山梨の最初の夜を過ごしたのです。そして翌日の午後に埼玉へ戻りましたので、今は三女と3人で久し振りの生活を楽しんでいます。

9月末で「花子とアン」の放送が終わりました。大変好評な連続テレビ小説(最高視聴率25%)で、私も毎回見ましたが7時半からのBS放送と8時からの総合テレビそして、土曜の午前中にBSで一週間分の放送も含め毎週良く見ました
村岡花子が甲府市出身であることとドラマが太平洋戦争を挟んだ戦前から戦後に掛けての内容でしたが、昭和18年の戦時中に生まれた私は戦後の食糧不足の時に母と一緒に配給を貰いに行った事やその時のモンペ姿の母をドラマの場面に重ね合わせて見ていました。それにしても、「あまちゃん」も「ごちそうさん」もほとんど見なかった私が、毎日見るとは珍しく不思議な半年でした。そして、出演者達もドラマを盛り上げましたが、花子とアンの脚本を担当した中園ミホさんのドラマを構成する巧みな筋書きや三輪明宏さんの「ごきげんよう・さようなら}で終わる語りも見事でした。
それに今年の第65回紅白歌合戦の紅組司会は花子役の吉高由里子さんだそうですので、NHKも「花子とアン」の高視聴率にご満悦なのでしょう。

そして10月からはニッカウヰスキーを北海道余市に誕生させた明治27年生まれの竹鶴政孝(ドラマでは亀山政春)をモデルにしたドラマですが過日「ここはふる里旅するラジオ」でニッカウヰスキー余市工場からの放送を聞きましたが、竹鶴政孝のニックネームを題名(まっさん)にしていることは知りませんでした。後に鳥井信治郎(現サントリー)と国産ウイスキーを作るのですが、政孝はスコットランドへ留学して現地でリタ(ドラマではエリー)と結婚しリタと二人で帰国、明治時代に国際結婚をした事にかなりの反発を受けながら、壽屋(現在のサントリー)の鳥井信治郎から山崎蒸留所の工場長として任されますが、より高品質なウイスキーの国産化を目指し、鳥井信次郎(ドラマでは鴨居欣次郎)と
別れてスコットランドと気候が似ている余市政孝は広島県竹原市出身に高品質なウイスキーの蒸留所を造る話です

私は平成20年に余市に行きましたが都合でウイスキー工場へは行きませんでしたしかし宮城県の作並温泉にある仙台工場へは自動倉庫を納めた関係で数回訪ねています。そうした私にも関係のある「まっさん」を取り敢えず観て
見ようと思います。尚、「まっさん」はNHKの朝ドラで初めての外人女性がヒロインとして登場していますが、「蛍の光」の原曲がスコットランド民謡である事は知っていましたが「故郷の空」や「つりがね草」の原曲も又スコットランド民謡で
「羽生の宿」はイギリス民謡ですがイングランドやスコットランドでHome! Sweet Home!として唄われている曲だそうです
そして、ニッカウヰスキーの社名はウイスキーが熟成するまでの数年間は収入がないので農家からリンゴを大量に買いリンゴジュースを生産した時の社名が大日本果汁(株)で、日本果汁の「日」+「果」から「ニッカ」としたとの事です

現在世界の2ヶ国で分離独立運動が展開されています一つはイギリス北部のスコットランドで独立を求める住民投票が9月18日にありました。結果は独立賛成が162万票(約45%):独立反対が200万票(約55%)で分離独立反対派が勝利しました。そして、もう一つはスペインのバルセロナ地域の独立運動ですが11月に選挙が行われる様です
どちらも地域経済が活発化していて此れまでは全体に飲み込まれていた時期が続いていましたが、最近状況が変化しスコットランドでは北海油田の権利を持つイギリス政府に対してスコットランドの住民は自らの権利を主張しています
それに対してスペインではスペイン経済が疲弊している中でバルセロナを中心とするカタロニア地域が裕福でスペインから分離独立する機運が表面化しています。どちらも、今後の動向が気になりますが 問題はスコットランドの分離独立は出来なかったのですが、こうした分離独立への影響がバルセロナの他にベルギーやカナダ等にも波及する可能性
が有りそうです。そして、イギリスの通貨であるポンドの下落などイギリス経済に致命的な影響を与えることが懸念されましたが、ひとまず世界経済が不安定にならずに済んでヤレヤレです。しかし、イギリス政府はスコットランドの言い分を聞く努力は並大抵ではないでしょう。そして、中国でも香港や新疆ウイグル自治区の民主化運動も目が離せません

大相撲9月場所が終わりました。今場所は豪栄道が大関に昇進し日本人3大関の活躍が期待されましたが、意外や意外遠藤が振るわなかった分を新入幕の「逸ノ城」が横綱や大関を次々に倒す大活躍で場所を大いに盛り上げました
そして最終的には白鳳が31度目の優勝をしましたが来場所逸ノ城が何処迄番付けを上げるのか(?)も楽しみです
更に、一昨年怪我で2年近くを休場した甲府市出身の「竜電」が9月場所は初日から出場し、それが序の口迄下がった竜電は順調に成績を伸ばし序の口全勝優勝し来場所は3段目かうまく行けば、幕下にまで行くのかも知れません。

日本中が異常気象になった今年の夏ですが、山梨は日照時間に恵まれて米も順調に育ち、早い田圃では9月中旬に稲刈りが始まり10月にはすっかり収穫が終わりました。しかし、九州では日照時間が足りずイモチ病になる稲が多く、極めて深刻な事態だそうです。そして、山梨では「武川米」と呼ぶコシヒカリが上流に聳える甲斐駒ケ岳の伏流水が
尾白川となり田圃に注ぎ美味しい米として好評ですが、現在は「リホク(梨北)米」としてブランド化を進めています。
恐らくもう少しで新米のリホク米が店頭に出回ることでしょう。そう言えば、日本中が大雨による洪水や土石流などで
大きな災害になりましたが 山梨は何故かこうした被害がなく陽気もほぼ温暖でした昨年の夏は40℃を超える猛暑日が続きましたが今年は最高気温が35℃程度で去年よりは蒸し暑さは別として猛暑日のない夏でした。

9月11日に行方不明になった神戸に住む小1の女児が23日に裏山から切断された姿で見つかりました。何とも惨い常軌を逸する酷い事件ですが犯人は近くに住む47才の男で人間として実に情けない人物です。しかも女児を包んだポリ袋からは本人の診察券が見つかりその手掛かりから犯人逮捕となったとは何をか言わんやです。しかし、犯人は昼間から酒を飲みそれを近くの人達は分かっていたそうでそうなると地域ぐるみで自警する組織が必要ですが、しかし町全体が空き家でしかも核家族で高齢者が細々と暮らす現代社会の縮図がそこにあると言います。そして最近子供を誘拐する事件が多発していて世の中が荒んでいると言わざるを得ません。私にも2人の小学生の孫娘がいますので
他人事ではありません。

9月20日に元社会党や社民党党首の土井たか子さんが85才で亡くなりました。土井さんは同志社大学を卒業後護憲運動を旗印に「憲法9条が有るから戦後日本は戦争をせずに来れた」と毅然と主張する彼女の言葉を実に良く覚えています。そして、現在の社民党の主張には私は反対ですが、浅沼稲次郎や元横浜市長の飛鳥田一雄と共に土井たか子の生き様には女性で初めての衆議院議長の功績と共に好感が持てる人物でした。

7年ぶりに木曽の御嶽山が9月27日に噴火しました。極めて前兆現象が少なく突然噴火し頂上付近にいた人たちが
逃げられず翌日から自衛隊を中心に救出活動が開始されましたが10月15日現在57人が見つかりましたが、まだ
7人が見つかっていません。過去には雲仙普賢岳が爆発し調査に向かった人達を火砕流が飲み込み多くの犠牲者が出ましたそして北海道の洞爺湖にある有珠山が噴火し洞爺湖側に溶岩が流れ出し大騒ぎになりました。それに
伊豆諸島の三宅島では噴火の際に出た火山ガスで住民が住めなくなり全員避難の騒ぎになりましたし、日本は火山国なので温泉の恵みを受ける反面火山の噴火と言う自然現象に手をこまねかざるを得ない国と言えるのでしょう。
同時に地震国でもある訳けでこうした災害を覚悟しなければなりません。山梨でも富士山は前回の江戸の宝永時代に噴火して300年以上噴火していないので、いつ噴火が起きてもおかしくはないと言う諸説が今後話題になるのでしょう
そして、10月16日で今年の捜索を中止しました。山頂に積雪があり氷点下になり滑落などの二次被害になる可能性が有る事が中止の理由だそうです。確かに3千メートル級の山では今の季節は冬山で7人の行方不明者には気の毒ですが捜索する側の人達の安全も大切です。どうか春の温かな季節までゆっくり眠って再開の日を待っていて下さい。

今年の10月10日は、東京オリンピックが開催されて50年が経つ節目の年ですがその9日前の10月1日に東海道
新幹線が開業しました私が19歳の時ですが今も良く覚えています。そして新幹線の父として「島秀雄」氏がいますが
彼の父の島安次郎は戦時中に広軌道による弾丸列車を造り東京~大阪を4時間、東京~下関を9時間で結ぶ計画を作りましたが、戦時下で実現しませんでした。そして戦後父の遺志を継いで新幹線の実現に島秀雄は奔走したのです
今でこそ世界に誇れる新幹線ですが50年間無事故の実績を打ち立てたその技術力は自慢して良いでしょう。しかし、
開業当初はパンタグラフの故障等でマスコミに散々不十分さを批判されたことも覚えています。今ではイギリスを初め世界中で活躍していることを日本人として嬉しく思います。そして来年は北陸新幹線が金沢まで2年後には函館まで
北海道新幹線が開通し鉄道網が益々充実します。

2年ぶりに「第41回 国際福祉機器展」を見学しました。昨年は体調が思わしくなく観に行けなかったのですが、今年はどうにか全ての6ブースを観る事が出来ました。そしていつもの介護機器関係の展示もありますが、今回はどちらかと言うと介護対応から高齢者対応へ軸足が移って来ている様に感じます。例えば、ベットから起き易くする為の取っ手がベットに取り付けられていて取っ手に掴まり一人で立ち上がる事が出来る作品をパラマウントベットが出展(現在テレビCMで放送中)や ベッドから立ち上がる時は立ちあがり易い高さに調節し、寝る時はベッドから転落しないように12cmの高さまで下げ例え床に転落しても怪我をしない構造にして手摺りが無くても安全な設計になっている製品をフランスベットが出展、しかも、TO TOとYKKapがベットの隣りに水洗トイレをセットにした製品を出展していましたその他では竹虎やモリトーミクニ、クマリフト中央エレベータ-スギヤスと言った介護機器専門メーカーの出展もありましたが
ひと頃の階段昇降機や家庭用エレベ-タ-の出展は少なく、電動カートで一世を風靡したセリオ(台湾)は出展せず
ヤマハ発動機も従来の電動車いすの出展でした。(唯一スズキが電動カートを出展のみ)また、高齢者福祉施設向け
としてPALRO(パルロ)と呼ぶコミュニケ-ションロボットの展示が有りましたが、語り掛けると身振りで応えてくれたり
面白ろ可笑しく手足を動かしたり楽しいロボットで67万円(定価)だそうで、富士ソフトからの出展でした。そして、
まとめとしてはひと頃の介護機器一辺倒の製品は成熟し今後は高齢者を支援する製品が主流になる様に思います。

過日、孫達の運動会を見に行きました。4年生と2年生になった孫達は元気よくダンスやリレーに懸命に取り組みママや祖母の作った料理を体育館で食べ、東京から駆け付けてくれたパパ方のお爺さんに挨拶をして午後失礼しましたが
思えば娘達が山梨に来た頃の年が孫達の今の年齢ですが、私が40才の当時から既に30年の年月が経っていることを考え深く元気の良い孫達を敬老席から見ていました。そして先日、私の父方の男の従兄弟が60代で二人亡くなっていたことを知りましたが、恐らく彼らは生前孫を見ずに亡くなっていることを思うと、なお更今の私を有り難く思います。

聖路加病院の日野原重明さんが10月4日で103才になりました。今年イギリスに出掛けた時に無理をして大動脈弁狭窄症が見つかりその後は車イスの生活になりましたが、100才の誕生日に「100才はゴールではなく関所」と詠み、彼の次の関所は2020年の東京オリンピックでその年は108才になりますが、それを目標に日野原さんは生きると
言います。そこで、現在71才の私は彼に負けないように日々目的と目標を持ち、残る齢を生きようと思います。

今年最大級の台風18号が10月6日に浜松市に上陸し横浜市を通り千葉から茨城に進んだ後に太平洋に抜けました
台風が大型であった丈に鉄道と飛行機を中心に運休が長時間続きテレビは通常の番組を中止して台風関係の報道に明け暮れましたが、山梨では南部で避難勧告が出ましたが暴風圏に入った割には台風は大人しく過ぎて行きました
しかし、静岡では床上冠水や土砂崩れで東海道線が不通になり神奈川や千葉では川の氾濫などで大きな被害になりましたが、18号の後に更に大型の台風19号が鹿児島南部に上陸し一端海上に出て四国に再上陸して近畿から東海を縦断しましたが、速度が急速に早まり10月14日に足早に太平洋沖に抜けて行きました。今年の台風は9月は来なかった分10月に集中しています。しかし、19号はその大きさにしては18号よりは一部を除き全体として被害が少なかったのは幸いでした。

ひまわり8号がH2aロケット(25号)で10月7日に種子島発射場から打ち上げられ成功しました。前回のひまわり7号から8年目の快挙ですが、7号より解像度が格段に改善されモノクロ画像からカラー画像にしかも画像送信が750倍速く今後は気象予報が極めて正確に把握出来るそうです。そして、微調整などを行いながら来年7月ごろから実用化され6号・7号と共に気象予報が改善される様です。かつてはひまわりが使えずにアメリカの衛星から情報を得ていた時期がありましたが、ロケット技術と言い日本の工業力の素晴らしさを実感した一日でした。

それに10月7日に日本人の3氏が青色LEDの開発・実用化に貢献したとしてノーベル物理学賞を受賞した事が発表されました。窒化ガリウムの研究により青色LEDを開発した赤崎氏と教え子の天野氏(いずれも名古屋大学)と其の
量産技術とその実用化を成功させた中村脩二氏の三人ですが、その中で中村修二氏が日亜化学工業とパテント問題で裁判を起こした事を良く覚えていますが、開発者のお二人のことは今回まで知りませんでした。そして、青色LEDが
実用化されたことで光の3原色(赤・緑・青)で最後まで残った青色が実用化した事で白色のLEDが完成し、今や発光
ダイオードは世界中で使われています。その実用化に日本人が深く関わっていた事を新幹線技術やひまわり8号と共に日本人の技術力の高さを誇りに思います。

そして、今年のノーベル平和賞はパキスタンの17歳の少女(マララ・ユスフザイさん)と、インドの児童問題活動家の
カイラシュ・サティヤティ氏ですが、マララさんは「全ての女性に教育を」を提唱し国連でも演説する程の活躍ですが、
カイラシュ・サティヤティさんはインド北部の子供たちが父親の債務の肩代わりに強制労働させられ、暴力や不十分な食事など粗末な子供達の生活を手助けしているNGOのリーダーなのだそうです。

アフリカ西部で蔓延しているエボラ出血熱がアメリカやスペインに飛び火しアメリカの看護師が死亡しました。アフリカで患者の看護をし帰国後に発熱したそうですが対応した警察官もエボラ出血熱に感染しこのまま感染し続けると世界規模で広がる可能性が有るようです。そして、米国の別の看護師がエボラ出血熱に罹ったとの報道に世界中が大騒ぎをしています。そして、WHOはこのまま感染が広がると1万人以上の死者が出ると警告しています。更に、未承認の富士フイルム製の試薬が効くとの臨床実験が有るそうで、今後国連がこの試薬を正式採用するか検討する様ですが
次期エイズになる事を懸念します。そして、日本も対岸の火事では無く此れほど海外の行き来が多い時代に飛行場の水際作戦では食い止めることが出来ないようで、更に中国は現在アフリカに色々と進出しているので中国からの感染も無視出来ないと言います。ではどうすれば良いのでしょう。現在各国が感染防止に躍起になっていますが、十分な
解決策は見つかっていないようです。

フィギュアスケートのバンクーバ冬季オリンピックで銅メタルを受賞した髙橋大輔が10月14日に現役を引退しました。
28才でした。ひと頃は優美で切れの良い彼の演技に日本中が酔いしれましたが、幾度となく怪我を克服し彼はその
都度努力して来たそうですが、やはり年齢的に限界なのでしょう。現在は羽生弓弦達の出番です。女子でも浅田真央
達が後輩にバトンタッチし、スポーツ界でも世代交代が始まっています。私の場合も、機械設計の経験を後輩に譲り
今は若者を見守る立場ですが、本棚に仕舞われた機械工学の資料を懐かしく見ては若い頃を懐かしく想い出します。
大輔君も少し休んで次の人生を見つけて欲しいと思います。

10月17日に国交大臣がJR東海にリニア中央新幹線の着工認可を指示しました13年後の開業を目指すそうですが
東京~名古屋間を最速40分で行けるそうです。甲府も相模原の次に駅が出来ますので東京~甲府間が15分足らずで繋がるようです。以前、東海道新幹線が開業して50年の節目について書きましたがその年に、リニア中央新幹線の着工認可がおりたことも目出度いニュースですそして総工事費が約6兆円だそうですがすべてをJR東海が負担し
しかも、運賃は東海道新幹線と同程度とのことですので、日本経済の活性化に役立つこと請け合いです。
そして、2027年(13年後)に品川~名古屋間が、2045年(31年後)に大阪迄延伸されるそうですが、31年後は私が101才ですから其れ迄生きることは出来ませんが(?)まずは83才の名古屋迄の開業を目標に健康に気を付けて長生きしようと思います。

約35%を国産化したジェット機のMRJ(Mitsubishi Regional Jet)を一年遅れで10月18日にお披露目しました。半世紀前に誕生したYS11以来の快挙ですが、Regionalは特別な地域や地方の意味で、比較的短距離を飛行する小型ジェット機で定員80~90人を乗せて低燃費で飛ぶ事が出来る様ですそして三菱航空機が最終組み立てをしますが
中京地域の中小企業が部品の供給をする事で地元産業の活性化に役立つ効果もあるそうです。半世紀前に誕生したYS11機がプロペラを持つターボプロップジェットエンジンを搭載したことで騒音が煩かった事などで獲得競争に負けて敗退した苦い経験を生かし今度こそ、日本の技術力を世界に発信して欲しいと思います。

犬のワンダーは夕方になるとワンワン吼えるようになりました。此の処日没が早くなり白内障が進んでいるワンダーは眼が良く見えず心細いのでしょう。傍にいてやると啼き止みます。過日ウォーキングの時にシーズー犬を連れた老人に会いましたので、その犬の年を聞くと5才との事でした。となるとワンダーが迷い込んだ当時の体格からして少なくとも5才以上多分8才になっていたと思いますそうなると、我が家へ来た3年前が8才として今のワンダーは11才以上
なのだろうと思います。そして、犬の平均寿命は長生きして15年だそうですからワンダーはすっかりシニアー犬ですし
捨てられてさ迷い歩いた時はしっかり食べられなかった事を思うと白内障が早く進んでいると思います。そこで、目が見えなくなっても寿命が尽きるまで大切に飼って上げようと思います。その点、猫のミルは我が家へ来て19年になりますが、少し痩せて来た点以外は食欲もあり段差も難なく飛び跳ねる事が出来、まだまだ長生きできそうです。

今回近況報告を転送する10月20日は、私の71才の誕生日です。昨年は妹達や娘達が古希の祝いをやってくれましたが、あれから1年が経ちました。時の速さを感じます。そして、此の一年は異常気象による各地の洪水などの災害や春先の大雪など、とにかく地球温暖化の影響か益々顕在化する時代になった様に思います。それでは、次回は師走の後半にご挨拶したいと思います。恐らく寒さの厳しい季節になると思いますので、体に気を付けてお過ごしください。
私も気を付けます。


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8月30日 
 
平成26年の夏を終えて    
                               

7月22日に山梨でも梅雨明けをして35℃以上の猛暑日が続きましたが、梅雨明け後に日本を襲った今年の台風は
とにかく大型でしかも超低速で長い時間が掛かり通り過ぎて行きました。そして、遅かった分例年の2倍~3倍の雨量となり川の氾濫や土砂崩れなど特に広島や高知は大きな災害になりました。幸いにして山梨は大きな被害を受けずに八月が過ぎようとしていますが、昨年同様残暑がいつ迄続くのか昨年の様な40℃を超える猛暑は今年はなさそうですがしかし、今年の夏の傾向が今回限りなのか(?)これもまた地球上の気象の変化が気になります。

理研の発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹副センター長(52才)がSTAP問題の浮上後も細胞が
存在する可能性を主張し続けましたが、その裏側でストレスで1カ月近く入院する等心理的に追い詰められ8月5日に自殺しました。理研と言う巨大組織の中に押し潰されたと考えざるを得ないその複雑さが今後どの様に進められて行くのか暫く時の流れを見守るのが良いのでしょうか。そして、小保方晴子さんへの遺書に「あなたのせいではない」と「STAP細胞を必ず再現してください」の言葉には責任者としての笹井氏の無念さと小保方さんへのあとを頼むと言う先輩としての思いが込められています。そして、8月27日に別の組織でスタップ細胞を再現しているチームからの中間報告が有りましたが、現時点では再現出来ていないと発表されました。

日本男性の平均寿命が平成25年に80才を超えたそうです(80.21才で世界4位)第一位は香港で80.87だそうですから、そう遠くない時期に一位になるかもしれません。しかし、高齢になる事が良いのかどうか(?)大切なことは健康で自律して生きることで、つまり健康寿命が世界一であってほしいものです。寝たきりで介護を受けてただ生きているだけの平均寿命世界一は頂けません。その点、日野原重明さんが現在102才でお元気に活躍されている姿は立派そのものです。

今年もお盆の季節がやって来ました。私は30年前に山梨へ転居するまでは東京に住んでいましたが、父親が毎年続けていた東京方式(?)のやり方を今も続けていますが、山梨方式とは少し違うのです。つまり、オガラで4本足の馬(胡瓜)と牛(ナス)を作りそれを門柱に置いた上で仏壇の前にテーブルを置きそこに位牌を並べ花とお供物を飾り日没前に玄関前でオガラを焚きその火が消える前に一人づつ三度跨いだ後 残り火にローソクに火を移しそれを仏前の小さなローソクまで運びその火でお線香に火を着けて家族が一人づつお参りします。山梨の家庭のやり方を見ていませんが、いずれにしても玄関前でオガラを焚くことと馬と牛は見掛けけません。そして、山梨ではお盆に安倍川餅を食べる風習が有りますが、私の家では一度も食べません。今年は「花子とアン」のテレビ小説が好評で甲州弁にも人気が有りますが、東京と山梨では異なる文化は理解しますが、すべては同化できない現在の私です。

朝日新聞が30年以上も前に従軍慰安婦問題を記事にしたその事実を最近それが誤報であったと発表した事が問題になって居ます。それは
吉田清治なる文筆家が日本軍により韓国女性を強制連行し慰安婦として働かせたことを
朝日新聞に売り込み朝日新聞はその事実を十分検証せず記事にしましたが、その後事実は吉田清治の創作(思い込みを含めた作り話)と結論を出して置きながら30年以上経ち「当時は虚偽の事実を見抜けなかった」との釈明記事を今回掲載したのです。しかし従軍慰安婦問題は韓国国内で不満が爆発し米国にも慰安婦像が建つなど世界問題になって居ます。しかも、吉田清治は結構いい加減な人物で、従軍慰安婦問題は私の創作であることを認めながら謝罪する事もなく事実を放置したと言います
つまり、事実は日本軍が韓国女性を慰安婦として強制連行したのではなく女子挺身隊として工場に送り込んだものを、慰安婦として狩り上げたと創作したのが事実の様です。しかし、一部の人間が独自に韓国女性を慰安婦として強制連行したことは事実でも日本軍が介入した事実は無いのが正しい
結論の様です。そうした吉田清治の勝手な創作を朝日新聞たるものが裏付け調査も十分せずに公表した事、しかも30年以上も経つ今になって誤報を認めた事、そしてその間に韓国内に従軍慰安婦問題が社会問題化していること、そして日韓の正常化に重大な障害となっている事など朝日新聞のメディアとしての責任は重大です。それを、当時は見抜けなかったとの反省のみで30年以上が経つ今になって誤報と言われても、新聞社の正義に対して重大な疑義
が問われても致し方ないと思います。

前回の近況報告後他人のパソコンに侵入し本人になりすまして脅迫文を送り、警察もそれを見抜けずに誤認逮捕をする事件や危険ドラックを飲んで運転し通行人を死亡させる交通事故を起こしたり、ベネッセの個人情報を外注先のシステムエンジニアの派遣社員がデーターを売りそれが発覚したり。女児を誘拐監禁しその後無事犯人を逮捕する事が出来たり、山梨でも夜間に自販機を壊し金銭を持ち去る盗難事件が多発したりと、物騒で社会秩序がこのまま守れるのかが極めて心配になる出来事が続いています。

今年は広島でそして長崎で第69回の原爆記念行事を挙行しその中で、現在政府が閣議決定した「集団的自衛権」への反対を長崎市長や遺族代表が厳しく表明し、安倍首相もこの件を避ける挨拶をしました。そして、8月15日の
終戦記念日でも集団的自衛権に触れる文言は有りませんでした。この件では、私は「集団的自衛権」は大反対ですので、今後のなり行きを見守りたいと思います。それに、過日の朝日新聞は アフガン戦争でアメリカの後方支援を
した平和貢献のはずのドイツ軍が55人の犠牲者を出しそこが戦場であったことを報じていましたが、米国の軍事力がかつての勢いがなくなる現実に対し自民党は集団的自衛権を打ち出していることは判る部分もありますが、しかし 集団的自衛権は将来日本を軍国国家にする危険な選択であることを私は強く主張します。

最近の世界情勢は、相変わらずウクライナ問題が益々混沌としていますし、イラクでもイスラム国を樹立させた過激派組織がイラク北部を中心に戦闘を展開させていますが、それを攻撃するためのアメリカの限定空爆、イスラエルとパレスチナ(ハマス)の戦争の行く末、シリア国内の内乱は米国が手を焼き半ば諦めている情勢や、中央アフリカのエボラ出血熱患者の蔓延や日本国内に発生したデング熱など、状況が収まることを知りません。
そして、タイのクーデターや新疆ウイグル自治区の内乱なども気が抜けない諸問題を世界は抱えています。

今年の第96回高校野球は色々な面で盛り上りました。初出場校が多くしかも逆転や僅差の試合が多くしかも5か月前迄は中学生の一年生がピッチャーで登場し堂々と完封する姿は例年にない清々しさを感じます。しかし、台風に
よる雨の為に開会式が2日延期となり、しかも毎日の試合の中で雨による試合開始が遅れたり、グランド整備の為に待たされたりと選手たちには気の毒でしたが、泥んこまみれで試合をする姿はそれでも懸命に立ち向う若者に力強さを感じます。残念ながら山梨代表の東海大甲府高校は初戦敗退となりましたが、東海大付属の兄弟校は全国で4校出場しましたが、2回戦まで進んだ東海大4校(南北海道)が敗れ4校とも敗退しました。そして、私が期待をした日本文理(新潟)と敦賀氣比(福井)が準決勝で敗退し大阪桐蔭と三重の決戦が行われましたが、両校は良く戦い最後は大阪桐蔭が逆転し一昨年に続き四度目の優勝を果たしましたし、優勝すれば初優勝の三重高校も良く戦いました。
そして、高校野球が終わると夏が終わったような気がして寂しさがつのりますが、また来年の夏を楽しみに体調に
気を付けてその日を待ちたいと思います。

今年もカナカナ
やツ法師がないて蒸し暑かった夏が終わりました今年は昨年より過ごし易かったのですが
何しろ大気が不安定で8月中旬に京都の福知山で大雨による洪水が発生したり、広島の市街地が真夜中に降った大雨で土石流や崖崩れが住宅を襲い大勢の住民が犠牲となる大惨事が8月20日の未明に起き九州北部や北海道の礼文島でも集中豪雨による土砂災害が発生しています
これは例年の太平洋高気圧が発達せずに高気圧のヘリと前線に沿い湿った空気が日本本土に入り込んでいるからだそうですが、当初はエルニーニョの関係で今年の夏は冷夏と予想されていましたが、太平洋高気圧が発達せず此処までは冷夏予想が当たっていましたしかし今年は
湿潤の南風が高気圧のヘリに沿い特に西日本に大雨を降らせるところが予想外であったと言えるのでしょう。しかも大雨を降らせる地域は限定的で広島が大洪水の時に甲子園は試合を中断してグランド整備をする日もありましたがその後は快晴など不思議な陽気になっています。そうした精か我が家のペット達もとにかく涼しい場所を探して窓際や風呂場のタイルに寝そべってヤット夏を乗り越えました。そして今は2匹とも秋の支度をはじめています。

予備校大手の「代々木ゼミナール」が全国にある校舎(27ヶ所)を来年3月末に7ケ所に縮小する。同時に全国模試を廃止すると言う。代々木ゼミは駿台予備校や河合塾と並ぶ大手予備校ですが、しかも私が子供の頃からある古い予備校(昭和32年開校)ですが、校舎の縮小も問題ですが、模試から手を引と言う事は予備校が偏差値を付ける事に存在価値があり、偏差値情報を学校に伝えることが出来ない事に問題が有ると言います。縮小の背景には少子化に加え学生の現役志向が有ると言います。そして、親の経済的負担の問題や、大学側も現役生に有利な選考方法を増やし、難関大の現役合格率が高くなったのは、推薦やAO入試(志望理由書・面接・小論文等により出願者の個性や適性に対して多面的な評価を行い合格者を選抜する方法:Admíssions office)が増えたと言います。私大や地方の国公立大に留まらず東大までが推薦入試を始めようとしていますし、最近では「東進ハイスクール」で有名な地方で有名な講師の授業が受けられる衛星予備校方式が主流になるつつあるようです。そこで、浪人生頼みの既存予備校が経営的に行き詰まって行く背景が此の辺りにあるのでしょう。そして、予備校の先には全国に在る多すぎる大学の自然淘汰や経営統合などが待ち構えている事も事実です。

8月24日のNHKの番組で阿寒湖のマリモを放送しました。番組名は」「神秘の球体マリモ」でした。内容は、世界中でマリモを確認出来るのは阿寒湖のみで、かつては北欧のアイスランドの湖にもいたそうですが、工場の排水により死滅したそうです。そこで、阿寒湖にマリモが存在する訳は、以下の3点とのこと。

  ①阿寒湖の水深が浅く特に阿寒湖の北側にあるチュウルイ湾は水深が浅く太陽光が湖底まで届くため光合成が
    盛んに行われること
  ②適度の風による湖面の波によりマリモが湖底で回転し丸くなること
  ③湖水を含めた自然環境が良いこと

 かつては山梨の河口湖にもいたそうですが、世界で唯一の阿寒湖のマリモを大切にしたいと思います。
私は6年前に北海道を旅行した時に阿寒湖へも行きましたが、湖の隣りにあるエコミュージアムセンターで実物の
マリモを観ることが出来ました。あの時の大きなマリモを想い出として今でも大切に記憶に残しています。

長女の息子は益々元気で、ミルクや母乳を良く飲み 間もなく生まれた時の体重の2倍を超えるそうですし、9月に
山梨でお食い初めを予定している様ですので、久し振りに孫の顔を見るのが今から楽しみです。そして、仙台に住む3女は8月で産休に入り故郷出産の為に山梨へ帰省しますので、家族全員でお祝いをするのを楽しみにしています。

8月25日を過ぎると何故だかめっきり涼しくなって肌寒くなりました。今年の夏は何故この様になるのかが判りません
残暑がこの先戻るのか(?)昨年の夏と何故どこが違うのか。今の処、気象庁も発表を控えているように思います。
今年は太平洋高気圧が発達せず前線と高気圧の間を湿った南風(湿舌)が吹き込みしかも限定した地域に集中して大雨を降らす今年の夏の異常さはいづれにしても不思議な夏であったと、思わずにはいられません。そして、今年もアキアカネが飛び交い、田圃では稲穂が頭を垂れて収穫の真近いことを教えてくれます。

さて、その様な訳けで此れからこのまま秋を迎えるのかどうか判りませんが、事実今日(28日)も寒い日中が続いています。それでは、次回は10月初旬に昨年見送った福祉機器展を今年は見学する予定でいますのでそれを含めて報告したいと思います。



7月10日 
 
 平成26年 梅雨の季節                                      

今年も梅雨の季節がやって来ました(山梨は6月5日に梅雨入り) 鬱陶しい今は誰もが好きではありませんが、しかし米作農家には恵みの雨で、山梨でも耕作面積がすっかり少なくなったものの、田植えを終えた田圃には潤沢な水が
一面にはられ今を感じる目で見ればそれほど毛嫌いしなくても良いのでしょう。しかし、雨の日はすれ違う車が跳ねる
雨水でズボンがびしょ濡れになるのには参ります。その上で、梅雨が明ければ明けたで猛暑の夏が待っていますので
いずれにしても高血糖体質の私にはしばらく我慢の季節を過ごすことになりそうです。それに、7月になり大型台風が
日本を襲いしかも「特別警報」と言う聞きなれない警報が転送当日の10日もまだ出続けています。

長女が男の子を無事出産しました。高齢出産なので心配でしたが、母子ともに元気で携帯で画像を送ってくれました。その写真は大声でなく姿が何とも頼もしく逢って抱く日が楽しみです。何でも3040gだそうですので、男の子としては標準ですが、予定日より25日も早く生まれたので大丈夫かと心配をしました。しかし、元気な声でなくそうですので、
丈夫で元気に育って欲しいと思います。それに、私にとっては初めての男の孫ですので、3人の孫達がすくすく育つ
ことを願っています。その上、秋には3女が出産しますので、今年の我が家は一度に4人の孫が揃うラッキーな一年に
なり私も健康に気を付けて孫のためにも長生きをしたいと思います。そして、6月中旬に埼玉の娘夫婦の家に出向き
孫を抱きましたが、とにかく嬉しさが込み上げて来ました。丈夫で元気良く育って欲しいと思います。それに今は妻が
2週間家事の手伝いをしましたが7月6日に山梨に戻りました。次回逢うのは正月でしょうが半年が過ぎる孫に今から逢うのが楽しみです。

再来年の平成28年から8月11日が山の日に決まりました私は日本山岳会山梨支部が主催する山を知ろう・山に行こう」と言うテーマの講演会に毎年出向いていますが、過去にはエベレストに2度の登頂を果たした現在72才の
渡辺玉枝さんの講演が有りましたが、今回は作曲家の船村徹さんが「山の日と男の友情」をテーマのお話でした。
作曲家としての船村さんは良く知っていますが、登山家でもあることは知りませんでした。そして、山の日が8月11日に決まり、タイミングの良いテーマでした。 

5月24日に陸域観測技術衛星の「だいち2号」が種子島宇宙センターからH2AロケットH17年の7号機以来18回成功
で打ち上げられて今回も正常な軌道に乗せることが出来ました。寿命が来た「だいち1号」の後継機種との事ですが、だいち2号は観測出来る精度が格段に改良されていて地形の変化の他に例えば刻刻変化をする洪水の状況などをデーターとして地球に送り届ける事が出来るそうです。日本の技術レベルの高さを世界中に知らしめることが出来たと
言えるでしょう。そして、今後の活躍に大いに期待しましょう。

最近世界中で色々な出来事が起きています。ウクライナの東部で親ロシア派の住民がロシアへの編入を図るべく公共施設を占拠し、ウクライナ軍と交戦状態になりその後総選挙により正規に新政府が誕生したものの東部では今尚交戦状態ですし、タイでも再び軍によるクーデェターが起き夜間外出禁止令が出ています。そして中国の新疆ウイグル自治区では中国政府に反発する地元民との衝突が頻発しており、アフリカのナイジェリア北部でアルカイダ系のテロリストによる少女誘拐事件が起き、韓国でもフェリー沈没事故の責任者が雲隠れして懸賞金を出して本人を探し出すなど、話題に事欠かない混乱が世界中で続いています。しかも、世界中で異常気象が多発し数百年来の干ばつで山火事が多発したり、洪水で家が流されたりと偏西風の蛇行が影響する現象が地球上で起きています。日本でもブロッキング高気圧により偏西風が曲げられて関東地方を中心に梅雨に入った途端に集中豪雨が各地で起き土砂災害まで起きています。一方政治の世界では、日本維新の会の石原氏と橋下氏が袂を分かち、集団的自衛権の論争で国会が混乱
他人のパソコンを遠隔制御し他人になりすまし悪事を企む事件や自分の子供を餓死させて自分は愛人とのうのうと
暮らす輩や夜中に家を出て殺された女性そして、変質者に殺された高校生や小学一年生を殺害し9年後に逮捕された32才の男の余りにも卑劣な行為などが問題になっています。そして、韓国の選挙で一連の事件で不評であった朴政権が辛うじて政権を維持しましたが、此れからの韓国内に蔓延る悪しき風習の根絶をどの様に実行するのか真価が問われます。竹島問題や従軍慰慰安婦ばかりを日本に問うだけでは韓国国内の統治は出来ないでしょう。

6月13日からブラジルでFIFAワールドカップサッカーが始まりましたが、世界中が大いに盛り上がっています。日本は前回の南アフリカの成績(ベスト16)を上回る事が出来るか期待していますが まずは初戦のコートジボワール戦15日の10時)の結果は残念ながら逆転負けでした。しかし、現在ブラジルでは警察官や地下鉄のストや治安の悪さと今になって大会を阻止するデモなど無事に終了出来るのか心配ですそうした中で NHKのBSプレミアムでブラジルの都市を巡る番組を紹介しました。しかし、その内容は素晴らしく最近の評判とはそぐわない美しい光景でしたそしてブラジルはインドへ向かうポルトガルの商船が大西洋上でコースを外れ現在のブラジルに上陸し先住民を追い出し砂糖キビやコーヒーを栽培するためにアフリカから大量の奴隷を連れて来た歴史が有ると言います。しかし、ザックJapanが試合をするレシフェの治安は最悪で日本のサポーターの安全が確保出来るのか(?)しかも、日本のサポーターはこうした情報を理解しているのかが心配です。そして、6月25日の早朝コロンビアの1-4で敗退し一次リーグから姿を
消しました。しかも、ワールドカップサッカーに間に合わず工事中の橋梁が下の道路に落下し車が挟さまれる事故が
起きブラジルは再来年に開催されるオリンピックも配です。そしてブラジルはネイマールが背骨を骨折し欠場する中で
ドイツと戦い1:7で大敗する結果となりさすがに楽天的なブラジルのサポーターの落胆振りは気の毒でした。

平成26年5月29日に拉致された人を含む北朝鮮に住むすべての日本人を対象に北朝鮮が調査を行う事に合意したと安倍首相が発表しました。数週間を目途に特別調査委員会を立ち上げ活動を開始するとの事です。平成20年にも調査を約束しながら結局実施しなかった北朝鮮が今回は本当に調査をするのか半信半疑な面が有りますが 今回が今迄と異なる条件は日本からも調査団を送り込み双方で調査を進める事が合意されている点で、今までの様な一方的な交渉事ではない点は今度こそ実現できそうです。北朝鮮も経済的に困窮していますので喉から手が出るほど
経済制裁の解除が交換条件ですが米国議会は逆に人権問題の他に核とミサイルに対する制裁を強める決議をしていますので、今回は本当に誠意を持ってやり遂げて欲しいと思います。

三陸鉄道南リアス線が4月5日に再開し、翌日北リアス線も開通し地元の人達が心から喜ぶ姿をNHKBSプレミアムで後日放送しました。私は平成17年に東北を旅行し陸中野田の道の駅で泊りましたが、一輌で走る懐かしいカラフルな気動車の姿は今も良く覚えています。当時は、第三セクターで経営する三陸鉄道は赤字で、1年に一回多く乗ろうと駅でチラシを配っていた駅員の思いが伝わって来ました。そこで、そのチラシを貰って来ましたが、今でも大切に残っています。それが、一年前に「あまちゃん」としてドラマになったお陰で人気が出て現地は経済的に潤ったと言います。
あの時の駅員の努力が目に浮かびますが、ドキュメントで綴られた住民の明るい表情が大変良くまとまっていました。

連続テレビ小説「花子とアン」がその後も好調で高視聴率を継続している様です。先日も甲府の県立文学館に花子と朝市役の二人を甲府放送局が呼び特集番組を放送しました私も見ましたがドラマの最初に出てくる映像は洋館から
出て来た帽子をかぶった人形が坂を駆け降りるとその帽子が飛ばされてそれが風に乗って山梨迄届き花子がその
帽子を拾う場面ですが、説明によると赤毛のアンの原作者であるL・M・モンゴメリーの出身地であるカナダのプリンス
エドワード島(カナダの東海岸のセントロレンス湾にある)に出掛けて撮影したそうで、あの映像を撮るためにわざわざ
カナダまで行ったとはNHKもやるものだと感心しました。それに、花子が帽子を拾う場面は八ヶ岳で収録したそうです
それにしても、ドラマでは甲州弁が飛び交っていますが、私は甲州弁が余り好きではないのです。しかし、金田一春彦さんの友人の小林是綱さん(甲州弁の研究者)によれば甲州弁は味わいのある方言と言います。しかし、例えば
「ダッチモネーコンイッチョーシ」等はその意味が判りませんが決して上品な言葉ではないと私は思うのです。

米国のGMが此れ迄に生産した1500万台以上の車のリコールを発表しました。日本でもトヨタやホンダが数十万台のリコールや裁判に発展するケースはありましたが、GMの余りの桁外れの数量には驚きです。GMの今後の経営に影響が出ることは間違いなく、少しづつ最近調子を取り戻しているアメリカ経済がどの程度減速するかなど不透明さが
否めません。

北海道の夕張で生産されたハウスの夕張メロンが5月23日に初出荷されて、2玉が250万円と言うご祝儀相場のニュースには笑えました。私も6年前の平成20年の5月後半に夕張へ行き見事な石炭博物館や財政破綻をした夕張の状況をつぶさに見る事が出来ましたが、意外と町が寂れていなかった事と、通り沿いの売店でメロンを3玉買い山梨へ送った事を覚えて居ます。そして夕張より歌志内や赤平更に 幌内炭鉱のあった三笠市の方がはるかに寂れていたことも今は懐かしい思い出です。

Apple社が6月2日(現地時間)、米サンフランシスコで開催中の「WWDC 2014」で、iOSデバイス向けの新OS「iOS 8」を発表しました。Apple社 CEOのティム・クック氏は、「iOS 8は非常に大きなリリース。ユーザーと開発者にとって多方面から満足いただける特長を兼ね備えている」と紹介しました。見た目はiOS 7のフラットデザインを継承しながら個々の機能をブラッシュアップさせているそうで、主にコンシューマー(サービスの最終使用者)にとって影響の大きい変更点を取り組んでいる。2年前に56才で亡くなったスティーブ・ジョブズ氏の後を継ぎ当初は新製品開発が上手く行かなかったのが、今回の「iOS 8」の発売で陽の目を見たそうです。

過日 NHKの朝の番組で「フレイル」に付いて放送していましたので調べて見ました。
「フレイル」とは日本老年医学会が名づけた用語で 「虚弱」を意味する英語の「frailty」から来ているもので、此れ迄は高齢になり筋力や活力が衰えることを単に老化現象として捉えるのではなく「フレイル」と言う段階で定義し老化の予防の意識改革に役立てることを目指しているとの事です。日本では65才以上の11%に何らかの影響が有り健康と病気の中間的な段階を経て75才以上の多くが要介護状態に陥るとしています
そして高齢にになるにつれて筋力が衰える現象を「サルコペニア」と呼びさらに生活機能が全般的に低くなると「フレイル」になると言います。

一方、米国老年医学会の評価法では ①移動能力の低下②握力の低下③体重の減少④疲労感の自覚⑤活動レベル
の低下の内三つが当てはまると、この段階と認定しています。そこで、「フレイル」の予防法として以下が有るそうです

  ① 十分なたんぱく質、ビタミン、ミネラルを含む食事を心掛けること
  ② ストレッチ、ウオーキングなどを定期的に行うこと
  ③ 身体の活動量や認知機能を定期的にチェックを行うこと
  ④ 感染予防(ワクチン接種を含む)につとめること
  ⑤ 手術の後は栄養やリハビリなど適切なケアを受けること
  ⑥ 内服薬が多い人(6種類以上)は主治医に相談すること

田原総一朗公式サイトによると田原総惣一朗を会長としオリックス会長の宮内義彦氏が理事長のNPO「万年野党の会」を旗揚げしたとのこと 竹中平蔵氏が発起人で古賀茂明氏などが名をつらねているそうです。目的は官僚や国会議員達の監視で言うべきことを毅然として国民に訴えるとの事です。しかも、マスコミも言うべきことを言わず世の流れに身を任せていると田原氏は言います。今後の展開のお手並み拝見と行きましょう。

元ドリフターズの加藤茶と笑福亭鶴瓶が鹿児島県の南九州市を旅した「鶴瓶の家族に乾杯」を過日観ました。知覧に在る武家屋敷や開聞岳を眺める景色そして日本一の茶畑など、平成18年に訪れた私は懐かしさが深まりましたが、その加藤茶は久し振りの登場でした.。しかし、脳を患って少しろれつが回らない様子が見て取れましたが、彼は私と
同じ昭和18年生まれの70才ですがあれ程活躍した彼も病気には勝てないことを知りました。それに、俳優の林隆三も70才で亡くなり私も自分の年を思うと寂しくなります。そして現在妻は娘の出産で埼玉へ出掛けていますが久し振りの一人暮らしは何事も自分でやらなければならず厳しいものが有ります。

6月23日は69年前のこの日に太平洋戦争の沖縄戦が終結した日なのです。私は一度沖縄に行きたくて、平成17年の九州旅行をした時にまず九州より先に沖縄へ行きました。そして2日目に糸満の摩文仁にある沖縄平和祈念公園に
行きましたが 24万人の犠牲者名を刻銘した多くの石碑を見た時は胸が熱くなりました。当時の沖縄の人口(60万人)の4人に一人が刻まれていてその他にも沖縄戦で犠牲になった県外の人や外国人の名前もあるとのこと。しかも、
この平和祈念館は沖縄県が建てたもので日本政府ではない事に驚きました。しかし、当日の安倍総理の挨拶は形式的なもので心が籠っていないと思います。集団的自衛権の議論が盛んな今直の事そう思うのかも知れません。
そして、サイパンでも1万2000の沖縄人がサトウキビの栽培に出掛け米軍の爆撃により犠牲になったと言います。

6月28日に東名高速と中央道を結ぶ圏央道が此れまで工事中分(14.8km)が開通し高速道路同士が結ばれました
山梨に住む私は孫達と湘南の海へ海水浴に行く場合に利用する程度ですが、トラック業界や山梨の魚市場の業者が築地市場に行かず横浜市場を利用するなど道路の混雑状況により都心に向かう道路の選択に役立つことでしょう。
私は今までにも関越道と中央道を結ぶ圏央道を利用しましたが、首都高速を迂回して短時間で移動出来るので恐らく
東名~中央道のバイパスの働きをこの区間の圏央道が果たす役割は、経済効果の点からも役立つことでしょう。

毎週土曜日に配達される朝日新聞に掲載の「102歳私の証あるがまま行く」は日野原重明さんによるメッセージですが、最近の記事では日野原さんは遠出の時は車イスを使う様にしていると書いています。それは、学会に出席するためにロンドンへ行った時の無理がたたり帰国後入院をすると、心臓の機能が低下し今迄のように歩けなくなったそうです。家では歩けるのですが、外出は無理をしないようにしたそうです。102才の日野原さんもしっかり高齢者ですから体調に気を付けて過ごして欲しいと思います。

7月1日に自・公合意の上で「集団的自衛権の行使容認」が文言を限定した上で閣議決定しました。しかし、私はこの
法律は大反対ですので益々自民党が嫌いになりました。それに、今回はご意見番であるべき公明党にも失望しました
いくら文言を規制して文章で縛っても元々憲法を改正して日本を軍国化するのが自民党の本音ですし、現在の憲法は終戦時にGHQにより一方的に作られたもので、日本人が自ら作り直すべきと主張する自民党の考えには大反対です
なぜなら誰が作くろうとも良いものは良いのであり戦争を放棄した世界に誇れる憲法9条は改正すべきではありません
その憲法改正への突破が集団的自衛権の行使容認で有ると私は思っているので、今回の自公の判断に失望しました

私は若い頃に腰を悪くし腰をかばって歩くと長距離が歩けません。特に最近は辛くなりました
そこで、娘の勤める病院で診て貰いました。すると、レントゲン検査もMRI検査も異常なく、此れからは腰をかばうことなく痛くない程度に腹筋やスクワットをやるように医者から言われました。先輩にスポーツジムで体を鍛えるとそれが原因で腰が悪くなった人がいますので、一度診て貰ったのですが背骨の内側にある神経が背骨や骨盤に触れる(または圧迫)ことは無いとのことで安心しました。

北朝鮮との交渉において、北朝鮮が特別調査委員会を組織し今度こそ拉致問題を中心とする両国の諸問題の解決への第一歩をスタートした事が7月3日に日本政府より発表されました。北朝鮮は7月4日から実務を開始するとの事ですが、中国との関係が悪化している現在、日本からの支援が喉から手が出るほど欲しい疲弊した北朝鮮の経済がさすがに勝手なことを言っていられない切実さが伝わって来ます。その意味で北朝鮮も本腰を入れて対応するでしょう
日本政府も一部の制裁を解除する方針を決めましたので此れからの展開が待たれます。

それでは 次回の近況報告は真夏日ら秋風が吹く8月後半(?)に報告したいと思いますが
今年の夏は昨年同様
猛暑になるとのことですので、お互いに体調に気を受けて過ごしましょう。
 
 
 5月16日
 
平成26年の初夏に    
                                      

薄紅色や白い花ビラが4月中旬に咲き揃った街路樹のハナミズキが5月中旬にはすっかり若葉に変わり、今年も深緑の季節を迎えました。現在は公園の桜並木も見事な葉桜になっています。しかも、5月を迎えると白や紫色のモクレンやツツジやサツキのピンクが鮮やかです。そして、今年も春先は気温差により私の体調が思わしくなかったのですが5月になると血糖値も安定し一年で一番過ごし易い爽やかな初夏の季節が巡って来ましたそれに3月に植木屋さんに庭木の剪定を頼み木々もすっきりしましたが 今は残されたその小枝から新芽が芽吹く生命の力強さに驚いています
そして最近の私は、田起こし前の田圃にレンゲの花が一面に咲く 山梨の長閑な初夏を楽しんでいます。

4月23日の夕方、オバマ大統領が国賓として三度目の来日をしました日本は総力を挙げ大統領を歓迎しましたが
日本人は素晴らしいと思いますその反面韓国では多くの就学旅行生を乗せたカーフェリーが沈没し大惨事になっていますそして海難事故情報が錯綜し韓国国内の混乱が世界中から疑問視されています船長を始めとする海運会社の不始末では済まされそうにありませんそうした中でオバマ大統領は日本の次に韓国へ行きましたが、韓国政府の真価が問われます。日米では現在TPPの最終合意にもめていますが、韓国は国内の混乱をどのように沈静化しようと
しているのでしょう。そして、韓国の小・高校生の修学旅行が7月まで全面禁止になりましたそれに沈没事故を
起こした高校の教頭が自分が救出された責任を取り自殺すると言う何ともやり切れないニュースも報道されています。

韓国のカーフェリ-転覆事故を機会に現在の韓国について調べました。と言うのは今回の事故で首相が辞任したり、日本では考えられない韓国国内事情が良く判らない様に思えるのです。そして調べると、韓国は貧富の差が日本では考えられない格差が有り、大学卒の失業率が20%以上で日本と同じような生活環境でありながら、収入が極めて低く一説によると暴動が起きてもおかしくない韓国経済状況の様です。そして、韓国と言うと「サムスン」や「LG」そして「ヒュンダイ」などの超一流企業が世界を席巻しているのに対して多くの中・小・零細企業は疲弊しているとの情報は聞きますが、しかし、超一流企業である「サムスン」なども確かに国内に本社があるものの、多くの海外投資家にその利益が回り韓国経済に寄与していないと言います。そして、今のままでは誰が大統領になってもかつての繁栄は夢のまた夢なのだそうです。しかし、日本での報道はそうした事を正しく伝えていない(従軍慰安婦の情報等が表面に出過ぎている・・・)となると、日本側にも報道の在り方に問題が有る様にも思います。そして、最近の朴槿恵大統領の評価が下がっていますし、そもそも韓国の大統領は暗殺(朴槿恵の父親の朴正煕)や自殺(盧武鉉)など不幸な事件が多く汚職や天下りなどの不正がまかり通っていると言います。そしてことに依ると、韓国政府の闇の部分と政権に群がる一部の人物達の貪欲な迄の介入など良く判らない韓国の社会構造を注視しなければ大統領の自殺や暗殺等日本人には到底判り得ない国情が有りそうです。そして、今回の事故(事件)もそうした韓国が抱える諸問題の延長線上にあるのかも知れません。朴槿恵大統領がそうした課題に今後決定的なメスを入れることに期待したいと思います。

それに更に5月2日に今度はソウル市の地下鉄の追突事故が発生しました。事故原因は「信号機の故障」と発表されましたがまたまた韓国の技術の低さを露呈しましたつまりあらゆる制御はフェールセーフでなければならないのに信号機の故障により安全性が損なわれること自体が問題で、システムに不備があった場合は安全側(電車を停止させる制御)にシステムが動くことが重要で、それを信号機の故障で電車が追突したと発表すること自体が技術力の無さと言われても仕方有りません
しかし、数日前に信号機制御系プログラムを変更したそうで、その後制御エラーが出ているのを承知しながら対策を取らなかったとの報道も有り、そうなるとフェールセーフ以前の安全への欠如としか思えない何ともお粗末な韓国です。以前中国でも高速列車が制御システムの不備により列車が衝突し高架下へ転落する事故が有りましたが、あの時も転落した列車の事故原因を良く調査せずに穴を掘って車輛を埋めてしまうと言う考えられない事件が有りました。その点、日本の技術の高さが光りますが、しかし 今回の事故を「他山の石」として気を引き締める謙虚さを日本人として持ちたいと思います。過去に日本でもJR北海道が線路幅の広がりを長期間補修せずに放置した事実も有りますので・・・

三女夫婦が仙台から帰省し次女が勤める病院で「ふる里出産」をすることになりましたお陰様で分娩予約もとれて予定では11月始めに7月の長女の出産に続き4人目の孫が生まれます。今年の我が家は明るい話題が多く今から孫の誕生が楽しみです。そして、次女の娘達は4月から4年生と2年生に進級しましたが、児童館が3年生までなので上の孫は児童館を卒業し、学校が終わると児童館にいる妹と一緒に実家へ向けて歩きます。そして、月・水・金は夕方から体操のジムへ通いますが二人でバスに乗りジム迄移動します。私達が送っても良いのですが、ママが社会勉強のために敢えてバスを選びました。そして、用心の為にお婆ちゃんとママの携帯に間違いなくバスに乗った事をメ-ルで知らせます。音声ではなく、孫達の確認のみの信号なので安心です。今はIT情報でGPSによる位置情報や携帯同士の通信など便利になったものです。

4月10日に2年半振りに妻がミラ(軽自動車)の運転を再開しました。久し振りの運転に最初は助手席に座った私は妻が上手く運転出来るか心配でしたが、意外や意外 実に上手に運転出来たのには感心しました。その後は、妻が運転をして買い物に出掛けています。そして、5月12日に犬のワンダーをトリミングに連れて行きました。当初は予約が仲々取れず一ヶ月先になりましたが前回(10月15日)から7ヶ月が経ちワンダーもかなり毛が伸びて最近はさすがに暑苦しくなりましたのでサマーカットをしましたが、スッキリしたワンダーは此れから迎える夏への準備が整いました。
一方、猫のミルは食欲もあり元気ですが、すっかり毛の艶が一頃より褪せて来ました。我が家へ来て18年が経ちますのでさすがに年寄りになりました恐らく人間の年で言えば90才以上でしょうそしてワンダーもミルも日中良く寝ます我が家は皆高齢家族です。

4月12日に、かつての仲間達に会いに神奈川県厚木市へ行きました。当日は31人の人達が集まり思い出話に花が咲きました。隔年に開催され今回が7度目ですが、ほとんどの人達の名前と顔が思い出され、私も30才代の9年間を過ごした懐かしい厚木工場ですが、幹事の話では山梨へ移転し30年が経つ現在は、かつての工場はなく新しい企業がそれぞれの新工場に造り替えているとの事。30年の時間は時代も時空も変えているのでしょう。しかし、私に取って厚木工場で過ごした時代はクレーン設計マニュアルを仲間と作り、全日空羽田整備工場へスーパージャンボ機のジェットエンジンの分解組み立てに用いるシステムクレーンの基本設計を担当したり、当時では初めての30mhの
立体自動倉庫用クレーンを設計したり、山梨工場用の50台の自動倉庫や無人搬送車そして搬送装置設備の責任者として陣頭指揮を取るなど私の此れ迄の機械設計人生の中で中身の濃い時期を過ごしました。そうした事を仲間達も覚えて居てくれて宴席は盛り上がり3時間が瞬く間に過ぎました。そして、2年後の再会を約束し山梨へ戻りましたが、途中通過した小田急線の下北沢駅の地下ホームなど都心の変わり様は目からウロコでした。しかし、往復の電車の
中で驚いたのは殆どの若者がスマホに夢中で黙って指を動かしているのは異様で正常な姿ではない様に思いました

私は「田原総一朗公式サイト」を配信の都度読んでいますが、彼は今年80才になったそうです。そして彼の誕生日を堀江貴文氏や猪瀬直樹氏、乙武洋匡氏達が祝ってくれたそうです。「朝まで生テレビ」に出演しているメンバーだそうですが、番組が深夜なので私は見た事は有りません。そして私は、田原総一朗さんの考え方に賛同出来る点がありますが、彼は無趣味で敢えて言えば「仕事」が趣味だそうです。しかし、その根底には「好奇心」があるそうで、何事にも知りたいと思ったらとことん突き止めねば気が済まない性格との事ですそこでそうした点が読者に共感を与えるものと思います。
その彼が今80才ですから10才若い私は此れからも 前向きにチャレンジしたいと思っています。


4月22日から上野の国立博物館で奈良県明日香村のキトラ古墳展が開かれました。古墳の極彩色壁画として、白虎
(びゃっこ)・玄武(げんぶ)・朱雀(すざく)他を展示しています。今回、村外に展示するのは初めてなので、是非行って見たいのですが
恐らく博物館は連日拝観者で長蛇の列になるでしょうから現在の私の体力では見学は無理でしょう。

私は毎日昼食後にNHラジオの「ひるのいこい」を聴きながらウォーキングを心掛けていますが、番組中で投稿の募集をしていましたのでネットで応募しました。すると、次の週に私の投稿を読んでくれました。私も当日ウォーキング中に聴いたのですが、厚木に住む旧友と妻の兄から電話が有り妻が受けたのですが、結構聴いていてくれるものだと感心しました。昨年も春先に投稿しましたが、今年もウォーキング中に雪を頂く富士山や甲斐駒ケ岳 そして、南アルプスや八ヶ岳連峰を眺めながら歩く様子を書いたのですが、早速読んでくれて感謝しています。

過日のNHKのど自慢をラジオで聴いていると それは山梨県の北杜市からの放送でした。そして、いつもの のど自慢にしては会場が騒がしく煩かったのでウォーキングから戻り妻に聞くと、その日のゲストが「モモイロクローバーゼット」
と言う若い女性グループの出演に関係しているとのこと。私は歌番組をほとんど聞かないので、そのグループの存在を知らなかったのですが、最近人気があるそうでAKB48ぐらいしか知らない私は、聞いて初めて知りました。何でも、会場に集まった人達は此のグループの熱烈なファンで舞台の前方に陣取りペンライトを振って応援していたその声援が煩かったのです。殆どNHKしか見ませんしそのNHKがお祭り騒ぎの番組を放送するのも時の流れなのでしょうか

4月26日に群馬県高崎市の隣町に在る「富岡製糸場」が世界文化遺産の登録への勧告がイコモスより有りました。
昨年の富士山の登録に次ぐ快挙ですが、私も大変嬉しく思います。昨年も製糸場が候補に上がりましたが、明治政府による官営製糸場として日本の殖産興業の礎となった工場で、フランスから輸入されました。日本の近代化の中で、
この工場は全国に在った「女工哀史」で知られる過酷な労働ではなく勤務時間も労働条件も合理的な環境であったと言います。しかし、100年以上が経つ建屋は老朽化が進み今後のメンテナンスが不可欠で、また増加する観光客に対して道幅が狭い道路は片側通行にしたりと地元の対応が急がれると言います。それに、当時の蒸気エンジンを有志により再生させる試みも進行中で、製糸機械を本来の姿に戻せるかどうかは別にして、日本の文化として貴重な財産がまた一つ世界遺産に認められることへの重要性を皆で共有したいと思います
いずれにしても前回の「石見銀山」と同様に、日本の産業近代化に貢献した此の世界文化遺産を大切に維持管理する今後の活動に期待しましょう。

韓国のフェリー転覆事故のお陰で、マレーシア発のボーイング777がインド洋に墜落して2カ月が経ちましたが、現在は飛行機事故のその後の報道は有りません。しかし、インド洋の海底に沈んでいる事は分かっても、その捜索は困難を極めていますが、一年以上も掛かるとも言われています。韓国のフェリー事故の場合は過積載が関係していますが
飛行機事故の場合は不確実なことが多く謎の多い事故ですが いずれの場合も、人間の行為が事故に大きく関わっていることは間違いありません。私も仕事を離れて10年になりますが、過去に関わった製品が現在無事に役立っているか(?)今でも夢に出てくることが有ります。しかし、そのことはその時々に真剣に仕事に取り組んだ結果であり、その夢と今後ともに付き合うことが私の人生なのでしょう。

今年は宝塚歌劇団が誕生して100年になりますが、その宝塚劇場を造ったのは山梨県韮崎市出身の小林一三です。
小林一三は慶応義塾に在籍中から文筆活動に熱心で、山日新聞(山梨日々新聞)に小説を投稿していたと言います。そして、慶応を卒業後三井銀行に入行し全国支店を渡り歩く中で、大阪支店当時に箕面電気鉄道の立て直しに加わり阪神急行(今の阪急)で経営を健全化し梅田と三宮にターミナルデパートを作り最上階に食堂を作ったり、沿線に宅地を造り大阪のアパートの家賃より安い価格で分譲地を販売したり、途中の宝塚に温泉を造りその余興として少女達による演芸を始めたのが現在の宝塚歌劇の始まりです。しかし、一三が偉かったのは単なる見世物ではなく、海外から優れた演出家や講師を招き徹底的にレベルアップさせたことで、将来を見据えた現在の宝塚劇場を作ったことが彼の器の大きさです。そして、その他にも京に塚を進出させ「東宝」と言う興業会社を作ったり、現在の東急の前身で
ある複数の電車の中心に田園都市を造りそれが現在の田園調布となった事や、東急電鉄を引き受ける要請に対して自分は関西で十分なので、当時鉄道省の役人であった五島慶太に任せるなど甲州財閥の一人として大活躍した人物
です。数年前に県立美術館で「小林一三の世界展:逸翁(一三の画号)美術館」を観ましたが、彼が収集した美術品もさすがでした。

今年もゴールデンウイークがやって来ました。私達は高齢なのでどこへも出掛けませんが、子持ちの若い人達は車で郊外へ出掛ける等楽しいひと時を楽しんだことでしょう。そして、今の季節は深緑が眩しく気温も20度前後と暑くも寒くもない私の体調が安定した季節になっています。しかし、じめじめした梅雨の季節が待っていますし、その先には蒸し暑い私の苦手な夏の季節が控えていますが、日本には四季がありそれぞれに良さが有りますが、その中で春先から梅雨前の今の季節と、残暑が終わりそよ風が吹く秋の季節が私の体調も良く過ごし易いこの季節を楽しみたいと思います。

私はここ数年地デジで見たい番組がない時は、BS放送を観ています。特に
NHKのBSプレミアムは「日本百名山」や「世界ぶらり街あるき」それに かつて放送した番組の再放送等を楽しく観ていますそしてNHKでは
インターネットサイトでアンコールを希望する投稿サイトがあり、そこへ申し込んで置くと、後日メールで再放送日を連絡してくれます
しかも、番組の一覧はサイトに載っていますのでチェックも簡単です。NHKは恐らく視聴者からの希望が多い番組から選んでいるのでしょう。その番組が5月1日放送の以下の内容でした。

5月1日にNHKBSプレミアムで
薬師寺白鳳伽藍の一年の再放送が有りましたのでジックリ観ましたそれは
NHK
で過去の放送の再放送のリクエストを募集していましたので応募しましたが、過日再放送予定日をメールで知らせて
くれたのです。その番組は、2013年
H25年放送分でしたが大変すばらしい番組でした
それは薬師寺の金堂の再建と、焼失した西塔の新規建立を東塔を参考にした構成が中心でしたが、かつての高田好胤管主が写経を全国に募り730万願の浄財により建設されたこと。そして1300年前の技術が素晴らしいことと、当時の道具で現在は使われていないカンナなどの話しを現在の棟梁が紹介したり、薬師寺の歴史の紹介【天武天皇が妻(後の持統天皇)の
病気回復を祈念して680年に建立した事】、藤原京→平城京へ16年後に遷都した中で、薬師寺も今の西の京に移りその中で、薬師三尊像は飛鳥時代もしくは白鳳時代のどちらで造られたのかの議論。そして最後は東京国立博物館へ光背のとれた日光・月光菩薩を運び出す場面は、私も平成22年(2010年)に見学しましたので
懐かしく見ました
更に
東塔の痛みが進み現在解体修理中(2018年完成予定)とのことですので、新しくなっ
薬師寺(東塔)を観に
行きたいと思います。

4月から始まったNHK連続テレビ小説「花子とアン」の視聴率が昨年の「あまちゃん
や「ごちそうさんより高く(25%)
村岡花子(出身は甲府市)の評判が良く 県立文学館とNHK甲府放送局が共催し現在「村岡花子展」を開催中で 最近
1万人が訪れたとの事ですので、NHKもさぞかし安堵していることでしょう。そして、ドラマの中に出てくる仲間由紀恵演じる葉山蓮子は実在の人物で、本名は「柳原燁子」で筑豊炭鉱の石炭王の「伊藤伝右衛門」の後妻になり、その後「白蓮」の名で多くの詩集や歌集
小説や戯曲で活躍した人物との事。しかも大阪の新聞記者と恋に落ち妊娠を機会に伝右衛門に絶縁状を突き付け「白蓮事件」として話題になった様です。最近の「花子とアン」蓮子の実家が落ちぶれ
政略結婚をさせられる場面ですが、今後のドラマの展開が楽しみです。

日本女子卓球(団体)が31年ぶりに銀メタルを取りました。福原愛が怪我で欠場する中で29才の平野早矢香が善戦しましたが世界一の中国選手(劉詩ウェン)に3-0で敗れ、石川佳純も良く戦いましたがさすがに李暁霞にはかないませんでした。私は最近の中国の実力を良く知りませんが、対戦して見ると実力差が良く判ります。その中で、香港戦で逆転勝利するなど日本選手の実力が上がっていることも事実です。それにしても、スポーツは見応えが有り楽しい
ひと時を過ごせます。

タイのインラック首相が5月7日に憲法裁判所の司法判断により失職しました。タイ人は勤勉で日本企業も多数タイに
進出していますが、どうもタイ国内は長期安定しません。私が知るタイは王国で現在はフミポンが国王ですが、フミポン国王の影響力が衰えているのか(?)かつてインラック首相の兄のタクシンが軍事クーデターにより国外に追放され、
しかし国内の特に農民の支持が高くインラック首相が3年前に誕生しました。それが、国家安全保障会議事務局長の人事問題で憲法に違反して不当介入したとして、今回の失職となったと言いますが、今後どの様になるのかを含めて、タイの状況がよく判りません。韓国の政局も判らないことだらけなので、今後を注視したいと思います。

宇宙飛行士の若田光一さんが5月14日に無事に笑顔で地上に帰還しました
188日間の飛行でしたが今回は何と言っても宇宙ステーション(ISS)で3月から2ヶ月間日本人初の船長(コマンダー)を務めたことです。若田さんは今回
4度目の飛行でしたが
船長として仲間の飛行士と「和の心」で無事に任務を終えたそうです日本人として誇りですね

今回の近況報告はお伝えする事が多過ぎて、例えばウクライナ問題やナイジェリアで多数の女子生徒を誘拐し隣国
へ売り飛ばすと言う考えられないテロやシリアの内戦が長期化し、南シナ海ではベトナムと中国が領海紛争をしている
こと、トルコでは炭鉱坑内の爆発で300人以上の犠牲者が出たり、そして安倍首相が提唱する「集団的自衛権」など
私なりの意見がありますが、次回にしたいと思います。しかし、地球上が様々に混乱する今の急激な変化が早過ぎて
気持ちが落ち着かない昨今の私です。

連休中は二人の娘が現在妊娠中で山梨へ帰省出来ず、山梨に住む孫達も連休後半は出掛けるのに忙しく我が家へ
は来ませんでした。そこで私は部屋の片付けや書物の整理など暑くなる前の準備に心掛けましたが「ふるさと出産」をする三女のために部屋の畳替えの準備や物置きからベビ-ベットを取り出す仕事など結構忙しくなりました。

それでは、次回の近況報告は7月初旬に報告したいと思いますが、ワールドカップサッカーの日本代表選手(23人)が決まりいよいよ来月ブラジルで開催されますのでそれも楽しみです
そして平年より4日早い5月5日に沖縄が梅雨入りしましたので、皆さんこれからの季節の体調管理に気を付けてお過ごし下さい私も足や腰の筋力を鍛える運動をして老化に備えたいと思います。

 

 4月08日
   
平成26年の春に    
                                       

私が毎日歩く「山の手通り」に植えられた街路樹の「ハナミズキ」が春分の日を過ぎると 今年も蕾を膨らませています。
しかし、毎年見ている光景なのですが いつ頃葉が出て花が咲くのか覚えがありません。そこで、今年は「ハナミズキ」に注目
したいと思います。そして今年はとにかく2月中旬に1mを超える大雪が降り山梨は陸の孤島と化しましたが、雪の影響で我が家の電話線が切れるなどの被害もありその後も3月になり5cmの雪が降るなど、まだまだ春の訪れには時間が掛かるものなのでしょう。そして、春分の日を過ぎる頃から少しづつ温かな日が多くなり、桜の開花の話題(甲府は3月28日)も盛んになっています。そこで、4月1日に春休みの孫達と近くの公園におにぎりを持ち桜を目でに出掛けました。それに山梨では4月5日に信玄公祭り(今年は満開の桜のもと)で賑わいましたが、今年も全国で春の息吹を感じる日本ならではの快い今の此の季節を私も存分に楽しみたいと思います。

東日本大震災が三年前の3月11日に起きて、三年後のテレビ放送は各局ともその追悼番組を放送しました。震災後3年でかなり復興が進んだとするものと、一向に進んではいないものとの温度差(地域格差)が三年が過ぎた現実です
しかも
原発事故により13万人余の人々が住み慣れた家に住めず慣れない土地で不自由な生活を余儀なくさせられている現実にも考えさせられます。その中で心の悩みに苦しむ若者達の心のケアも大切であることも知り、つくづく
天災・人災を含めて皆で考えて行かねばならない問題を考えました。そして、私は震災を報じる翌日の朝刊を(その年の分)今も残していますが、そろそろ片付けようかと最近思っていますが、しかしその残し方を考えて見ようと思います
一方、原発事故に付いては 今後のエネルギー政策を含めその在り方を考える事は大切ですが 脱原発論は使用済み燃料処理を含め将来への縮少方向には賛成です。しかし、単純な脱原発論には反対です。しかも、原発政策を長期にわたり進めて来た自民党に十分な反省がないことが残念でなりません。

ソチオリンピック&パラリンピックが終わりました、そして、日本の若者たちは精一杯練習の成果を発揮し日本のレベルを世界に発信する事が出来ました。中でも羽生結弦選手と浅田真央選手の存在感は圧巻でした。それに、スキー
ジャンプの葛西選手の活躍も見事でした。そして、パラリンピック・アルペンでの狩野亮選手達の活躍も光ります。
しかし結果はどうあれ、世界に羽ばたいた選手たちの活躍を大いに褒めたいと思います。

ロシアが隣国のウクライナ南部のクリミアへの併合に踏み切りました。武力をちらつかせる帝国主義さながらのやり口ですが欧米や日本に打つ手はないようです。クリミアはソ連時代から黒海にある軍港として発展しましたが、その歴史は帝政ロシア時代からで陸地からすぐに深くなる不凍港でセバストポリと呼ぶ軍港はロシアにとって良好な海軍基地ですが、ソ連の崩壊と共に軍港はウクライナに帰属しました。しかし クリミアの住民はほとんどがロシア系の人達でEU圏に近いウクライナ西部とは考え方が異なっていました。そこで、ウクライナでは昨年の後半に親ロ派のヤヌコビッチ大統領を国外に追い出し暫定政府が出来るなどの混乱があった様です。それに対してクリミア自治区では住民選挙をやり圧倒的に多い96.7%でロシアへの組み入れに賛成する結果になりました。しかし、それに対して暫定政権もEU諸国も裏でロシアが糸を引いていると主張しこの選挙を無効とする対立が今も続いています。その中で3月18日にプーチンがクリミアをロシア圏内に組み込む事を宣言したのです。しかし、プーチンの行動は国際世論として受け入れられるものではなく、国連もロシアを非難しています。更にウクライナの経済はロシアよりかなり低くこの様な国内事情も背景にあると言います。しかし、ロシア側にもウクライナを通りEUに天然ガスを送るパイプラインが伸びていて、EUへの輸出が減少する中でウクライナがパイプラインを破壊する作戦に出ない保証はなく益々混迷が深まる複雑な世界状況ですが、少なくとも過去の米ソの冷戦にならないことを願うばかりです。それに、シリア情勢や最近のイラク国内の治安悪化にしても世界中が混迷を深めています。そして、クリミア半島の南部に在るヤルタ近郊で昭和20年2月に米・英・ソが太平洋戦争終結に向けた会談を開催し「ヤルタ体制」としてその後の世界情勢を決めた土地であり米ソ冷戦の端緒となった事を私も若い頃に学習しました。

H2Aロケット23号機が2月28日に種子島からの打ち上げに成功しました。今回は 局部的な地域の気象状態を詳しく観測出来る衛星【全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星】)を積んでいるそうで、気象の精度向上に貢献できるとのことです。しかも、H2A(B)ロケットは現在23回連続して成功しているとのこと。 昨年の9月には内之浦発射場から
イプシロンロケットが3度目の発射で成功しましたが、H2Aロケット(大型)とイプシロンロケット(小型)の二極化の国産
技術の信頼性がより高まっています。【H2A(B)ロケット:三菱重工製造、イプシロンロケット:IHI製造】 

PM2.5と黄砂について
PM2.5は主に中国の工場が排出する大気汚染物質でその微粒子の大きさをマイクロメートル(ミクロン)で表しますが、
それに対して黄砂は、中国ではなくモンゴルのゴビ砂漠そして天山山脈にあるタクラマカン砂漠を含む新疆ウイグル
自治区辺りの砂漠の砂が偏西風に乗りその砂の内で微小な砂が日本にまで届くもので、その砂が黄色に見えるところから日本では「黄砂」と呼ぶそうです。私は黄砂は中国から飛んで来ると思っていましたが、新疆ウイグル自治区は
現在中国に帰属していますが、黄砂は中国内陸部とモンゴルを含む広範囲から飛んで来るとのことです。と言う事で、黄砂は自然現象ですが、PM2.5は間違いなく中国が撒き散らす公害です。

童謡作家の「まど・みちお」さんが104才で2月28日に亡くなりました。「ぞうさん」や」「1年生になったら」や「やぎさん
ゆうびん」・「不思議なポケット」など現在も子供たちに歌い継がれている作品を数多く残しています。まどさんは25歳の時に北原白秋に認められ、30歳代に詩集を出していますが、現在も(70年以上も)歌われています。おおらかでユーモラスな詩が特に童謡として親しまれていると言いますが、童謡の作詞の他に子供の教育に熱心な人だったそうですので、その詩集などを読んで見たいと思います。。

消費税が4月から増税になりましたが、3月になりス-パ-やコンビニの対応がどの様になるのかその反応を注視しました。すると
大きく3タイプになりました一番多いのは消費税抜きの本体価格表示をする店と、消費税込みと消費税抜きの二通りを表示する店そして3月迄の5%と4月からの8%を色分けして消費税抜きを含め3種類を価格表示
する店が有ります
最近迄「98円祭り」の幡りを駐車場に立ててそれを恒例行事にする店が本体価格を宣言した途端に98円の幡りを止めましたしかし、本体価格方式はレジで消費税を上乗せする方式で来年の10%を見据えた対応
ですが消費者はレジで消費税を取られる事への反発が有り、つまり一見消費税抜きの安い金額に騙されると言う不審が有る様に思いますし、税込み98円の値段が税抜きで89円
税込み94円といかにも安くしているかの様な値立てに消費者は逆に神経をピリピリさせています。いづれにしても、4月からの消費動向をしばらく店も消費者も様子を
見ているのかも知れません。それに、いつもながら5%の内に高価な物を買い込む消費者を映すメディアにも疑問が残ります。

橋頭堡 (きょうとうほ):過日、(株)三菱コンプレッサー社長が米国のシェ-ルガス掘削にコンプレサーを売り込む際に用いた言葉

橋頭堡(きょうとうほ:lodgement, bridgehead, beachhead, airhead)は、敵地などの不利な地理的条件での戦闘を有利に運ぶための前進拠点であり、本来の意味では橋の対岸を守る為の(bridgehead)のこと。拠点の種類に応じて、更に(狭義の)橋頭堡(bridgehead渡河点に構築するもの)、海岸堡(beachhead上陸作戦時に海岸に構築するもの)、空挺堡airhead
挺降下作戦時に降下点に構築するもの)に分類される。

燃料電池の反応場を極める(ミクロ・ナノの世界の最前線):H25年度生涯学習講座(山梨大学)
今年度の生涯学習講座は興味の有る講座を受講しましたが、その中で山梨大学を中心に進める燃料電池の最前線の現場を聴きに出掛けました。現在は燃料電池を高価にしている白金触媒を如何にしてコストダウンさせるかの研究と白金よりも高性能な合金の開発(白金使用量を劇的に減らす)そして、どの様にして再生可能エネルギーを上手く使って水素エネルギー社会を目指して行くか其のそれぞれの課題の研究途上にあり、現在までに白金の使用量を2015年までに2008年比で10分の1に減らせる見通しが付いたこと。現在は 小型化と耐久性向上についての研究途上にあるそうです。

NHKの朝の連続テレビ小説は、昨年前半は「あまちゃん」で三陸鉄道が賑わい、後半は「ごちそうさん」で大阪を中心とした戦前から戦後に掛けた人情味あふれる番組でした。そして、今年は「花子とアン」が4月から始まりました。甲府市出身の村岡花子さんの半生を描いたドラマですが、9月までの番組を楽しみにしています。村岡さんは明治26年に生まれ、70年の人生の中でカナダ人のL・Mモンゴメリの「赤毛のアン」などの翻訳で名を残しましたが、「赤毛のアン」は正式にはAnne of Green Gablesで直訳すると「緑の切妻屋根のアン」ですが、村岡花子は緑の切妻屋根は日本人に馴染まないと考え「赤毛のアン」にしたそうです。私はかつて山梨学院大学の生涯学習講座で「村岡花子」さんを学習しましたので良く覚えていますが、一度東京へ出て東洋英和へ進み山梨へ戻り山梨英和で英語教師をしながら赤毛のアンや若草物語などの翻訳を手掛けた人です
これからの「花子とアン」を楽しみにしていますそして
花子の子供役に目力があり好調な滑り出しですしかし 甲州弁が飛び交うドラマの展開は甲州弁が余り好きではない私はいささかうんざりです。

大相撲春場所が3月23日に終わりました。白鳳と日馬富士が中盤までは盤石で、白鳳の優勝が確実視されましたが
大関の鶴竜が大活躍し両横綱を倒し14勝1敗で初優勝しました。そして、3月26日に横綱に昇進しましたが、これで
3横綱体制でしかも3人共モンゴル人です今回は日本人では琴奨菊が活躍しましたが 稀勢の里は今いちで 琴欧州
が引退し、若手では遠藤と大砂嵐の活躍もありましたが、何とはなくドタバタした落ち着きのない場所になりました。
そして、第86回選抜高校野球が開かれていますが、山梨からは7年ぶりに出場した山梨学院付属高校が残念ながら
初戦敗退となりました。結果は龍谷大平安が優勝しましたが、中でも桐生第一と広島新庄戦は引き分け再試合となり
一人のピッチャ-が24イニングを投げ切るという大変な好試合でした。それに、佐野日大(栃木)と明徳義塾(高知)の試合も延長戦(11回)で佐野日大が勝利しベスト4に進みましたが、逆転に次ぐ逆転のゲームは若者達が無心に試合を運ぶエネルギーに感心します

昭和41年に静岡県清水市で味噌製造会社の専務家族4人を殺害した罪で袴田巌さんが死刑を宣告されて48年間収監されましたが冤罪である事が判明し3月27日に釈放されました。48年もの長き日々を死刑への恐怖の中で過ごした現在78才は何だったのか、私は大学時代に判事の人から事件で逮捕する上で全くの無実で逮捕されるケースは
まずない。限りなく疑わしい場合でまず逮捕し事件性を詰める場合が多いことを教わりましたが、袴田さんの場合も
そうした事件性が強かったのではないかと思います。そして、最近のDNA鑑定精度が格段に向上したお陰で無実が証明された訳ですが、此れ迄無実を証明出来なかった過去の冤罪事件の可能性を思うと、人が人を裁く難しさを思うと共に死刑制度の在り方も考えさせられます。

スーパージャンボの愛称で44年間飛び続けたボーイング747が3月31日で日本の空から消えました。正確には、
政府専用機2機と一部の貨物用機を除くJALとANAの国内・国外全ての旅客機が姿を消し大量輸送時代に幕が下りたのです。。500人以上の乗客を一度に運ぶ巨大な機体は燃料効率が悪く、中型機を数多く飛ばす方が運行コストが経済的なのだそうです。処で、私は昭和50年代初めに全日空羽田整備工場にジャンボジェットエンジンを整備する
システムクレーンの設計に取り組みましたが、作業中にエンジンの真下で作業をする仕様を満足するために2重・3重の安全を確保することが条件でしたが、そもそもクレーンは吊架の下に作業者が入ることを禁止しています。そこで、安全率はもとより落下防止装置を含め三重の安全装置を装備したのです。納入後40年近くが過ぎましたが、何台のエンジンの整備に使われたのでしょう。海外の飛行場にも輸出されたようですから、システムクレーンとして世界中で活躍しましたが、現在は羽田へ行く途中のモノレールから見える整備工場内のクレーンを見る事が出来るかどうか、
退職後はモノレールを利用しませんのでその姿を確認できませんが、無事に大役を果たす事が出来たことに若い頃の技術者として活躍出来た事を懐かしく思い出します。そして、最近の飛行機事故では、北京へ向かったマレーシア航空のボ-イング777が行方不明になり2週間後にインド洋南部海上に墜落していることが分かりました。何故予定のコースを離れ通信設備が遮断されたのかなど謎の多い事故ですが、情報が後追いで益々混乱を深めています。今後捜索が本格化するでしょうが、飛行機の安全性の為にも事故原因が判明して欲しいものです。そして、ボーイング777は747に対し200名少ない250席の乗客でエンジンが2つ少ない2台でジャンボより推力が少ないのですが、騒音が少なく燃料効率(ジャンボは20%)が優れているようです。 

4月3日の早朝に前日 南米チリ沖で発生したM8.2の巨大地震に伴う津波が日本の太平洋沿岸に届くとの報道で3日は津波注意報で大騒ぎでした。過去のチリ地震で大きな被害が出た経験が今回も反映されていますが、今回は岩手の久慈港が60cmの津波で大きな被害にはなりませんでした。かつての東日本大震災の津波が甚大であっただけに過去のチリ沖の被害と合わせて気象庁も慎重になりましたが、大きな被害にならずに済み幸いでした、しかし、こうした遠隔地の津波の予測は現在でも難しいもので、こうした分析の不確実性が今後も続くと、段々恐怖心が薄れ避難への行動が億劫になるのが人間です。かつてインドネシアで起きた津波により数十万の犠牲者が出た事が有りましたが、天災は人間の予測能力をはるかに超えて人類に迫って来ます。そして、日本でも近未来に発生が予測される東南海
トラフ地震とその津波。そして、都市部を襲う直下型地震とその津波による地下街の壊滅的被害にしても来ることは
分かっていても、その対策が判断出き兼ねる現実に人は自分の事として捉えない空しさを私は残念に思います。都心や大阪でも高層マンションの販売が好調だそうですが、地震の発生が定かではない中で高層マンションへの入居希望が高い現実は少なくても、たとえ財産が有っても私は其処へは住まないでしょう。人様の事にクレームを付ける積りは有りませんが。

私達の孫はお陰様で進級し4年生と2年生になりました。昨年一年生だった下の孫は黄色の帽子を被らずに元気良く通学しています。そして、体操とスイミングそれにピアノと習字と とにかく習いごとに意欲的で、特に体操は週に三度
児童館からバスでジムに通うのですが、嫌がりもせず元気に通っていますが、その意欲には感心します。そして、
今年は二人の娘が現在妊娠中で、私達は一挙に4人の孫に恵まれる事になりますが、元気な午年の孫達の誕生を
今から心待ちにしています。

三陸鉄道の南・北リアス線が4月5日(南)と6日(北)に全線開通しました。駅舎ごと橋梁が流された北リアス線は小本
から田野畑がそして南リアス線は盛から釜石迄が今回開通したのです。私は平成17年に三陸海岸の旅をしましたが
陸中野田駅で駅員が年に一度多くリアス線を利用してくれるようにとのキャンペーン中(マイレール三陸・沿線地域30万人運動「みんなで支える三陸鉄道 1年に1回今より多く三陸鉄道に乗ろう」)でしたので、そのワッペンを一枚頂いて来ました。それは 国鉄からJRへの民営化の中で不採算路線の三陸鉄道南リアス線と北リアス線を第三セクターに
よる経営に移行されたために経営が悪化し、先程の様な経営改善活動をしていたのです。しかし、昨年のNHKの朝の番組(あまちゃん)で現地が賑わい、今回 全面開通したことで更に経営が改善されることを期待したいと思います。

4月5日(日本時間)にニューヨークヤンキーズの田中将大投手が初戦デビューし先頭打者にホームランされ、その後2点を含む3点を取られましたが、7回までをしっかり押さえて勝利投手になりました。ヤンキーズにはイチローや
黒田博樹投手がいますが 日本の野球選手も大したものです。私は若い頃にプロ野球を良く観たものですが、巨人がひいきで巨人が負けると家族に文句を言うなど特に妻からは笑い話で今もからかわれます。それがここ三十年ほどはプロ野球を見たくもありません。それに対して高校野球は毎回楽しく観ています。そこで、今年はアメリカで活躍する
日本選手をBSテレビで観戦しようと思います。マー君の活躍も楽しみです。

犬のワンダーは最近徐々に白内障が進み段差が怖くて昇り降り出来ず、車止めなどに躓き思うように歩けません。
食欲はありますので健康さえ維持出来れば当分は生きられるでしょうが、そう言う私も長く歩けなくなりましたので、
ワンダーのことを言う資格は有りません。その点猫のミルは相変わらず元気で、毎朝の目覚ましネコをやっています。そして、最近日中温かくなると庭先に出して貰い日光浴をします。我が家に平成8年に来て今年は18年になりますが
極めて長寿の猫で益々元気です。

それでは、4月12日に厚木へ出掛け、かつての仲間達と懇親会をやる事になっていますのでその結果報告等を含め
5月後半に次回の報告をしたいと思います
そして此れからは花見の季節ですが それと共に花粉症の人には気の毒
な季節でもありますので、陽気に浮かれないように健康に留意して過ごしたいものです。



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 2月14日
   
平成26年の始めに    
                                     

平成の世が四半世紀続き
平成26年が始まりました昨年の夏の猛暑が忘れられませんが 今年の冬は寒さが厳しいと専らの前宣伝でしたが確かに12月迄の寒さは厳しいものが有りました。しかし、1月になるとそれ迄の寒さが緩み3~4月の陽気で
私にとっては大変有り難い今年の冬が今の処は続いています。それに、毎年そうなのですが暑さ寒さを繰り替えしながら少しずつ春を迎えるのでしょう。何しろ、昨年の冬はとにかく寒く青森の八甲田山の麓にある酸ヶ湯温泉では4メートル以上の積雪を覚えていますが
今の処当地は昨年よりは少ない様ですし今年の富士山の冠雪も例年よりは少ない様に思います
 
今の処
山梨も積雪こそありませんが毎日の最低気温が氷点下5℃以下になりますので朝起きるのが辛いこの頃です。
しかし
2月8日の未明に降り出した雪が日中降り続き甲府でも40cm以上も積り都心や甲信越では鉄道や道路網が麻痺する騒ぎになりましたやはり春になるにはまだまだ幾く山も越えねばならないのでしょう。それが、今回の近況報告を転送した
当日の未明から雪が降り出し翌日の15日に甲府では何と114cmの積雪となり記録を取り始めた120年以来の雪と報じています。確かに我が家の辺り一面が雪景色で先週の雪がまだ溶けていない内の積雪ですが今回は何台もの車が路上に残され放置されています。そして周りの家の屋根には雪が積りこの様な景色を30年来私は見ていません。それに、今回の積雪は
山梨県が関東甲信地域で一番だそうですので追記しましたが、陸の孤島になることを心配します。(2月15日書き込み)


東京都知事選の投票日が2月9日に有り、16人の候補者の中で私の予想通り 舛添要一さんが大差で当選しました。
小泉さんが押した細川さんは落選しましたが
都民の判断は正しかったと私は思いますそれは細川さんは「脱原発」をスロ-ガンに戦いましたが原発問題は国政レベルであり、まったく無関係ではないにしろ東京都としての優先課題では無いと私は思うのと、細川さんは現在77才で彼は過去の人であり、熊本で陶芸などの生活で暮らすのが似合っていて第一パワ-不足と思っています。ですから、6年後の東京オリンピックまでは持たないと思うのです。そして、大阪では橋下市長が辞職し大阪都構想を市民に問う選挙に打って出る事になりました。私は2月3日に彼の今後の考えを聞きしたが、彼は極めて正論です。つまり、大阪府と大阪市の長年の二重行政では大阪の発展はない。現在の既得権構造を維持しようとする既成集団を既存政党は今後の政党支持離反を恐れて橋下氏の構想には大義がないと言い対立候補を立てないと主張していますが(いずれ大阪市民の住民投票で決まるのでしょうが)私は大阪都構想の基本となる設計図と工程表を夏までに作るという橋下氏の考えに賛成します。

ソチで開催された第22回冬季オリンピックが自爆テロの脅威に晒される中で無事に2月8日(日本時間)に開幕しました
開会式は大変ユニークな演出で、ロシアの歴史と文化を多くのプロジェクターを使い各時代の情景をを描き出す中で
多くの出場者が整然と行進する演出は素晴らしいものが有りました。しかし、聖火リレーは特にチェチェンを通過した時に聖火ランナーを軍隊が両サイドを囲むようにしかも距離を短縮して走るなどの緊張状態の中で実施されましたが、
オリンピックが無事に終わって欲しいと思います。そして、日本選手の活躍を大いに期待したいと思います。少しでも
以前の長野大会より良い成績を期待したいと思います。そして、閉会式が日本時間で2月24日ですから、2月14日
現在大会の40%が終わりましたが、モーグルの上村愛子が健闘空しく4位でメタルを逃しました。 しかし、十分力を
出し尽くした姿には清々しさが有りました
そしてフィギュアスケート国別団体戦で日本は5位になりましたが、ソチから正式種目になった様ですそして今後は個人戦で成果を出して欲しいと思います更に スノーボードでは15才と18才の少年が銀と銅メタルを獲得し、沙羅ちゃんは4位となりメタルを取る事が出来ませんでした。残念!そして、2月12日にはノルディック複合で銀メタルが取れてようやく日本もメタルが増えて来ました。しかし、転送予定が近づいていますので、此の辺りで中間報告と致します。

今年はノロウイルスが全国的に流行しています毎年食中毒は流行りますが今年は特別です毎年12月でほぼ収束するのですが今年は1月になっても益々猛威を振るっていますまだ分かっていませんがウイルス菌の繁殖力が強いことが原因との見方が一般的です。お陰様で孫達は今の処ノロウイルスに罹らず風邪もひかず元気に通学しています
しかも、3000人が乗る米国の豪華客船が1月下旬にその内の600人以上がノロウイルスに罹り近くの港に寄港した様ですし世界中がノロウイルスで大騒ぎをしています。そして、群馬県の冷凍食品工場で生産された商品に農薬が入れられそれを食べた全国の人達が体調を崩す事件が起きましたその調査の中で仲々原因が判明しませんでしたが49才の非正規社員の男が自身の待遇への不満から農薬を入れた可能性が高いことが分かり現在逮捕して取り調べをしています。かつては、中国製餃子を食べた人が中毒になり大問題となりましたが、犯人は中国人でこれも自身の
待遇の不満から農薬を入れたことが分かり、最近無期懲役刑が出たようです。いずれにしても、食品に対する安全
(衛生)管理の在り方に注力して欲しいと思います。しかも、現在インフルエンザも流行していますが、今年の場合は
2種類(A型とH1N1亜型)が確認されていてどちらも気を付けないと重篤になると言います。さらに、一度治っても他方のインフルエンザウイルスに再び掛かる場合もあるそうです。

大相撲初場所が1月26日に終わりましたが、今場所は日馬富士の休場と稀勢の里の綱取りが前半で四敗となり横綱昇格の夢が無くなり場所が寂しくなると思いましたが鶴竜が連勝を重ね、しかも昨年関取になった遠藤が連日積極的な取組を展開し平日を含めて7日も満員御礼が出るなど大変盛り上がりました。そして、本割で白鳳と鶴竜の取り組みで鶴竜が勝利し優勝決定戦で白鳳が勝つという最後の一番は大変見応えがありました
一方甲府市出身の竜電は昨年十両に昇進しましたが、昨年の初場所に股関節を痛めて一年間休場し今年に期待しましたが、今年の初場所も休場となりました。今後春場所へ向けてしっかり体を治し前の様な活躍をして欲しいと思います。

楽天の田中将大投手が米国のヤンキースと7年契約で何と161億円の契約、つまり年俸23億円の契約になりました
税金で半分になったとしても月給約1億円ですし、その他にも通訳やホテルの宿泊費など数々の恩典があるようですので、大したものです。此れからは驕ることなく世界一の投手めざして活躍して欲しいと思います。因みに、時代が違うとは言え、王選手や長嶋選手の終生に得た金額は精々数億円だそうですから、時代の流れと日本選手の実力アップはたいしたものと思います。イタリアのミランへ移籍した本田圭介など日本人の成長には目を見張るものが有ります。

我が家に新しいダイハツ製のミラ(軽自動車)がやって来ました。其れ迄の車は12年半事故もなく無事に走りましたが
妻が2年半前に階段から落ちそれ以来首の回りが思わしくなく車の運転をしなくなりました。そこで、当然私が運転手として毎日の買い物などに乗りましたが、運転席の前面に後方を映し出す車種があり、妻も後ろを少し振り返えるだけで運転が出来ますし、衝突防止システムも使える機種が有りますので、何とか妻に運転復帰させたいと考えました。
そして、4月から消費税が上がりますし、古くなった車には車両保険が付けられないなど総合的に判断し車を買い替える事にしたのです
此れ迄乗った三菱製のトッポも良く走ってくれましたしまだ12年は乗れるのでしょうが今が買い替え時と考えました。

昨年の秋から甲斐市や甲府市にある消火栓のホ-ス収納箱の中のホース金具が大量に盗まれる事件が市内で頻発しています。盗難に合う理由が判らず不思議な事件ですが、ホ-スの金具は特殊ですから転売出来ないはずで、盗難の目的が理解できません。しかし、再発するのは困るので、消防署や消防団が収納箱に盗難防止警戒中のシ-ルを貼りつけて封印しています。私の玄関先にも1月末に小さな消防車が止まりシ-ルを貼っていました。今の処、県外に波及していない様ですが、山梨のみであれば「大変恥ずかしい行為」です
そして山梨は果樹王国ですので、収穫期にサクランボや桃やブドウそしてすももも被害に有っている様ですが、人が苦労して育てたものを、チャッカリねこばばするのは人間にあるまじからぬ愚行でその人の顔が見たいものです。

昨年に続きNHKの大河ドラマ「軍師 官兵衛」を観ています。黒田官兵衛の人となりを調べ、最期は黒田藩(福岡県)の藩主となり織田信長や豊臣秀吉の軍師として一生を終えた人ですが、軍師としての才覚が後世語られた事を私は知りませんでした。そして、女性講談師の神田紅さん(福岡県出身)がラジオ番組の中で、郷土の誇りである黒田官兵衛を一年間観る事が出来ることを大変喜んでいましたが、少しづつ物語が私も分かって来ました。しかし、今回の番組の
ナレーションの女性の声が何となく精彩がないと言うか声に張りがなく気になっていましたが調べると「藤村志保」さん
でした。そして、現在インターネットでは彼女へのブーイングが多数寄せられています。つまり聞きづらく滑舌が悪いというのです。いずれ慣れてこうした苦情は無くなるでしょうが、昨年の草笛光子さんのナレーションが素晴らしかった
ので仕方がないのかも知れません。しかし、藤村志保さんは1月3日に背骨圧迫骨折し第七回から担当を元NHK
アナウンサーの広瀬修子さんにバトンタッチするそうです。

9年前に父が残した唯一の電気製品であるシェ-バ-の電池寿命が極端に短くなりコ-ドをつないでの髭剃りが面倒になりましたので、今回新製品に買い替えました。パナソニック製のリニアモーター式シェ-バ-ですが、10年前より小型で静かな運転音には驚きました。しかし、恐らく海外で生産されているのでしょうが、どんどん日本の工業技術が外国に流出しています。そして、山梨県では多数の企業が海外に工場を移している関係で県内の工場が次々に閉鎖されていますが、当然社員は失業するわけで、県内に新しい職場がなくその対策に県は振り回されています。さらに、私が勤めた企業も海外に生産拠点を移す計画の途上にあり、いずれは500人近い社員が失業するのでしょう。まだ県内では報道されていませんが、いづれは開発関係を残し工場自体が極めて小さな設備になるはずですので、今後の行く末が心配です。

新万能細胞【STAP(Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cells):刺激惹起じゃっき性多機能性獲得 細胞】を神戸にある理化学研究所がマウスで作製に成功したと発表しました。30才の小保方(おぼかた)晴子さんのチームで小保方さんがチームリーダーだそうです。そして、此の万能細胞の特長は PS細胞より短時間で作る事が出来て製法も簡単で弱酸性溶液の中に短時間(数日程度)漬けるだけで万能細胞が出来るとの事です
1月30日に発表されましたが私には詳細が良く判らないので後日理解した上でまとめたいと思いますなんでもPS細胞より色々な点で優れている面(例えば癌細胞になり難いなど)がある様で「生物学の教科書を書き換える成果」と報じられています。

私は最近イチゴをほとんど食べませんが
最近は福岡の「あまおう」と栃木の「とちおとめ」に人気がある様ですそして
近年「あまおう」の方に人気があるそうです。そこで、栃木では「あまおう」より甘味と大きさともに上回る「スカイベリー」と言う品種を開発したと言います。現在は市場に出回っていませんが(試験栽培中)今年の後半には食べる事が出来そうと思いましたが、先日スーパーでそのスカイベリーが並んでいました。確かに「とちおとめ」や「あまおう」よりかなり大きく存在感が有りますが、出初めもあり かなり高価でした。 

早いもので、2月になりました。良く1月は行く、2月は逃げるなどと言いますが、少し前にお正月をやり、七草粥を食べ小正月を過ぎたばかりなのに、もう2月です。そして、明後日は節分でその翌日は立春、暦通りに少しずつ春に向っています。それに、その先にソチオリンピックが待っています。今日(2月1日)は風もなく穏やかな一日ですが、今の処
風邪を引くこともなく、インフルエンザにも罹っていませんので、このまま冬を過ごせれば良いが、と思っています。
そして、来週には新しい車も来るでしょうし、私のお抱え運転手(ショファー)生活も無事に卒業出来そうです。

若手バレリ-ナの登竜門として知られスイスローザンヌで開催された国際バレエコンク-ルで、日本の高校生が1位と2位を独占しましたが、日本の若者は大したものです。スキ-ジャンプの髙梨沙羅選手にしても、フィギュアスケ-トの選手たちにしても世界に堂々と羽ばたいています。ソチオリンピックがいよいよ2月8日(日本時間)に開催されますが
大変楽しみです。

私は毎日特に午前中をテレビを見ながらこのホームページに書き込んだり雑誌を読んだりしながら過ごします。中でもBS放送が大好きで、BSプレミアムのアンコール放送や日本百名山の放送などはいつも番組表を調べて時間のある限り観ています。70才でも働いている人達がいる中で少し贅沢かも知れませんが、長年真面目に働いて来たご褒美としてゆっくり時を過ごすのも良いのではと思っています
今日も 上高地から登山ガイドと一緒に奥穂高迄を歩く2年前の番組の再放送でしたが、この先どんなに体を鍛えても私には登山は無理なので、その分テレビで楽しんでいます。
そして、そうした今の私のスローライフな生活を神様もきっと許してくれていると 思うのですが・・・

第64回 札幌雪祭りが2月5日から始まりました。私は平成20年に北海道の旅をしましたが「羊が丘」と呼ぶ小高い丘で眼下に札幌の街を見ました。その丘の建物に毎年の雪祭りの雪像を展示していましたが、しかし 平成19年と20年の写真が展示されていないので係の女性に聞いて見ると、展示場所が無く「現在展示場所待ち」と照れ臭そうに話してくれたことを良く覚えています。なるほど、私が行った年は59回のはずなので、既に雪祭りは半世紀以上開催されていることを改めて知りましたが、いつか妻と二人で札幌を訪れたいと思います。

3月11日で東日本大震災から3年が経ちます。しかし、3年が経っても仮設住宅に住まざるを得ない人達が大勢いますし復興が進んでいるとは到底思えません
福島原発も廃炉作業が緒に就いたばかりですNHKでは「あの日私は」で災害に遭った人達の証言を流していますが、こうした放送は此れからも長く続くのでしょう被害に遭った人の為にも今後とも続けて欲しいと思います。

我が家のペット達
昨年12月にウサギのルカが世を去ってからは、猫のミルと犬のワンダーだけになりましたが、どちらも高齢で特に
ワンダーは白内障であまりよく見えない精なのか以前の様に元気よく歩きません。立ち止まっては臭いを嗅ぐ事が多くなりました。その点ミルは我が家へ来て18年になりますが、食欲もあり、庭に侵入者(よその家の猫)が入ったりすると家中を元気よく走り回りとても18才の年寄りとは思えません。しかし、今の季節はミルは食卓の下の電子カ-ペットでワンダ-は布団の上で昼中温かくして寝ています。とにかく、2匹のペットを此れからも可愛いがり仲良く暮らしたいと思っています。

それでは 今年最初の近況報告が出来ましたが、次回は4月初旬に報告したいと思いますので皆さん体に気を付けてお過ごし下さい。それにしても、春の到来が待たれます。

平成25年(2013年)  

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12月25日
 
平成四半世紀の締め括りに
                                   

木枯らしがいつ吹いたのかも気付かぬままに一気に冬に突入しました。此の夏が暑かっただけに、とにかく今の寒さにふるえています。そして、秋の季節が短く11月末に最低気温が氷点下となる冬日になりましたが、日本には四季がありそれは世界に誇れる風土ですが、最近の四季はどうも三ヶ月毎に訪れるその規則性が大きく崩れています。

つまり夏の季節が7月初旬から11月中旬迄の4ヶ月半以上が35℃以上の真夏日で、夏が長かったその分秋の季節が極めて短かったことが特長でした。しかし、急激な気温の変化により紅葉が一気に進み見事な景色を全国で観る事が出来ました。そして、私の体調もとにかく目まぐるしく変わり血糖値管理が大変でしたが、それが冬日の今はかなり安定して来ています。
気象現象と人間の体はとにかく微妙なものですね。

今年の日本は自然現象による大災害が頻発し、異常気象に伴う猛暑日が連続する等の出来事が続きましたが、一方
東京オリンピックの2020年開催が決まり、富士山が世界文化遺産となり、リニア新幹線が2024年に東京~名古屋間の開通を目指すスケジュール案がJR東海から発表され、三浦雄一郎さんが80才でエベレスト登頂を果たすなど、しかも、12月になり「和食」が世界無形文化遺産に決まる明るい話題もありました。

天皇陛下が12月23日に80歳(傘寿)の誕生日を迎えられました
処で八十は傘の略字で「仐」が八十と読めることから傘寿と書いて「さんじゅ」と読みます傘は音読みで「さん」と読みますが 例えばグループ企業で親会社の下にいる子会社を親会社の傘下(さんか)に入ると言いますし、そこで傘寿を「かさじゅ」ではなく「さんじゅ」と言います。

さて、天皇陛下は昭和8年(1933年)にお生まれになりましたが、皇后陛下は翌年の昭和9年(1934年)10月20日に生まれていて 10月20日は私の誕生日ですので つまり美智子皇后 と私は同じ誕生日なのです。そして、天皇陛下は、此れまでに二度の大手術をされていますし、平成の世になり25年が経ちましたので、これからは健康に留意されお元気に過ごされて欲しいと思います。

元巨人軍の川上哲治さんが93才で10月30日に亡くなりました。そして、西武のセゾングループを立ち上げた堤清二さんが86才で11月25日に亡くなりました。お二人ともその世界では大活躍をしましたが、私は堤清二さんが亡くなられたことが残念です。堤さんは、父親の堤康次郎の二男として西武デパートを立ち上げ、一方「辻井喬」のペンネ-ムで数々の作家活動でも名を残しましたが、弟の義明氏が西武鉄道やコクドの経営で名を馳せ、そして清二氏はセゾングループとして西武デパートや西友そして、現在はコンビニのファミリーマート等の展開で知られています。そうして、弟の義明氏がどちらかと言えば荒い経営を展開したのに対し、清二氏はインテリジェンスが高く、途中で西武グループから退却するなどの不都合があったものの経営者として優れていたと私は思います。いずれにしても、前回報告をした島倉千代子さんや山崎豊子さんを含め多くの人が今年世を去りました
そして元南アフリカ共和国大統領のネルソン・マンデラさんが95才で12月5日に亡くなりました。彼は南アフリカの黒人の独立を目指しアパルトヘイト(白人と非白人を区別する人種隔離政策)の撤廃を目指した指導者として活躍しましたが、彼が偉大なのは白人達が黒人を迫害したことへの報復を恐れて運動が遅れた時に白人に仕返しはしないと約束したことや、白人御用抱えの黒人が白人側に付きマンデラさん達を攻撃した時に辛抱強く説得した事などその努力が光ります。そして、その後ノーベル平和賞を受賞しましたが、そのマンデラさんが亡くなられた事は大変残念ですが
インドのガンジ-同様末永くその栄誉は語り継がれることでしょう。

12月2日で中央道の笹子トンネルの天井版が崩落して一年になります。その後の調査で数百本のボルトと接着剤の結合が十分ではなく それが原因で天井版の落下との分析となった様です。一年後の慰霊祭では、社長が管理が十分ではなかった事を謝罪しましたが、10年前の調査で強度に問題がある事が判っていながら、それを問題にしなかった点は 東京電力の場合と共通するものが有ります。私は 若い頃にクレ-ンの設計を仕事としましたが、クレ-ンの場合は「クレ-ン等構造規格」により必要とする構造体の強度と剛性が決められていますしクレ-ンの使用についても、
「クレ-ン等安全規則」で決められています。そして、新規にクレ-ンを設計する場合は、所轄の労働基準局でチェック(製造許可)を受ける事が義務付けられています。そして、法律で定められた保守点検も義務付けられています。今回のトンネル事故の場合は保守点検が疎かにされ,又こうした保守点検のル-ル化を法律で明確にしていない点に問題があり、此れが事故を起こした原因に尽きると思います。そして、現在(12月13日~18日)山梨県の愛宕トンネルの天井版取り外し工事がトンネルを通行止めにして始められています。

ウサギのルカが12月2日の未明に息を引き取りました三女が平成19年に2才のロップイヤラビットのルカを連れて来ましたがその後6年半を我が家で元気に過ごしましたそして昨年迄は居間と廊下をうさぎ跳びで元気よく飛び跳ねましたが、今年になりゲージの中で過ごすようになり、しかし 食欲は旺盛で水も良く飲み健康を保っていたのですが、
この一ケ月は運動不足により足が痩せ細り横になったままでラビットフ-ドを食べ、体をなんとか移動させて水を飲んだり、此の頃から老化が進み最後はお母さんに抱かれて食事を摂るなど衰弱が進んで来ました。そして、12月2日の午前1時に私がトイレに起きた時は呼吸をしていましたが、朝6時に妻が起こすと死んでいたとの事です。恐らく2日の未明に息を引き取ったのでしょう。しかし、ルカの顔は安らかで天寿を全うした事が良く判ります。大病もせずに8才半を生きたルカは長寿のウサギなのでしょう。ウサギの平均寿命は5~6年とのことです。そこで、庭の桜の木の根元にルカのお墓を作り、二人で手を合わせ天国へ旅立ったルカの冥福を祈りました。そして
私たちもルカを見習い足腰を鍛える努力を続けたいと思いますルカ 一緒に暮らしてくれてありがとう 処で、犬のワンダーは今はあるじの
いないゲ-ジに向かいワン・ワン吠えますし、猫のミルも落ち着かないと見えて居間中をうろうろ歩いていますが、動物同士で仲間の死を悼む気持ちがあるのかも知れません。それに ワンダーはルカの死から一週間が過ぎてもなお食欲がなくなりましたが、お母さんが美味しいドックフードを食べさせると徐々に元気を取り戻して来ました。

毎年受けている成人病検査を今年も11月に受けました。結果は
血糖値が高いことと 肝機能が相変わらず悪いことを指摘されましたが、コレステロール値は正常で普段余分な脂質を摂らない成果を主治医は褒めてくれました。そして血糖値が高いのは糖質の摂り過ぎではなく、気温の寒暖差による自律神経のバランスが崩れることが原因であることが指摘されました。そこで、今後は糖質を制限するのではなく、糖質は適度に摂ることにしたいと思います。つまり糖質を制限すると、体力が衰え筋力を鍛えないと益々健康な体を保てず逆に体力低下のストレスにより血糖値が上がってしまう様です。そこで、肝機能の改善に有効とされるオルニチンを飲みセサミンで体力を温存させることに今後心掛けようと思います。

秋葉原にあるラジオストアーが11月末で店仕舞しました。私は若い頃にラジオの部品を買いにどれ程アキバへ通ったことでしょう。2メートルもない複数の通路の両側に1間ほどの間口の店が数十mは続いていたことを覚えています。
そして、どの店も専門の部品を扱う店が殆どで馴染みの店が何軒もありました。それにその店に行くと色々と判らない事を教えてくれるのでよく相談に行ったことも覚えています。そして抵抗器やコンデンサーなどの細かな部品を買うと、
小さな紙袋に入れてくれるのですが、ラジオ作りが大好きな少年にはあのラジオ街は懐かしい思い出です。

今年のJ1リーグ
サッカ-の全試合が終わりました昨年J2で優勝したバンフォ-レ甲府は今年J1に昇格しましたが、
当初は8連敗と振るわず成績が下がる毎に順位が降格スレスレにまでなりましたが、ようやくJ1に残留する事が出来ました。三女夫婦はバンフォーレの熱烈なサポ-タ-ですが、現在は仕事の関係で仙台にいますので、バンフォ-レの試合を地元で見る事が出来ません。昨年優勝に貢献した外人選手が鹿島アントラ-ズに移籍し戦力が低下したことも要因でしょうが、韮崎に練習場が完成したようですので、来年はせめてJ1の中間位置で活躍して欲しいと思います。

過日、アイメッセ山梨で開催された「山梨テクノICTメッセ2013」を観に行きました。毎年開催していますが残念ながら此の処以前の賑わいがありません
今回は武藤工業(ドラフターやCADメーカー)が出展した3Dプリンタが目新しいくらいで入場者数も少なく、期待外れでした。そして、私がかつて勤めた企業からも新型のチェーンホイストが出展されていましたので手に触れて見ましたが私は退職して10年になりますのでこの製品は私の退職後に開発されたもので私の手を経ていない製品です。そして、会社は現在生産拠点を海外へ移しているさなかにあり、なんとなく寂しさを感じましたが、テクノフェア-も閑散としていましたので 特別にそう思えるのかも知れません。

特定秘密保護法が衆・参で強行採決されて、法律が成立しました。多くの知識人たちも反対した法案で、私も更に審議をし尽くして欲しいと思いましたが、何故ゆえ自公政権はこの法案を強行採決したのか(?)少なくとも国民への説明が不十分であることは間違いありません。十分議論し尽くしたという説明では、到底納得出来ません。例え現政権が拡大解釈しなくても、将来の政権がどの様に考えるかは別問題です。かつての「治安維持法」の様な悪法にならないための法律としての細部の線引きなどがはっきりしていないことなどがこの法律の曖昧さを物語っています。第三者による
チェック機関に付いても概要すら検討されていないのです。まだまだ法律として整備が不十分な法案を強行採決した現政権を私は全く理解していないことを述べて、今後の成り行きを注視したいと思います。

私の古希の祝いをやってくれた10月にホテルで用意してくれたかなり高級な椅子が気に入りましたので、12月に同型を購入しました。背部が頭の高さ迄あり
両側に肘置きがそして少しロッキングが出来る椅子ですがパソコンに疲れると少し椅子に寄掛かって休みます。時折りパソコンでテレビを見たりしてひと時をゆったり過ごすのが楽しく一番心が
安らぎ至福のひと時と思っています。今年も残り少なくなり こんなにゆったりして良いのかと思いますが、今年は足腰が悪く毎年見学をしている国際福祉機器展(東京ビッグサイト)と小学校のクラス会に行く事が出来ませんでしたので、来年は体調を整え足腰を鍛えて少しずつ活動したいと思っています。

11月の近況報告に書きましたが、大河ドラマ「八重の桜」の最終回(12月15日)を観終えました。そして、12月21日の最終回の再放送も見てしまいました。今回のドラマでは、例えば熊本出身の徳富蘇峰と徳富蘆花兄弟が同志社で学びそれぞれが明治時代に新聞記者と作家として活躍したこと
また孝明天皇から松平容保に宛てた宸翰しんかん:天皇からの手紙)を大山捨松の父と兄が公にしたこと。そして八重は日清戦争で赤十字社の看護婦のリーダーとして活躍しましたが、此のドラマには登場していませんが日本赤十字社を設立した「渋沢栄一」も今回知りました。八重も渋沢栄一と深く関わっていたことを含め、「八重の桜」は一年を通して大変見応えのあるドラマでした。そして、ドラマの最初の頃は、砲術師の父と兄の影響を受け当時の女性としては甲斐甲斐しく生きた会津時代の八重も記憶に新しいのですが、混乱の明治時代を新島襄や兄の山本覚馬と過ごした八重のハンサムウーマンも見事でした。綾瀬はるか
さんが上手に演じたことも成功のひとつでしょう。そして、此のドラマが始まる前に会津若松に行ったことや、私は元々京都が大好きですので、ドラマの前半の会津と後半の京都が舞台の中心の「八重の桜」に親しみを覚えたことで此の一年観終える事が出来たのだと思います。来年の大河ドラマが楽しみです。

 そして、今年の朝の連続テレビ小説は前半が「海ちゃん」で、後半は「ごちそうさん」でしたが、私は朝が苦手で殆ど
見ていませんが、海ちゃんの「じぇじぇじぇ」が今年の流行語大賞になりました。しかし、私は平成17年に行った三陸
鉄道北リアス線が今回の番組で現地が盛り上がり、以前は第三セクターで赤字経営でしたが陸中野田で一年に1回の乗車を呼び掛けていたキャンペーンが現在は久慈~宮古までの全線開通をしていない中で、三陸鉄道が健全経営になっているのを嬉しく思います。

猪瀬東京都知事が12月19日に辞職しました。昨年の都知事選挙で徳洲会から5000万円を受け取った事に対する不明確さが問題となったことが背景にありますが、その真相はともかく 「梨花に冠を正さず」の諺通り、疑わしき金を選挙の時期に受け取ったことは、政治にはアマチュアと本人が反省する通り疑われる事をやってはいけないのでしょう.。せっかくオリンピック招致に尽力しながら墓穴を掘る結果となった事が残念でなりません。彼は元々作家ですから得意の作家活動に戻れば良いのかも知れませんが しかし、来年の都知事選挙が逼迫していますので、どうなるのか暫く全体が見えないものと思います。
それにしても、問題の発端はそもそも徳洲会の選挙違反に有る訳で、こちらの解明もしっかり追及して欲しいと思います。

一日の最低気温が氷点下の日を「冬日」と呼ぶ様ですが
その冬日が11月20日から続いていますそれに、公園の桜の木も街路樹のハナミズキの木もすっかり葉を落とし淋しい姿になりました。そしていよいよ年の瀬となり、甲府では12月19日に今年の初雪が降りうっすら積もりました。、そうした中で、正月の準備に痛い腰をさすりながら少しずつ障子貼りや庭の片づけをやっています。何しろ我が家は妻と私しかいませんので、焦らず少しづつ進めています。それでは、今年一年 多くのアクセスを頂き有り難うございました。来年も宜しくお願い申し上げます。温かくして良いお正月をお迎え下さい。
太謝謝nin了(中国語で“大変有り難う”)


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11月22日
 
晩秋を迎えて                                                  

10回目のリニュ-アルから一ヶ月半が過ぎ、その間に季節が夏から秋に変わりました。とにかく今年の夏が暑過ぎて
10月になっても真夏日が中旬迄続き私も体調管理に苦しみましたが、しかし 11月になるとメキメキ血糖値が下がり今年のゆく秋を楽しんでいます。それにしても、今年の夏は昨年に比べてはるかに異常でした。全国的に各地で大雨による洪水が多発し伊豆大島では土砂崩れにより50人以上が亡くなり地球上でも各国が異常気象により多くの人が亡くなっています。これ以上地球が破壊すると、地球に生物が存在しなくなる最悪な状態に将来なってしまい兼ねないのかも知れません。それにしても、先月古希の祝いの日は最高気温が30℃以上あったのですが、11月中旬の気温が10℃となりこのひと月で20度以上も低くなり急ぎ冬支度をしました。そして、今度は気温の低下と共に再び血糖値が200を超える日が続いています。何とも自律神経のバランスの悪い我が身が情けないこの頃です。しかし、11月
中旬になると雪化粧をした富士山や甲斐駒ヶ岳そして八ヶ岳を眺めながら毎日のウォーキングを楽しんでいます。

10月12日に私の古希を祝う集いを開いてくれました。私の妹達夫婦と私の娘達が甲府に集まり会食をしながら全員で楽しく歓談しましたが、沢山のプレゼントを頂き孫達からはオメデトウと書かれた色紙をくれましたので早速額に入れて床の間に飾りました。70才をこの様に皆から祝って貰い有り難い仕合せな一日でした。

11月4日に下の孫が七五三のお祓いをして貰いに武田神社へ行きました。当日は下り坂の天気予報が見事に外れ実に晴天の秋晴れになりましたが、2年前の上の孫の時は階段から転落した妻が入院中でしたので、病院まで晴着を見せに来てくれました。そして、今年は父方のご両親も山梨まで来て下さり全員で祝う事が出来ました。晴着を着た孫は可愛く写真を何枚も撮りましたが、今年小学一年生の孫は随分賢くなり姉と仲良く通学しています。とにかく二人は習い事が大好きで、ピアノ、習字、体操、スイミングに通っていますが、休むことも無く熱心に通っています。
そして、下校後は二人とも児童館で過ごしますが、お友達とも仲良く遊び、そこで宿題をやったり、先月はハロウイ-ンでトリック・オア・トリートを唄いながら児童館で作った飾りを私にくれました。二人とも大きくなったものです。

ここ数年私はプロ野球を見ていませんが、今年は楽天が勢い付きましたのでクライマックスシリーズから観ていました
特に田中将大がリーグ戦では負けなしで仙台は以前から賑わっていましたが、日本シリーズの最終戦で楽天が勝利し日本一になり日本中が明るくなりました。それは、2年前の大震災により東北が甚大な被害を受けましたが、今年は「八重の桜」が好評で、しかも「海女ちゃん」も岩手を中心に半年間盛り上がりました。いずれにしても、東北が少しでも元気になって欲しいものです。

11月になり久し振りに大河ドラマ「八重の桜」を観終わろうとしています。近年大河ドラマに魅力を感じなくなっている私ですが、八重の桜は一年間観るに値する大作でした。平成17年に会津若松に行った折には山本八重(新島八重)も山川さき(大山捨松)も展示されていませんでしたが、今回の番組で詳細が判り大変楽しく観ることが出来ました。
しかも 明治政府で活躍した薩長の人物と勝海舟との繋がりも驚きです。そして熊本出身で徳富猪一郎・健次郎兄弟が同志社で学び、兄はその後徳富蘇峰として思想家や政治家として活躍し、弟は徳富蘆花として不如帰などの作家として活躍した事を現在放映していますが、来年は秀吉の軍師をつとめた「黒田官兵衛」ですが、通年観るかどうかは、
しばらく見て決めようと思います。と言う事は、それ程八重の桜が私の心を強く打ったということで 砲術師の父や、八重の兄の山本覚馬のこと。会津藩が敗れた時に松平容保の指示で京都の町を新選組と護衛する守護職の中で、官軍に会津屋敷を追われた覚馬は失明し辛うじて生き残り西郷隆盛に才覚を見いだされて明治維新に参画する姿や八重が兄を頼って京都に出向き新島襄に出会うなども見応えがありました。来年もそうしたドラマを観たいと思います。

11月7日にロシアのバイコヌール基地から若田光一さんがソユーズ宇宙船でISS(国際宇宙ステーション)へ飛び立ち無事に着きました。来年の5月迄宇宙飛行士として過ごすそうです。彼は今回4度目の宇宙生活ですが、最後の2カ月は船長としての大役が待っています。彼が船長に選ばれたのは、4度の宇宙飛行士としての経験と彼の品格が船長に相応しいとの評価で選ばれたそうですので、アジア初の船長を心から喜び期待したいと思います。

今年も、猛暑だった夏が過ぎてあっという間に秋が過ぎ初冬になりましたが、私が毎日歩く通りから見える甲斐駒ケ岳が11月8日に初冠雪をして、街路樹のハナミズキの葉が赤く染まりはらはら歩道に落ちています。それは、今が晩秋なのですが、何か夏から一気に冬になったようで、あれほど暑かった今年の夏が返って懐かしい気がします。しかし、11月中旬に台風30号がフィリピンに上陸し犠牲者が数千人の大災害になっていることを思うと、やはり今年は地球が狂っていることを認めざるを得ません。

私は昭和30年に目黒区立駒場小学校を卒業しました。そして、時折幹事からクラス会のお誘いを受けていましたが、どうも気後れして此れまで出席しませんでしたが、今回はメールでの開催通知を頂きましたので数人のかつての親友に返信をしました。何とも懐かしく卒業後のその後を報告し合いましたが しかし、私は現在体調が悪いので残念ながら欠席通知を出しました

此の処、大手銀行が暴力団に融資をしたことが発覚し問題になったり、ホテルなどの料理の食材がメニューと異なる問題が起き、その都度社長が頭を下げる場面が連日続いています。田原総一朗によれば、日本の経営者はその企業の代表者でいながら、知らなかったと言い、責任を部下に転嫁し頭を下げるだけで 自分が社長でいる内は何とか無事に大役を果たす風潮があり、それを払拭しないと国際人にはなれないと言います。日本人的と言えばそれはそうなのですが、事なかれ主義で曖昧さが罷り通る世の中をもう変える時代ではないかと思います。

現在「特定秘密保護法案」が国会で検討され成立されようとしています
この法案について私は自由に自分の意見が言えない、しかもその時の政権によりその解釈が勝手に決められてしまう危うさがあると思うのです。確かに、アメリカでは元CIAの職員が世界各国の情報を漏らすなどの事件が起きていますし、「防衛」や「外交」「スパイ活動」「テロ」等の情報が外部に漏れる事は有ってはなりませんが、そして、日本ではこうした情報を暴露しても、アメリカほど刑罰が重くないようで、この点を厳しくすることは大切ですが、反面言論の自由が損なわれたりその時代の政府の考えに縛られて自由にものが言えないことへの問題があると思うのです。私は、戦前にあった「特高警察」程ではないにしても、「防衛」や「外交」「スパイ活動」「テロ」対策に隠れて国民が自由にものが言える社会が損なわれる可能性のあるこの法案は「特定秘密」を誰がチェックするのかが定かではない点でも此の法案には反対です。

島倉千代子さんが75才で亡くなりました。最近歌を唄っていないと妻と話したばかりでしたが、肝臓癌で入院していたそうで、あの懐かしい歌声が聞けないと思うと残念です。私より5才年上ですので、昭和30年に17歳で「この世の花」でデビュ-した時は私は小学6年生でした。此の時代は、三橋美智也や春日八郎達が活躍していましたが、女性では島倉千代子と美空ひばりでしょう。しかし、私はお千代さんの方が好きです。控え目でえばる素振りがないからです。
そして、70才になった私は現在は歌を唄いませんが若い頃は良く唄いました。山本有三の言葉に「心に太陽を持て、唇に歌を持て」が有りますが、生きることが苦しい若い頃には歌を唄って自分を元気付けたことを良く覚えています。
そうしたことで島倉千代子の歌も懐かしい青春の1ぺ-ジなのですが、彼女は歌の世界では有名でも、個人的には
不運な人で、数億円も騙されたり姉が自殺し自分も乳癌を患ったり、そして今回は肝臓癌で命を落としたと聞きます。恵まれた歌手生活の裏側で様々な不幸が有った事を知りました。11月21日の午後にNHKのBSで彼女の追悼番組を観ましたが 歌手デビュ-50周年の時の番組でした。今から9年前の彼女が66歳の時の番組ですが、明日(22日)ホ-ムペ-ジを転送する前の最終チェックにこの番組を放送しましたので、その番組を観ながらチェックをしています。本当に惜しい人を亡くしました。

故ケネディ-大統領の長女のキャサリン・ケネディーさんが11月19日に馬車で皇居へ出向き天皇陛下へ駐日大使としてご挨拶をされました。彼女は親日家で新婚旅行も日本を選んだそうですし、オバマ大統領を強く支持しているとの事ですので、前任者のル-ス氏も駐日大使として初めて広島へ行かれるなどの親日家でしたが、きっとキャサリンさんも日米の懸け橋になってくれることでしょう。そして、キャサリンさんは現在55才だそうですから故ケネディー大統領が暗殺された時は彼女は5才だったそうで、暗殺された年からすでに半世紀が経っています。

山梨でも11月下旬になるとさすがに最低気温が1℃になり寒くなって来ました。そして、ジャンバーを着て毎日歩いていますが、汗をかくこともなく靴下だけを履き替えて時々下着を着替えるなど、この夏の暑さが嘘のようです。そして、最近は脚力が弱り休まずに歩くことが出来なくなりましたので、途中で缶コーヒ-を買い近くの公園のベンチで一休みをして、桜の落ち葉を眺めながらコーヒーを飲むのが日課になりました。それに、ウサギのルカも今では歩く事が出来ず寝たきりになり、寝たままラビットフードを食べお母さんに水を飲ませて貰い暮らしていますが、いよいよ命が尽きる時期が近づきました。しかし、食欲は旺盛なので、最期迄看てやりたいと思います。私もそうですが、ウサギが兎跳びをしないと足が痩せてしまい寝たきりになるので、そこで ルカの生き方を参考に筋トレで足腰を鍛えようと思います。

それでは、年内にもう一度報告をして1年を締め括りたいと思いますので、風邪などを引かないように体を温かくして
お過ごしください。

 
 
10月07日
 
古希を迎えて 
                                           
 今年の夏は、全国的に猛暑日が多く、40℃を超える日々が高知の四万十や山梨の甲府で続きました。そして、梅雨が
早く明けたのですが山陰地方や東北の秋田内陸や岩手でも大きな水害になり、反面降って欲しい関東のダムサイトに雨が降らず渇水状態で取水制限をする等不安定な気象に日本中が大混乱しました中でも山陰が「これまで経験した事のない大雨」と言う集中豪雨に見舞われ、秋田県や岩手県さらに北海道でも1時間に100ミリを超える大雨により各地に被害が
続きました。それに 東京や諏訪湖でもゲリラ豪雨で花火大会が中止になり9月になっても猛暑日が山梨でも続きました。
そして、この夏の猛暑に私の体はグロッキー。余りの暑さに日中のウォーキングを一時控えましたが、歩かない方が血糖値が低くいのには驚きました
と言うことは 歩くと暑さから来るストレスにより逆に血糖値が上がってしまうという事になり歩かない方が体に良いと言う事で、試しに午前中に歩いたり試行錯誤をして見ています。いずれにしても、早く涼しい季節が来て欲しいと思いますが9月中旬になり、ようやく心地良い秋風が吹く季節がやって来ました。しかし、台風18号が中旬に本州に上陸しましたが、今年の海水温が例年より高く京都の桂川などが氾濫しあの渡月橋辺りの土産物店等に浸水する光景を初めて見ました。そして、こうした気象現象は台風が大量の湿った空気を日本中に持ち込むためで、秋になってもこの様な異常気象が当分続く様です。しかし、何と其れまで続いていた30℃以上の気温が秋分の日になると30℃を下回り、今迄着ていた衣服に一枚重ね着をしないと肌寒さを感じるようになりました。季節の変わり目に体が付いて行けない私ですが
ようやく猛暑から脱出することが出来てヤレヤレです。

今年はとにかく猛暑日が続きましたが、9月2日に埼玉の越谷と千葉の野田で大きな竜巻が発生し、2日後にも栃木の矢板と鹿沼でも竜巻が発生して かなりの被害になりました。しかし、いずれも死者が出なかったのが不幸中の幸いでした。昨年は筑波で竜巻が発生しましたが、やや小さいとは言え年々その発生が被害を大きくしています。私が平成20年に旅をした北海道のサロマ湖でも大きな竜巻で甚大な被害となりましたが、北海道は広いのでアメリカ同様竜巻が起きるのも何となく判りますが関東地方と言うそれに比べれば狭い範囲に同様の竜巻が起きる理由がいくら自然現象とは言え良く判りません
処で、今年の夏は「此れまで経験したことがない大雨」との気象庁の発表など、たまたま今年の夏が異常気象だったのか
地球の温暖化と関係しているのか(?)此れからの見解が待たれます。

第95回全国高校野球大会が8月22日に決勝戦が行われ、初出場の前橋育英高校が優勝しました。初出場で優勝校は
此れ迄に13校で前橋育英は14校目だそうですが、全体としても好試合が多かったと思います。山梨でも県立日川高校が強豪を抑えて県代表として出場しましたが、初戦で和歌山代表の簑島高校を4-2で勝ち、2回戦は昨年の覇者である大阪桐蔭を9回に追い付き延長戦で惜敗しましたが、実に粘り強い戦いをしました。全体的に「新戦力」が席巻した大会でした。

ひと頃世界中を騒がせたシリアがエジプトの内乱に押されて、ニュースの場から遠ざかりましたが、今度は化学兵器を使い少なくとも数百人が犠牲となり、その兵器が政府側の仕業なのか反政府側なのかお互いに相手の仕業と言い争っています
そこで、国連が調査に出向いていますが、どうも政府側が仕掛けていると私は推測しています。そして、アメリカが化学兵器を使用したシリアに議会の承認を得た上で武力行使をするとオバマ大統領が決断しましたが、特に下院が決めきれていない現実があり、オバマ大統領が窮地に追い込まれました。すると、ロシアがシリアに化学兵器を国連の管理下に置きシリアは一年半先を目途に化学兵器から手を引く提案をし現在その方向に進んでいます。しかし、此れで内戦が収束するのではなくこれからどの様になるのかその方向が気になります。しかも、シリアの反政府側にはアルカイダが潜入しシリア政権を倒してもその後のシリアがどうなるのか不透明と言います。いずれにしても被害者はシリアの国民ですから 人間は平和を唱えながら一方では争いごとをする浅ましさをどの様に収めるのか(?)一方が敗れるまでその時を待つしかないのでしょうか。その後の情勢として、シリアは長年化学兵器を作り続けていると認めましたので、今後は国連による徹底した管理と製造への監視に努めなければなりません。一方、イランが新しい大統領に変わると、それ迄の政権とは異なる外交政策に転換し始めました。今迄敵対関係にあったイスラエルはその信憑性を疑っていますが、世界中から核兵器廃絶に向けた経済制裁に耐え切れない国内事情が国内の強硬派を抑えて方針転換を始めたと見るべきでしょう。いずれの場合も、中東地域やイスラム社会の変化にこの先も敏感でいる必要があります。そして、10月になると、新年度の米国予算が共和党の反対で議決できず国家公務員の一部が自宅待機になっています。そして、オバマ大統領はAPECと東アジアサミットそしてTPP首脳会合への出席を急遽取り止め国内対応に集中せざるを得ませんが、TPPの主催国である米国がその取りまとめの影響と苦戦が懸念されます。それに、こうした世界情勢が巡り巡って日本経済にどの様に影響するのかも未知数です。そのTPPの本格交渉が始まりました。各国が自国の優位性を交渉の中で如何に獲得出来るか(?)交渉ベタの日本がどこ迄優位性を取り込めるのかが今後の課題です。特に、TPP提案国のアメリカを相手にする参加国の駆け引きが注目されます。と同時に、日本の農業がこのままでは自滅するのに、JA等が食料の自給率の低下を言い訳にTPP反対を主張するのは、大変了見が狭い日本全体を見ていないあさましい主張です。それよりも、今後の日本の農業をどの様に活性化させるかを考えるべきです。工業立国である日本に取って関税撤廃は何としても実現すべきで、自分達が不利になるから反対では無く、
日本が立ち行かなくなることへの意見を述べた上で反対論を述べるべきです。

日本の純国産ロケットの「イプシロン」がようやく3度目に発射に成功し日本中が沸きました。8月27日の2度目の発射の時は、夏休み中であっただけに 多くの小学生が期待しましたが、残念ながら発射しませんでした。何でもロケットと地上を繋ぐコンピューターに僅かの時間差があったことが原因との説明がありましたが、子供達の期待が大きかっただけに、カウントダウンの後の発射NGにがっかりしている子供たちの失望した顔が今も脳裏に残っています。そして、3度目の正直で、9月14日にようやく発射に成功しましたが、13時45分の発射予定が15分伸びましたので、JAXAのホームページに繋ぐと14時00分に変更されたことが判りました。そして、14時丁度に無事に発射され一時間後に惑星観測衛星の「スプリントA」を軌道に乗せる事に成功したのです。まずはヤレヤレです。今後のロケットビジネスに弾みがつく事を期待しましょう。そして、9月12日に35年前に2基のボイジャーが打ち上げられ、今回太陽圏外に出たとNASAが発表しました。私が35歳当時の打ち上げをうっすら覚えていますが、確か途中で木星や土星の画像などを
地球に送り届けました。そして、今後は太陽圏の外側から圏内を観測し、もう一つのボイジャーは冥王星や天王星を観測するそうですが、天文学を研究する人達に希望を与える快挙です(ボイジャー:航海者、特に昔の冒険的航海者)

 私は4月から半年間NHKの番組モニターを引き受けました。平均して週に3~4番組が割り当てられ、2か月ごとに報告する曜日が変わるのですが、もともと私はNHKの番組を多くと言うより民放は一部の報道番組とクイズ番組以外はまず見ませんので、孫たちがおじいちゃんはNHKばかり見ていると笑います。それは、何んと言ってもNHKの番組は質が高く、視聴率にこだわることなく、しかも、CMがないので集中して番組を見ることが出来るからです。そして、
番組モニターではその番組を視聴して良い点と改善点等を指定されたフォーマット用紙に書き込み送信するのですが
確かに見易く読み易い番組に変わっているので、私の意見も取り上げられている様に思います。それも、9月で終わりましたので、ひと段落ですが、こうした社会参加をこれからも続けたいと思っています。

私は昨年Facebookに登録し早速娘に当て登録した事を連絡しましたが、何と娘が登録した全ての仲間達にその内容が伝わっていることを知り唖然としました。そして
こうした通信手段は広義ではSNSに含まれブログやツイッターの他にLINEやYoutubeもありパソコンに詳しい私にもさすがに付いて行けません。しかし、このままでは世の中から遅れてしまうので、何とかしなければと思っています。そこで、現在のスマホは画面が小さく私のような高齢者には操作が
難しく携帯電話で十分ですが、最近大型タブレットが出回って来ましたので、操作してみて扱い易くなっていれば購入しようと思います。

そして、最近思うのですが紙媒体の新聞は広告を新聞紙一面にしたり2面全てを広告にしたり、とにかくどれが紙面でどこが広告なのかが判らなくなっています。それは、恐らく新聞社としては広告収入による経営にせざるを得ないからの対応であり新聞代をこれ以上値上げする事が出来ないのがその背景にあるのでしょう。更に、最近の若者は紙媒体の新聞を読まないことも新聞社として経営を苦しくしているものと思います。そして、私のパソコンにも毎日有料購読のデジタル版が入って来ますし、今なら宅配購読料+500円でデジタルが読めるとの案内も増えています。かつて米国の新聞社が紙媒体による週刊誌の発行を取りやめたとの報道がありましたが、こうしたことも情報化社会への広がりと共に世の中が変化していることを実感します。

今年(平成25年)9月1日は関東大震災が大正12年(1923年)に起きて90年になります。関東大震災はその震源域が神奈川県から房総沖までの長さ130km幅70kmの範囲に及ぶM7.9の大地震ですが、それを含め阪神大震災に等しいM7クラスの余震が2日間で5回起きたことが被害を甚大にしたと言います。そして たまたま日本海にいた台風の強風により特に東京が大規模な火災により多くの犠牲者が出ました。10万人以上の死者が出たと言います。地震の発生が昼時と重なりコンロやかまど等 から火が出て多くの家屋が燃えたと言います。そして、この日を「防災の日」と定め建築基準法の地震係数を改め、現在は更に耐震設計法へと進化しています。処で、最近「東南海トラフ地震」では34m以上の津波により32万人以上の犠牲者が出る事を知りました。そして、都市部の直下型地震による被害が
どの様になるのかについても、対策どころか被害の規模予測すら出来ていません。

私はNHKの大河ドラマをもう何年も見ていません。今でも覚えているのは、山梨に越した当時に見た「武田信玄」で
しょうが、それが今年は「八重の桜」を一度も見落とすことなく観続けています。それは、平成17年に行った会津若松の想い出と重なります。それと、明治時代に戊辰戦争で壊滅した会津がやはり関係しているのですが、明治政府から睨まれて会津は表舞台から消されたのですが そうなった訳を知りたいと思っていました。しかし、会津若松城の常設展示室では会津藩を甦らせた「蒲生氏郷」や上杉謙信の懐刀の「上杉景勝(直江兼続)」そして、幕末の会津藩主の「松平容保(かたもり)」と白虎隊は展示されていましたが
山本八重や 八重の兄の山本覚馬の展示は当時はなかったと思います。しかし、そうした会津が好きでしたので、今回山本八重の一生を描く「八重の桜」を楽しく観ています。
そして現在は日曜日の午後6時からのBSプレミアムで観ていますが、8時からの総合テレビでの放送は別番組を見ています。現在は後半になり兄を頼って京都に住み新島襄と結婚し同志社を立ち上げているところですが、腹が座った会津魂を綾瀬はるかさんが上手に演じていますので、、此れからの番組が楽しみです。

トヨタ自動車を現在のビッグ企業に育てた豊田英二さんが9月19日に100才で亡くなりました。かつて、それ迄手作業で布を織っていた織機を自動化した豊田佐吉の息子の豊田喜一郎がトヨタ自動車を起業し、彼の従兄弟の豊田英二が現在のトヨタ自動車に成長させたのです。彼が素晴らしいのは、徹底した現場主義で努めて現場に常に出掛けて、作業者の意見に耳を傾け生産性と品質の向上を図り、高品質に努力したことと、カンバン方式と言う無理・無駄・ムラを排除した生産方式は特に米国で高く評価されました。日本には、かつて現在のパナソニックの創業者の松下幸之助や本田自動車の本田宗一郎、現在のシャープ(旧早川電機)でシャープペンシルを発明した早川徳次、そしてソニーの創業者の井深大と森田昭夫など、物作りに長けた人たちが日本の製造業を今日まで牽引して来たのですが、現在はそのノウハウを韓国や中国に奪われ日本の多くの産業が停滞しています。日本人が得意とする物造りの原点が何時頃から失われて行ったのか(?)考えなければなりません。そして、豊田英二さんを想う時、かつて私が開発部長として部下の指導に当たっていたときは、可能な限り実験場に出向いて開発中の試作機の状況を自らの目で確かめ、実験
担当者とのコミュニケーションの中で製品を作り込んで行く現場第一主義を貫きました。中には、机に座り実験場を
任せ切りにして口先ばかり偉そうなことを言う人もいましたが、結局部下からは嫌われました。現場第一主義の大切さを豊田英二さんの死と共に在りし日の私を想い出しました。

ドイツの総選挙で、メルケルさんが率いる「同盟」が、45.1%の支持率で圧勝しました。しかし、当選者は630名中311名で過半数ではなく、同盟より政策が緩い社会民主党(SPD)との連立の方向で今後調整される様です、EUはギリシャやスペインの様に財政破綻をしたり今にも破綻しそうな国々の中で、ドイツは健全な財政状況にあり、貧困国を支援する国になっていますが、ドイツ国内には快く思わない国民もいてこの情勢が心配されましたが、結局メルケルさんが支持された形になりました
しかしEUも盤石ではありませんので この先南欧+フランスとドイツとの駆け引きによる世界情勢への影響が気掛りです。

9月28日の山梨は雲一つない爽やかな快晴の一日でしたが、その青空のもと孫たちの運動会を観に行きました。
娘の嫁ぎ先のお爺ちゃんも東京から駆け付けてくれて 三年生と一年生の孫娘は元気よく走ったり遊戯をしたり玉入れをしたりと大活躍でした。そして孫の姿を見て娘が30年前に山梨へ来た頃を想い出しましたが、あの当時の娘が今の孫達の年齢ですので、娘と孫娘達の姿を重ね合わせて敬老席から応援しました。その私も10月の誕生日で70才、
考え深いものがあります。

10月になると、最高気温が25℃を下回り40℃を超えたあの暑かった夏が何だったのか(?)しかし、涼しくなれば
なったでジャンバーを着たりして寒さ対策を始めましたが、忙しい限りです。そして、涼しくなり血糖値も300を超える事はありませんが、しかし、まだ正常値には戻っていません。もうしばらく時間が掛かるのでしょう。そして、
来年4月から消費税が8%になる事が決まり米国では10月からの予算が決まらず国家公務員の給料が凍結される等
これらの状況が日本にどの様に影響するのか(?)そうした中で、日銀の短観がプラス方向にあることを基本に今回の消費税アップへ舵を切った訳ですが、国民の給料が上がる見込みが確実視出来ない現在では 本当に今が決断の時なのか、しばらく様子を見るしかないのでしょう。

平成25年の10月で私は古希を迎えました。此れまで血糖値が高い以外は大病をすることもなく良く70年を生きて
これたものだと思いますが、多くの人達にお世話になりながら無事に70才を迎えることが出来たと思います。そして
現在健康を維持する為に色々なサプリメントを飲んでいますが、関節を維持するグルコサミンとコンドロイチィン、
肝臓を良くするためのオルニチン(シジミの成分)、健康を維持するセサミンなどですが、80才までは自力で生きようと思います。しかし、現在は毎日の長いウォーキングが続かずに途中で一休みをする状況ですので、毎年ビッグサイトで開かれる国際福祉機器展へも今年は行く事が出来ませんでした。

ペット通信
ウサギ跳びを忘れたウサギのルカは、今では思うように体を移動させる事が出来ず、一度体を横にすると起き上がるのにかなりの時間を要します。我が家に2才で来て6年が経ち既に8才になりますので、今度の冬が恐らく最期でしょう
これ迄元気良くラビットフードを食べ今でも食欲はありますので、一日も長く生きて欲しいと思います。そして、犬の
ワンダーは3時過ぎになるとルカの部屋で仏壇に向かいワンワン吠えます。以前は早くお遣いに連れて行けと玄関に向かい吠えましたが夏を境に仏壇に変えました(?)何故でしょう・・・そして猫のミルは早朝にミャーミャー鳴くことは
変わりませんが
少し鳴く時間が遅くなりましたミルの体内時計の夜明けの時間が遅くなったのでしょうそれにしても
平成8年に山梨に来て17年になりますので長生きな猫ですが、ミルも更に長く生きて欲しいと思います。

長かった晩夏がようやく終わりを告げて初秋の季節を迎えましたが、夏が猛暑であった関係からか、ツクツクボウシやカナカナゼミが殆ど鳴いていません。そして、トンボの姿も極めて少なく、秋になっても赤トンボも今のところ観察出来ていません。しかし昆虫の専門家ではないので、気象と昆虫の関係が分かりませんが、秋風が吹く今もセミもトンボも
見掛けないのです。此れも異常気象の影響でしょうか(?)

処で
前回の近況報告が8月6日でしたのであれから2ヶ月が経ちましたがこの夏が暑かったのでゆっくり時間を掛けてリニューアルをやる事が出来て良かったと思います。しかし、とにかく猛暑による血糖値の高値安定には参りました。
それでは、次回は11月後半に報告したいと思います。皆様と共に、私も日本の秋を楽しみたいと思います。



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 8月06日
 
ある日突然夏が そして猛暑が 
                                                                   
私の最も苦手な日本の夏が今年もやって来ました。この蒸し暑く猛暑日が続く今の季節は、ペット達も少しでも涼しいところを選んで移動する気持ちが私にはよく判ります。しかし、クーラーや扇風機の風が私は好きではありません。
それは、冷房を入れた部屋への出入りは体に良くないからです。若いころからそうでしたが、自律神経が悪く急に発熱
したり体が震えたり、若い頃に体を酷使したことがこの様な体にしてしまっているのかも知れません。

とにかく、昨年より10日も早く梅雨入りをしましたが前半はほとんど雨が降らず、しかし 山梨では昨年より19日も早く7月6日に突然梅雨が明けました。そうすると、今度は全国で一番の39.2度の酷暑が7月9日に甲府を襲い、私の
血糖値も急上昇。体がだるく体調も悪くなり、毎日のウォ-キングに熱が入りません。

 アメリカの元CIA職員のスノーデン氏が米国安全保障局(NSA)が極秘に収集した大量の個人情報を漏らしたことで追放され当初は香港に逃れ、現在はモスクワにいると報じています。そして、南米のベネズエラやエクアドルが亡命の引受先に名乗り出ていますが、当然米国は彼の身柄の引き渡しを要求している事に対し ロシアから南米に移動する際の途中の飛行を米国への配慮から上空の通過を拒否する国があり彼はモスクワに留まっているとの事です。しかし
彼がなぜどの様な目的でNSAの情報を漏らしたのか(?)一説によると、NSAは大手通信業者のベライゾン・ワイヤ
レス社の加入者に関する通話情報を収集し、情報には 電話通話者双方の電話番号、端末の個体番号、通話に利用された電話カード番号、通話時刻、および基地局情報から割り出した通話者の位置情報、通話者の氏名や住所など、通話内容に関しても記録・収集は認められていないものを個人情報を違法に収集していたことをスノーデン氏が暴露したもので、その漏洩の動機などは本人からの聴取ができない現在は詳細が不明ですし受益国から情報を得ることは出来ないことから、今後の展開が益々複雑になっています。そして、8月になりロシアが一年限定で亡命を認める決断をしましたが、アメリカが当然クレームを付けていますが、これからどの様に進むのか(?)この先の決着の方向が
見えません。そして、アメイカがアルカイダによるテロを予測し、特に8月4日ごろに中東地域が危険と報じていますが
何とも騒がしい時代です。

イスラムでは女性が勉強をすることを禁止する国がありますが、パキスタンの少女のマララ・ユスフザイさんがイスラムでの女性の社会進出を禁じているパキスタンタリバンの教えを批判するブログを公表すると、首を銃撃され重傷を負い
その事と、イスラムの女性の社会進出を希望する事を7月12日に国連で訴えました。イスラム社会では女性は表舞台に立つべきではなく家庭でおとなしく暮らすもので その為には学問はいらないとの考えがあり、2012年に山梨出身の山本美香さんもそうした疑問を世界に訴えることを目的に紛争地(シリア)に入り射殺されましたが、私はテロリストのアルカイダは嫌いですがタリバンと呼ぶイスラムの人達は嫌いではありません。しかし、イスラムの教えの女性軽視の考えには反対です。しかし、日本にもかつては男尊女卑の風習がありましたので、イスラムの人達も女性の地位向上に向け一歩を踏み出す切っ掛けになれば良いが(?)と思います。しかし、宗教が深く関わっていますのでその道のりは大変なのでしょう。

アメリカのデトロイト市が7月18日に財政破綻しました
デトロイトと言えば五大湖の湖畔にあり かつては自動車産業で一世を風靡した産業都市ですが、GMの本拠地であり しかし、GMの業績が伸び悩む中で人口が減少し10年以上も前からゴーストタウン化して行ったそうです。しかも、街が栄えた当時に建設した公共施設の管理運営費用が巨大化するなどが破綻の要因のひとつだそうです。さすがのアメリカも、国内経済が変化する中で残念ながら避けて通れず決断したものと思います

日本でも、北海道の夕張が北炭夕張鉱として栄えましたが、石炭から石油へとエネルギー転換をしたことで 夕張鉱も閉山となり、その後のバブル期に石炭→観光を目指しテーマパークなどの設備に巨額の費用を投じたことが仇となり
遂に財政破綻をしました。恐らく、デトロイトも夕張も共通する経緯を辿っているものと思います。

日本山岳協会山梨支部主催の「9回山の博覧会」のイベントに行きました。今回は「富士山」についての特集でしたが
演題は「富士山と明治維新」と「富士山の大沢崩れ」でした。「富士山と明治維新」のテ-マは別に富士山だけではなく
江戸時代までは神仏習合と言い、神と仏を同時に祀る風習がありましたが、明治政府になると「神仏判然令:神仏を別々に祀る」が発布されて、富士山も頂上にあった仏像を排除したり、浅間神社の仁王門を壊すなどの破壊行為が
あったそうです。神仏習合は例えば、大分県の国東半島にある「六郷文化」や日光の東照宮とその横にある輪王寺が知られていますが、何故富士山が神仏判然令の対象になったのか(?)については、今後調べて見たいと思います。

そして、「富士山の大沢崩れ」については、国交省の富士砂防所長が現在の大沢崩れの実態を話してくれました。
大沢崩れは、過去42年間(昭和45年~平成24年)の計測で約600万㎥の崩壊が富士山頂西側斜面(三の滝)より下流に進んでいます。そして、年間平均は14.3万㎥が流出しているそうです。しかし、今後の想定としては崩落が
継続すると崖の崩落幅が広がり、流出量が変わらなければ今後の被害は現在の状況より拡大はしないとの事です。
しかし、今後の流出量を継続して計測して行くことが国交省の仕事であると考えており、同時に崩落を防止する工事も計画通り実施して行くと話してくれました。

そこで、イベントに参加した後に県立博物館へ行き浮世絵師の葛飾北斎が描いた「富岳36景」の実物を見学しました
北斎は60歳を過ぎてから「富岳36景
の浮世絵を描き、彫師(ほりし)が版木に彫り 摺師(すりし)が紙に摺って出版されました。すると
江戸庶民から高い評価を受け10枚が追加されましたが、実に細やかな描写とその構図の中に描かれる富士の配置の絶妙さと庶民の働く姿の逞しさには さすがに世界中の画家達や音楽家から大絶賛されていることが良く判りました
今年は世界文化遺産への登録と共に、山梨でも富士山が様々なテーマで取り上げられ賑わいを見せています。

 富士山が6月22日に世界文化遺産に登録されてひと月半が経ちましたが、7月1日の山開き以降 富士山を訪れる
登山者や観光客で賑わっています。それは地元に住む私にとっても大変嬉しいことですが、観光地として賑わう一方世界遺産として果たさねばならない環境が地元観光業者の生業の為に荒らされては何にもなりません。富士五湖ではモーターボートが年間500台以上が増えてイコモスから自然環境への懸念が指摘されています。日本人として厳しい自粛と観光業者のルールを守った発展を心掛けて欲しいと思っています。そして、吉田口から登った登山者が山開きからの一ケ月で10万人を超えたそうです。

7月になってJR北海道の車両が連続して故障するトラブルが続いています。気動車のエンジンが火を噴いたり、特急の配電盤から煙が出たり、潤滑油が燃え煙が出るなど、しかもそれが一度ならず続くので北海道ばかりがなぜなのか(?)今、話題騒然です。しかし、こうした車両はJR北海道だけではないはずで、国内で使われている車両でしょうから
厳冬期が厳しい北海道だからなのか(?)道内をカバーする範囲が広くメンテナンスが間に合わないのか(?)今後の調査が待たれます。そして、7月12日にフランスのパリ郊外で特急電車がポイント上で脱線しホームに激突する事故がありましたが
今度は7月25日にスペインで列車が脱線転覆する事故がありました詳細はこれからですがカーブを速度を落とさずに走行したことと、前後2車両目に電源車を配備し、未電化区間をディーゼルエンジンによる発電で
電気機関車に電源を供給する車両との事ですが、エンジン関係による車両の重心が高く設計されている事が分かっているそうです。そして、更にスイスでも29日に単線区間で正面衝突をする事故がありましたが、運転手の信号無視と
ATSが不作動の原因を調査するとのこと。ヨーロッパは一体どうしたのでしょう(?) と言うことは、人類は英知により
文明を進化させて来ましたが、それを安易に受け入れると天罰が下り大きな犠牲を伴う事を忘れてはならないのです
それは
例えば自動車社会の現代で 人間は日々の生活の中で車の便利さを享受していますが運動する物体が持つ慣性モーメントの物凄さを知らずにいると、大きな犠牲を双方にもたらすことを忘れてはならないのです。

イギリス王室のキャサリン妃が日本時間の7月23日の深夜に男の子を無事出産しました。この事でイギリスが大騒ぎです。最初は女の子と噂されていましたが、男児が無事に生まれたのですから、イギリス国内が大騒ぎするのも当然なのでしょう。普段はラテン民族とは異なり静粛で品位のあるイギリスですが、祝い事があると大騒ぎをする。昨年のロンドンオリンピックの騒ぎが甦った様な騒ぎです。日本の皇室もこのような騒ぎをするかと言えば、現在の皇太子が誕生した昭和35年(1960年)とは違い過ぎますが、恐らくダイアナ妃の息子の子供であることも関係しているのかも知れません。何しろ、ダイアナさんの人気は世界中に広まっていますし、勿論イギリス国内もダイアナさんに同情する国民が多いと聞きます。いずれにしても、暗い話題が多い昨今では、久し振りに明るく目出度いニュースでした。
そして、出産の翌日に三人で退院しその翌日に「ジョージ・アレクサンダー・ルイ」と命名されました。

過日の朝日新聞の「天声人語」に面白い記事が載っていました。最近退職した先輩がある日楽しげに話をしてくれた。その楽しく生きる話とは、「キョ
ヨウ」と「キョイク」が秘訣なのだそうで、「教養」と「教育」ではなく、「今日用がある」と「今日行く所がある」を話してくれたそうです。なんにも用事がなく、どこへも行かない毎日では張り合いがない。そこで
先輩は「キョウヨウ」と「キョウイク」に毎日心掛けている、との記事でした。そして、この言葉は 心理学者の多湖輝氏の著書に出てくる言葉であったとのことです。なるほど、今年「古希」を迎える私にも通じ 参考になる良い言葉なので、
心掛けようと思います。

 7月下旬に山口県の萩や島根県の津和野が大洪水に見舞われ大きな被害になりました。特に萩は8年前に初めて車で出掛けた思い出の土地ですし、テレビで被害の様子を見た「須佐」は山陰本線の須佐駅でペットボトルに無断で水を貰った懐かしい場所ですので、あの駅舎を懐かしく思い出します。そして、津和野では山口号のSLが津和野駅に停まっていて、多くの人達がSLをカメラにおさめていた光景を思い出します。それに、私は何故かまだ行っていない
山陰に行きたくて最初に選んだのが萩でしたが
吉田松陰や高杉晋作達の出身地である萩へ行けて大変満足でした
その中で
吉田松陰が粗末な小屋を自費で建ててそこで伊藤博文や木戸孝允達を育てた松陰神社にある「松下村塾」を見た時は大変感動しました。あの時の萩が今年も聞く「湿舌」と呼ぶ豪雨により大きな被害を受けていることを心配
しています。そして8月3日に北陸と東北が梅雨明けし、いよいよ日本列島が夏本番です。

ペット通信
ウサギのルカはすっかりお爺さんになり全く歩かなくなり餌は沢山食べますが、後足が痩せて毛も抜けてみすぼらしくなりました。しかし、日中が暑くなると犬のワンダーがルカの部屋で過ごすことが多くなり、ルカのゲージに寄り添い
ひと時を過ごすようになり そうすると、何とルカが意を強くしたらしく、元気になり毛繕いをするようになりました。動物同士が助け合って余生を過ごしているように思います。その点猫でメスのミルは仲間に入らず、ひとりで学習机の椅子に寝そべって一日を過ごしますが、お腹がすくとお母さんが座る食卓のそばへ来てキャットフードを催促します。
それは、ワンダーがミルの餌を食べてしまうので、いつもミルのお皿は空っぽで ワンダーに舐められ綺麗になりますが
それがミルとワンダーの繋がりかも知れません。そして
ワンダーは最近アレルギー性皮膚炎になり痒い所を舐めて肌が見えて来ましたので動物病院へ連れて行くと毎日スプレーで患部を噴射する事になりました治れば良いのですが
この暑いさなか可哀そうなので、ミルとルカともども、体調に気を付けてこの夏を過ごしたいと思います。

さて、今回の報告でリニュ-アル前の近況報告を終え、ホームページの10回目の改訂作業に入りたいと思います。
そして、今回行う10回目の改訂でひと区切りを付けたいと考えていますが、その詳細については涼しい秋風の吹く
10月のリニューアルの中でお伝えしたいと考えておりますので、宜しくお願い致します
お互いに夏バテに気を付けながらこの夏を乗り切りましょう。

 
 
6月30日
 
富士山が世界文化遺産に
 
                                                                  
 今年も半年が過ぎました。そして、10日以上早く梅雨入りしたものの、当初はほとんど雨が降らず山梨でも 30℃を超える真夏日が続きましたが、台風3号と4号が日を置かず西日本を中心に上陸し、ようやく集中した雨も降りました。
しかし1度降り始めると昨年同様に近畿地方や九州南部等が集中豪雨による川の氾濫で それ迄に田植えを終えた田圃が水不足になることを心配したことが、今ではウソのようです。そして、本格的な梅雨に戻ると今度は10℃も寒い気温差になり、半袖に着替えたばかりなのに冬場のジャケットを取り出し体温調節をするなど、今の季節は私にとって厳しいのですが、梅雨が明ければ、これまた猛暑の夏に苦しみます。

 さて富士山の「世界文化遺産」の正式登録が6月22日の夕方にユネスコから発表されて 名実ともに「世界の富士山」になりましたそしてイコモスの勧告では構成資産の美保松原の除外が逆転採決され美保の松原を含め世界文化遺産となったのです。ユネスコからの正式登録が実現するとさっそく富士山への登山者が増えること(昨年は約30万人で今年は35~40万人を予想)が想定されて山梨でも夜中に出発し途中休まずご来光を見に頂上を目指し、途中で高山病になる弾丸登山者を規制する為に5合目へ向かう富士スバルラインの通行を夜間封鎖することを検討したり入山料の暫定徴集を検討したりと7月1日の山開きが間近い此の時期に その対応に追われる日々が富士吉田市地元では続いています。
そして当日は山梨もお祝いで盛り上がりましたがそれ以上に日本中が喜びに沸き返っている様に思います尚、白砂青松で知られる美保松原の他に虹松原(佐賀県唐津市)気比松原(福井県敦賀市)が日本三大松原としてよく知られています。また、「美保松原」は世阿弥の作とされる能の「羽衣(はごろも)」の中で天女が松に衣を掛けて舞う場所としても知られていますが、.しかし その「羽衣の松」は現在枯れ掛けているそうです。いずれにしても 「美保の松原」を含め、富士山が検討から21年ぶりに世界遺産となったことは目出たい限りです。

富士山が世界文化遺産に登録された翌日は、沖縄の68回目の「慰霊の日」でした。今年は、ルース駐日大使や安部総理をはじめ外務・防衛大臣や両院議長が出席し、おごそかに先人を慰霊することが出来ました。私もかつて行った糸満に在る真文仁の丘は、米軍の艦砲射撃により敗北を余儀なくされた歴史ある丘ですが、太平洋を望む大海原にそそり立つ場所に真文仁はあり、そこに海外を含む県内外の30万以上の戦没者を刻銘した「平和の礎」は在ります。その中で、沖縄県民の4人に1人が犠牲となった激戦の様子を県立平和祈念館で知る事が出来ましたが日本人として沖縄が被った苦しみをもっと理解すべきです。そして、それにしては沖縄の人達は人懐っこく明るく話し掛けてくれます
私は平成20年に出掛けた北海道のアイヌの人達と共に、日本は大和民族と南北の二つの民族を大切にしなければなりません。

三浦雄一郎さんが5月23日に80才でエベレストに三度目の登頂を果たしました
高齢者の世界最高齢だそうです。
山梨でも72歳の渡辺玉枝さんが昨年チベット側から女性の最高齢で登頂に成功しましたが、三浦さんは70歳と75歳に登頂を成功させ、今回は80歳での快挙ですから、ご本人の精進はもとより家族や周りのスタッフのお陰と思います
また、三浦さんは元々登山家ではなくスキーヤーとして世界に知られていますが、今度は8000m級のヒマラヤから
スキーで滑降したいという夢を語ってくれました。それにしても、日本人として世界に誇れる人物です。

 アメリカのオクラホマで2回にわたり大きな竜巻が発生し、多数の建物が倒壊し多くの人命が犠牲になりました。
日本でも竜巻は発生しますが、日本とは比較にならないスケールで何か地球の温暖化と関係があるように思います。
日本では梅雨入りが宣言されながら、梅雨入り当初は雨が降らず真夏日が続き農家は水不足に悩まされていますが
これも異常気象が関係しているのかも知れません。。

ボーイング787が4ヶ月半振りに運航を再開しました。しかし、バッテリートラブルの根本原因を解明出来たのではなく
今後トラブルを起き難くする対策を講じたことで運航に支障はないとする結論になったといいますが、しかし根本原因を究明せずに済む話ではありません。私は現役時代に機械の開発を長くやり続けましたが、トラブルの都度その解明に尽力しました。しかし、精密な装置が複雑に組み込まれている航空機のトラブル原因はそう容易ではないことは機械設計者として理解できますが、しかし 人命を預かる構造物である以上安全を最優先させることは必定ですので、本当に根本原因を解明しなくて良いのかどうか(?)、運航を長期間中断出来ないためにとにかく当面の対策で運用を再開したのでしょうが恐らく、現在バッテリーを含めた基本設計の見直しを進めているものと思います。

甲府徽典館(きてんかん)について(H25年度生涯学習講座)
幕末から開国の時代に甲府城の近くに現在の山梨大学や甲府1高の前身となる「徽典館」と呼ぶ学問所があり、江戸
などから優秀な人材が集まり学問を修め全国で活躍したと言います。私は、今年の生涯学習講座の受講を止めようと思っていますが、興味の有る講座には出掛ける積りです。そこで、徽典館と呼ぶ学問所が甲府にあることを初めて知りましたので、聴講しに山梨大学へ行きました。そして、徽典館と同じ学問所としては会津若松にも「日新館」と呼ぶ藩校がありますが、恐らく同じ様な学校なのでしょう。しかし
甲府の場合は県外から優秀な人材を受け入れていて例えば
勝海舟の先輩で日米修好条約等で活躍した岩瀬忠震(いわせただなり)や川路聖謨(かわじとしあきら)及び永井尚志(ながいなおむね)達を排出していることを知りました。但し、勝海舟などは歴史上の偉人と位置付けられていますが、徽典館出身の人達はメジャーでは有りません。

私は現在2階の自室で日中を過ごしますが、室内には子供たちが使った3台の机にディスクトップパソコン2台とノートパソコン1台を置きテレビを見ながらインターネットなどをやっています。実は、一昨年の暮れに富士通のディスクトップパソコンが突然画面が映らなくなり仕方なく東芝のパソコンを買いました。そこで、しばらくは東芝製PCを使いましたが
それ迄のPCにかなりのデーターが残っていますので、翌年 修理に出したところLCD(液晶画面)が壊れているとの事で無償修理されて来ましたので 富士通製に切り替えましたが、OSがWindo
ws・Vistaでとにかく立ち上げや応答が遅くその点、東芝製のOSはWindows7でとにかく早く、Vistaの3分の1の速さで応答します。処が、富士通製は今度は地デジが見えなくなっていました。それはLCDの修理直後から分かっていましたが、取り敢えずは東芝製で地デジを見ていたのですが、あまりにも富士通製のVistaが遅いので、再度地デジの修理に出し現在は富士通製のパソコンで地デジを見ながらWindows7の東芝製PCでインターネットやメールをやっています。そうした経緯で不自由な時期がありましたが現在は快適なパソコン・ライフを続けていますそしてSONY製のノートパソコンは当初は妻が使って
いましたが、現在は妻宛てのメールを時々チェックをしてあとは予備機として別の机に置いています。

現在放送中の「八重の桜」の展示会を見に、先日NHK甲府放送局へ行きました。私は、NHKのかつての大河ドラマを見ていませんが、今回のドラマは非常に興味があり毎週見ています。それは、平成17年に東北を旅行した時に会津若松市に寄り会津を繁栄させた「蒲生氏郷
や上杉謙信を支えた「上杉景勝(直江兼続)そして
幕末の会津藩領主で徳川幕府を支え京都守護職を務めた「松平容保(まつだいらかたもり)」を知りましたが、八重が生きた時代は、幕末の松平容保の時代で、戊辰戦争で八重が戦士として登場する姿は此れ迄の大河ドラマにない溌剌としたものを感じます

そして、戊辰戦争の「戊辰」とは、慶応4年(明治元年)が10干の5番目(甲・乙・丙・丁の次が戊(ぼ)で、訓読みでは
「つちのえ」で”土の兄”を表し”茂”に通じ、陽気による分化繁栄を意味する)であることと、その年が12支では辰年で辰は(しん)と読みますので、干支で「戊辰を(ぼしん)」と呼ぶようです。そして戊辰戦争はその前の「鳥羽伏見の戦い」で朝廷から大政奉還が発令され、薩長連合軍が幕府側を総攻撃し幕府側が大敗した戦いの流れの中で起きた戦争
で、こうした時代の中で八重達の生き方が決まって行く今回の歴史ドラマを久し振りに楽しく見ています。

そして「八重の桜」展は、出演者の顔写真と役名がひと目で判り易く、出演者が着る衣服やドラマで使われている銃等の展示や、俳優のサインなどを見る事が出来ましたが、その中で 会津藩家老の西郷頼母役の西田敏行さんが自分の侍姿を描いた自筆のサインの上手なのには感心しました。

食事の時の日本語の「おかず」は 「御数」が語源であることを知りました。御は丁寧語で数は数物、つまり いわゆる
「おかず」は、ごはんの副食として、味噌汁+魚の煮つけ+野菜の漬物などが中心で、こうした数物を総称し「御数」と呼ぶ様になったそうです
そう言えば 「一汁三采」等の言葉が有りますが、その数物が「おかず」である事とは目からウロコです

今年の我が家の梅の木がたわわに実を付けて30キロ以上も採れました。しかも、実の出来栄えがとにかく素晴らしいのです。昨年はほとんど採れず一昨年は10キロそこそこでしたから、その収穫量には驚きです。そこで、下の方の実を6キロ程を妻と採り
あとはお隣のご夫婦に採って頂き全てを進呈しました。こんなに収穫出来たのは初めてですが、妻は娘たちの分を含めてウメボシと梅酒作りに励んでいます。

私のウイークデーは、午前2回と 午後1回放送されているテレビ体操を楽しんでいます。そして、人間には300種類の筋肉と全体で650個の筋肉から出来ているそうですが、5分間の体操で平常は60~70の心拍数を130に高められ
その結果血液循環を良くし、骨についている細かな筋肉を鍛えて転倒を防止する大切な運動である事も知りました。
しかし、大分暖かくなりましたので立って体操をすべきなのですが、立つと体が揺れてふら付くので、椅子に腰掛けて体操をしています。そして、体操のお陰で姿勢が少し良くなりました。更に、午後からのウォ-キングではビッショリと
汗をかく季節となりましたが、例年通り 歩いた後の下着一式を着替えた時の清々しさは、歩いて見ないと味わえない
充実感と言い知れぬ爽快感を思い出させてくれます。

ペット通信
犬のワンダーを5月15日に伸びた毛を短く刈って貰いに近くのペットショップに連れて行きましたが、何と恐らく作業台から落ちたか落とされて頭を強打し右前足を脱臼する大怪我をしました。引き取りに行くと うつろな目で私を見詰めていました。そこで翌日掛かりつけの動物病院で診て貰うと、さっそく血液検査と点滴をしてくれてしばらく様子を見ることにしましたが、とにかく歩くことが出来ず餌もほとんど食べない状態が1週間以上続きましたが、ビタミン薬を飲ませ
普段は食べない美味しいドッグフードを食べさせると徐々に回復し、半月を過ぎた頃にようやく歩ける様になりました。
ワンダーは実に大きな災難に遭ったものです。そして、最近のウサギのルカは、すっかりお爺さんになり、昨年までは夕方ゲージから出すと、ピョンピョン元気よく飛び跳ねていましたが、今年はゲージを開けても出て来ません。しかし、食欲はあるのでまだ当分は生きられるのでしょう。お母さんはルカが横になっていると心配してルカに呼び掛けますが
ルカはそれに気付くとピョンと起きて餌を貰いに起きて来ます。それに、猫のミルは寒い間は2階の部屋で日向ぼっこをして過ごしましたが、今では窓際の風の入る涼しい場所で過ごすことが多くなりました。いずれも、私達を含めて3匹とも高齢者です。

此れからもまだまだ梅雨の季節が続きますが、体調に気を付けてお過ごしください。しかし、梅雨が明ければ今度は
真夏日の時期を迎えます。梅雨も厳しいのですが、夏の季節は私にとって地獄です。それでは、次回は8月中旬に
報告したいと思います。




 5月17日
 
山梨に初夏の訪れ
                                                 
 5月になると、周囲の山々の残雪もそろそろ終わりを迎え、木々の緑が鮮やかに萌え始める爽やかな初夏の季節を
山梨にも迎える事が出来ましたとにかく5月になっても寒暖の差が大きく健康管理に苦しみましたが陽気が安定して来るとともに血糖値も徐々に元に戻り、過ごし易い初夏の季節を迎えています。

 文化庁は5月1日に記者会見し 富士山が世界文化遺産に相応しいとするイコモスによる勧告要請を発表しました

イコモス
国際記念物遺跡会議International Council on Monuments and Sites略称:ICOMOSは「日本の国家的象徴だがその影響は日本を遥かに超えて及んでいる」として、登録条件の「顕著な普遍的価値」を認めているとの事です。永年山梨に住み富士山を毎日眺めている私にとっても大変な朗報で、富士山を世界がその価値を認めてくれたことに感謝したいと思います。その富士山は、私の家からは雪をかぶる頂きより少し下の部分までを見ることが出来ますが
冠雪の部分は6合目辺りだそうですので多分4~5合目迄が見えているのでしょう
しかし最近は雪解けが始まっていて 雪の帽子をかぶる私の好きな冬の富士をしばらく見ることが出来なくなるのが 少し寂しくなるこの頃です。

4月8日にイギリスの元首相のマーガレット・サッチャーが読書中に脳卒中で87才で亡くなりました。戦後のイギリスを建て直したチャーチルとともに英国の経済改革を強行すべく誰とも妥協しない「鉄の女」として知られていますが、その
栄光とともにそのために犠牲になった国民の一部が「デス・パーティー」と称する彼女の死を祝うデモを繰り広げるなど
イギリス国内が二分しています。しかし、「サッチャリズム」が有ったからこそ今の英国があるはずで、国を改革する際には一方で犠牲となる人達が存在することも事実なのでしょうが、最近ではギリシャやキプロスなどが深刻な国内情勢となっています。そして日本では「アベノミクス」と言うデフレ脱却のための三本の矢が市場で好感されて100円に迫る円安と株式市場では株高が続いていますが、大切なのは毎年2
の物価上昇を支える成長戦略が今後どの様に庶民に受け入れられ給料の上昇と物価上昇のバランスが納得されるのか、日本経済は自力では再建できないグローバルな世界経済の中に組み込まれているだけに何とも不透明感は拭えませんしかも
7月からのTPP交渉や円安に伴う輸入品の高コストなど解決せねばならないテーマが目白押しです。

4月16日にボストンマラソン会場の2
所で爆弾が炸裂し3人の死亡と多数の負傷者が出る大きな事件が起きました
当初は9.11の様なアルカイダによるテロ事件ではと大騒ぎになりましたが、犯人はロシアのチェチェン出身の兄弟で兄は当局との銃撃戦で射殺されましたが、弟は捕まり現在も治療中とのことで事件の真相は現在取り調べ中とのことです。しかし、数年前から要注意人物としてロシアからも情報がFBIに有ったと言います。何とも恐ろしい事件ですが、人が集まる場所に得体の知れない人物が群衆に紛れ不特定の人々を殺戮する恐ろしい時代になっています。いずれにしても、テロ事件はアルジェリアで日本人が巻き込まれて起きたアルカイダによるテロや、シリアの内戦など世界のどこかで悲惨な事件が起きているのは残念です。

新装なった歌舞伎座が4月2日に「こけら落とし」をしました。最近亡くなった中村勘三郎や市川團十郎が生きていれば
どんなにか喜んだことでしょう。そして、市川團十郎は山梨と縁が深いと言うか元々山梨出身の家系で、古くは、戦国時代に武田信玄に能の指南をした堀越十郎家宜の出身地だそうです。そして、市川家の本名は現在も堀越姓で、第12代の市川團十郎の本名は堀越夏雄だそうです。それに、甲府盆地の南部にある三珠町が発祥の地であると言いますが
その隣町の市川大門現 市川三郷町は市川家と関わりが強いと言います
しかも堀越十郎家宜は武田家が滅びると当時信仰していた下総国(千葉県)の成田方面に逃れ住み着いた関係で、市川家の屋号が「成田屋」である由縁であると言います。そして、その後再び甲府へ戻り、市川段十郎(團十郎ではなく)や、市川蝦蔵(後の海老蔵)を名乗り、芝居で紅と墨を使い顔に隈どりをして斧を持ち激しい立ち回りを荒々しく演じ、此れが好評だった事からこれを「荒事」と呼び市川家の芸風の基礎になったとの事です。元々江戸時代の甲府は文化的に江戸より栄えていて現在の甲府・市川大門腺(当時は「柳町通り」)は大変な賑わいで、道祖神祭りには江戸から浮世絵師(歌川広重達)を呼んで道祖神幕絵(10m×0.7m)を書かせそれを通りに飾り道祖神祭りをしたり、今でも印伝と言う鹿皮に漆を塗りその生地で袋物などを作る伝統工芸やアワビを醤油で煮込んだ「鮑の煮貝」等の名産品が残っています。そして、その柳町通りの途中に「亀屋座」と呼ぶ芝居小屋が有り、市川團十郎一座は其処で興業した後ちに江戸へ出向いたと言います。
しかし、亀屋座は今は残っていませんが、江戸時代には歌舞伎座と並ぶ(?)芝居小屋で有ったのかも知れません。

 以前「三越」の歴史について、伊勢松坂出身の呉服商の三井高市(屋号:越後屋)が元禄時代に江戸の日本橋に
「三井越後屋呉服店」を創業し、掛け値のない正札販売と端切れを販売したことが評判を呼び此れが現在の「三越」の
ルーツになっていることを書きましたが
今回は「伊勢丹」について調べましたので書きますと、明治19年に伊勢又(いせまた)(呉服商)から分家した初代小菅丹治が
神田に「伊勢屋丹治呉服店」を創業。帯や模様の華やかな布地が好評で、「伊勢丹さん」として評判となり、21年後の明治40年に「伊勢丹呉服店」と改名し、昭和8年(1933年)に新宿に「伊勢丹新宿本店」を開業しました。伊勢丹は、センスの良さと高級感のある品揃えが評判のデパートですが、2011年4月に、三越が伊勢丹を吸収合併して、三越 伊勢丹ホールディングスとして経営されています。

最近、円安が一段と進み5月10日時点で100円台に突入しました。それと共に株価が上昇し1万4千円を超える相場となっていますが、世間ではアベノミクス効果と言います。しかし、必ずしもそれは全てではないと私は思います。それは、
国内の投資家と共に海外の投資家たちがアベノミクスに期待しての株価であり、そもそもアメリカの経済が好調なのと日本の株高との関係がどの様に結びつくのか(?)恐らく誰にも判らないと思います。そうすると、この先米国経済が
急降下し悪化した時
(北米では昨年末に財政の崖と言う2013年からの大増税と財政支出の急激な削減が有り前者は年内に解決しましたが、後者は未解決状態です)に、日本経済がどの様になるのか、ひとつ言える事は日銀が目論む物価を年率2%上昇させる施策と第三の矢である成長戦略がどの様に展開され、物価上昇と給料アップが連動出来るのか(?)その所がまだ誰にも判らない未知数で、期待が膨んでいる中の昨今の経済実態であると私は思います
更に、私の推論ですが現在の北米の経済が好調なのは、世界中の機関投資家やヘッジファンドが円を売りドルを手に入れる事で米国市場の株で一儲けしようとしているのではないか
(?)事実 米国の銀行の監視や公定歩合と支払準備率の決定を行うFRBのバーナンキ議長は投資家に行き過ぎたリスクを忠告するコメントをしていますが、北米経済が悪くなる前に一時的なバブルを作り上げようとする魂胆が見えています。その際、前記の円安により現在の日本市場が潤っているとすれば、此れもバブル現象と言えるのかも知れません。その場合に日本が生き残る道は間違いなく
第三の矢の「成長戦略」が創出できるかどうかで、この点が世界中から注目されている様に私は思います。

毎日ウォーキングをする中で気付いた事が有ります。それは、信号機の有る交差点で道幅の広い道路が通行可能な時にはカッコウが鳴き、狭い通りの場合はピヨピヨが鳴きます。それは道交法で決められているのかも知れませんが、
しかし、道路の幅が同じ広い通りの場合にはどちらも鳴かない通りも有り、ケースバイケースなのです。もしかすると
道幅の狭い通りは自動車事故のリスクが高いので、目の悪い人に道幅の違いを知らせているのかも知れません。

土鍋の産地が三重県の四日市で有ることを最近知りました
日本中の土鍋の大半(シェアー80%)を四日市で生産
しているそうですが、それは昭和30年代に四日市で原料の陶土が開発された事で生産が急上昇したと言います。
その陶土には約4割のリチウム鉱石を含み、そのリチューム鉱石は耐熱性が高く、直火や空炊きにも強いことが特長との事ですが、今迄知りませんでした。しかも、四日市市を調べると、土鍋の他に「万古焼」の産地でもあることを知りましたが、「万古焼」は今迄常滑が産地と思っていましたので、万古焼の急須などを購入する時は生産地を良く調べて見ようと思います。

過日
空海と最澄の番組を観る機会が有りましたどちらも平安時代に空海は真言宗の 最澄は天台宗の開祖ですが二人とも遣唐使として中国に渡り仏教を修業した事は知られていますが空海弘法大師は中国で密教を学び帰国後に京都の東寺で真言密教を広め21体の立体曼陀羅を作り「東密」と呼ぶ宗教を完成させたと言います。其れに対して最澄(伝教大師)は比叡山に天台宗を広めました。しかし、最澄は中国で密教を学び、後世「台密」としての言葉は有りますが、空海の真言密教の方が広く知れ渡っています。しかし、最澄は延暦寺で後世の各宗派となる例えば臨済宗の栄西や曹洞宗の道元そして日蓮宗の日蓮、浄土宗の法然、其れに浄土新宗の親鸞達を排出するなど、中世の宗教に大きく関わっているそうです。そして、天台宗は平泉の中尊寺や日光の輪王寺そして上野の寛永寺や長野の善光寺
など全国に多くの名刹がありますが、空海は高野山の金剛峯寺や京都の仁和寺や大覚寺などの寺院は有名でも、
名刹という点では余り全国に知られる寺院を見掛けません。そして、最近BSプレミアム等で 藪内佐斗司さんの「仏像拝観手引」を観ていますが、今年はこうした仏像を観に出掛けたいと考えています。

元日弁連会長の中坊公平さんが5月3日に83歳で亡くなりました。かつて、森永ミルクヒ素中毒事件や豊田商事事件などの弁護団を引き受け「平成の鬼平」として活躍しましたが、晩年は弁護士職から身を退き、時の人から消えました
しかし、私は彼の公正で中立なその仕事ぶりには今も敬服しています。人は正道を歩む時に強力なオーラが出る事を彼から学びました。後年は「住宅金融債権管理機構」の債権回収で不適切な回収が行われたことが公になり、この
責任をとる形で弁護士を廃業したのですが、何も自分が直接関わっていなくとも その全ての責任をとる彼の決断の
潔さをもっと日本人は知るべきです。ご冥福をお祈り致します。

5月5日に長嶋茂雄さんと松井秀喜さんが国民栄誉賞を同時受賞しました。当日は、安部総理から二人に賞状が授与され、その後の始球式では長嶋がバッターで松井がピッチャーそして巨人の原監督がキャッチャーでアンパイアが
安部総理と言うシチュエーションには笑えました。しかし、「国民栄誉賞を政治に利用するな」 との意見も有りますが、
日本のお祭りとして私は良いのではと思います。しかし、授与の場所が官邸では無く野球場で有ったり、アンパイアがジャイアンツのユニホームを着て背番号が96(歴代の首相で96代目)は確かにやり過ぎと揶揄されても仕方無いかも知れません。

先日 NHKラジオの「ひるのいこい」を聴きながらウォーキングをしていると「山梨県甲斐市にお住まいの高橋成光さんからのお便りです
とのアナウンサーの声が聞こえて来ました私が、毎日のウーキングで甲府から韮崎へと延びる県道の「山の手通り」を歩く時は、正面に3000m級の甲斐駒ケ岳を、後ろには富士山そして小高い丘に登ると八ヶ岳を望む事が出来ること。それに、戦国時代に武田信玄が信濃や川中島へ此の道を通り出陣した時に、信玄は甲斐駒を見ながら出陣をした由緒ある街道で有る事を書き込んだのですが 「ひるのいこい」で便りを募集していましたので
投稿しました。それが、早々に読んでくれたのです。また「ひるのいこい」は、昨年放送開始60周年を迎えた長寿番組ですが、古関裕而作曲の のどかで牧歌的なテーマ曲も気に入っています。

今年も五月連休が終わりました。今回は曜日の関係で前半と後半に分かれてのGWでしたが、北海道では5月になり8年振りの積雪があるなど気の毒な連休でした。そして、我が家では3日に長女夫婦が結婚式の写真を見せに帰省し次女達家族と仲良く食事会をしましたが、現在仙台に住む三女は仕事の都合で来る事が出来なかったのが残念です
そして、現在の山梨は、桜と桃の花が終わり、街路樹のハナミズキとツツジも盛りを過ぎて、今はツツジの仲間で旧暦の5月
皐月に見頃を迎える深紅のサツキ皐月に由来の花が見事ですそれに我が家の庭先では紫色と白色が鮮やかなジャーマンアイリスの清楚な花が数本咲き誇っています。

我が家のペットたち
初めに猫のミルですが
我が家に来て17年になりさすがにお婆さんになりましたそして相変わらず早朝にミャーミャー泣きお母さんを起こします。これは毎日のことで、「私は目覚ましネコよ」と言わんばかりに、お母さんが起きるまで泣き
続けるので、仕方なく起きてキャットフードをお皿に分け与えると、よぅやく泣き止みます。ことによると、餌が欲しくて
泣くのかも知れません。その点ウサギ゙のルカも我が家に来て8年になりすっかりお爺さんになりましたが、最近ゲージの中で一日を過ごし以前のように居間を飛び跳ねたりはせず 以前は爪を切ろうとすると嫌がって切らせなかったのが 今では大人しくお母さんに切って貰っています。しかし、食欲は旺盛なのでまだまだ長生き出来そうです。
そして犬のワンダーは、春先に体調が悪く4日間ご飯を食べなかったのですが、5月になりやっと元気になりました。
そして、12月に毛を刈ったのですが、5ケ月で目が見えなくなるほど伸びて来ましたので、暑くなる前にサマーカットに
連れて行こうと思います。

それでは次回は6月末に報告したいと思いますが、梅雨の季節を迎えますのでお互いに体に気を付けて暮らしましょう
私も、テレビが見れなくなったビスタ(OS)のパソコンが修理から戻りましたので、ウインドウズセブンのPCに主役を
譲り、応答性が悪く立ち上がりもセブンより倍以上遅いビスタはテレビを見るPCにしようと考えていますが、間もなく
その作業も終わります。では、此れからは健康に気を付けて夏に向かうこの季節を私も乗り切りたいと思います。


 

 4月05日

我が家の祝いごと                                              
 あれ程寒かった今年の冬が3月になると徐々に暖かくなり、山梨にも遅い春がやって来ました。今年は、「暴風雪」と呼ぶ聞き慣れない言葉が飛び交いましたが、「猛吹雪」ではなく「暴風雪」の方がその物すごさが伝わって来ます
例えば、青森の八甲田山麓にある「酸ヶ湯温泉」では昨年の倍以上の6.6mの豪雪だそうですから、確かに猛吹雪ではなく暴風雪なのかも知れません。そして、4月を迎えると休耕田にレンゲの花が咲き灌漑用水から勢いよく水が近くの川に流れ出るなど愈々待ちに待った暖かな春の季節が山梨にもやって来ました。そして、穏やかな春の訪れとともに我が家にも嬉しい出来事が続きましたが、詳細は後半をご覧頂きます。

稲盛和夫さんの「人は何のために生きるのか」と題する講演を3月6日に聴講しました。
稲盛氏は現在81才ですが 27才で京セラをそして52才の時にKDDIを立ち上げ 最近では倒産した日本航空を3年で復活させ再上場を果たすなどその手腕の物凄さに会場は満員で、講演中は咳以外の音は無く全員が講演者の話に聞き入りました。
しかし
稲盛氏は極めて小柄でその風貌から偉大な人物を彷彿とさせるものを私は感じませんでした
そして、物腰は穏やかで 大声を出さず静かな語り口で淡々と話す姿から此の人が大実業家とは思えない大した人物でした
恐らく、講演の中に出て来た「成功しても謙虚な人だけが幸運を長続きさせる事が出来る」が彼の「人生哲学」なのでしょう。
しかし、話し出す内に、「実業家」と言うよりも「思想家」しかも、「東洋哲学」に長けた人物で そうした信念が人生を貫いている人であることが判り、その講演には実に奥深いものが有りました。

講演内容(概要)
・昭和7年に鹿児島市に生れ、少年時代は腕白で受験では希望する大阪大学・医学部を2度失敗し 仕方なく地元の鹿児島
 大学工学部応用化学科に入学した
・昭和30年代は就職難で
先生の紹介で京都にある高圧線の碍子メーカーに辛うじて入社27才で京都セラミック(現在の
 「京セラ」)を5名で立ち上げ、研究に没頭。苦労の末に半導体(LSI等)のベース材にファインセラミックスが有効である
 ことに気付き業績を伸ばす
・此処迄来るには、中国の東洋哲学の書である陰騭録(いんしつろく)の中で「立命」について、安岡正篤(やすおかまさひろ)氏が「運命と立命」を説きその
 中の「運命と因果の法則」を勉強したことが、その後の彼の人生に深く関わって行く
・それは、運命は自分の考え方で変える事が出来ること。つまり「因果の法則」とは、善い事を思い、善い事をすれば運命は
 よき方向に変わって行くが、悪しき事を思い、悪しき事をすれば運命は悪しき方向に変わる。それが「因果の法則」
・色々悩む中で、この「因果の法則」と「運命」との関わりを深く信じることで、企業を成長させて来た、と彼は言う
・日本航空の再建については、高齢であり常勤は無理と考えたが、① 日本経済への影響 ② 日航に残された社員達の
 雇用を守る ③ 国民の為、すなわち利用者の便宜をはかる 以上の観点から無報酬で再建を引き受けた
・そして、根強い「官僚主義」と「マニュアル一辺倒の保守(整備)」等を徹底的に改革し、社員自らの自覚により3年にして
 再建を果たし再上場を可能にした

講演を聴き終えて
・確かに、稲盛氏の精神の根底にある「東洋哲学」が心の支えになり苦難の連続の人生を此処迄やり遂げる事が出来た
 ことはさすがだが、しかし、たまたま不本意ながら選んだ碍子メーカーで「ファイン・セラミックス」に出合わなければ、今日
 の栄光は無いはずで、これは「運命」と言うより「強運」と言えるものを感じる
・しかし
京セラ・フィロソフィーにある常に謙虚に素直な心で常に明るく前向きに」「真面目に一生懸命仕事に打ち込む
 「地味な努力を積み重ねる」「感謝の気持ちをもつ」等の「人間としての有るべき姿」や「人間としてなすべき善きこと」が
 稲盛氏の「人生哲学」で有ることを今回学んだ
・此れ程の偉業を果たしながら、奢ることもなく淡々と話す語り口はさすがと感じた。
・京都には「京セラ」の他に島津製作所や日本電池(現 GSユアサ)、ローム、ワコール、村田機械などの優秀な企業が多く
 有りますが、そうした中で京セラは独自の路線を歩んでいます。そして、何と言ってもファインセラミックスと言う製品で世界
 を席巻している姿は見事ですが、昨年はセラミックス製品の他にも太陽光パネルの開発などで1.2兆円(連結)の売り上げ
 を果たしたそうです

シャープが今期3,000億円を超える赤字で、とうとう韓国のサムスンと資本・業務提携をしました。しかし、100億円の資金ではまだまだ足りません。「亀山モデル」として一世を風靡したあの当時の勢いは何処に行ったのだろうか(?)
一つには、アナログ放送が終わりデジタル放送が始まると、基板と液晶パネルを基本に何処でも何処の国でも作れる事を見落としたこと
つまりアナログでは色調や色合い等の微調整が必要で日本のお家芸であったものがデジタル放送ではその必要が無くなっていることを見誤ったこと。確かにアナログ放送の当時は32インチが8万円以上していたテレビが現在は3万円台で購入出来ますそれと関西に新たに液晶テレビ工場を造った設備投資が価格競走に敗れ結局経営の足を引っ張った事が報じられています。先ほどの「京セラ」と何が(どこが)違うのか(?)経営のタイミングの判断や見通しの難しさを認めざるを得ませんしかもパナソニックも8000億円に近い赤字を出し プラズマデジタルテレビから撤退すると、発表しています。

今年も3月11日を迎えました。あの日から2年が経ちますが 仮設住宅に住む人達が今も30万人以上いるそうですし
福島に住む人達にとって原発事故の影響が改善されている様子は一向に見えて来ません。そして、気仙沼では300㌧以上のマグロ漁船が津波で陸に打ち上げられ 今後モニュメントとして残すのか、それとも過去を忘れる為にも解体すべきかの考えが二分しているようです。私も5年前に三陸海岸を訪ねた時に見た見覚えのある懐かしい景色を今回も見掛けますが、三陸南リアス線では、小本と田野畑の間を連絡バスで繋いでいますが、全線開通になるのは来年になるそうです。あの田野畑村にある「北山 崎」の絶景が懐かしく想い出されます。そして、最近 津波を沖合で検知する「ブイ式海底津波計:海底に設置した地震計による波の高さを海上に有るブイから人工衛星に転送し現在より10分は早く情報を前倒し出来る」や「GPS波浪計:GPSを基準に波の高さを測定し地上局へ転送」等の技術を推進する事を気象庁が検討中とのこと。今迄の様な津波の高さに無関係に避難情報を出すやり方では、いずれ津波の怖さが忘れられて行くことを懸念する時に「津波情報」をいち早く発信する新しいシステムの更なる実現を願いたいと思います。

又しても、アフリカのナイジェリアでイギリス人達7人の作業員が過激派組織により射殺されました。作業宿舎から誘拐されての殺害だそうですが前回もアルジェリアの事件を報告しましたが、又しても厳しい現実を見た気がします。2年前の日本の地震と津波は誰の精でもない天災ですが
テロは人間故の人災ですしかしシリアは今もアサド政権が降伏せず、イランとイスラエルの一触即発状態が此れからも長く続くのでしょう。しかも、北朝鮮に至っては此の先全世界を相手に孤立化を深める積りなのか(?)そうした中で、ミャンマーは長年の長期軍事政権が解かれ民主政権が誕生し、アウンサン・スーチーさんを中心に近代化の道筋が整いつつあります。人類がひき起こす殺戮と見通しの無い平和・・・何と空しいことでしょう。

私は毎週金曜日に配信される「田原総一朗」さんのメールを良く見ていますが、過日のメールに私と同じ考えの記事を読みました
それは現在国内を賑わせている「TPP」の議論ですが TPPに反対する論者の中に「震災後 循環型地域社会を目指す日本にとって」と言う様なフレーズを見掛けることが多い事に異論が有ると彼は言いますしかし「循環型地域社会」とは、その地域内でエネルギーも食料も自前で調達する社会を意味しますが、残念なことに日本は食料もエネルギーも自前では賄なえない国であり、言葉は優しくても実現不可能なことを尤もらしくうたい上げる事に空しさを感じると彼は言います
私も、日本の今後の農業を如何にすべきかの議論は大切ですが、さりとて日本の農業が立ち行かなくなるからTPP反対では、工業立国である今後の日本が滅んでしまうと思うのです。もっと大局的に物事を捉え
であれば農業をどうするのかの議論有りきではないかと思うのです。ましてや参議院選挙を恐れてのTPP反対論には議員としての資質を疑がわざるを得ません。しかし、3月15日にTPP交渉を開始することを政府が決断しましたので、此れからの進捗と内容を注目したいと思います。

新日鉄が昨年住友金属と合併して「新日鉄・住金}が誕生しましたが、残念なことに千葉の君津にある三基の高炉の内の一基を廃炉にする事を決めました。折角住金との合併で体質強化を図りながら、鉄鋼国内需要の低迷と中国や韓国との価格競争に後れを取り減産せざるを得ないとのことで大変残念です。しかし、新日鉄・住金は生産性の低い高炉を廃炉にして全体の生産性を上げる織り込み済みの戦略との見方もありますので、昨年の世界総粗鋼生産量が中国を初め全体に減産傾向との情報を聞いていますが、まだ確定数値は出ていませんので今後の推移に注目したいと思います。

「メタンハイドレートガス」が愛知県沖で試掘されたことが話題になっています。しかも、その量が半端では無く日本近海に年間使用換算で100年以上の天然ガスが500~1000mの海底から採掘出来る可能性が有り、5年後の商用化を目指して今後の開発が話題を呼んでいます。処で、メタンハイドレートは海底に有り メタンを水分子が囲んだ水和物で通常は凍った状態で採掘されますが、今回世界で初めて発掘されたそうですので、日本の今後の新エネルギーとしてシェールガス(オイル)と共に早い開発が待たれます
しかし今後の課題は「生産原価」で 試算では1m3当りが46円~174円だそうで、これに対して米国の天然ガス価格は13当り約10円なので、此の製造コストがどこ迄下がるのか(?)もう少し状況を見守りたいと思います。
地中海のトルコの南に在る小さな島国の「キプロス」が、ギリシャの財政破綻のあおりで財政が悪化しEUが支援する代わりに銀行預金に強制課税する方針をが示された事で、欧州危機が再燃するとの不安が金融市場に広がり世界的に株安が進み3月18日の日経平均株価が340円も下落しました。一方キプロスでも課税を引き上げることを発表した途端に 多くの預金者が長蛇の列で銀行に並ぶ姿が報じられていますが
しかし それはキプロスのみでは無くスペインやイタリアにも飛び火する事を恐れていると報じていて、またもや世界経済が混迷しかねない嫌な状況になりそうです。

3月16日に東急東横線の渋谷駅が85年振りに地上ホームから地下ホームに変わり、東京メトロ有楽町線・副都心線と繋がり東武東上線や西武池袋線がひとつの路線になりました。此れで、横浜みなとみらい線を使えば、横浜元町から東横線経由で埼玉・群馬方面までが一本で行ける様になりましたが何とも便利になったものです。そして、小田急線の下北沢駅が3月23日に地下ホームになる等 東京が益々変わって来ましたが既に山梨に移り30年になる私は簡単に都心へは行けません。先日も娘の結婚式で池袋へ行きましたが、池袋駅も地下通路で複雑に繋がっていますので、何処を通れば良いのか見当がつきませんでしたが その時に頼りになったのが、駅の「案内板」と「構内地図」でした。
そして、東北新幹線の「はやぶさ」が320km/hの最高速度を出し、秋田新幹線も「スーパーこまち」が登場しましたが、此の様に 鉄道がダイヤ改正を含めて大幅に変わる嬉しい春を迎えています。

2月以降の生涯学習講座(H24年度最終)
薬を創り、薬を育てる 「治験」とは、臨床研究と臨床試験、近代医学の始まり、「治験」の実態
地震との付き合い方  地震発生のメカニズム、地震災害の軽減対策、地震に対する付き合い方

今年の我が家は 長女が三月に結婚式を挙げ、 四月には下の孫が小学一年生になるなど嬉しい春を迎えました。
そこで、当日までは怪我をせず体調を崩さずに心掛けましたが、お陰様で無事にその日を迎えることが出来ました。


昨年入籍を済ませ新婚生活をスタートさせた長女が 人生のけじめとして三月末に結婚式と結婚披露宴を東京で行いました。当日は早朝に東京まで出掛ける必要が有るため、妻の姉と兄夫妻と共に前日に都内に宿泊しその夜兄弟達で前夜祭をしましたが、この様な事でもなければ実現しない祝いの席は大変盛り上がりました。妻の姉達も修学旅行以来の都心の夜景に大変感激していました。私も、昨年は2回上京しましたが、山梨に越して既に30年となりその間の東京の変わり様に驚きました
そして式の当日は両家の家族と親族そしてお世話になっている方々が集い賑やかく心温かい結婚式が出来ましたが、親として娘の仕合せな姿が嬉しく、私のにこやかな笑顔を皆で喜んでくれました。

一方
次女の娘が晴れて小学一年生になり姉と一緒に元気良く800m先の学校へ通ぃ始めました孫は何事にも好奇心が旺盛で、姉を良く観察し かなりの事が判っています。そして、孫はどこか私の子供の頃に似ているところが有り何事にも興味を示し臆せずチャレンジする孫の今後の成長が楽しみです。その反面、気が強く姉を簡単に泣かせてしまう気丈さには呆れますが、娘の母親(妻)も子供の頃に姉を泣かせたそうですから、「隔世遺伝」なのかも知れません。
そして、孫達は下校後は小学校の隣にある「児童館」で過ごしますが、ママがお迎えに行けない時は、私達が頼まれて迎えに行きます。しかし、三月迄は湯村にある保育園と児童館の二ヶ所に行っていましたので、4月から少し楽になりました。それに、上の孫は3年生になりましたので随分大きくなりましたが、児童館は三年生迄なので来年からは実家迄歩いて下校する事になります
そして下の孫は三月に保育園の「生活発表会」で立派にナレーションを務めましたがすっかり成長し運動が大好きで絵を描く事も好きな上の孫と共に孫達の成長を此れからも見守りたいと思います

毎年4月の第一土曜日に甲府で開催される「信玄公祭」が昨年はその時期に桜が満開になりましたが、今年は10日も早く満開を迎え、今回の冬が寒かっただけに去年とどう違うのか(?)判らなくなりましたが、つくづく此の季節の陽気の変化が判りません。つい半月前迄は、上空3000mの寒気が南下して低温になっていると報じていたものが、最近は寒気の話題が何処かへ消滅しています。それにしても、3月中旬頃の陽気は一日毎に暑かったり寒かったりで
しかも
日々の気温差が10℃以上も有り、此の時期は私の体が一番辛くなる季節です。

春の彼岸を迎えた前日(3月19日)に山梨も最高気温が全国で三番目の27.6℃を記録しました。またまた急に気温が上がり当日は桜の開花宣言も出て急激な気温の変化に私の体調もメタメタでした。そして、娘の結婚式迄は何とか体調を維持しなければなりませんが
維持出来るかどうか不安でしたそして彼岸の翌日に東京の目黒にある菩提寺に墓参りに行きましたが、確かに東京の桜は21日がほぼ満開でした。しかし、3月20日の翌日の都心は実に混雑し、山梨から目黒まで片道4時間も掛る混雑ぶりで さすがに疲れてしまいましたが、五・十日が祭日の翌日は特に首都高が混む事を一年振りの私はすっかり忘れていました。そこで、帰路は首都高を使わずに山手通りを初台へ向けて走り甲州街道を使い調布ICから中央道に入りましたが、街路樹の若葉が少し顔を出す久し振りの甲州街道を懐かしく走ることが出来ました。

4月から私は
NHKの番組モニターを引き受けました。何と言っても娘や孫が「お爺ちゃんは NHKばかり見ている」と言います。確かに、私は民放はあまり見ません。特にお笑い番組は全く見ません。何か視聴率稼ぎで、低レベルの番組が多く見る気がしませんがその点NHKには気品が有り自然に見る様になりました番組モニターは4月から半年間で、指定された番組を視聴しその評価をチェックシートに書き込み送信するのですが、番組の中で気付いたことや、
改める方が良い事などを書き込みます。始めたばかりなので、要領を得ない点も有りますが 多くのモニターから忌憚のない声を聴く事が目的とのことですので、積極的に参加したいと思います。

それでは、次回は5月の後半に若葉かおる山梨の初夏の様子をお伝えしたいと思いますが しかし、4月の此の季節は陽気が不安定で体調を崩し易いので、健康に気を付けてお暮らし下さい。


 
02月15日

 
平成25年を迎えて 
                                         
 無事に2013年(平成25年)を迎える事が出来ました平成の世になり四半世紀が過ぎた事になりますが平成元年は私が45才でしたので今年が70才の私はあれから25年が過ぎたことになりますそして昭和63年平成元年の前年の44才の時に、自動倉庫の同業他社の人達と欧州のクレーン設備の安全性の調査に三週間出張しましたが、あの頃の
私は公私共に充実していましたので、四半世紀がアット言う間に過ぎて行ったと思える この頃です。

さて、今年の年末年始は大変な寒さでしたが、北海道の陸別ではマイナス30度を超える寒さとの事で、かつて行った帯広の近くが冷凍倉庫の中にいるような寒さが嘘の様です。しかも、正月早々山岳遭難事故が多発しましたが、以前に行った青森の酸ヶ湯温泉は例年 3mを超える豪雪で有名ですが、それが今年は昨年末にその積雪量を超えとうとう2月中旬には6.6mになったそうですのでこれからの気温がどうなるのか
日本中が不安になりますがそうこうする内に1月も終わり節分と立春が過ぎた此の頃は少しづつ冬日と冬日のあいだが徐々に広がって来ました。

昨年末に安部政権が誕生し、2月に韓国に女性大統領が、そして3月に中国でも習近平が国家主席に就任します。
そして、オバマ大統領が2期目の政権に着きましたが、1期目の民主党首選であれ程大接戦を展開したクリントン国務長官が健康上の理由でその職を退きました。この様に、世界の指導者達が変わる中で日本がどの様に外交等のカジを切るのか、世界情勢が微妙であるだけに今年も注意深く見て行きたいと思います
そうした中で北米の「財政の崖がひとまず危機から脱出したことは朗報ですが、完全に解決した訳では無く、シリア情勢もまだまだ闇の中で 日本の景気回復も此れからが本番ですので 落ち着かない一年になりそうです。

アメリカのニューズウイーク新聞社が紙媒体による雑誌の発行の打ち切りを決めました。その理由として、タブレット型コンピューターで読む読者が増えた事と 紙媒体の広告低迷が続いている事を挙げ「ニューズウイークは今年
2013年の80周年に向け、ジャーナリズムとしての役割を維持し、全てがデジタル化される未来に対応しなければならない」と発表しました。しかし、此れはニューズウイーク社のみでなく、日本でも(私の場合は朝日新聞)全面広告が全紙面の半分を超える日が多く、一方電子メールによる配信(有料)が毎日の様に届きますが 私は無料のみを読んでいます。つまり、紙媒体では読みたい情報が広告ページに隠されて記事を捜すのが大変ですが、しかし新聞社にして見れば、経営上広告料が重要な資源なのだろうと思います。そこで、大型タブレットでどの程度楽に読めるのかを今後確認して見ようと思います。なにしろ、画面が小さいと読み難くく目にも良くないのですが、若者には便利でもシニアにも無理なく読めるのかが今後の課題になると思います。そして、此の先紙媒体が継続出来ないのであれば、パソコンが使えないシニアにも使い易いタブレットの開発が是非とも必要と考えます。

同じく最近のアメリカは、銃の乱射による事件が多発しています。しかも、学校に侵入し教師や生徒がその犠牲になる惨事が続いていますが、何故学校なのか(?)良く判りません。そして、その都度銃の規制が話題になりますが、結局銃社会から抜け出すことが出来ずに銃の規制がおざなりのままです。しかし 警備が不十分だった過去の時代は止むを得なくても 現代社会では銃を保持する必要性は無いと思うのですが 多民族社会では自分の身は自分で護ると言う感覚が支配的で有る処にアメリカの複雑さが伺えます。

最近、ボーイング787型ジェット旅客機のトラブルが続いています。幸いにして人身事故には至っていませんが、座席の下のバッテリーから発煙したり、燃料が漏れ出たり 飛行中の操縦室から発煙したりとトラブル続きです。B787は日本が先行運行していますが、かつてはB747ス-パ-ジャンボが世界の空をひとり占めした500人乗りの飛行機が時代と共にその役割を終え中小型機が主流になりました。理由は、ジャンボ機の燃料効率が20%と悪く航空運賃が高く効率の良い中小型機を複数飛ばす方が経営的に良いとの判断から、JALもANAも積極的に採用していますが
既に、2社はジャンボを昨年から飛ばしていません。そこで、30才代に私が設計したジャンボエンジンのメンテナンス用
クレーンも今では御用済みとなっているはずですが、今でもエンジン一機の質量が約6000kgで当時(1980年頃)は7億円と聞いた事を覚えていますが、あれから30年以上 全日空の羽田整備工場で活躍した事を思うと感無量です。
しかし、アルジェリアから犠牲者達を運んだ政府専用機がジャンボであることと、羽田に2機のジャンボ政府専用機を見ることが出来ましたが、それが現在はB787に変わっている事に時代の趨勢を感じます。そのB787が、トラブルを起こしているのが残念です。しかも、1月16日の事故は飛行中のトラブルなので危険極まりなく、早い調査と対策が
待たれます。そして、米連邦航空局(FAA)は1月17日に原因が判明する迄全てのB787の運航停止を要求しました

またまたアルジェリアではアルカイダの武装勢力が、天然ガス関連施設で少なくとも40人以上の日本人を含む技術者を人質にとり隣国のマリの要請でフランス軍がマリ北部を爆撃した事への報復声明を出しました
マリ北部はアフリカで最も貧しい地域だそうで、一昨年のアラブの春以来アルカイダのテロリストがマリ北部を拠点に組織固めを図っているとの情報が有り しかし、情報が錯綜している為に何処までが事実なのか今後の情勢を見極める必要が有りそうです。

そうした中で、アルジェリア軍が強硬突撃し多くの犠牲者が出ました。そして、プラント建設会社の「日揮」の社員も人質に取られ、少ない情報収集に躍起になっていましたが、その中で残念ながら10人が殺害されました。それにしても、
人間はなぜ戦争(紛争)をするのでしょう(?)人は恒久平和を願いながら しかし現実には一向に争い事が絶えません宗教戦争や時の権力者の争い 国益を優先する争い、そして貧困から来る飢えとの戦い等の様々な争い事が絶える事は有りません。アルジェリアは一昨年のアラブの春で、最初に政権転覆が起きた国ですが、その後、隣国のチュニジアやリビアそしてエジプトに波及して北アフリカが大混乱したことを覚えていますが、今度はアルカイダによる新たな勢力がアルジェリアに侵攻しています。しかし、アルカイダと言えば、かつてアフガニスタンで「オサマ・ビン・ラディン」が勢力を伸ばし、アメリカ軍が隠密裏に彼を射殺したことが当時のニュースになりましたが、イスラム社会の混沌とした複雑さが益々判らなくなっています。そして、アルジェリアで殺害された9人と無事だった7人を含め政府専用機が迎えに行き
最後の一人も2日遅れて無言の帰国をしました。そして、2月6日にアルジェリアの隣国のチュニジアでアラブの春以後の新指導者が暗殺され国内が混乱状態ですが
北アフリカに本当の「アラブの春」が訪れるのはいつになるのでしょう

元横綱の「大鵬」が亡くなりました
私は子供の頃に 大鵬と柏戸の二横綱の取り組みを良く見ていた記憶が有りますがそれが何と大鵬は1月19日に72才で亡くなったと聞いて、ビックリしました。私とは3才違いなので、私が少年の頃に大鵬関が関取になっている訳はなく私の記憶違いでした。大鵬は柏戸と共に昭和36年に揃って横綱になったそうですから、私が18才の時になります当時は相撲の人気が高かったのでそれで子供の頃と勘違いしたのでしょう。

私は、平成20年に北海道を旅した時に 摩周湖の麓に在る弟子屈(てしかが)の川湯温泉に大鵬記念館が有り
時間の都合で観る事は出来なかったのですが通り沿いに横綱姿の大鵬の銅像が有った事を覚えていますそしてその前を通り屈斜路湖を右手に観ながら美幌峠そしてその先に在る美幌温泉で疲れを取り、その先の阿寒湖の少し手前に在る「相生」で休みましたが大鵬関が亡くなる前に大鵬記念館を観て置けば良かったと思っても今は叶わぬ想い出ですそして今回の報道で判ったのですが大鵬の父はチェルノブイリのあるウクライナ出身でロシア革命の中で樺太に渡った人で、大鵬は昭和15年に樺太で生まれ戦後母親と共に北海道へ移り最後は弟子屈に落ち着きました。ですから大鵬にはロシア人の血が流れているのですが母親が苦労する中で家庭を助ける為に納豆を売り 家計を助けたそうでそうした貧困の中で人一倍稽古に励み、入門後数年で横綱に昇進したことなど知らないことが多くありました。

「人は死んで名を残す」とは 大鵬のことを言うのでしょう。そして、現在 横綱の
白鵬は大鵬の鵬と柏戸の柏から最初は「柏鵬」を考えましたが、それでは恐れ多いのと、元々色白だったので 柏の木偏を取り「白」と「鵬」から「白鵬」としたそうです。その後1月30日の通夜に大鵬と同年生まれの王貞治さんが原稿を読まずに大鵬との想い出を長い弔辞で語り掛けましたが翌日の告別式では黒柳徹子さんも弔辞を述べました大鵬は多くの人々に愛された偉大な横綱で有ったことが判り改めて、名横綱の大鵬を懐かしく想いました。

日銀が1月22日までに2回の金融政策決定会合を開き 消費者物価を年2%上昇を目指すデフレ対策の導入を決めました。そして、目標を政府・日銀政策連携強化に向けた共同文書に明記し、「共同声明」として発表しました。それは
政府の要請を受けて一段と高い年2%物価上昇を掲げることで、日銀の金融政策が大きな転換点を迎えたことと理解しますが、しかし此れは政府の成長戦略有りきで有り、幾ら日銀が頑張っても 政府が有効な施策を打ち出さなければ
「絵に描いた餅」であり、一般庶民は景気回復を願いながら、現実の暮らしが良くならないタイムラグをどの様に進めるのか、確かに今の日本が此のままでは良くない事は事実ですが、庶民の生活が物価は高くなり生活が苦しいままでは此の計画は頓挫します。そうした事が今後どの様になるのか(?)具体的になって欲しいものです。しかし、2月5日に日銀の白川総裁が来月辞任を発表すると、日銀の金融政策が早まる事を市場が期待して、翌日の日経平均株価が急上昇する場面も有り、益々今後の展開が判らなくなりました。そして、来年4月に消費税が上る時に、スーパーなどの「98円」がどうなるのか(?)も気掛かりです。

「首都大学東京」について
平成17年(2005年)4月に、都立の4大学(東京都立大学、東京都立科学技術大学、東京都立保健科学大学、東京都立短期大学)を再編・統合し新しく設置した大学で、7つのキャンパスに分かれています。詳しくは①八王子市南大沢キャンパス(旧都立大の学部が中心) ②日野キャンパス(システムデザインが中心) ③荒川キャンパス(健康福祉学部中心)④晴海キャンパス(法科大学院)⑤新宿サテライトキャンパス(ビジネススクール)⑥秋葉原サテライトキャンパス(産学公連携センター) ⑦飯田橋サテライトキャンパス(オープンユニバシティー)に分散しています。

処で、昨年 当時の田中真紀子文科大臣が新設の大学に対し認可を認めないとの発言に、一時大騒ぎになりましたが田中大臣は日本中に800校近くの大学(短大含む)があり規制緩和で余りに大学が多過ぎる事を指摘したのですが、翌年開校の直前であったために騒ぎになりましたが、私も日本に大学が多過ぎると思います。いずれ少子化して行く中で大学の経営が立ち行なる事は明白で
いずれ廃校か統合せざるを得ない事態になるにも拘らず今もって新設が続く事を田中大臣が指摘したと私は思います。しかも、学生の獲得に教授までが全国を走り回りヤッキになるに及んでは、本来の大学の在り方に疑問を残しますし、学生は肝心の勉強をろくにせず適当に学生生活を送り、就職出来ない事を「社会問題」とする世相には呆れます。しかも、新聞紙上の広告に登場する大学名は聞いた事もない大学ばかりでこれでは、日本の将来が危ぶまれます。処で、上記の「首都大学東京」も目新しかったので調べて見て初めて知りました

12月の生涯学習講座
クローン技術の最前線 クローンとは、クロ-ン技術の価値、クローン・マンモスの誕生は可能か(?)
甲斐の支配者としての物部氏 古代の甲斐国、物部氏は甲斐の支配者か、日下部氏とワニ氏 

今年の我が家は 長女がいよいよ三月に結婚式を挙げ 四月に下の孫が小学一年生になるなど嬉しい春を迎えますが

その報告は次回にしたいと思います。そして三月の慶事迄は怪我をせず体調を崩さずに健康に気を付けて過ごしたいと思います。

今年は1月4日にNHK BSプレミアムで、ウイーンフィルによるニューイヤーコンサートを聴きました。それは、今年がヴェルディー(イタリア人で「椿姫」や「アイーダ」で知られる)とワーグナー(ドイツ人でタンフォイザーやローエングリーンなどの歌曲で知られる)の2人の生誕200年の年で、彼等の曲を含めてウインナーワルツやポルカを中心に2時間のコンサートでした。そして、劇場内は荘厳な造りで華やかな時代を彷彿とさせる豪華さでしかもその壁面はバラなどの潤沢な生け花で飾られその空間をリモートコントロールされたクレーンで映し出しウイーン国立バレー団による美しいバレーなど目を楽しませるのに十分な演出も素敵でした。そして、最後はヨハンシュトラウス作曲の「美しく青きドナウ」と「ラデッキー行進曲」の軽快な曲で締め括りました。それに 当日の指揮は かつてオーストリアで著名な「ヘルベルト・フォン・カラヤン」の後継者で若き「フランツ・ウエルザー・メスト」で、そうしたことを演奏が始まる前に 中條誠子アナが司会し女優の夏木マリさんと作曲家の池辺晋一郎さんが紹介してくれましたが、それにしても夏木マリさんがクラシックにこんなにも精通しているのには驚きました。

1月07日からNHKの大河ドラマ「八重の桜」が始まりました。昨年の「平清盛」が不評でしたのでNHKも前宣伝に必死です。しかし、私は以前に書いた通り八重が育った会津に親しみが有り、会津は幕末に幕府に味方した事で戊辰戦争に敗れ明治政府から完全にはじき出され表舞台から消えましたが、平成17年に訪れた鶴が城はかつては大変栄えた事や 特に会津を復興させた蒲生氏郷 上杉謙信の懐刀の上杉景勝そして幕末に活躍した松平容保などを勉強しましたが、それから会津が大好きになりました。そして福島県が原発事故で甚大な被害を受けている中で「八重の桜」が福島を元気にするドラマになって欲しいと思います。主役の「綾瀬はるか」さんも可愛く人気が出ることでしょう。因みに 八重の画像を左上に載せましたが、仲々しっかりとした明治の女性です。
                                                                                                   前回ご紹介した会津藩のもう一人の女性「大山捨松」が右の画像ですが、確かに鹿鳴館などで活躍した礼装の貴婦人の華やかさが伝わって来ます。(詳細は、H24年の
近況報告で「晩秋の山梨」をクリックして、
「大山捨松」よりご覧下さい)          


昨年放映された大河ドラマ「平清盛」が最後まで不評で終わりました。私も最初は数回見ましたが、結局最後迄人気が
出なかったのには私なりの意見が有ります。其れをまとめたいと思います。

 ① 結論からまとめると
平安末期の荒んだ時代と現代の世相がアンマッチであた事が最大の要因最近の日本経済
   はデフレが続く中で明るいイメージを求めていますが、平安末期の世相は公家や貴族が栄華を享受し権力により
   庶民の生活を疲弊させ、圧政と弾圧により益々暗い世の中へ突き進んで行く中で、「平清盛」はそうした時代の中
   から公家の用心棒として生まれた北面の武士が次第に勢力を伸ばし平安の世を変えて行く時代歴史物語ですが
   現代社会を見るとそうした事柄を見たくない思いがあり、その鬱陶しさが視聴者から敬遠されたのだと思います。

 ② その一例として
宮中で繰り広げられる公家や皇族一族とのドロドロした展開と平安時代の彼等の衣装や顔作り
   等が気味悪く見るに堪えない演出も不人気にした様に思います。但し、平安時代後期はあの様な風俗で有る事は
   間違いなく(間違いではないのですが)しかし、リアル過ぎる演出は見る者に好感を与えなかった事は事実でしょう

 ③ 私は若い頃から古文が好きでしたので、祇園精舎で始まる「平家物語」をかなりを暗誦できますし、後白河法皇が
   清盛の娘の徳子(建礼門院)を訪ねる「大原御幸」は今でもその殆どを暗誦できます。そうした事で 平安末期から
   平氏そして源氏の世にうつる時代の流れを十分理解していますが、しかしドラマは余りにも忠実すぎて現代社会
   には馴染まなかったと思います。以前(昭和47年)吉川英治の「新平家物語」が放映された様ですが、その時の
   評価を知りたいと思います。
 

「出迎え三歩、見送り七歩」
 この言葉は、客人を迎え・見送る
上の作法で「おもてなし」の原点ですが、客人を迎える時は三歩前に出て「ようこそおいで下さった」との感謝を表わし、お帰りの折は玄関で見送るのでは無く、七歩前に出て名残り惜しい惜別の思いと再びのお目もじの思いを伝える日本人ならではの精神と文化を現わしている、と言います。そして、この言葉を知ると私は数人の「親日家」を思い付きます。それは、

①札幌農学校の「クラーク博士
②清里を開拓した「ポール・ラッシュ③駐日大使の「ライシャワー日本文学を世界中に紹介し東日本大震災後に日本国籍を取得し永住したドナルドキーン此処迄は米国人⑤イギリスウェ-ルズ出身で18年前に日本に帰化した「C・W・ニコル」 ⑥ハンガリー人で世界中を旅した後に25年以上を日本で暮らす、数学者で大道芸人の「ピーター・フランクル」⑦イギリス人で京都・大原の古民家に住みハーブの研究などで活躍する夫君が日本人の「ベニシア・スタンリー・スミス」などの人々で 日本に長く留まり又はその後日本に永住などの親日家達ですが、その中で私は 「ピーター・フランクル」さんの次の言葉が大好きです。

日本人はその素晴らしい四季の有る自然の中で日本人ならではの
きめ細やかなおもてなしの心と世界に誇れる食の文化そして「各地にある祭りそれに能や歌舞伎などの伝統的文化(芸能)の豊かさや奥ゆかしさをもっと深く理解し、日本に生まれて本当に良かった事をもっと知るべきです。そして、海外へ出掛ける前に日本のことをもっと良く知った上で
出掛けるべきです。私(ピーターフランクルさん)が25年以上も日本が大好きで此の地に住んでいる訳は、他国にはない日本人の心の豊かさと素晴らしさを心底知っているからです。


私は彼のこの言葉に動かされて、かつて4年に渡り日本中を旅行しましたが、確かに行く先々で受けた「思いやり」と「おもてなし」の心は、ピーターフランクルさんの話しの通りであることを、今もって忘れることは有りません。


 私は70才を迎える今年
自分の体の変化に気付いていますまず 普通に歩いていても体がよろけることや何かを見ても直ぐにピントが合わないこと、高い所に登ると体がふら付いて落ちそうになること、手が震えて文字が書けない時が有ることなど
体の異変に気持ちがついて行けないこの頃ですがそれは加齢による「神経の衰え」と考えました

しかし
それは「神経の衰え」と共に「筋肉の衰え:サルコペニア肥満」が深く関わっていることを昨年知りましたが、更に
ロコモティブ症候群と言い、骨の周りに付いている筋肉を鍛えないと、骨が受け持つ負担が増えて骨が曲がってしまうそうで、その筋肉も鍛える必要がある様です
そこで、今年はただ歩くのではなく、体全体の筋肉を鍛える一年にしたいと考えています。しかし、今は寒いので(腰が元々悪いので)取り敢えず午前2回と午後1回のテレビ体操を室内で椅子に腰掛けながらやることにしました。そして、暖かな春を待ちながら 徐々に体全体の筋力を鍛えようと思っています。
そこで、そうしたことを10回目のリニューアルの中で報告したいと思いますが、10月迄にどれだけ進捗しているか(?)此れからの私の精進が試されます。

1月17日は、今から18年前に「阪神・淡路大震災」が起きた日です。確か早朝に大きな地震が山梨にも届き、此れは何処かで大きな地震が起きていると思いましたが
それが神戸を中心とする大地震である事が判りまずは納めている自動倉庫のラックの被害が気になりました。そして、それは正に予想通りで高速道路は倒壊し古い木造家屋は火災で全滅状態で手を付ける事も出来ずお手上げ状態でした。そして、納入した自動倉庫の状況調査に速取り組みました。
私は現地から届く情報に即手配が出来る様に留守部隊にまわりましたが、幸いにして大きな被害は無く終わりました
そしてその前に起きた仙台沖地震で棚が倒壊し挫屈した経験が生きて被害が少なかった事を覚えています。それに今回の東日本大震災は勤めを終えていますので直接関わってはいませんが、恐らく被害は少なかったのでしょう。

1月30日に、富士山を撮りに本栖湖へ行きました。数年前に出掛けた時は霧で観えずがっかりしましたので、今回は事前にライブカメラで確認した上で出掛けましたので、天気は申し分なく快晴の空の基で撮影が出来ましたが、残念なことに快晴過ぎて
太陽光が眩しく逆光では無いのですが横からの光で山肌が今一鮮明で無かったのが残念です
そして、行きは笹子トンネルを通りましたが、対面通行のトンネルは何となく不気味で60km/hの制限速度も実際には
40km/hで走る車が多く安全運転を心掛けている事を実感しましたが、普段は80km/h以上で走っていたのが不思議なくらいです。そして、河口湖を通り過ぎ本栖湖へ向かう途中は「凍結注意」の看板を見掛けましたので、制限速度以下で走りましたが
軽自動車が私の車を追い越すのには唖然としましたそこで帰りは身延経由で帰ろうとしましたが、
途中の山道が凍結で通行禁止でしたので、河口湖迄戻り御坂トンネルや精進湖経由も考えましたが、これもスリップの危険が考えられましたので、結局中央道で帰りました。そして、本栖湖からの富士山は、10回目のリニューアルに載せますので
其れ迄お待ち下さい笹子トンネルは2月8日に予定より早く上り線も開通し ようやく全面復旧しました

2月2日に県立考古博物館の傍に在る古墳(風土記の丘)を観に行きました。「甲斐銚子塚古墳」と言い大阪の堺市に在る仁徳天皇陵と同じ「前方後円墳」ですが、山梨にも前方後円墳が在ることを知りませんでした。此の場所にはその外にも円形の古墳などが有り、道理で此処に考古博物館がある訳です。そして、此の古墳が物部氏により造られたとする説があるそうですが、その真実性は別としても曾我氏に敗れた物部氏が山梨の土地を治めた時期が有ることは事実の様です。そして此の古墳群は綺麗に整備され「国指定」を受けていましたが
甲府の湯村に在り孫が通う保育園の傍にある古墳を含めて、それらの画像を次回の改定時に紹介したいと思います。

2月6日に南太平洋のソロモン諸島を中心とするM8.0の大地震が発生し最大40cmの津波が日本にも到達しました。
しかし、日本から6000kmと遠方で有る事が関係して津波の到達時間が大きく狂いましたが(今迄の経験から計算したのでしょうが)数値の確実性を云々する前に、津波の現在位置を飛行機を飛ばし確認する等が何故講じられなかったのかが問われます。確かに、50cmの津波を上空から判断出来るか否かは判りませんが、それならば 津波通過予想地点にブイを投下しその潮位を人工衛星で受信する方法など対策は考えられると思います。それは、実際の到達時間が到達予想時間より2時間以上も遅れていましたが、その間 放送局は避難を言い続け海岸沿いの住民の避難が長時間続きましたので、何か合目的な対策を考えて欲しいと思います
私は3年前に南房総を旅行した時に南米のチりで起きた地震による津波が日本にも届くとの情報で現地では消防車が避難を呼び掛けていましたが、住民は全く避難行動を取らず空しさだけが今でも残っています。何か有効な方策が考えられる事を願っています。

2月8日に76才で江副浩正さんが亡くなりました。彼は「リクルート」を創業した人物ですが、私には「リクルート事件」としての暗いイメージがどうしても記憶に残ります。しかし、新聞記事を読みネットで調べて行く内に、江副さんの人物像が判って来ました。彼は父が教師の家に生まれ、大阪の進学校である「甲南高校」から東大の教育学部へ進み、学生時代のアルバイトで学生新聞の広告取りを始め 1960年
昭和35年卒業と同時に「大学新聞広告社」を起こしました
それが現在の「リクルート」ですが、1988年に発覚した「リクルート事件」では当時の竹下登首相や有力政治家そして周囲の官僚達に値上がりが確実視されたリクルートの未公開株を渡した事で逮捕され、13年に渡る裁判の末に執行猶予付きの懲役刑が確定しました。そして、晩年は財団法人「江副育英会」の理事長を務め、文化の発展や若者達の育成に尽力されました。彼を語る時、どうしても「ロッキード事件」と並ぶ「リクルート事件」の2大疑獄事件のイメージが頭をよぎりますが、日本経済の高度成長の中で事件を起こした後は、一線から身を引き社会貢献に尽くしたその精神は 実に見事で立派です。

2月12日に北朝鮮が3度目の核実験を強行しました。そもそも国際世論は核兵器廃絶に向かう中で、国連の決議を無視してイランや北朝鮮が核開発を続けていますが、今回は北朝鮮の友好国である中国も北朝鮮へ核実験の中止を求めましたが、とうと挙行してしまいました。しかし、此れでは益々世界から見放される事に何故気付かないのか(?)まるで駄々っ子の様です
しかも生活に困窮する国民を無視し多額の費用を武器開発に費やす金正恩体制は当初は北朝鮮の民主化を期待されながら 結局父親が残した負の遺産を引き継いでいるだけで、此の様な「ならず者国家」は情けない限りです。

ペット通信
猫のミルは孫達が我が家へ来ると、そそくさと折り畳んだ二階の布団の上に避難をします。それは、孫達が小さな頃にミルを追い掛け追い回した怖いトラウマが今も残り、孫達の声を聴いただけでミルは逃げるのですが、それが孫達が
2日続けて来た翌日、ミルは今朝も来ると思ったのでしょうか(実はその日は来る日では無いのですが)ミルは孫達の声を聞く前に二階へ移動しました。ミルは自分で考えての行動ですが、ミルの判断力の素晴らしさに感心をしました。

一方、犬のワンダーは最近昼近くまで布団の中で寝入っています。外が寒いので温かな布団の中が居心地が良いのでしょう。そしてトイレに行きたくなると、ワンワン吠えて外へ連れて行けと騒ぎます。しかし、私達が対応しないと室内の
トイレの場所で用を足します。とにかく、マイペースで我が意を得たりと安心して自分も家族の一員であると思っているようです。そして、ウサギのルカは益々食欲旺盛で、さすがに寒い今の季節はゲージの中のアンカの上で過ごして
いますが、水を良く飲みラビットフードも良く食べます。そこで、今迄の量を増やし与えていますが、それもアッと言う間に食べてしまいます。とにかく、我が家のペット達は全員元気で、私達人間のの方が年老いている今の我が家です。

それでは、次回は4月後半に報告したいと思いますが、長女の結婚式そして下の孫の入学式などの春の便りを中心にお届けしたいと思います。しかし、此の厳しい寒さはまだまだ続きますので、皆様風邪を引かない様にお過ごし下さい。
私も、祝い事の前に体調を崩さない様に健康に気を付けて、この冬を乗り切りたいと思います。


 平成24年(2012年)
 

12月24日 
 
平成24年を終えて

 イチョウやサクラの木の葉がその周りに敷き詰められて、その上をサクサク歩くその足音に 秋を感じる季節になりましたが、
その落ち葉が12月になると強い北風に吹かれ何処かへ飛んで行きました。そして、富士山にも八ヶ岳にも、それに甲斐駒ケ岳も雪化粧を終えて一年を締めくくる年の暮れを迎えました。今年はロンドンオリンピックで賑わい 5月には金冠日食を見る事も出来ましたそして 国内ではスカイツリーが完成・開業し東京の名所が一つ増えましたそれに今年の我が家は妻の弟の急逝と言う悲しい出来事が有りましたが、一方 長女の結婚と言う目出度い出来事も有り泣いたり喜んだりの一年でした。昨年は私のろっ骨の骨折と、妻が階段から転落し首の骨を脱臼・骨折する大怪我で80日間入院するなどの受難の一年でしたので
今年は無事に過ごせただけ去年よりは良い年で有ったと思います


12月の衆議院議員総選挙では12もの党が林立し離合集散する混乱状態となりましたが結果は、自民党の圧倒的な勝利で終わりました。しかし、私は民主党支持者なので大変残念です。今回民主党が惨敗したのには私なりの考えが有ります。その第一は、そもそも民主党は自民党左派からかつての民社党を含めた社会党右派迄の大連合組織で、弱体化した労働組合を母体に、イデオロギーや思想に統一性は無く(尤 今の政治家には的確なイデオロギーはなく)政治献金を秘書の責任に転化し政治家としての道義的責任を果たさない小沢一郎の壊し屋と、沖縄米軍の海兵隊を県外に移転と言う軽率な発言と行動をした鳩山由起夫等に重大な問題が有り、それに受け狙いのマニュフェストと言われても仕方がない民主党には確かに問題が山積しています。しかし、一方 長く原発を推進して来た自民党には自己批判や反省の弁はまったくなく 民主党のこき下ろしと解散・総選挙一辺倒では、日本維新の会の石原代表が言う通り日本の政党はすべからく実行能力が無く官僚の言いなりになっていると言わざるを得ません。そうした点で自民党を支持する積りは有りません。しかし、そうした自民党ですが ひとつ国民から受けた安部普三さんの主張として「景気対策」があります。それは、安倍さんが大胆な「金融緩和」を繰り返し述べましたが、通貨の流通量を増やし国債を日本銀行に買わせると主張しその内容が報道された丈でたちまち円安になり株価は上がりその意味で自民党の主張がうまく行ったと言えるでしょう。何しろ国内はデフレの中で市場が冷え切っていて、景気を良くする政策を皆が求めています。しかし、その後物価を2%アップさせて脱デフレを打ち出しましたが、高額商品は良しとしても、
例えば食品や生活用品などは庶民が安値に慣れていますので、景気が戻り給料がUPする迄のタイムラグ次第では安値からの脱却が出来ず、買い控えが起きて結局デフレから抜け出せない結果になり、結局此の施策が失敗し来年の参議院選では再び自民党が大敗する事になり兼ねません。そうした中で、野田総理はブレルことなく総理を全うした点で、私は彼を高く評価します。しかし、今回の総選挙で新しい勢力が出来た訳ですが、今回は自民党の信頼が戻ったと言うよりも、国民の政治不信によりたまたま一名を選ぶ小選挙区で自民党が選ばれただけで
事実比例区では自民党が圧倒的に得票率が高かった訳では有りませんし自民党の評判が良いとは言えない様です。そうした意味で、議員定数違憲の最高裁判決に対し て0増5減の見直しの中で再度選挙を実施して欲しいと思います。いずれにしても、何とも慌ただしい年末となりました。

スペインの経済破綻がギリギリでEUが何とか救済する方向で調整が続いていますが、そうした中でスペインの中では比較的裕福なバルセロナのあるカタルーニャ地方で今度は独立を目指した活動が盛り上がりを見せています。しかし独立はそう簡単では無く、スペイン政府は断固反対を表明していますので、此れから先が良く見通せません。そして、シリアでは相変わらず
内戦が長期化していますし、今度はイスラエルとパレスチナのハマスがロッケット砲撃等による紛争に発展していて、エジブトの仲介で今の処停戦になっているものの今迄に停戦が幾度も破られているので、今後のなり行きも心配です。更に調停役のエジプトでは政権交代したばかりのモルシ大統領が新憲法制定に対し強権発動した事に抗議した若者やIAEAのエルバラダイ議長達が大規模なデモを行い再び内乱になる可能性が有ると報じられました。しかし
最近嬉しい話題が有りますそれは、パレスチナのアッパス議長が国連に出席しオブザーバーでは有りますが国家と認められたそうです。昨年は、米国やイスラエルの反対で国家と認められずオブザーバー組織でしたが議決権はないものの国連で正式に国家と認められたことは素晴らしいことです。それに、米国のオバマ大統領が再選された事は良かったと思いますが、中国では「習近平」が総書記となり 胡錦濤は中国共産党中央軍事委員長のポストも明け渡し完全に身を引いた様ですし、韓国では朴正煕(暗殺)の長女の「朴槿惠
(パク・クネ)」が大接戦の末 文在寅(ムン・ジェ・イン)を僅差で勝利し韓国で初めての女性大統領が誕生しましたが、しかし こうした国々と今後の外交をどの様に進めて行くのか 少なくともこうした情勢を自分なりにウォッチする事が大切なのでしょう



しかし、アメリカで問題になっている「財政の崖」が年末に期限を迎えます。それは、2013年1月にアメリカで史上かつてない大増税と財政支出の急激な削減が同時に起きる事が懸念されているからで それを詳しく調べると
かつてアメリカの共和党は「小さな政府」の政党でその根本にあるのが減税政策。つまり、政府にお金を持たせないことで、活動規模を小さくしようということで、これに沿ってブッシュ前大統領(2001~09年)は、アメリカ史上でかつてない規模の大幅減税を実施しましたが しかし、それは恒久減税ではなく、今年(2012年)末に一斉に期限を迎えるというものでした。そこで、新たな法律を作り減税を延長しない限り来年1月からは大増税となり、その規模は10年間で5兆ドル程度とも言われています。一方で、共和党の要求に応じ昨年8月に民主・共和両党は政府支出の大幅削減を目指す事で合意しましたが その際に、今年中に削減案の合意が成立しなかった場合は、来年1月から強制的に10年で1.2兆ドルの政府支出削減を実行するという内容も盛り込まれたのだそうです。

その結果、来年1月には大増税と大幅な財政緊縮の両方が同時にアメリカ経済に襲いかかることになったのですが、その規模は2013年単年度で約6000億ドルと巨額で、両方とも景気を冷やす結果となるため、株価の3割が吹き飛びアメリカの国内総生産(GDP)を3~4%下げることになるであろうと言われている様です。更に、欧州で進む経済危機に加えて、脆弱な米国経済が危機に陥れば、世界経済に与える影響は甚大なので、国際通貨基金(IMF)は2012年7月に「財政の崖」を名指して、米議会に対し混乱を回避するための減税措置や歳出政策をめぐる合意を急ぐように
求めましたが、大統領選挙が終わり共和党とオバマ大統領は合意を目指して協議を急いでいるのですが、先行きは
不透明で両党とも何らかの減税延長策が必要ということでは一致していますが、オバマ大統領が高額所得者に対する減税延長を拒否し増税を求める堅い姿勢を示しているのに対して共和党は高額所得者も含めた全国民の減税延長を譲らず、大統領選挙では民主党が勝利しましたが、下院(日本の衆議院に当る)は共和党が多数ですので、どちらも
国民の支持を得たと主張し妥協の兆しが見えていないのが現状です。アメリカ版の"決められない政治"が続いているのが現実ですが、しかし、期限は議会が休会に入るクリスマスなので聖夜の翌日に底知れぬ崖が待っているのかも
知れないとのことです。

この処、イト-ヨ-カド-の元気が有りません。かつては、衣類の売れ行きが好調で元々ヨーカド-は衣類の販売から
スタ-トしていますが、最近は「ユニクロ」や「しまむら」にすっかりお株を奪われて、売り上げが不調な店舗を今後閉店する事を検討していますが、私も北海道の旭川で下着や靴下を買った事を覚えていますが、旭川店が閉店にならない事を願っています。その点、ユニクロはユニクロを統括するファ-ストリテ-リングの経営方針が、生産拠点をいち早く国外(中国)へ移し、中国の製造コストが上がり始めると、すかさずベトナムやインドネシアに移すなど、とにかく時代を読み取る速度が他メーカーより極めて敏感で、その戦略(戦術)が見事です。

Windows8が10月26日に発売されました。これは、2009年に登場したWindows7のOSを3年振りにバージョンアップしたもので、スマホやタブレット等の情報機器の普及の影響を受けマイクロソフト社が1995年に開発したWindows95以来全く異なるスマホ同様の画面にタッチ操作を重視したユーザーインターフェース(UI)と呼ぶ機能をパソコンに入れ込んだOSで、UIは操作に使う機能や画面表示とその使い方を言う様です。それは今迄マウスやキーボードが中心の操作ではツールバーやウインドゥボタンが小さく年配の人に向かない点を改善し、スマホの機能を全面的に取り込んだOSとのことです。しかし、操作が混乱したら画面の外に取り付けてある「スタート」キー(又は、ボタン)を押せば、従来のスタート画面に戻るそうです。しかし、私はまだWindows8に触れていませんが、現在のVistaや7で十分ですので電気量販店は盛んにWindows8対応パソコンの売り込みに熱心ですが、バージョンが変わる次回まで見極めたいと思います。

10月からの生涯学習講座
少子化と子育ての近未来 日本の出生率、初婚年齢や未婚率、南欧と北欧の教育システム等
女性の権利と自由を希求した望月百合子 百合子の経歴と略歴、明治・大正の女性と社会
近世甲州庶民の生き延びる為の技術 江戸時代の災害や防災の知恵、東方朔の占い、飢饉への対応等
ワインづくりに挑んだ先人達  宮光園の記録映画、明治初期のワイン作り、宮光園とメルシャンワイン 

以前報告しましたが、私は昼食後NHK第一ラジオ放送の「ひるのいこい」を聴きながらウォーキングをしていますが、その番組が昭和27年11月17日に放送を開始して60年が経つことを知りました。そこで、私も此の番組にメールを入れましたが、60年後の当日は12時15分から40分間の特別番組を放送しました。私も60年と言う此の長寿番組をこれからも聴き続けたいと思いますが、皆さんも一度聴いて見て下さい。とても良い番組です。そして、12時半からは「此処は古里、旅するラジオ」が始まります。それは、ラジオ放送が開始されて80年目の2005年に「ハチマルチャン号」と呼ぶイベントカーで全国を周りその土地の情報を生放送するのですが、現在は8周中で、先日も山梨大学から放送されることを知りましたので、バスと電車で見に行きました。司会は甲府放送局の小野卓哉アナでしたが、上司の宮本愛子アナや同僚の中沢圭吾アナそれに、昨年入局した早川美奈キャスターも来ていました。番組は、国立大学で惟一のワイン学部の有る(現在は地域植物科学科)の柳田教授が海洋酵母で醸造したワインを紹介するところから始まり、ワインを研究している三人の学生の発表がありました。そして、イベント号は舞台が有り2箇所の階段を使ってステージに上がるのですが一度見て置きたかったので足を運ぶ事が出来て何よりです。その後のウォーキングでも各地からの生放送の風景と情景が思い出されて「百聞は一見にしかず」です。

大相撲九州場所が福岡で開催されましたが、日馬富士が横綱に昇進して活躍を期待しましたが、9勝6敗の成績にガッカリしました。それに、新十両に昇進した甲府市出身の「竜電」が8日目に股関節を痛め休場したことや、応援している幕内の隠岐の海も途中で休場するなど、休場する力士が多く盛り上がりに欠ける場所でした。一月場所は是非共見応えの有る初場所で有って欲しいと思います。

最近、聖路加病院の日野原先生が主催する「新老人の会」に登録し先生のメールマガジンを毎日見ています。それは先生が日頃発表したひと言を事務局が整理して配信しているのでしょうが、大変良くまとまっていて良いメルマガです。そして先生は101才になってからフェイスブックを始めたり、新老人の会の集いに出席し講演をしたり益々お元気ですその「新老人の会」はSSAと呼びスマート・シニア・アソーシェイションの略で「老いてこそ自由人」でありそもそも日本人は年をとった人を老人と呼びますが、中国では「老人」は尊敬する人や偉大な人を差し 中国の思想家に「孔子・孟子」がいますがもう一人「老子」がいます。老子は中国の「道教」の基本を作った人で、老子は偉大な人と言う意味を持っているそうです。ですから先生は自分を老人と考えず、老いてこそ自由と考えて65才以上を高齢者(老人)と考えるのではなく、「新老人」と呼ぶことにしたそうです。尚、「新老人の会」のHPのアドレスはhttp://www.shinrojin.com/ですので、そこから無料登録するとメールが毎日配信されますので是非読んで見て下さい。

NHKテレビで「サルコペニア肥満」を最近知りました。此の肥満は、通常の肥満(メタボ)より恐ろしく運動不足で糖質や脂質の摂取量が多いと筋肉が衰えて皮下脂肪や体内脂肪が増え、結局肥満になると同時に筋力が衰える事による肥満なのだそうです。そして、筋肉は蛋白質で出来ていますので、蛋白質を十分摂らないと体力が衰え転倒したり長く歩く事が出来ずに、益々老化して行くと言うのです。そして此の肥満はウォ-キングだけでは駄目で、すべての筋肉を鍛えないと使わない筋肉が益々衰えると言うのです。つまり、ウォーキングで使う筋肉は筋肉の一部で全体の筋トレをしないとサルコペニア肥満を防止出来ないそうです。しかし、私の場合 体重はほぼ標準体重で肥満では有りませんが体重が標準でも筋トレをやらないと、結局脂肪が蓄積されて太るのではなく筋肉が減少してしまうのだそうですし 60代前半は1万歩以上を休まずに歩けたのが最近は5千歩も歩くと疲れるのは年齢の精にしていましたが、それは筋肉の衰えで有ることを勉強しました。そう言えば、年寄りが直ぐ転び骨折しますがそれは老化丈では無く、筋肉が衰えることも原因だったのです。しかも、ウォ-キングの時にふらつくのは視神経や運動神経の衰えと考えていましたが、それも一因ですが筋肉の衰えも要因である事を知りました。そこで、私は70才になる来年を機会に運動と筋トレを日課にして全体の体力アップを計ることにします。ただ歩くのは有酸素運動としては大切ですが、全体の筋肉を鍛える運動をすることが大切なのだそうです。

最近、日本最南端の南鳥島の海底に無尽蔵のレアア-スが有ることが判りました。この掘削技術が完成すれば、もう他国に依存しなくても自前で使うことが出来ます。そして、南鳥島は小笠原諸島の先に有ると思っていましたが、何と
小笠原諸島の東1100Kmの彼方に有り、現在自衛隊と気象庁の職員が常駐しているそうですが、「南鳥島」の島の名は知っていましたが、その位置を知りませんでした。

宇宙飛行士の星出 彰彦さんが4ヶ月の長期ISSの任務を終え、帰還船ソユーズTMA-05Mで中央アジア・カザフスタン北部の雪原に着陸し、11月19日に無事帰還しましたが、ISS滞在中の船外活動の合計時間は21時間23分で日本人宇宙飛行士の最長を記録しました。来年(2013年)末に、今度は若田光一さんが半年間ISSに滞在する予定とのことですので、一年先を楽しみにしましょう。

12月2日の朝に、中央道の笹子トンネル(上り線)内で天井板が突然落下し、偶々通過した車に天井板が崩落し9人もの犠牲者が出てしまいました。何故事故は起きたのか(?)現時点では、天井板を吊っている支柱とトンネル躯体を繋ぐアンカーボルト(M16mm)が抜けた事が判っていますが原因究明が待たれます私は機械設計を永く生業にして来ましたが運動体ではない構造物が何故結合が外れてしまったのか(?)ボルトの締め過ぎによる金属疲労や作業上で荷重に偏りが有ったのか、それとも排気ガスによる腐食の可能性等が考えられますが、しかし一枚が何故1.2トンもある天井が必要で有ったのか(?)しかも 35年前にトンネルが完成し 12年前からは目視点検だけでハンマーによる打音チェックがされておらず構造物のチェック体制が常識では考えられない低レベルである事と他の同様のトンネルの緊急点検が望まれます。しかも、高速道路会社のトップが「老朽化」と発表した事には啞然としました調査もせずにもし老朽化を言うのであれば数本のボルトが老朽化する訳はなく(多くのボルトが老朽化する訳で)検査体制を早急に見直し、軽率な発言は慎むべきです。その後判明した事は、天井板を取り付ける金具をすべて溶接で結合していた事を確認しているそうですが、そうであれば数本のボルトの欠落で連続して天井板が130mも脱落するのは当然で、工法の甘さが判明しました。しかも、下り線の天井の670ヶ所にボルトの緩みや破損が有ることが判り、即全ての天井板と隔壁板を取り外し送風機を途中に追加し下り線を交互通行させて年内に仮復旧させ様としていますそして迂回路の20号線などが大渋滞していますので、一日も早く開通して欲しいものです。

12月7日の夕方に、再び三陸沖を震源とするM7.3の地震が起きました。昨年の地震よりは小型でしたが、山梨でもかなり揺れましたので、東北地方は大変だったことでしょう。テレビでも津波の可能性が有るので高台へ早く避難するようにと幾度となく放送していましたが、幸いにして1mが最大で済みました。しかし、昨年の地震の余震とのことですが1年半以上が経つ今も、余震とはどうも生活感覚が追い付きません。しかし、此のまま地震が収まりいつしか忘れ去るよりも、緊張感が有る程度続く方が良いのかも知れません。

我が家のペット達
猫のミルは、寒くなると食卓の下に敷いた電子カーペットの上で過ごしますが、時々犬のワンダーに居場所を奪われて居間をうろうろします。そこで、ワンダーを客間に移しミルをカーペットに戻して上げます。しかし ミルは朝まだ寒いのに外へ出せとミャーミャー泣くのですが外へ出すとさすがに寒くじきに部屋に戻せと此れ又ミャーミャー泣きます。そして、ワンダーは最近午後の3時頃にワンワン吠えます。お使いや孫達のお迎えの時間を覚えているのです。我が家へ来て3年目になりますが すっかり慣れて図々しく(?)なって来たようです。そして、ウサギのルカは、相変わらず元気ですがゲージを開けてやると、居間に出て来ない時が有ります。栄養の有る餌で毛玉も治り落ち着いて生活していますが、
かなりのお爺さんなので、余生を見守りたいと思います。

12月22日の朝 目を覚まし庭を見ると、そこは雪景色でした。2cm近く積もったでしょうか。そして、いよいよ年の瀬が近づいて来ましたが、昨年は出来なかった障子貼りも済み、今から正月の準備に取り掛ります。
それでは皆様、風邪やインフルエンザに気を付けて良いお正月をお迎え下さい。我が家もお正月は娘達夫婦と孫達で賑やかく過ごす予定です。改めて、来年も引き続き宜しくお願い致します。
 

 11月15日
 
晩秋の山梨  
                                                                  
あれ程暑かった今年の夏が嘘の様に、秋の深まりを感じさせる爽やかな季節が山梨にも訪れました。金木犀の香りが私の
部屋まで届き、ドウダンやダケカンバそしてナナカマドや山紅葉などが山梨でも庭や山里を彩っています
それは日本の四季の素晴らしさを日本人だけが独占するには申し訳ないほどの見事さで、紅葉の見頃を世界中の人々にも観せてあげたい景色です。それに 日本の四季はどの季節も私は好きですが やはり紅葉の季節が一番心が和みますそうした点で、私は秋が一番好きなのかも知れません。

今回のビッグニュースは、ノーベル医学生理学賞を京都大学の山中伸弥教授が10月8日に受賞した事です。iPS細胞
induced Pluripotent Stem cell :人工多能性幹細胞を作り出す事に成功しての受賞ですが iPS細胞は皮膚等の体細胞から様々な細胞になりうる能力を持つもので、日本人が受賞出来て嬉しく思います。これで、難病の仕組みの解明や、新薬の開発そして、再生医療の実現に向け新しい道が開けた様です。iPS細胞が作られたことで即全てが解決された訳ではないけれど、この細胞で研究や開発の速度が飛躍的に進む事は間違いなく、世界中から最高の評価を受けています。しかし 今回の受賞の裏で強力な助っ人として京都大講師の高橋和利氏の活躍があり 研究を進める中で彼のアイデアにより開発が成功したそうです。いずれにしても、多くの協力者により取り得た受賞でその代表者が山中教授で有ることを忘れないでいましょう。そして、10月21日のNHKスペシャルで「iPS細胞革命」を放送しましたが、山中教授を育てた米国の博士は、何事もV(ビジョン)とW(ハードワーク)が大切であることを博士は教えてくれたそうです。その
教えを守り幾多の挫折と戦いながら研究の協力者達とiPS細胞を作り上げて行った事を話してくれました。更に文化の日に中山教授は文化勲章を受賞しましたが
50才での受賞は湯川秀樹博士が36才で受賞していますがそれに次ぐ快挙でしょう。

ソフトバンクが9月に国内のイ-・アクセスを約3,600億円で買収しましたが、10月に北米のスプリント・ネクステルを201億ドルで買収することを発表しました。これで、日米で9,000万件の契約が可能になるそうですが しかし、1.6兆円以上の資金が必要で、ソフトバンクが調達出来るか一部の投資家が疑問視しています。また最近、スマートホーンの普及で販売合戦が益々世界中で繰り広げられていますが
通信速度を飛躍的に高速化したLTE(Long Term Evolution:ロング・ターム・エボリューション【下り方向で最大100Mbps、上りが50Mbps以上(光通信とほぼ同等の通信速度)】の開発やUSB3.0(USB2.0の転送速度が480Mbit/sに対して、5Gbit/sと10倍以上)に対応するパソコンの出現など、技術革新の目覚ましい進化に私は付いて行けない昨今です。そして、10月26日にウインドウズ8が発売されましたが、ウインドウズ95(1995年に発売)以来のOS自体をすっかり入れ替えスマートフォンやタブレットと言ったパソコンでは無い情報機器の影響を受けて、キーボードやマウスを使わず画面にタッチして操作をする方式のパソコンの様ですが詳細は次回に報告したいと思います。

家電メ-カ-のシャ-プが業績不振で4,000億円以上の赤字となり、パナソニックも7,600億以上の赤字になる事が間違いない様です
そしてシャープやパナソニックだけでなく液晶パネルの製造を日立・東芝・SONYが共同出資をして液晶パネルを効率良く作る新会社ジャパン・ディスプレーを昨年8月に設立し中小型ディスプレイを狙い目に技術の集約を模索していますが、中国や韓国そして台湾にもコスト面で益々劣勢に追い込まれています。かつてはシャープの液晶テレビは「亀山モデル」として一世を風靡しましたが特にデジタル化になってからは外国勢に追い越されひと頃32インチの液晶テレビは8~9万円していましたが今では4万円を切る価格破壊に これではシャープを始めとする国内メーカーが立ち行かなくなるのは当然ですその背景にはデジタルテレビは基板と液晶パネルがあれば色調等の調整は必要なくアナログ時代は、日本人の高い技術力が功を奏していましたが、生産技術の低い国でもデジタルテレビの生産が十分可能で、コスト競走が益々激化している事と、特に韓国は部品を分業する生産方式が成功のカギとなっているようです。そこで、これからの日本は付加価値の高い製品に特化し生き残りを掛けた努力をすべきでしょう。

一方
今年2月にDRAMメーカーのエルピーダメモリーが他国との価格競争に負け倒産しましたが今度は経営再建中で自動車や多くの家電製品に組み込むマイコンチップメーカーのルネサス・エレクトロニクスの経営が更に悪化し 同社の株式を1千数百億円規模で政府が出資する「産業革新機構」が買い取る事を決めた様です。エルピーダの二の舞を避ける目的ですが、もし上手く再建出来なければ国民の税金が無駄になる訳で、この業界の難しさが判ります。

過日のNHKスペシャルで「火星大冒険 生命は本当に見つかるのか」を放送しました。火星探査機のキュリオシティーが8月6日に火星に着陸し様々なデーターを地球に送っていますが、どうも40億年前に火星には川が流れ海が有った事を画像で確認したそうです。そして、火星は地球より小さく1/3程度の重力の中で約2年を掛けて探査するそうですが5000m級の山も有り慎重に走行しながら海の跡や扇状地と見られる地域などを観測するとの事でした。地球が出来たのが46億年前ですから、火星のどこかに水が存在していれば、生物が生き残っている事も考えられるそうです。

聖路加病院の日野原重明先生が10月4日に101才を迎えられて、益々お元気に活躍されています。そして、土曜日に発行される新聞に「あるがまま行く」と言う表題のコラムを先生は毎週執筆していますが、ある日のコラム欄に、表題はビートルズのレットイットビ(Let It Be)から名付けた事が書かれていました
私もLet It Beの意味を知っていましたが改めて「あるがままに受け入れなさい」で有ることを教えられ思い出しました。それにしても、毎日規則正しく目的と目標を持ち生活される先生の姿に感銘します。「70才代云々・・・」を私が言っている場合では有りません。

最近、スペイン経済が破綻すれすれでEUが何とか支援をしたいと協議中ですが、それにしてはスペインの国民は自身の生活の窮状を訴えるだけで自国を何とかしようとする気力が足りない様に思います。ただ、失業率が25%で特に、若者達の失業率が50%を超える実情には同情しきりですが、此れも一時のバブル期に建設ラッシュで沸き返ったのがリーマンショック等で経済がガタガタになり今の現実が有るとの事なので、結局EUに加盟した事を含めて暫くは欧州の今後の成り行きを注視するしかないのかも知れません。それに、EUの信用不安で中国経済が影響を受けていますが日本経済も今後更に投機目的に利用されるのでしょう。しかし、日本の場合はバブル期を何とかクリアーしましたが、その分国債の増発で借金国になってしまった訳けですが
今の国会は政局論争に明け暮れてやれ「解散・総選挙」だ「赤字国債発行法案」だと争うばかりで、早く臨時国会を開いて「赤字国債発行法案」を可決しないと大問題に直面することは誰しもが判っている事なのに、それを解散・総選挙ありきが政争の具になるところに、何とも物悲しさを感じます。

第39回国際福祉機器展のまとめ(東京ビッグサイト)
・昨年は見学を中止しましたので、去年の入場者数が判らずホームページで確認すると、昨年と一昨年の入場者数はほぼ12
 万人でした。それに対して今年は11万人に届かず私が行った中日(9月27日)の入場者数が4万人と多かったので益々盛況
 かと思いましたが、3日間の全体では減少傾向にある様です。
・確かに、前回も中間報告をしましたが目新しさが少なく 介護関係者が介護用品の知識を得る為に来場している様子が見て
 取れます。一時期センセイショナルであった例えば、低床ベットや電動車イスの出展は少なく自動車メーカーの出展も一昨年
 と変わり栄えしていませんでした。
・その中で、今迄出展しなかった中小メーカーの出展が多く しかし、内容に目新しさはないのですが同じ様な製品を複数の
 メーカーが競い合って出展している様に見えました。
・ヤマハ発動機が、石川県の川端鉄工所からのOEM製品で、電動車イスの走行を顎を使い運転するユニットを展示して
 いましたが、従来はジョイスティックによる手の操作が主流ですので、手に障害の有る人を対象とした「JWチンアーム」は
 安全性を確認出来ませんでしたが、目新しさの点で評価出来ます。又、このチンコントローラーを含めてミニジョイステック
 や近接スイッチ式ヘッドアレイ等「ヤマハインターフェイスBOX」を電動車椅子に取り付けるシステムを開発するなど、かつて
 の元気なヤマハが戻って来ました。
・今回はベットメーカーの大手の出展が少なくくパラマウントベットとフランスベットの2社でしたが、中小メーカーが数社出展
 しました。その中で、フランスベットがベットの他に電動車イスや車イスを出展していましたが、ひと頃は低床ベットが主流
 で多くのベットメーカーが競っていまいたが、ベットの上下動の際に手すりなどに挟まれる事故が出展数と関係がありそう
 です。そして、電動車イスも転倒事故が多く、あまり見掛けませんでした。一方車搭載に便利なチタン製車イスの出展が
 数社ありましたが、持上げて見ると確かに4~5kgf程度(スチール製は25kg程度)で軽かった事を覚えています。
・介護機器専門メーカーの「モリトー」が開発した免荷式リフト(ベルトで体を固定し吊り上げる事で体重を軽減して歩行を助け
 転倒防止になる)、「POPO(歩々)」を展示していました。左右が独立したサスペンションで自然な歩行が出来るサスペン
 ションリフトで安全な立ち上がりが出来、しかも転倒防止で安全なリハビリテーションを実現します。定格荷重は100kgfで、
 リフトは590~1360mm、24Vのバッテリーで駆動し非常降下スイッチと緊急停止ボタンを搭載しています。
・来年は40回目の節目の展示会になりますので(9月18日~9月20日開催)、一度見学して見て下さい(入場は無料)

今年は台風の発生が多く、しかも 沖縄県や九州地方が大きな被害となりました。その反面、 関東地方の雨量が少なくダム湖が渇水状態で大変でした。そして 世界の平均気温が記録のある122年間の中で今年は最も高いそうでやはり地球の温暖化が影響しているのでしょう。

10月2日に俳優の大滝秀治さんが87才で亡くなり22日に「お別れの会」がありましたが、彼の名脇役には定評があり私もあの迫力のある演技は大好きでした。しかし、宇野重吉亡き後の民芸を主宰していたことや、脚本家の倉本總氏が弔辞の中で、
「あなたは狂気の役者でした」や「貴方は僕の師匠でした」と呼び掛けていましたが、彼が「北の家族」に出演していた事を含めて彼が倉本總と深く付き合っていたことも知りませんでした。そして
樫山文枝さんが司会をやり日色ともゑさんが弔電を読み奈良岡朋子さんが弔辞を読むなどを見て彼が民芸に所属していたことに気付きましたが何と劇団民芸を奈良岡朋子さんと共に主宰していた事などを今迄知りませんでした。6月には地井武男さんが70才で亡くなりましたし 藤本義一さんも79才で亡くなり 森光子さんも92才で亡くなりましたが、大滝秀治さんの「お別れの会」に参列した人々もそれぞれに年齢を重ねていることも分かりました。

石原東京都知事が10月25日に突然都知事を辞職すると発表し、驚きました。その記者会見では彼の本音が聞けて聞き甲斐がありましたが、正直を言うと余りに毒舌過ぎて私は彼を好きでは有りません。しかし、会見の中で示された「明治以来の中央官僚体制を一度シャッフルしないと日本は良くならないし、国民が不幸になる」との意見には大賛成です。しかし、何故今の時期に新党設立の考えに至ったのか、やれ「解散・総選挙」だ「赤字国債発行法案」だと政治が混迷し、日本維新の会が第三勢力として名乗りを上げている此の時期に何故今が新党設立のタイミングなのか良く判りません。自分の息子が自民党の総裁選挙に敗退したことで、自民党との決別に一定のけじめがついた事も一因に有るのでしょうが、第三勢力を早くまとめるには余りに時期が良くない様に思います。いずれにしても、益々政局の今後の展開が判らなくなりました

アメリカの大統領選挙が11月6日に行われました。民主党のオバマ氏と共和党のロムニー氏の一騎打ちによる激戦との前評判でしたが、結果はオバマ氏が126人多い大差を付けて勝利しました。2期目のオバマ氏は守勢に立ち苦戦しましたが
折りしも投票直前にハリケーンサンディがニューヨーク付近に上陸し選挙運動どころでは無く一時活動を中断しハリケーン対応に当たる一幕も有りました処で、アメリカの大統領選挙は日本と異なり各州毎に人口構成比率で割り当てた総数538人の選挙人に対し各州の有権者が投票し過半数を取るとその州の選挙人の全ての数がその陣営の得票数になり過半数の270以上の得票数を取った方の陣営が勝利するやり方で、投票率は50(オバマ):48(ロムニー)と僅差なのですが、選挙人の数では126人の大差がついたのだそうです一方ハリケーン・サンディーの被害が甚大でニューヨークの地下に海水が浸入し地下街や地下鉄が当分の間不通となり ビジネスビルも地下に設備した電源装置が浸水により多くのビルが長期停電となっていますので11月中の復旧は困難かも知れません。しかし、対岸の火事と呑気に言っている場合では無く、もし 東京や大阪の地下街がこの様な事になれば、ニューヨーク以上の大災害になるのは間違いありませんそれにしても日本の地下街はその殆どが海の傍に有り、しかも 大規模でその数も多過ぎます。

さて、中国の胡 錦濤総書記と温 家宝首相を含め7人が一線から退き、習近平が新しい総書記に選ばれました。
新しい首相は14日現在決定していません。しかし、新しい体制で此れから始まる中国がどの様に変わって行くのか、領土問題で日中関係が悪化している中でどうなって行くのか、私もかつて勤めた企業が中国に進出する際にカントリーリスクが検討事項になりましたが、現在では東南アジアを含め中国にも工場を造っているので、今後の中国の成り行きが心配です。

5月に甲府駅北口にグランドオープンしたNHK甲府放送局の移転に続き、11月11日に県立図書館が同じく北口駅前にリニューアルオープンしました。新しい館長は作家の「阿刀田 高」さんですが、今までの狭い図書館から新しく駅前に建て直した図書館ですので、時間の有る時に行って見ようと思っています。しかし、最近 神奈川県内の図書館(川崎や横浜など)の数を減らして行くことを公表しました。やはり、図書館の経営が難しいと言う事でしょう。

9月からの生涯学習講座
くらしと微生物
微生物とは何か、地球と微生物、暮らしと微生物
山口素堂が甲州に遺したもの 山口素堂の紹介、連歌・俳諧・俳句の関係
芭蕉を旅人にした甲斐行き 松尾芭蕉の運命、 甲斐の国の芭蕉 、俳諧の原理と芭蕉の人生
山崎方代の歌と生き様を振り返る 方代の生涯、その作風、その人生、 何故、彼の歌が愛されるのか

10月からNHKの受信料が値下げされたのを機会に、2階のベランダにパラボラアンテナを取り付け衛星契約に切り替えBS放送を見る事にしました。しかし、BSの民放局の殆どがテレビショッピングで興味は無く、NHKは大リーグの野球放送ばかりでつまらないので見ていませんが、10月19日の9時から2時間のBSアーカイブスで「知床の四季・命の輝き」の再放送を見ましたが、平成20年に知床を観ている私は、あの雄大な知床半島に棲む生き物達の姿を観る事が出来て大満足でした。特にシマフクロウの生きた姿を見た時はビックリでした。根室の博物館で4年前に見た剝製のシマフクロウに驚きましたが、現実に生きている3羽のフクロウに感動しました(現在知床に180羽が居て絶滅危惧種だそうです)それに今年はオホーツクの海水温が高くサケが陸地に寄ってこないのでヒグマが痩せ細っている事を過日のニュースで見ましたが、この番組でヒグマの子育てを四季を通しての映像に感激しましたが、こうした様々な動物の姿を見ることが出来て満足です。それに、雪崩に遭い虫の息の蝦夷シカを北キツネやオジロワシが食べている映像やオジロ鷲が折角捉えた魚をオオワシが横取りするので、オジロ鷲は獲った魚を空中でホバリングしながら魚を食べている姿等は自然の厳しさを教えてくれましたが、生きることの難しさと大切さも分かりました。いずれにしても、これからBS放送を楽しみたいと思います。

昨年J2に降格したバンフォーレ甲府が、今年は好成績でJ2チームの中で最高位となり一年でJ1に復帰しました。
それは、10月14日の湘南ベルマーレ戦で2:2で引き分けJ1に昇格しましたが、10月21日のアビスパ福岡戦で3:2で勝利しJ2初優勝と言う偉業を成し遂げました。しかも、京都サンガとの最終戦も引き分け24戦負けなしの勝利でした今年はハーフナーマイクが海外へ移籍し戦力低下を心配しましたが
ダビやフェルナンジ―ニョ等の海外選手が活躍しました。特にダビはJ2チームの中で最多得点選手となりましたので、来年からもJ1で活躍してくれることでしょう。そして現在仙台に住む三女夫婦はバンフォーレの熱烈なサポーターなのでベガルタ仙台(J1)の本拠地でバンフォーレ甲府との試合を楽しみに観戦することでしょう。

新島八重と大山捨松
新島八重は来年のNHKの大河ドラマ「八重の桜」で彼女を主人公に放送されますが、新島八重とは別に大山捨松についても調べましたので報告します。此の二人の女性はどちらも会津藩の武士の娘に生まれ、官軍との戊申戦争では二人とも鶴ヶ城に立てこもり官軍を相手に戦い、敗れたその後はそれぞれの人生を歩むことになります。

まず、新島八重は会津藩の砲術師範であった山本権八・さく夫妻の娘として生まれますが、幕末の戊辰戦争で会津藩が破れると京都にいる兄を頼って京都に移り住み、その後「新島譲」と結婚し二人で現在の「同志社女子大学」を設立した人物で、来年から始まる「八重の桜」の放送を楽しみにしています。

一方「大山捨松」の父は会津藩国家老山川尚江重固(なおえ しげかた)で、やはり戊辰戦争で戦に敗れると、明治政府が女性地位向上を目的とした官費留学に応募して渡米した五人の内の一人で、その中には津田塾大を設立した「津田梅子」がいます。そして捨松の幼名は「さき」ですが渡米時に母のえんが「娘のことは一度捨てたと思って帰国を待つ(松)のみ」との思いから「捨松」と改名させたと言いますそして帰国後に明治政府の「大山巌」のプロポーズを受けますが、彼は薩摩藩出身で捨松にとって彼はかつての敵でありその求婚を硬く拒み、しかし大山巌が若い頃にフランスに留学しており二人は欧米文化の理解者として徐々に付き合う様になり結婚しました。その捨松は鹿鳴館等で社交場の華となり後年は看護女子教育に尽力し、現在の慈恵医大の前身の看護学校設立に関わっています。

この様に二人の会津出身の明治の女性を今回知りましたが平成17年に会津若松を訪ねた時に若松城では二人の女性は展示していなかったと記憶しています。展示は 会津を発展させた蒲生氏郷上杉景勝そして松平容保や「白虎隊」の記憶はありますが、確かに購入した「えっ?会津が首都?」の本の中にも、二人は登場していません。

最近、シェールオイル(ガス)が話題になっています。北米では、既に実用化されて将来の産出が有望とのことですが、日本でも秋田県の由利本庄市を中心に開発が進められています。元々秋田にはかつて油田が有りましたが、シェールオイルは更に土深く埋まっていて、以前は技術が無く掘削できなかったものが、1,300mの地底に塩酸などを岩盤層(シェール層)にポンプで送り込み岩石を酸化させた後に塩酸と共にオイルを取り出す新しい技術にチャレンジしている技術者の姿をテレビで見る事が出来ました。大量の掘削に成功すると良いですね。

私は69歳の誕生日の頃に、左目の白目の部分が赤くなりましたが、自分では自覚症状が無く妻から聞いて改めて鏡で確認すると確かに赤く充血していました。そこで、血糖値の高い私は何か高血糖が影響していないか心配でしたので眼科に行き診察を受けましたが症状は結膜下出血で問題ないとの事でしたそして此の症状の多くは原因が判らず結膜の白目の部分の毛細血管が破れて出血しているそうで、自然に治るとのこと。確かに一週間ほどで治りました。家族も心配してくれましたが治って何よりです。しかし血糖値の高い私は毎年目の検査をする様に言われていますが当時掛っていた眼科が遠く往復を歩くと10km以上になり現在妻が運転しないので昨年はパスしました。そこで、近くの眼科で診て貰った機会に此の眼科に相談すると診てくれる事が判りましたので、三ヶ月先に受診する事にしています。

我が家のペット達
夏場は過ごし易い所を探して涼んで過ごしたペットたちは11月ともなると今度は暖かい所を探して一日を過ごします。犬のワンダーはお母さんの布団の中に潜り込んで、ワンダーを探すと必ず布団の中にいます。ウサギのルカはゲージの中の電気アンカにお腹を置いて暖をとりますが、猫のミルは自分の居場所が無くウロウロしますので今年も食卓の下に電子カーペットを置くと、早速居場所を得たりとそこで一日を過ごします。3匹とも季節の変化を敏感に捉えているのでしょう。そして、最近は野山の紅葉が進み、朝晩は2℃程度と寒くなって来ました。今では何とも暑かった夏が懐かしく、秋の物悲しさで少し淋しい気持ちになりますが、ペット達に癒されて此れから冬の準備に向かいます。

大相撲九州場所が11日から始まりました今場所から日馬富士が西横綱に番付され白鵬との二人横綱の場所になりましたが私は山梨出身で今場所から十両に昇進した「竜電」を応援したいと思います。そして初日を白星でスタートし4日目に高見盛に勝ち現在3勝1敗と好調です。そして彼はまだ21才で身長が193cmで体重が141kgと幕内力士に引けを取らない体格ですので、益々稽古に励み早く幕内力士になって欲しいと思います。

それでは、次回は年末にご報告したいと思いますが、大変寒くなりましたので風邪を引かないようにお過ごし下さい。

 
 
10月04日
 
秋を迎えて          
                             
今年の夏は、昨年に比べてとにかく暑く8月後半になっても猛暑日が続き9月になっても真夏日になりました。しかし、今年はセミやトンボや野鳥 の数が少なく、特に野鳥の体形がひと回り小さいのです。更に、庭の梅やカリンの実も殆どならなかったのですが、近くの田圃の稲が田植え当時はとにかく貧弱で果たして穂が出るのか心配でしたが、有り難いことにその後の高温と長い日照時間が続いたお蔭で今はしっかりした穂が実っています。そして、昨年階段から落ちて頸椎を脱臼・骨折した妻は、9月20日で一年が経ち車の運転は今も控えていますが、二階へもテスリを使って登れるようになりましたし、どこも体の異常はなく元気に暮らしています。そうして、富士山が昨年より12日も早く9月12日に初冠雪をしました。当日の富士山は雲の中で冠雪を見る事は出来ませんでしたが、山梨でも60日間続いた真夏日が9月20日で終わり秋分の日には涼しい風が吹き、間違いなく爽やかな秋の季節を今年も迎えることが出来ました。そして、
8月はオリンピックや高校野球それにパラリンピックそれに 9月は大相撲秋場所で私も楽しみましたそして此れらのイベントが終わると何か物寂しいものを感じましたが、元の生活に戻ったことに気付き平常心を取り戻しました。そこで9月からは私のホームページのリニュ-アルに取り組みましたが、例年の通りこの一年に撮った画像やH24年の「健康管理表」及びH23年(前年)のメインページの追加などをやりましたしかし画像を多く挿入すると再びホームページの容量が増えてしまうので
もっと多くを見て欲しいのですが画像を厳選することにしました。そうした事で少し物足りなさを感じます。

大相撲秋場所が9月23日に千秋楽を迎え「日馬富士」が2場所連続の全勝優勝をしましたが、千秋楽での白鵬との取り組みは実に素晴らしい名勝負でしたそして9月26日に新しい横綱が誕生しましたそれに 山梨でも幕下12段の竜電が全勝優勝し、十両力士が誕生しました。竜電は私の住む甲斐市の竜王中学を卒業後高田川部屋に入門し約7年で幕下優勝しましたが四股名の由来は竜王のと江戸時代の名横綱 雷電為右衛門からの字を貰い「竜電」としたそうで身長が193cmと高く山梨では24年振りの十両力士だそうですが、将来が楽しみです。

富士山の世界文化遺産登録対応
ユネスコの諮問機関のイコモス【国際記念物遺跡会議(International Council on Monuments and Sites)略称:ICOMOS】が
8月29日から9月5日迄富士山の世界文化遺産登録に向けて山梨と静岡で調査をし来年6月にその可否をユネスコに勧告する事になりました
が、その為に地元は受け入れ準備に追われました。調査後の文化庁の説明によると上々の成果だそうですので、結果がうまく行くと良いがと思います。

酷暑が続いた今年の夏も、節電への意識が高かった精か電力不足にならずに済んで何によりです。あれ程大騒ぎをした関西電力の大飯原発の再稼働も、それが無くても何とかしのげたようで まずまずでした。しかし、私は思います。
脱原発は私も賛成ですがそれは中長期的に行うべきで、原発は危険だから即廃止では日本経済が立ち行かなくなるだけで、電力料金が高騰し原油や天然ガスの入手も必ずしも安定供給されないリスクの中で、それでも即原発中止の行動に私は日本人の見難さを感じます。自然エネルギーへの転換にしても数十年は掛るでしょうし、産油国の今後の情勢も当てになるものでは有りません
日本人は事が起きると即反対の行動を起こす短気な面を持っていますもっとソフトランディングによる解決と言う大らかさが必要ではないでしょうか。勿論 原発の安全性を更に高める努力を今後とも十分に行う事が前提ですが。

9月の生涯学習講座:後期生涯学習講座が始まりましたが、後期からは山梨学院の講座も受講することにしました。
しかし、講座が9月の後半に集中したことと、月末には「国際福祉機器展」の見学をしましたので、今回は山梨大学の
講座一件にして、あとの報告は次回にさせて頂きます。
生命をつなぐ水
世界と日本の水利用の状況、水文学、水と森林、水と食料、 水の移動と健康

過日JAXAの的川泰宣氏の講演を聴きに行きました。演題は、「いのちの絆を宇宙に求めて」でした。彼は、私より1才年上ですが、宇宙教育により日本と世界の子ども達を元気にすると言う志のもとに積極的に活動している方でした。
経歴をご披露すると、1965年に宇宙工学の第一期生として東大を卒業し、日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げに貢献し、ミューロケットの改良やハレー彗星探査計画を策定し、最近ではJAXAで「はやぶさ」にも関わって来た方で退官後は宇宙教育により日本と世界の子供達を元気にする事を目的にNPO法人「子供・宇宙・未来の会(KU-MA)」を立ち上げましたが、子供の教育は ①知りたい心(好奇心) ②行きたい心(冒険心) ③作りたい心(匠の心)を育てる事が大切で、ご自身の幼少時を思い出しながら子供の「いのち」を育くむ話をしてくれました。その中で、共感した話を紹介すると、小学校の高学年の少女が「ナスにはヘタが有るのにキュウリにはヘタが無いのはなぜ」と母親に質問したところ 「其れはどうでも良いから早く宿題をしなさい」と答えた例を示し「何故だかお母さんにも判らないので後で一緒に調べようね」と答えれば、子どもの好奇心が育ち自分の将来への道が開ける、と話してくれました。的川さんも、海の水は青いのに、バケツに汲んだ海水は透明なのはなぜだろう(?)との疑問を持った事が有ることや、宇宙への好奇心が
沸いて来たことそして大学時代に糸川秀夫博士の下で研究した事などを話してくれましたが世の中には志の高い人がいるものだと感心しました。

母方の私に近しい従兄弟が8月28日に激症肝炎で60才で亡くなりました。私は彼を若い頃から良く知っていますのでその若さで死んでしまった彼が愛しくその葬儀は心から哀しかったことを思い出します。彼は秀才でしたが、国家権力に対する反発心が強く成田闘争で反体制派の中で活動したり、当時ヒッピー族が流行っていた中で、彼はヒッピーでは有りませんが山陰の山奥で志をいつにする仲間達と暮らしたり釜が崎の「あいりん地区」の人達と付き合いましたが、とにかく彼は大阪の人達が大好きで終生大阪で暮らしました そうした半異端児的な性格は純粋で多くの人達の心を包むひた向きさが私は好きで数十年彼と付き合いましたが、彼も私を慕ってくれて今日に至りました。その彼が突然死んでしまったのです。確かに酒が好きで肝臓を悪くしてしまったのでしょう。人懐っこい話し方や語り口は多くの人達に感動を与え彼には人を癒す不思議な力が有りましたそして、大阪迄は市内の交通渋滞を含め車で7時間半掛りましたし、通夜では明け方の4時まで故人を偲んで話しましたので帰宅後はかなりの期間体調不良が続きましたが、体調が戻ってからも彼を亡くした淋しさが私を襲い、葬儀から一ヶ月以上が経つ今でも まだまだ忘れることが出来ません。

私は平成20年に北海道を旅した時に北海道の地名の7割以上がアイヌの人達の言葉を日本語に音訳したり意訳している事を勉強しました。一例だけ紹介すると、北海道の中心都市の「札幌」は乾燥を意味する「サッ」と 広いを意味の「ポロ」から今の「札幌」が出来ています。それは、石狩川と定山渓が上流に在る豊平川が合流するこの場所は豊平川の度々の氾濫で河口が変わり乾いた広い土地が出来て其処を「サッポロ」と呼ぶ様になったと言います何とも味わいのある北海道らしい言葉の響きが私は大好きですが、アイヌの人達の慎ましいその生き方も心から敬愛しています。

旅を終えて4年が経ちましたが、最近私は国内の地名の由来を調べる事に興味があります。幾つかをご紹介をするとまずは現在の「神戸」は平清盛が「大輪田の泊まり」と言う港を修築し、そこに港の安全を祈って神社を造り、その神社に仕える現在の宮司の役目と、その地域の住民を治める「封戸(ふこ)」と言う役人を置いたことに始まります。そこで神社の神と、封戸の戸から神戸を「かんべ」と呼ぶ様になりましたが、戸は青森の八戸などの戸を「へ」と読む事の通り戸籍など一軒の家の単位ですがその後 神と戸から「こうべ」と呼ぶ様になったと言います。そして、神戸の近くに平家の兵士達の武器や食料等を備蓄する倉庫を置き兵の倉庫から現在の「兵庫」が生れ 現在の「兵庫県」の始まりになったと言います。そして、県名では「美濃」の国と「飛騨」の国を合わせて「岐阜」と名付けたのは織田信長で、信長は中国の南部にある「岐山」に鳳凰が舞い降り大変その山が栄えたことと、「曲阜」は孔子の生誕地で、大変栄えて学問にも秀でて欲しいとの意味から一字ずつを取り「岐阜」が生まれたと言います。その他、羽田飛行場が在る「大田区」は、その昔は「大森区」と「蒲田区」が有りその一字ずつを取り「大田」としたそうで、大森は江戸時代には処刑場の在った「鈴が森」など大きな森が沢山あり「大森」の地名が出来、蒲田は其の辺りが湿地帯で蒲(がま)の穂が生えていた所から「蒲田」の地名が生まれたことなど歴史を感じさせる地名の由来はまだまだ私の
好奇心をくすぐるのに十分です。

こうのとり3号(HTV3)が7月21日に種子島から4.6トンの荷物を積んで国際宇宙ステーション(ISS)へ向け発射され、無事にISSにドッキングし荷物を下ろし、不用の物資を積んで9月14日に大気圏に再突入して大役を果たしました。
しかし、5個のミニ衛星をHTVが運び、ISSから宇宙に発射された話題は報道されましたが、HTVのその他については報道されませんでした。今回の飛行では、メィンエンジンを改良し主要部品を国産化したり、大気圏への突入の映像を新規に取り付けたカメラでリアルタイムに送信し、大気圏でHTVが燃えながら南太平洋上(チリ沖)に落下して行く様子などが有ったのですが、全くと言って良い程公開されませんでした。メディアは最初は大騒ぎをしますが、それが日常的となると見向きもしなくなる無関心さに呆れます。しかし、ミニ衛星をISSで運びISSから発射した訳は、ISSは宇宙を高速で飛行する物体で一端ISSに運び其処から僅かなエネルギーで宇宙に発射する方が安価で有り、特に今回のミニ衛星は大学で作られた衛星なので、こうした方式を採用した事など新しい試みが詰まっていますが、なぜこうした科学技術にスポットを当てようとしないしないのか(?)此れでは関係した科学者や技術者達が報われないし、子ども達の科学に対する好奇心や宇宙への夢を伸ばす事は出来ません。もっと、マスメディアは反省すべきです。

軽自動車の「スズキ」が「エネチャージ」と呼ぶ発電機(オルタネーター)の従来の能力を2倍に上げ鉛蓄電池への充電の他に減速時に生まれる回生エネルギーを新規に設けたリチウムバッテリ-に蓄え其の電力をエアコンや夜間照明等に使いその分コンプレッサーで消費するエンジンへの負荷を軽減する技術を開発し(28.8km/)9月に上市しました

現在のガソリン車は制動時はメカブレーキで熱に変換している為にエンジンの効率向上には役立ちませんが、これを制動時にバッテリーに溜め込む技術はハイブリット車は其のシステムにより畜電池に電力を溜め込みますが、「エネチャージ」はその電力で車を駆動するのではなく(其れほどのバッテリー容量は有りませんので)エアコンの電力に使う等によりエンジンの負担を軽減するこの技術は素晴らしいと思います。私は常々ブレーキの制動エネルギーを電力に替える技術の出現を願っていますが、この技術を応用し更に制動エネルギーを電池に備蓄し、ある一定の電力が溜まったら其れをエンジンの補助動力に再利用するなどの展開を期待しています。

 震災から一年半が経つ今も、NHKでは「震災証言記録」や「あの日 わたしは」を放送しています。津波から辛うじて
命が助かった人達が夫々の思いと仲間や家族を助ける事が出来ずに自分だけ助かったことを嘆き、今もそのトラウマに苦しんでいるその心境を語りますが、その現実は見る者に感動を与え勇気を貰います。そして 被災地で新しい食堂を建て完成したその日に津波で妻が流され自分はたまたま流れて来た木材に掴まり流されながら助かった人が 後日遺体安置所で奥さんが持っていたバッグや指輪で本人である事を確認しその後 彼は実家の盛岡の仮店舗で食堂を再開しそこへかつての仲間達が獅子頭や笛や太鼓でお祝いに盛岡を訪れて笛の名手であった奥さんの供養と何れ又前の場所で店を立ち上げて欲しいと交していた光景は人と人との熱い絆が判り、日本人の心を見せてくれました。
そして、復興支援ソングの「花は咲く」が今も歌い継がれていますが、登場する歌手やそうでない人は岩手・宮城・福島の出身者だそうで、彼も(彼女も)東北3県の人達だったことを初めて知りました。

2年振りに第39回国際福祉機器展を見学しました(9月27日) 詳細のご報告は次回にしたいと思いますが、随分この二年で様変わりをしました。しかし今迄出展していない企業が多数あり 昨年は妻の大怪我で見学を中止しましたのでもう少し調べてから報告したいと思います。現在気付いていることは、ベッドメーカーの出展が少なく、ひと頃は多数のメーカーが競い合った電動車イスを数件見掛けましたが、特に台湾の「セリオ」は出展しませんでした。しかも、今回はあまり目立った作品が有りませんし、其れにしては見学者が多く 会場は大変混雑していました。そして、介護とは関係が無い災害時の避難用品や煙感知器など介護とは掛け離れた分野に広がりを見せています。と言う事は、介護機器は新規性の有る新製品が少なく介護機器は成熟期に来ているのかも知れません。しかし、モリトーやタケトラやミクニなどの介護機器専門メーカーが今回も出展していましたので、今後詳しく調べて見たいと思っています。

9月29日に上の孫の運動会を見に行きました。昨年は妻の入院で見る事が出来ませんでしたが、台風もそれて東京から父方の祖父母に来て頂き、賑やかく元気な孫を見る事が出来ました。孫は運動神経が素晴らしくダンスも掛けっこも上手に出来ましたが、来年は下の孫も入学しますので 今から来年が楽しみです。

それでは次回は秋が深まる11月中旬頃に報告したいと思いますが、皆さんも夏の疲れを十分取って冬の季節の準備に入りましょう。

 

8月21日 
 
ロンドンオリンピックを中心に                                 
今回はロンドンオリンピックと高校野球を中心に報告します。しかし、今年も集中豪雨や台風が特に九州や沖縄を直撃して
大きな被害となっています京都の宇治や大阪の枚方でも集中豪雨で大きな被害になるなど相変わらず地球が暴れています
それに35℃を超える猛暑日が日本中を襲い熱中症の患者が多く、多くの高齢者が亡くなりました。そうした中で日本中を熱狂に包んだのがオリンピックと高校野球の中継でした。しかし、オリンピックは時差の関係で未明の放送が多く日本中が寝不足になりましたが、私は途中からテレビ放送を夜中に観るのを止め翌日の録画放送で観ることにしました。それは、とにかく日中が暑くその上寝不足が続くと毎日の血糖値が高く此のままでは健康に良くないと考え夜間にテレビを観ることを止めたのですそれにしても、日本の選手たちの活躍は見事でした。そして見事な成果を上げた選手の陰で残念ながら成果を出し切れなかった選手など悲喜こもごもでしたが、いずれの場合も自分の体力の限界で世界を相手に戦ったその精神は十分過ぎる成果で有り、選手全員を褒め讃えたいと思います。大切なことは、メダルの種類やその数ではなく、此れ迄に積み上げた努力と如何に集中してオリンピックに潜む魔物の雰囲気に負けない強い精神力を持ち続けるかであり、例え結果は残念で有っても本人の志は評価出来ると思います。そうした意味で結果を振り返ると、私の評価は以下になります。

7月27日から17日間繰り広げた第30回ロンドンオリンピックが終わりました。今回のオリンピックは、日本選手は男子も体操や水泳そしてボクシング等で成果をあげましたが、何と言っても大和ナデシコ達の活躍には素晴らしいものが有り日本の女性を世界にアピールした大会で有ったと言えるでしょう。そして、全体のメタル数が38個で過去最高でしたが、其れよりも特に
ナデシコJapanの米国との決勝戦と男子体操個人戦で内村航平が金メタルを取った試合が圧巻でした。女子サッカーは昨年のワールドカップ戦で負けた米国が日本を徹底的に研究した中で負けこそしましたが正々堂々と全力で戦った彼女達の集中力を世界中の人達が認める好試合でした。私も、彼女たちの全力投球を褒め讃えたいと思います。そして表彰式では前の選手の肩に手を置き一列になり登場したり、表彰台では一人ずつお辞儀をして全員で手を振る姿は戦いが済んだあとの清々しさを世界に表した大変素晴らしい光景でした。そして、男子では体操個人で優勝した内村航平でしょう。あの空中姿勢の素晴らしさは絶品でした。それに今回の成績が良かったのはナショナル・トレーニング・センター(NTC)が平成20年に東京北区に完成し、屋内の練習施設で十分なトレーニングが出来る様になった事が好成績に繋がったと言います。スポーツ振興の意味からこうした施設に投資する事の大切さを私も理解しました。尚、山梨に関係する選手ではレスリング66キロ級で富士吉田市出身の「米満達弘」が金メタルを、そして、山梨学院大学の「鈴木聡美」が平泳ぎで3つの銀メタル(100m、200m、400mメドレーリレー)を取り山梨も大騒ぎでした。後日NHKスペシャルで、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が陸上100m・200mで勝利した陰で彼の並々ならぬ努力が有ったことと、内村航平の空中の姿勢を高速度カメラで撮影して本人に見せていましたが、ボルトは背骨が曲がっている為に左右の足が不揃いで、それが原因しどうしてもスタートが遅れ一時は悩み選手生命に支障を来たし自信をなくしていましたが、トレーナー達やコーチの指導で自信を取り戻しスタートは諦めて後半の速度を高めることに専念し時速45.39mと言う最速で優勝したことを放送しました。そして、内村航平の空中姿勢は抜群で高速度カメラによる映像も見事でした。そして、20日にメダリスト達が銀座通りを凱旋パレードをし 50万の人達に迎えられて大いに盛り上がりました

第94回高校野球では、初戦に神奈川代表の「桐光学園」の松井投手が「今治西」に対して奪三振22個の史上最多を記録し2回戦では常総学院を相手に19奪三振(史上タイ)をしたことや、4日目には昨年の優勝校である西東京代表の「日大三校」と福島代表の「聖光学院」が素晴らしい試合をやり聖光学院が一点差で勝ちましたが、優勝決定戦でも可笑しくないとの評価で、私も同感です。そして、大会10日目の第3試合(明徳義塾と新潟明訓)戦は、途中で雷鳴と雷雨で2時間以上も試合が中断し第4試合が18時近くから始まる長時間試合になりました。その後のベスト4進出の光星学院と桐光学園の試合も見応えが有りました。そして、桐光学園の松井投手の奪三振記録は残念ながら68個(史上3人目)で終わりました。そして、8年振り11回出場の山梨代表の東海大甲府が栃木代表の強豪「作新学院」を大差で破りベスト4に進出しました。次は青森の「光星学院」ですがその結果を待たず、今日(21日)予定通リに転送をしたいと思います。

「オスプレイ」の構造について
本格的に調べた訳では有りませんが、離陸時に垂直方向に回転させたプロペラを徐々に水平方向に角度を変えて、推進力を得て行く構造や、着陸時は離陸と反対に動かして着陸するのですが、特に着陸時の運転は墜落を防ぐ揚力を保ちながら推進力を落とす動きは例えば突然の突風等への対応にはパイロットの高度な技術力に頼るところが多くいくらコンピューター制御で有ってもパーフェクトはあり得ず、一方人間はヒューマンエラーを起こす事を前提に考える必要が有ることからも、其の点の説明が十分されない限り、私は問題が大きいと考えます。

米国の火星探査機(クリオシティー)が昨年の11月に打ち上げられて、8月6日(日本時間)に火星に無事着陸しました
その時の着陸映像を見ましたが、大変素晴らしいものでした。そして、火星の表面を私は初めて観ましたが、月面より地球に近い地形で5000m級の山も有り初めての火星の地形に感動しました。今後は、火星の表面の土の成分や空気の存在・水の存在などのデーターを地球に送って来るそうです。しかし、無人月面着陸機のモーフィアスは、離陸時に爆発し墜落する事故が有りましたが、此れは残念です。

最近の世界情勢は混迷が深まるばかりです。韓国の大統領が突如竹島に上陸し、天皇陛下が訪韓する場合は謝罪をはっきり言わなければ来る必要はないと表明したり、半年後の大統領選挙に向けたパフォーマンスとするのに十分な行動と表明と思える行為で、情けなく思います。そして、尖閣諸島に香港の民間活動家(?)14人が漁船で日本領海に入りその内の5人が魚釣島に不法上陸し海上保安庁に逮捕され取り調べ後に強制送還される事件が起きました。
しかも漁船に残った9名も船内で取り調べそのまま香港へ強制送還されましたが、此の件で中国政府が「尖閣諸島は中国の領土」と発表するに及んでは韓国にしても中国にしても何をか言わんやです。しかし、日本政府は此の挑発に乗らずに冷静に対処した事は納得出来ますが、19日に日本の超党派国会議員を含む150人前後が複数の漁船に分乗して魚釣島に近づきその内の10人の地方議員達が上陸し中国では此れに抗議するデモの一部が暴徒化する等此の処領土問題が風雲急を告げています。そして、シリアは相変わらず内戦が収まらずに特にロシアと中国が国連で拒否権を再三出し、こうなるとシリアの内戦終結はまだ先になるのでしょうし、そうした中で「国連停戦監視団」が今回撤収しましたが、いつも犠牲になるのは庶民達ですから哀しい限りです。更に、米国のトーモロコシや大豆が干ばつによる不作で穀物が大きく値上がりすることが避けられない状況であると報じられていますので、世界経済も益々混乱することを懸念します。

大津市でいじめによる中2男子生徒の自殺事件が問題になっていますが、私は此の件で次のように思っていますのでまとめたいと思います。

① いじめはどの時代でもどの国にも存在するもので、いじめに対する打たれ強い逞しい子供に育てる事が大切である
② 最近の親の中には、自分の子供が相手をいじめて学校から注意されると、注意をした子どもの親に逆切れをして 「ウチの
  子をなぜ一方的に悪いと決めつけるのか」等と怒鳴り込まれてしまう。こういうモンスターペアレントを恐れて教師が萎縮し
  学校も前向きに取り込めずどうしても隠蔽体質になってしまう。
③ 「教育委員会」を調べると、先の太平洋戦争後にGHQが日本を占領した時に何故日本が「侵略戦争」をしたのかを考えた
  そして、国家が教育しているということに理由を見出したので、そこでGHQは日本占領期に国家から教育権を剥奪した。
  現在も文科省に直接の教育権はない。代わりに米国の様に教育委員会を作り、教育権を与えたのだ。但し、アメリカの
  教育委員会は選挙で選ばれるが、日本ではそうしなかった。その訳は、日本で選挙をするとみな教育問題に関心がない
  ので、社会党や共産党の人が選ばれてしまうのでそれではまずいという事で任命制になった。つまり名誉職である。
  だから今回のような問題が起きると教育委員会の人間は逃げ回ってしまう。此れでは、日本の教育を指導する立場の
  教育委員会が機能しないのは当然で、今後は教育委員会を活性化させ学校を十分にバックアップする仕組み作りが必要
  と言う。此の処、教師は何かと提出書類が多く子供と関わる時間が少ないと言う。こうした事も此の制度の弊害かも知れ
  ない(此の部分、田原総一朗の公式サイトを参考とした)
④ 日本の場合 昔は大家族の家が多く地域での付き合いや子供を見守る近所の大人達の中で子供達は成長しましたが、
  現在は核家族の家庭が多くしかも地域の付き合いも少なく両親の共働きで子供がゲーム器などで外では遊ばずに一人で
  部屋で過ごす家庭環境では、いじめる側もいじめられる側も健全な人間関係を築くことが出来ないし、更に問題なのは
  何でも欲しいものが手に入る世の中自体が苦労をして生きる人としての自立精神が損なわれていると思います。
⑤ まだ他にも問題が有るかも知れませんが、私もこうしたことに今後も関わって行こうと思います。

イコモス【国際記念物遺跡会議(こくさいきねんぶついせきかいぎ)International Council on Monuments and Sites、略称 ICOMOS】がユネスコの委託を受けて、富士山の世界文化遺産の評価の為に8月下旬に来日します。来年6月にその評価結果が答申されて、いよいよ富士山が世界遺産に登録するプロセスが始まります。地元でもその準備に懸命でゴミを掃除したりトイレを整備したり、古い山小屋を撤去したりと山梨側の自治体もその準備を急いでいます。

7月の生涯学習講座をお知らせします
スポーツ観戦論
スポーツの始まり、観戦方法の変化、テレビによる観戦の進化、 スポーツ観戦論など

最近暑い日が続いていますので、熱中症に気を付けながら一度に歩く距離を少なくし疲れたら途中で休む事を心掛けていますが 最近情報交換をした中で、私の友人は昨年「頸椎ヘルニア」で歩行できなくなり手術をしましたが、7月末でリハビリ治療が終わり、今後は自主トレを続けると話してくれました。今は車の運転は出来るので仕事を再開し、歩行は杖を使っているそうです。そして、先輩からの報告では 腰の骨の狭窄で長い距離を歩く事が出来ないと話してくれました。お互いに高齢になり老化が進んでいるのですが、私も歩行中に体がフラ付く事が多くウォーキング中は転ばない様に気を付けていますがお二人が少しでも良くなる事を願いつつ 私も健康に気を付けながらウォーキングを続けたいと思います。

最近の液晶テレビが価格破壊を起こしています。特に、地デジになってからの傾向が強く、以前は「亀山モデル」として信頼の高かったシャープでさえ液晶テレビ事業から順次撤退の様ですし、国内メーカーも撤退方向になるのでしょう。最近の32インチ型がパナソニックで4万円を割る価格では以前は20万円以上していたのですが此の値段では撤退も仕方ないのでしょう。しかし、此の価格破壊の原因は地デジ化との関係が有ります。それは 以前のアナログ方式では色調や色合い等の微調整が必要で手先の器用な日本人に向いた生産によりシェアーを稼いでいましたが
デジタルの場合は其の必要が無く完成された基板があれば簡単に出来るので、何処の国でも容易に生産が可能になるのです。そこで、日本の家電メーカー同士でも価格競争が激化し利益が出ない製品になっています。消費者には好都合ですが、かつての価格は何だったのか(?)そこで此れからは付加価値の高い製品(例えばパソコンとテレビを同時に扱う事が出来る製品)で他社の追従を許さない開発等の対応が必要になるのでしょう。しかし、其れとても労働力の安い新興国に直ぐに追いつかれてしまう宿命にあるのかも知れません。

観光ツアーバスの安全性について
どうも、高速道路での交通事故が一向に減りません。運転手の運転ミスだけではなく運用管理の何処かに問題があるのでしょう。それに、毎日の新聞でも盛んにバスツアーの勧誘広告が載っていますし、私が2年前に利用した観光会社からも時々チラシが入ります。しかし、どうも観光バスを便利に利用する余り安全に対する運行管理に無理がある様に思いますし、業界の過当競争により無理な価格設定が懸念されます。此れが続く限り、事故のリスクは減らないと思います。ですから、残念ながら当分はこうしたバスツアーを利用しない方が良いのではないかと思います。

お陰様で、長女が此の度結婚することになりました。大学と大学院で遺伝子の研究をやり、卒業後は大手の研究所でインフルエンザ等の試薬の研究をやり、バイオベンチャーにスカウトされてエイズの薬を外国の大手製薬会社に供与する仕事に着いていますが、最近はガンの薬も開発している様です。研究所まではアカデミックな仕事が多く精神的に大変でしたが2年前に製薬会社に転職してからは充実した生活をしています
そして今回 ある青年とのお付き合いから結婚がまとまりました。これで、3人の娘がそれぞれ世帯を持つ事が出来て、親の役目が果たせることでひと安心です最近は次女の孫達を週に2~3度預かり賑やかく暮らしていますが私も体に気を付け毎日のウォーキングを心掛けて少しでも長く健康でいたいと思います。

今年の夏は、とにかく暑くその影響からかセミやトンボの数が極めて少ないのです。そして、野鳥の数も少なくスズメがひと回り体が小さくなっています。しかも、8月中旬になっても蝉の鳴き声が少ないのです。しかし、5月の田植えの頃にとにかく短かった稲の苗は其の後の気温の上昇で今では順調に育っています。そして、山梨では今年も雷が多く稲妻が遠くで光る度に早目にパソコンと周辺機器の電源を切ることが多く、再度電源を立ち上げるのに数日が経ってしまうことがあり、メールのチェックが遅れることもシバシバでした。

9月下旬にビッグサイトで第39回「国際福祉機器展」が開催されますので、今年は見学を予定しています。昨年は妻が階段から転落をして大怪我をしましたので見学を中止しましたが、2年振りの見学ですので変わり様を良く見て来ようと思いますが、見学記は次回にしたいと思いますので、楽しみにしていて下さい。

それでは
今回はこのあたりで終わりたいと思いますが次回は第9回のリニューアルを予定していますので10月初旬までお待ちください。そして、まだまだ35℃を超える猛暑日が続きますので、お体には十分お気を付け下さい。


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 7月14日

 山梨にも間もなく夏が                                  

6月09日に例年通り山梨でも梅雨入りをしました。そして、5月の後半から田植えが始まりましたが、今年の稲の苗はとにかく生育が悪くどの田圃も5cmに満たない苗ばかりで、今後順調に育つのか気掛かりです。しかもこの夏の気温が稲の生育に影響しないか、降雨量は大丈夫か(?)田畑が30年前の当時とは較べものにならないほどその面積が減っている事も心配です。そして、6月後半には2個の台風が日本列島を襲い、各地が水害で大きな被害を受け何と北海道の内陸部が30℃を超えたり、山梨でも20℃に満たない日が有れば33℃を超える日も有りまたまた体調管理に苦しみました。しかし、沖縄が6月22日に梅雨明けとなり、順調に行けば山梨でもこの「近況報告」を転送する頃には夏に突入するかも知れません。しかし、14日現在山梨でもまだ梅雨は明けていませんがそれよりも、九州北部が又々大変なことになっています。(7月17日に漸く梅雨明けしましたが、明ければ明けたで猛暑との戦いが始まります

ギリシャでは再選挙の結果、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)と合意した緊縮策を支持する新民主主義党(ND)が勝利を収め緊縮策の撤回を求めていた急進左派連合(SYRIZA)は敗北を認めましたそして今回は連立がまとまりギリシャは財政再建を進める体制が整いました。一方エジプトではイスラム原理主義のムスリム同胞団のモルシ氏が勝利し今後は軍政から民政へ着実に進んで行くものと思います。しかし、ギリシャにしてもエジプトにしても安定政権への道のりがどれ程になるのか(?)特にギリシャはEUの支援が今後どの程度得られるのかまだまだ不透明な部分が残されています。そうした中で、シリアの内戦が一向に終息しません。国連でもアメリカを中心にアサド大統領の退陣を主張していますが、ロシアや中国がシリアに武器を輸出する関係で国連は内政干渉すべきではないと主張し益々泥沼化しています。

福島第一原発事故の「事故調査委員会」の結論が7月5日に発表されました。要旨は事前に地震や津波による安全性が指摘されていたにも関わらず対策を先送りしたまったくの「人災」であることと、津波により炉内を冷却する予備電源の喪失が原因して原子炉内の燃料棒のメルトダウンが起きたとする此れ迄の政府や東京電力の見解とは別に委員会の報告書では、地震により冷却水の配管の結合部や接合部が損傷し、炉内の冷却水が漏れ出た可能性が報告されています。で有るとすれば、全国にある原発で高台にある原発(津波の影響はないとする)も、特に活断層の真上にある原発は地震による原子炉のメルトダウンが考えられこの検証が必要となる事や、事故直後の官邸の異常介入と東電と官邸との情報にズレが出て混乱し、住民の避難等に大きな支障が出た問題も指摘しています。特に 政府の責任を厳しく指摘していますが、確か当初は原子力保安院が状況を説明し枝野官房長官が政府見解等を説明していましたが、もっと迅速な判断がなぜ出せなかったのか(?)原子力の安全神話が長く続いている中で、管総理が現地に行き状況視察したタイミングの是々非々など今後の教訓とすべき事と今後の提案がまとめられていますので、今回の経験を生かす危機管理の在り方を最優先にまとめることが重要であると思います。

今年91羽が放鳥されたその内の3組のトキのつがいから8羽のヒナが巣立ち、無事に羽ばたいて餌をついばむ姿が過日放映されましたが、大変嬉しい話題でした。そして、山梨でも西湖のクニマスのふ化に成功し、現在県内の養魚場や博物館で見学が出来ます。もともと秋田の田沢湖に棲息していましたが、発電所の排水の鉱毒で絶滅してしまったそうですが、たまたま絶滅前に西湖に卵が送られて田沢湖と環境が似ていた西湖のみに棲み着いていたそうです。最近、田沢湖の過去のクニマスの標本の遺伝子と完全に一致したそうで、これで、クニマスが山梨で育っていることが判明しました。さぞかし田沢湖の人達は早く田沢湖にクニマスが帰って来るのを楽しみにしている事でしょう。私も7年前に田沢湖を訪れてあの神秘的な湖面を良く覚えていますので、早くクニマスが沢山育って里帰りをさせて上げたいと願っています。そして7月5日に、上野動物園のパンダに24年振りに赤ちゃんが生れ、元気に育っているそうですので、トキと言い クニマスと言い そしてパンダと言い明るい話題に日本中が沸き返っています。ですが、7月11日にパンダの赤ちゃんは肺炎で死んでしまいました。残念ですが、再び誕生することを期待しましょう。

今年の梅雨も相変わらず全国で大雨による川の氾濫や土砂崩れなどで大きな被害が出ています。7月3日に大分の山国川で川が氾濫し私も訪れた耶馬渓にある「青の洞門」も浸水しましたが、11日の未明に熊本県や大分県などで「湿舌」と言う梅雨前線末期に現れる現象だそうで、その湿った大量の雨が北九州を襲い、気象庁では過去に経験のない気象現象で川の氾濫や土砂崩れに十分備える事との警戒情報を出しました。昨年は台風が上陸しその速度が余りに遅く紀伊半島では堰き止め湖が出来たり今年は台風ではなく梅雨前線が関係し極めて多量の豪雨となる今回の大雨ですが、しかし今年の台風は此れから先のことですので、今後の災害がどうなることか(?)判らなくなりました。

そしてお隣りの朝鮮半島では北も南も深刻な干ばつに見舞われて殆ど雨が降らない状態が続いているそうですが、日本の梅雨前線を押し上げ干ばつを解消させて上げたいくらいです。それに、アメリカでは高温と異常乾燥が原因し広範囲に山火事が発生している様ですし今年も自然現象とは言え 地球がおかしな状態になっていると言うことでしょう

富士山は7月1日に曇りの朝を迎えましたが無事に山開きが出来ました。そして、今年は山梨側から20万人を超える登山者が山頂を目指すとされていますし、来年は世界文化遺産の登録と言う日本中がその日の来るのを楽しみにしていますので、、登山者によるマナーの悪さから富士山が汚れないように守って貰いたいと思います。私も近くの林から「カッコウ」の鳴き声を聞きながらウォーキングをしていますが、梅雨の晴れ間に今では頂上に僅かに雪の残る富士山を眺めながら父の日に娘達がプレゼントしてくれたハンチング帽をかぶり、三足目になる軽いウォ-キングシュ-ズを履いて高血糖と戦いながら毎日歩いています。

オゥム教の最後の手配者が捕まりこれで指名手配者が全員捕まりましたが、その最後の手配者が「高橋克也」と言い
連日高橋がニュースで読み上げられると、さすがに私の気分が悪くなります。しかも、既にあの地下鉄 サリン事件から17年が経つ事を知りましたが、交番等にある指名手配のポスターの犯人写真は17年が過ぎると顔付も変わりあまり効果が無い様に思います。そして、私もウォ-キングの途中で駐在所に貼られたポスターを先日も見ましたが今回の犯人は出ていませんし別名を名乗り警察官が2回住民調査をしていても犯人を確認できていない事を思うと犯人探しの難しさが判るように思います。

 アメリカのアラスカにあるマッキンリーに登山をした宮城県の4人のパーティーが雪崩に遭遇し亡くなりました。此処は、以前登山家の「植村直己」さんが遭難した場所だそうで、雪崩を予知する事は難しく、それでも山を愛する人達は自己責任で登るのですから、それは前回軽率な行動で低体温症で亡くなった人達とは心構えが根本的に違います。そして7月7日に山梨学院大学でエベレストの再登頂を果たした山梨在住の「渡辺玉枝」さん(73才)の講演を聴きに行きますので感想をお知らせしたいと思います。

7月7日に日本山岳会山梨支部主催による山を知ろう 山へ行こうをテーマに南アルプスの現状を3人の講演者が話され最後に73才で2度のエベレスト登頂を果たした渡辺玉枝さんが今回の登頂を40分話をしてくれました。講演の要旨は次の通りです

①南アルプス関連
 ・南アルプスには北岳を中心に雷鳥が100羽生息しているが、此のまま行くと絶滅の危機に晒されるそうで、その理由は、
  地球の温暖化と共に雷鳥が棲む高度が徐々に高くなり、棲める環境が狭められている事と、其れに関係して天敵の
  犬鷲や日本シカが餌を求めて高い地域まで登り雷鳥を食料にしているなどが考えられる。特に日本シカはキタダケ草や
  アツモリソウなどの高山植物を荒らすので、環境省に交渉して群生する一帯に網を張り雪が来る前に網を外す等の作業
  が厳しい事や防鹿作業が今後の大きな課題であることを話してくれました。
 ・南アルプスは3つの山塊で出来ていて伊那谷側にある仙丈 塩見 荒川 赤石 聖等の山がある山脈が赤石山脈で、日本で
  2番目に高い「北岳」を北限に「間の岳」「農鳥岳」を中心とする白峰山系、そして甲斐駒に続く鳳凰三山(地蔵・観音・薬師)
  の甲斐駒山系なのだそうです。私は今迄赤石山脈が南アルプスと思っていましたが、確かに、3つの山系で有ることを地図
  で確認出来、赤石山脈と白峰山系の間を大井川が流れている事も再認識しました。

②エベレスト関係
  午前中に高校野球山梨大会の開会式が有り、其の始球式に出場した渡辺玉枝さんが3時から40分間画像を見ながら
  説明をしてくれました。一番面白かったのは、今回の登山はチベット側から登ったのですが、前回(63才)はネパール側
  から登り此の時は下山後に出迎えてくれた人はいなかったのが今回は大勢のメディアに大歓迎され、即記者会見になった
  そうですが、最初は何でこうなっているのか彼女は判らなかったそうです。しかし、良く考えると「アッそうか73才だからか」
  に気付いたそうです。普段歳のことをあまり気にしていなかったそうです。この話に会場の人達は大爆笑。そして今回は
  今年になってからの計画で、今回も前回一緒に登ったカメラマンに相談すると快く承諾してくれたこと。しかし、70才以上で
  8000m級の山に登るには日本山岳会指定の病院で健康診断を受けて診断書を提出しないと現地で登山許可が下りない
  そうです。そして、今回はカメラマンと3人のシェルパの5人体制でチャレンジしましたが、そのシェルパは何度も日本人に
  雇われていて日本語が話せた事やベースキャンプは5000mにあり其処まで車で行けるので さすがに薄い空気に慣れず
  一度麓に戻り美味しい食事と濃い空気を吸ってから再度キャンプ地へ行ったそうです。そして、チベットのベースキャンプに
  集まった人は9人でしたが登頂に成功したのは渡辺さん達を含めて数人でエベレスト山頂で出会ったのはネパール側から
  登ったグループを含め10数人だった事や山頂にはポールに巻き付けた布が沢山あった事、足元には数年前に亡くなった
  と見られる死体が有った事などを話してくれました。そして、渡辺さんは小柄でほっそりしていてこの人が2度もエベレストに
  登った人とは思えない、しかも歳を感じさせない方でした。大いにその生き方を讃えたいと思います。

③山の日の制定(検討中)
  日本山岳会では国民の祝日に海の日(7月の第三月曜日)が有るのに 山の日が無いので6月の第一月曜日を検討中
  だそうですが、国会議員に打診しても此れ以上祝日を増やす事は如何なものかとの意見が多く具体化の方向には現在
  無いそうです。そして、山梨支部では8月8日を県としての記念日にしたいと現在交渉中とのこと。

ヒッグス粒子の発見
 7月4日の報道によると、スイスのジュネーブに設備された一周が27kmの巨大加速器により素粒子に質量を与える18番目のヒッグス粒子が発見出来たそうで、この新しい素粒子により素粒子に質量がある事が証明されたそうです。英国のヒッグス博士が48年前に提唱し、世界中の科学者達が解析し続けていましたが、多くの科学者の協力でその理論解析が今回実験で存在が証明出来たそうです。この確認により今後どのような成果が出るかは未知数ですが、少なくとも新しい素粒子論により宇宙の謎が解明され、ダークマターと共に新しい学問が前進するとのことです。

民主党が小沢グループの大量離脱で二分化しました。離党届を出した議員の他に今後離党者が出る可能性もあるので今回はこの先を良く見て感想を書きたいと思いますが、そもそも民主党は過去の政党の寄り合い世帯ですので、私の嫌いな小沢一郎なる人物を含めて、現在は此処に書き込む気にもなれません。

6月の生涯学習講座をお知らせします
放射線と私達の暮らし
何となく怖い理由、放射線の性質と単位、人体に対する影響、法令と基準値など

妻が昨年階段から転落し首の骨を脱臼・骨折をする大怪我をしましたが、お陰様で命に別条はなく手足のしびれ等の後遺症もなく頭を固定するために短く刈り込んだ髪の毛もすっかりもと通りになり、今は2月に取り付けた階段の手すりを使って2階に
上ることも出来るようになりました。しかし、首は今でも十分に回らないので自動車の運転は止めて、私が100%アッシー君をやっています。早いもので20日が来ると怪我から10ヶ月になりますが、今では体調を崩した私もすっかり元気になりました。
しかし、最近の陽気が例年通り寒暖の差と蒸し暑さの変化が高く血糖値が高値安定状態が続いていますので、主治医に相談して漢方薬も飲むようにしました。実は、10年前に自律神経失調症と言う病名でドクターストップが掛り仕事を辞めましたが、その時も漢方薬を飲んで回復しましたので、今回も飲もうと思いました。
飲み始めてまだ間がないので顕著な変化は有りませんが、多分私は若い頃に身体を無理しましたので、自律神経のバランスが良くないのかも知れません。

我が家の梅の実が今年は不作で殆どなっていません。昨年は10数キロ以上取れましたので今年は裏作なのでしょう。そして
庭に長女と孫たちで家庭菜園を作りましたので、現在ミニトマトやじゃが芋が順調に育っています。しかし、柚の木の葉に毎年
キアゲハが卵を生み其のサナギが蝶になって行くのですが、今年は殆ど卵が見つかりません。下の孫が通う保育園から園児に蝶になる様子を見せたいと協力のお願いが有りましたが、今年は鳥に幼虫が食べられてしまうのかも知れません。確かに庭にある桜の木のサクランボも赤くなる前に鳥に食べられていましたので、この冬が寒く鳥達の餌が少なかった影響なのかも知れません。

俳優の地井武男さんが70才で病気で亡くなりましたが、2月頃から体調を崩している事は知っていましたが心臓が悪く病気の回復がなりませんでした。あの人柄の良さと誰にも親しく話し掛ける性格は特に東京の下町で大変人気が有り、街中を歩きながらその町の良さを語り 最後に上手な絵手紙と感想文を書き番組を締めくくる「ちぃ散歩」は大変好評でした。70才で亡くなるとはさぞ無念だった事でしょうが、「虎は死んで皮を残し 人は死んで名を残す」の言葉通り彼の名前は皆にこれからも愛され続くものと思いますが、新藤兼人監督が100才で亡くなりましたし、山田五十鈴さんも95才で亡くなりました。最近亡くなる人が増えている様に思います。

最近新聞の広告ページが多過ぎると思いませんか(?)私は朝日新聞を購読していますが、全面が広告で有ったり、見開きの両面が一社の広告で有ったりしかもそのスポンサーが旅行会社や健康食品会社など幅広く、新聞を読み易くするために文字を大きくしている事を考えると、本来の新聞記事紙面が少なくなっている様に思います。恐らく、新聞社は広告料を安くして紙面を確保しているのでしょうが、以前は一面の広告料が一千万円と聞いていましたので、恐らく現在は二百万円を割る値下げで経営を安定化しているのでしょう。しかし、読者側からすると記事を探すのが面倒で、全面広告が全紙面の4割を占めていますし、紙面の下部の広告を合わせると恐らく半分以上が広告で有る事に違和感を感じます。そして、ネットでも電子新聞が読める時代なので、益々本来の新聞が様変わりをして行のかも知れません

ペット通信
猫のミルは平成8年に山梨へ来て16年が経ちますので、猫の平均寿命より長命で勢い良く部屋中を飛び周っていた昔の元気は無くなりましたが、今はウサギのルカがミルに近づくとシャーを連発して追い払う元気さや、午前中に庭に出して欲しいと外を見ながらミャーと鳴く仕草は今も健全です。しかし、ミルは最近玄関に脱いだ私の靴の中にオシッコをするようになり靴を履くと濡れていて仕方なく別の靴に履き替えますが、靴下が濡れ足もその都度洗うなど以前にはこうした事は無かっただけにやはりミルはお婆さんになりました。その点ルカは現在も益々元気で夕方ゲージから出すと、ピョン・ピョン居間中を飛び跳ねます。
しかし、此の冬は余り餌を食べ無くなり、外にも出なくなり足の毛が脱毛してみすぼらしくなりましたので、途中で安い餌に替えていたラビットフードを以前の餌に戻すと再び元気になりました。余り食欲が有るので安いフードに変えましたが、やはり高い餌は其れなりの元気の基が入っているのでしょう。いずれにしても、ルカも平均寿命を過ぎていますので、ケチらずに美味しい餌を上げたいと思います。そして犬のワンダーは、クルマで買い物に行く時間になるとそわそわしてワンワン吠えます。そして、目的地に近づくと早く降ろしてくれとクウ・クウ啼きます。そこで駐車場に着くと今度は早く散歩に連れて行けと室内を走り回りガラスに爪を立ててワンワン吠えますので仕方なく私が抱きあげて外に出すと歩き出す迄得意そうな顔で私を見上げますが、私はスコップを片手に駐車場をワンダ-と歩きウンチスタイルになると用が済む迄待ってやりウンチを始末してオシッコを数回済ませると車に戻り「マテ」をすると大人しく待っています。そして、2月にトリミングをしましたが大分毛が伸びましたので7月5日にペットショップで毛を刈りましたが、耳とシッポ以外はサマーカットと言い丸裸になりましたのでワンダーも自分の体が不思議そうで首をひねって(?)います。

家の前を流れる川のその先に源泉かけ流しの温泉ホテルが在りますが、最近此のホテルに2つの変化が有りました。
そのひとつは、温泉を汲み上げて使われたお湯を川に流していますがその量がウイークデ-に極めて少ない日が有るのです
井戸業者がその数日前に工事をしていましたので、恐らく宿泊客がいない日は汲み上げ量を調節して流しているのでしょう。当然定量を汲み上げるにはポンプのフル稼働が必要で、さりとて汲み上げを止めてしまうと次回の汲み上げに「呼び水」が
必要になるので完全に止める訳にはいかず、そこで流量調整をしているのでしょう。

そしてもうひとつは、温泉から出る蒸気を圧縮し5~10℃の冷水を作り出す装置で確か「チリングユニット(三菱重工)」と書かれたユニットをクレーンで運び入れていました。詳細は判りませんが、温泉を利用して館内の冷房を賄う考えではないかと思います。世の中には空気中の熱を吸収し圧縮(又は膨張)させて高温や冷温の空気を作るヒートポンプと言う装置が有りますがこうした技術を使っている様です。折角地中から汲み上げた温泉を空調に利用するシステムであるとすれば、前段の温泉の汲み上げ量の調整と言い節電と省エネの企業努力かも知れません。

間もなく地デジテレビに移行して一年になりますが、其れまでは午後のウォーキングにアナロクテレビの音声をポケットラジオで聞きながら歩き、家に帰ってから音声では判らない部分を妻に聞き話題作りをしていました。そして地デジ後はNHKラジオの第一放送を聴く様にしました
その中で視聴者として此の一年を振り返ると、一番懐かしいのは「ひるのいこい」と言う60年以上続いている長寿番組ですが、あの牧歌的な懐かしいメロディーは子供の頃から聞き覚えが有ります。今は0時20分からの10分の番組(土曜日は15分)ですが、各放送局の「ふる里通信員」が各地の今の様子を報告したり、懐かしい曲を2曲挿んで最後は「暮らしの文芸」でリスナーから寄せられる文芸作品の発表で終わります。そして、その語りは佐塚元章アナでその優しく温かみのある語り口は心に染みます。更に0時半からは、以前にも紹介しましたが「此処はふる里旅するラジオ」と言い
4月から担当アナが交替しました。3月までは専任男性アナが一週間ずつ持ち回りで担当し地元放送局の若手アナと一緒に番組を進めていましたが、4月から地元アナのみで担当しています。そして放送開始から80年が経つ2005年に「八0ちゃん号」と言うイベントカーで全国を周っていますがその車も4月から3台目になりましたし、現在日本中を八周中ですが最近は長野
から山形方面を回っているところですが、私も日本中を車で旅行をした道の駅などからの生放送ではあの時の風景を懐かしく想い出しながら毎日聞いています。

三陸について前回 陸前 陸中に対し陸後ではなく陸奥と書き「むつ」と読む事を報告しましたが
Wikipediaで調べました

明治元年12月7日(1869年1月19日)、奥羽越列藩同盟諸藩に対する戊辰戦争の戦後処理が行われた際に陸奥国と出羽国に分割され、陸奥国(むつ)は陸奥国(りくおう)・陸中国(りくちゅう)・陸前国(りくぜん)・岩代国・磐城国に5分割
された。この時生まれた、令制国名に「陸」がついている陸前陸中陸奥の3国を「三陸」(または陸州)と総称する
ようになった。しかし「三陸」は、明治中期まで行政地名として使われるのみで一般にはほとんど知られておらず、
明治29年(1896年)の明治三陸地震の報道によって一般に広まった。 
と言う事で陸奥(むつ)と呼ぶそうです。
そう言えば、下北半島と津軽半島を囲む湾を「陸奥湾」と呼びますね

それでは次回は8月下旬に近況報告したいと思いますが、7月27日から「ロンドンオリンピック」が始まりますので、オリンピックを中心に書き込みたいと思います。しかし、梅雨が明ければ猛暑となるのでしょうから熱中症などに気を付けてお過ごし下さい
私も気を付けます。


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6月01日
 
山梨に初夏の訪れ                                         
とにかく寒かった今年の冬、桜の開花が一週間延びて遅く迎えた今年の春 しかし、ようやく山梨に新緑が眩しい初夏の季節がやって来ました。今はピンクや白の街路樹のハナミズキが盛りを過ぎ その下に植え込まれた深紅や薄紅色のツツジの花が咲き誇っています。そして、私も毎日のウォーキングが楽しく冬場は重かった足が今はスムースに運び快く歩けていますが、5月ともなると周りの山々が春霞で美しい雪山が見えずらい季節となっているのが少し残念です。

今から7年前に東北6県に出掛けましたが平泉や石鳥谷そして盛岡と遠野を見た後に初めて釜石へ行きここが岩手県の三陸海岸である事を目の当たりにして大変感動しました。そして、釜石港の岸壁に立ち「Welcome かまいし」と書かれた新日鉄釜石製鉄所の建物を見上げたことも鮮明に覚えています。それに、宮古へ行く途中に通った大槌町や山田町それに宮古の先の田老町の駐車場に車を停めて太平洋を真正面に此処がリアス式海岸の陸中海岸であることを改めて実感したのですがその港町が昨年の大津波で壊滅状態になってしまっていることがあの時のあの風景とそこが同じ場所であることを地震から一年が経つ今も信じられない気持ちです。そして、最初に行った釜石漁港は現在も1m以上も地盤沈下をして岸壁は海の中で其れも信じられません。また、最近調べた事の中で三陸海岸とは 陸前・陸中そして陸後ではなく陸奥と書いて「むつ」と呼ぶことを知りました。北陸にある越前(石川県)と越中(富山県)そして越後(新潟県)や、備前(岡山県)備中(岡山県高梁市)や備後(広島県)などとは異なる呼び方をする「陸奥」について、今度詳しく調べて見ようと思います。

フランスの大統領選挙でサルコジ氏が敗北して新しい大統領が誕生し ギリシャの議会選挙では財政再建を公約した与党が過半数割れして6月に再選挙が予定されていますが、緊縮財政で多くの企業が倒産し失業者が20%以上、特に若者の失業率が50%を超えるに至ってはギリシャは財政破綻しEUより離脱しても仕方がないのでしょう。此れではEUから更なる支援は受けられないでしょうし、またまたEUの信用不安危機が迫っています。その影響を受けて再び円高となり日本株が安値となる状況が続いています。そうした中で、各国がこの先どうなるのか日本のこの先がどうなるのか政党間の政局論争に明け暮れていては日本の将来も悪化の一途を辿ることを心配します。そして、前回報告したシリアでも今も紛争が続いていますが国連前事務総長のアナンによる調停が功を奏さず反政府勢力ではない第三者による爆破テロが勃発している様ですしイランとイスラエルの今後の関係も不気味です。そして5月14日に日中韓サミットが北京で開催されて、3国のFTA交渉を年内中に開始するとの合意が出来ました。まずは成功し何よりです。次はアメリカを含むTPP交渉への取り組みです。

北朝鮮の金正恩が朝鮮労働党の第一書記に決まり、その祝賀行事直前にミサイル発射が失敗する事故が発生、核実験の準備が整っている様ですし、韓国の飛行場では北朝鮮の仕業によるGPSの電波妨害で離着陸に影響が出ていますが様々なこうした事態がエスカレートしていますしかも中国では人権活動家を監禁し脱出した本人が米国大使館に逃げ込むと米国への亡命を希望したにも関わらず病院へ入院させ事実上の亡命拒否の行動に出たり、しかし米中外交により「米国留学」を表向きに出国を認めるなど、世界情勢があちらこちらで混迷しています。

5月15日は1972年(昭和47年)のこの日に沖縄が本土復帰して40年になる節目の日ですが、何と言っても太平洋戦争に敗れた後も27年間米軍に占領され全てがアメリカナイズされ続けたのですが、沖縄の人達の熱い本土復帰への願いがこの日を迎えた事を6年前に沖縄へ行った際に摩文仁の丘に建つ「県立沖縄平和祈念館」で詳しく知ることが出来ました。そして終戦当時60万人の人口の内15万人(人口の4人に1人)が戦争の犠牲になったこと。そして現在の沖縄県の人口は140万人に達していることも知りました。しかし、此れまでになる過程には沖縄の人にしか分からない大変な犠牲を沖縄に押し付けていた事を私達は忘れてはならないのです。そしてH22年に書き込んだ「近況報告」の「終戦記念日に寄せて」の中で国際政治学者の若泉敬が本土復帰の際に、米国との機密文書として有事の際は核の再持ち込みを認める事を当時の佐藤栄作とニクソンが署名していた事を将来沖縄の基地軽減になる事を願って確認した彼が、その後軽減するどころか全く逆になっている事を悩み「他策無カリシヲ信ゼムト欲ス」と題する論文で当時から「非核三原則」は守れていなかった事を暴露しその後自殺をしています。しかしこの話は書き始めると長くなりますので平成22年の「近況報告」で詳細をご覧下さい。さて今も米軍基地を沖縄に集中させ(全米軍基地の74%)私達は安穏な生活を享受していますが其れにしては沖縄の人達は底抜けに明るくしかも、プロボクサーの具志堅用高や仲間由紀恵さんや多くの歌手達が沖縄から琉球文化を発信していますし、私は琉球の人達が大好きなので、沖縄の基地軽減に日本人として少しでも深く理解の出来る人間で有りたいと思っています。

5月18日の未明に H2Aロケット(21号)が韓国の多目的衛星と日本の水観測衛星(しずく)を種子島から打ち上げに成功しました。これで、H2Aロケットは15回連続して成功した事と、18日未明(1:39am)の打ち上げになった訳は、アメリカなどの4つの衛星と並んで連携し観測する都合で未明になったそうです。しかし 今迄海外の衛星を打ち上げるにはコストが割高で受注出来なかったのですが、2個の衛星を同時に打ち上げることで受注出来たそうです。まずは、嬉しいニュースでした。

東京スカイツリーが2012年5月22日に開業しました。但し、スカイツリーからの地デジ放送は来年になるそうです。 そこで此の電波塔について調べました。(Wikipediaより)

 ・NHKと在京5社のテレビ局が都心に林立する超高層ビルによる電波障害の解消とマルチメディア放送を目的に、
  「在京6社新タワー推進プロジェクト」を立ち上げた(2003年12月)
 ・事業主は東武鉄道で総工費を500億円としたが、最終建設費は400億円で、総事業費は650億円
 ・2008年7月に着工し2012年2月末に竣工。2012年5月に営業開始
 ・全高(尖塔高)は634mで、KVLY-TV(米国)の628.8mより5.2m高い電波塔。現在電波塔では高さは世界一
  でギネスブックに登録された。高さ350mの第一展望台と450mの第二展望台(展望回廊)を持つ
 ・施工は大林組で、設計は日建設計。監修者は澄川喜一と安藤忠雄
 ・基礎工法は場所打ちコンクリート造(一部鉄骨鉄筋造)で工法固有名称は「ナックルウォール工法」 深さ50mの
  基礎を2008年12月に完工させた。

月15日の夕方にNHK甲府で放送された「まるごと山梨」と言う番組によると、東京スカイツリーの構造を設計した
日建設計社員の土屋哲夫さんは山梨県甲州市出身で、土屋さんが構造設計のリーダーであることを紹介していましたそしてタワーの強度と剛性を決めている心柱は直径が8mで長さが375mの構造物である事も分かりました。それに、東京タワーや札幌のテレビ塔そして大阪の通天閣の設計も山梨の内藤多仲氏で土屋さんの先輩であると言います。山梨出身の二人の技術者により東京の電波塔などが設計されていることは山梨県人として嬉しい限りです。

東京スカイツリーについて5月12日にNHKのLIVE中継番組がありましたが、第二展望台から放映された東京の景色の素晴らしさに圧倒されました。しかも、多くのプロジェクターを使い隣のビルに映像を映し出す技術はさすがに日本が世界に誇れる技術で感激しました。そして、アンテナを競り上げて行く中で東日本大震災に遭遇し経験をしたこともない事態にも作業者達は慌てずに対処出来た事やあの地震でもタワーはダメージを受ける事もなく安全であることが証明できたこと。そして、アンテナが原因不明の現象で回転を始めアンテナを支える安全装置が危ないところで外れそうになった工事中の不測の事態の中で若い技術者達が慌てず対応し事なきを得たその映像には我が国の技術力の素晴らしさと日本の工業力の力強さ、そしてその技術を支える技術者達のレベルの高さにも感服しました。そして、アンテナを競り上げて634mにまで達成出来て満面の笑みで万歳をする技術者達の万感の思いに心から拍手を送りました。立場は違いますが、私にも若かりしころに設計責任者として多くの作品に携わりましたが、自分の若い頃を思い出して見入りましたが、やはり日本は工業立国でありアジアを含めた世界情勢の潮流の中でFTAやTPPなどに前向きに取り組む事がこの国を豊かにする為に必要不可欠であることをつくずくと感じます。

佐渡で放鳥された3組のトキのつがいからヒナが8羽生まれカラス等の天敵の犠牲にならずに順調に育ち、先に生まれた3羽が巣立ちその内の1羽が5月31日に親子で林の周りを飛ぶ姿が報じられましたが そのニュースに皆が喜んでいます。暗い話が多い中で久し振りに明るい話題ですが、佐渡ではトキの餌を確保するために無農薬の田圃で作物を作りドジョウやカエルを水路に放つ等の苦労をしているそうですが、トキの観察を毎日続けている関係者はご苦労な事です私は先月「生物多様性」について学習しましたが正しくトキは日本にとって貴重な鳥でトキを絶やさない為の努力が人間と生物が共生する上で大切なのでしょう。此れ迄の人類の生産性効率中心の考え方は熱帯雨林の樹木を大量に伐採するなどを含めて自然体系を護る事の大切さを改めてトキから教えられた様に思います。その後、8羽のヒナにそれぞれ公募から名前が付き母子手帳が佐渡市長から発行されていよいよ日本の空に幼鳥が飛び交う日が真近かになりました。

IOCは5月23日にカナダのケベックで理事会を開き、2020年に開催するオリンピック(第32回)開催候補都市の一次選考としてイスタンブール(トルコ) 東京 マドリード(スペイン)の三都市をノミネートしました。2016年開催に立候補した東京はブラジルのリオデジャネイロに負けてしまいましたが、今回の選考では前回の計画が更に見直されて大きく改善されている事などが評価されたようです。私もオリンピックによる経済効果の点で喜ばしく思いますが、開催が正式に決まれば、その年に喜寿になりますので健康に気を付けて是非見に行きたいと思います。しかし、前回の敗因は東京都民の支持率が低過ぎたことだそうですから、今後の戦略はオリンピックへの関心を様々な方法で高めることが必要になるのでしょう。

平成24年の生涯学習講座
今年は過去3年続けた講座を離れて、興味のある講座のみを選んで受講しようと思っています。特に山梨学院の講座は9月からの講座に絞って受講しようと考えています。

生命の繋がり 生物多様性と生物資源、生物多様性が話題になる理由、生物資源と生物遺伝子資源

今年はロンドンオリンピックの年で 金冠日食も多くの地域で見れましたし東京スカイツリーが開業する等の明るい話題もありますが、一方夜行高速バスが運転手の居眠りで防音壁に激突し7人もの乗客が犠牲になり、京都では自動車が交差点に突っ込み複数の通行人が犠牲になったり、無免許の未成年者が運転する軽自動車が集団登校中の小学生の列に飛び込んで痛ましい犠牲者が出るなど社会の秩序がおかしくなっています。一方、5月連休には北アルプスに登ったシニア達が遭難する出来事がありましたが例えば雪崩に巻き込まれる等であればまだ理解出来ますが低体温症が死亡原因だそうで大阪の62才の女性の場合は単独登山で死亡したとは幾ら経験豊富でも論外です。そして捜索のために防災ヘリが出動し多くの人達が救助に向かうなど、いくら自己責任であってもその計画は不十分で無責任と言わざるを得ません。自然は(特にこの季節は)過酷でありアルピニストが山に憧れる気持ちは判りますが、関係ない人達迄を巻き込むずさんな計画とその不注意な行動は非難されて当然でしょう。しかも、5月連休の最終日に、茨城のつくば市や栃木の真岡市を中心に竜巻や突風と落雷が集中し、それにヒョウ迄降って多くの家の屋根が吹き飛び車が横転・転覆する等の大きな災害が発生しました。私が北海道を旅した前年にサロマ湖でやはり大規模な竜巻で多くの犠牲者が出ましたが昨年の東日本大震災と言いそうした自然現象に対し無力な人間に何かやり切れなさを感じます

先日北側の庭に植えられた白樺の木を植木屋さんに切って貰いました。直径が20cm以上もあり2階の屋根迄伸びていますが 根元が腐り揺らすと揺れますので道路側に倒れると車や通行人に迷惑を掛けてしまう事と 家に引き込んだ電線に枝が触れて断線する恐れもあり30年近くを一緒に過ごした懐かしい植木ですが思い切って根元から切りました
切り落とした後はすっきりしましたが いつも見上げていたそして2階の部屋から風にそよぐ白樺の枝や葉が今は見えず淋しい気もします。

食卓の照明器具のスイッチが壊れて点灯出来なくなりましたので、新しいLED照明に変えました。今迄は大小合わせ
70ワットの蛍光灯でしたが今度のLEDは最大で34ワットで3段階に調光出来ますので、最大でも半分の消費電力で、
しかも今迄より明るくちらつきも無く長寿命です。最近は、特に節電志向や長寿命等でLEDに人気がありますが LEDとはLight(光)+ Emitting(発する)+ Diode(半導体素子)の事で一般的には「発光ダイオード」と呼ばれます。その白色光の原理は、エレクトロルミネセンス(EL)効果を利用しており、有機EL(将来液晶画面に代わる技術として大型の開発が話題を呼んでいる)は、分類上LEDに含まれます。又、最近の信号機の光源がLEDになっていますが、これは青色のLEDが実用化されてからで 徳島にある日亜化学工業の中村修二氏により開発され同社が大半のシェアーを占めています。

山梨県富士河口湖町出身で73才の女性登山家が5月19日にエベレスト登頂に成功し自身の持つ女性最高齢登山の記録を塗り替えたそうです。その方は「渡辺玉枝」さんで10年前の63才にも登頂に成功していたそうですが、73才にして2度目に挑戦し今回快挙を成し遂げました。エベレスト登頂と言えば、福島出身の「田部井淳子」さんが36才で女性で初めてエベレスト登頂に成功していますが、73才で世界最高峰に再チャレンジするとは日本の女性のバイタリティーのすごさに敬服します。そして、エベレスト登頂の最高齢女性登山家としてギネスに登録されました(5月26日)

大相撲5月場所が20日に千秋楽を迎えましたが 今場所は大変充実した夏場所でした。それは平幕の旭天鵬が予想に反して優勝しましたが、6人の大関の活躍と横綱の白鳳が4敗して優勝戦線から離脱し稀勢の里が終盤まで1敗で漸く日本人の優勝者の誕生に期待が掛かりましたが、結局3敗になり栃煌山と旭天鵬と稀勢の里の三人による三つ巴の優勝決定戦かと思いましたが稀勢の里が破れて、栃煌山と旭天鵬による決定戦の末に前頭7枚目で37才8ヶ月の旭天鵬が初優勝しました。旭天鵬は日本国籍を取得していますが彼はモンゴル出身ですから 又々日本人による優勝とはなりませんでした。しかし、旭天鵬の人柄と言い久し振りの快挙であると思います。

そして、翌日の21日は金冠日食で私も日食メガネで見る事が出来ましたが、その日のテレビ番組は金冠日食で大騒ぎ
何でも3大都市(大阪・名古屋・東京)での金冠日食は932年(平安時代)振りで、次回は300年後だそうで、私は当初は日食メガネを買って迄も見る積りはなかったのですがコンビニで1500円で購入し7時過ぎに玄関前の駐車場に出て見事な日食を見る事が出来ました。

そして翌日の22日は東京スカイツリーの開業日で此れも又大騒ぎ。生憎当日は雨天で幸運にも予約券を手に入れた人達は景色が見れずに気の毒でした。しかし、翌日は快晴で来客者は大喜び。でも、お祭り騒ぎが続いていますので、早く落ち着いた日々に戻って欲しいとも思います。

山梨ではNHK甲府放送局が5月21日にそして県立図書館が11月にいずれも甲府駅北口に移転しますが、此れから北口が栄えるものと思います。そして、私の自宅の前の道を300mほど下った先の三叉路を左折すると、甲府駅北口へ一直線で行けますし、最近は大変便利になりました。それに 次回のホームページの改訂で使う画像を先日撮りに行きましたが甲斐市と甲府市の境を流れる荒川(上流に昇仙峡があります)の橋から甲斐駒ケ岳を望む県道(山の手通り)からの画像を撮りました。此の道はかつて武田信玄が信濃や川中島へ兵を進めた由緒ある街道で 私も信玄がこの道を馬で通ったことに想いを馳せながら此の道を毎日歩いています。それに現在NHKでは番組放送の間に「花は咲く」と言う復興支援ソングが流れます
それは 歌手もそうでない人も一輪の花を手に歌を繋いで行くのですが 復興に向けての心からの応援歌で大変良い歌ですので一度聞いて見て下さい。
 
5月28日に東京競馬場で第79回日本ダービーが開催され、ディープインパクト(H17年日本ダービーの優勝馬)の子供のディーププリランテが優勝しました。ディープインパクト(三冠馬:皐月賞・東京優駿・菊花賞)はとにかく強く競馬ファンではない私にもその走りは良く覚えていますし、平成20年に行った北海道でのJRA日高育成牧場の展望台で年度別に紹介されていた写真の中に此の馬が出ていたことを思い出します。そして、日本ダービーは正式には「東京優駿」と言い、3歳の牡馬(ぼば)と牝馬(ひんば)のみが走る重賞レースで、今年は7000頭以上の三才馬の中から18頭が選ばれて11万人の観客の中で盛大に開催されましたが、私もテレビ観戦で楽しみました。昨年は、オルフェーヴルが史上7頭目のクラシック3冠馬+有馬記念を達成しましが、今年の皐月賞の優勝馬はゴールドシップで、日本ダービーでは5着なので残念ながら3冠馬の資格を失いました。

 それでは、今回は此れ迄にして次は夏が来る前に報告したいと思います。此れから梅雨の季節を迎えますがお体に気を付けてお過ごしください。

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 4月16日
 
平成24年山梨の春                                          
食卓の下に敷かれた小さなホットカーペットの上で陣取り合戦を繰り広げた猫のミルと犬のワンダーは今はすっかりその居場所を離れて、とにかく寒かった今年の山梨の冬が終わりました。そして、4月になると急に気温が上がり開花が遅れた桜が急ぎ足で咲き始めています。それに、つい先程までは日本海側で3mを超える積雪で屋根の雪降しが大変でしたし、震災から一年が経つ3月11日は日本中のテレビ局が特別報道番組を組み、改めて地震と大津波の恐ろしさと復興一年の現地の様子を伝えましたが最近中規模の地震が各地で散発していますので此の先の災害が気になるこの頃です

そして、冬は長期に渡りとにかく寒く体調が優れなかった私は暖かさが戻るにつれて徐々に身軽になり毎日のウォーキングが楽しくなりましたが、今年の梅雨や夏がどの様になるのかここ数年がイレギュラである丈に此の夏も地球が狂って大きな災害が起こらなければ良いがと心配します。それに今年は春一番が吹かない地域が多くその代わりに強烈な春の嵐が日本中に吹き荒れて4月初旬は大変な事になりました。それに 遅咲きの今年の桜も咲き始めるとアッと言う間に散り公園の桜並木も桜の花びらで敷き詰められています。

 その桜はとにかく此の冬が寒かった精か開花が遅れましたが、三月下旬に漸く咲き始めて山梨では例年開催される
「信玄公祭り」の日に満開となりました。昨年は祭りが中止になりましたが、毎年4月の第一土曜日に開催される時は葉桜になってしまいますが、今年は甲府駅南口広場に舞台を設けてそこで出陣式が行われ平和通りを下って舞鶴城で解散となりましたその舞鶴城の桜も当日は満開となり祭りに興を添えて良いお祭りになりましたその様な訳で遅い山梨の春が今その盛りを過ぎて、此れからは初夏の準備へと向かいます。

 大震災一年後に漸く多くの瓦礫が一時置場に集められましたが此の瓦礫をどこの自治体が受け入れるのか、結局どの自治体も受け入れの当事者になると受け入れを拒んでいる時期が続きました。世界中が日本の素晴らしさを評価しているのにやはり人の心の狭さが露呈していると言わざるを得ません。沖縄の米軍基地問題にしても、本土に移設となると絶対反対と猛反対を言い続けます。沖縄の負担軽減はその受け入れ先が自分自身になると途端に反対する。何と浅ましい事でしょう。私は数年前に沖縄の米軍基地を見て日本の防衛の在り方を考えると沖縄の負担軽減はすべての日本人が分担しなければならないと思いますし、もし山梨で受け入れるとすればその検討はすべきと思っています余りにも総論は賛成各論は反対ではまとまるはずがありません。そして、4月になり瓦礫処理の引受け先が少しずつ名乗り出ている事は遅過ぎると思いつつもヤレヤレです。

今は魚を獲っても放射能が高く市場に卸せない漁師達は、瓦礫を海底から引き揚げて指定場所に下ろし国から補助金を受ける場面や被災者の女性達が相馬市から委託されてリヤカーで食料品を仮設住宅で販売する仕事や 地方銀行が被災した企業に返済を暫らく猶予する取り組みなど 少しずつ復興が進んでいる場面もありますが 復興の道筋は程遠いことを実感します。そうした悩ましい話ばかりで八方塞がりな報道が連日されていますが、一方17年前の阪神淡路大震災の時は高速道路が倒れたり大きな火災で商店街が火の海になるなどの災害になりましたが 今回の大震災は地震と津波の他に原発事故と言う人災で多くの住民が困り果てています。しかも この原発事故は工程表が描けない悩ましさがありしかも、
長年原発政策を推進した自民党に反省の言葉もなく現政権をこき降ろし解散総選挙を訴えるに及んでは 何をか言わんや 余りの政争のみのやり取りは民主党を含め政治家達の資質を疑わざるを得ません今の日本をどの様にすべきかこそを集中論議すべきです。

昨年階段から転落して大怪我をした妻は 7ヶ月が経つ今も二階に行こうとしません。折角手摺を取付けたのに余程恐ろしかったのでしょう。今では二階に部屋のある私の方が手摺を便利に使っています。そこで、お彼岸に目黒不動の近くにある菩提寺へ出向き墓参りをしました。その前日に横浜に住む長女が墓参りをしてくれましたが 母が助かったお礼がしたかったのでしょう。そして お寺では年内中に本堂を建て替え中ですが、懐かしい昔の本堂が無いことに時の流れを感じました。

2月のイランの総選挙で超保守派が圧勝しましたが、今後のイランの核開発が益々進むでしょうしイスラエルのイラン攻撃の可能性も気になります。そして、イランの核開発に反対する国連もロシアが拒否権を発動し仲々まとまりませんがどうもロシアはこの機会にイランに武器等を売り込もうとしている様で 返り咲いたプーチンが新たな施策をどの様に始めるのかも目が離せません。益々世界情勢が混沌としています。一方、シリアのアサド大統領は反政府デモを武力で押さえ込もうとして国連からも強い抗議を受けていますが、昨年はジャスミン革命と呼ぶアルジェリアの暴動に始まりエジプトやリビアなどの「アラブの春」と呼ばれる政権転覆が連鎖して発生しましたが、隣国のイスラエルの存在もこれまた不気味です。そして、前国連事務総長のアナン氏によるシリアへの調停が首尾良く進むことを願っています。そして北朝鮮では人工衛星と偽り長距離ミサイルを金日成生誕百周年の節目に発射すると通告しましたが発射は失敗しました。そして、アフガニスタンでは米兵がコーランを燃やし民家に侵入して罪もないアフガン人達を殺害し、その報復で首都のカブールではタリバンによる市街戦で多数の犠牲者が出たり、益々タリバンが有利となる状況が続いていますが、アフガン撤退を目論むオバマ大統領が窮地に追い込まれる事が決定的な世界情勢です。しかしそうした中でミャンマーでは国民民主連盟指導者のアウン・サン・スー・チーさん達が補欠選挙に圧勝した事は久し振りに明るい話題です

先日 28年前に会社が山梨へ全面移転以来御無沙汰をしていた厚木工場の先輩や仲間の皆さんとお会いして旧交を温めました。38名の参加でしたが、お互いにシニアになり当時の記憶もままならないのではと心配でした。しかし、殆どの皆さんの顔と名前が一致して楽しいひと時を過ごしました。昨年は計画停電で会場で料理が出来なくなり中止となりましたが、28年振りの本厚木は駅ビルが建て替えられすっかり変わっていましたが 会場へ向かう途中の道は覚えのある坂道や交差点など懐かしい景色でした。しかし、やはり何と言っても昔の仲間との再会が待ちどうしかったので、会場で過ごした3時間が短く感じました。それに、久し振りの小田急線のロマンスカーもモデルチェンジされてモスグリーンの車体に新鮮さを感じました。そして集合写真を撮り来年の再会を誓って別れましたが、山梨からも私を含め8人が参加しましたが、お互いに連絡が悪く個別行動でしたので来年は連絡し合って皆で参加したいと思います。

生涯学習講座(平成23年度の最終講座になります)
大人による子どもの友達作り 人と関わること、、共に学ぶパートナー、子供達との関わりから学ぶ社会性
景観形成と地域活性 我が国の危機的状況 我が国の暮らしの場の状況 景観とは何か 今後の問題

3月初旬に県立博物館に出向き「おふどうと名乗った家 豪商大木家の350年」を見学しました。それは、江戸時代の初期に三河国から甲府に移り住んだ「大木彦右衛門」が当初は高利貸業で財をなしその後「井筒屋」の屋号で呉服店を開業し大変繁盛した豪商である事を知りましたが、しかし今迄私は大木家を知りませんでした。そして、ある時通り掛かった修行僧から宿代を無心され恵んであげると「お不動様」の仏像をお礼にくれて、その後その仏像を祀ると大木家は多くの幸運に恵まれたことから屋号を「井筒屋」から「おふどう」に変えて以後も大変繁盛したそうで、天保年間には当時道祖神幕絵を描きに来ていた歌川広重が5代「大木喜右衛門」夫婦の肖像画を描いたそうですが、その実物を観る事が出来ました。こうして、甲州商人としての地位を築いた大木家は様々な一流の絵師による絵画や財宝を残していますが、明治以降は和服の布地を製造し県政にも参画するなどの地域振興に尽くしましたが、戦争を機に昭和18年に店をたたみ家財を「大木コレクション」として県に寄贈したと言います。そして県立博物館で整理のついたその一部を今回展示したそうでまだまだ多くの財宝が残されているそうです。私はほぼ同時代に伊勢・松坂の「三井高市」が江戸の日本橋で「越後屋」の屋号で呉服店を開業し、掛け値なしの商品と端切れも販売し江戸庶民に大変受け入れられて三井の「三」と越後屋の「越」から今の「三越」がある事や、三井財閥の遠祖が「三井高市」である事等を生涯学習講座で学びましたが、甲府にも同時代に「大木彦右衛門」なる人物がいた事を私だけが知らないのか(?) しかし、恐らく今の山梨の人はあまり知らないのではないかと思います。私は山梨に住み間もなく30年が経ちますが、今回初めて大木家を知りました。まだまだ世の中には知らないことが沢山あるという事なのでしょう。

毎日食べている「LG21」と言うヨーグルト(明治が開発し製造)が一時期店頭から消えましたが、最近漸く出回るようになりました。欠品した理由は、インフルエンザに効果のあるとされる明治製の別のヨーグルトを増産するために「LG21」の製造を減らさざるを得なかったそうで、春の訪れとともにインフルエンザの流行が終息した結果再び出回る様になったそうです一時はどこのスーパーやドラックストアーにも欠品状態が続きましたので少々焦りましたが、復活し何よりでした。なにしろこのヨーグルトは腸内を整えると同時に胃の中に棲むピロリ菌を退治するので、胃のむかつきや胃痛などが改善されて、胃の不調に悩む私にとって安定供給されて一安心です。

昨年9月の台風で身延線の身延駅以降の線路が流され不通区間はバスによる代行運用が続きましたが、漸く3月18日に半年ぶりに全線開通し、「ふじかわ」と呼ぶ特急が運転を再開しました。私は身延線をそれ程利用しませんが、身延線は明治時代の甲州財閥の一人である「小野金六」が開業させた鉄道で、山梨の生糸などの産物を東海道に大量輸送したその功績は現在も高く評価されている事を知りましたが、彼は「山梨中央銀行」を設立し初代頭取となった人物で、3年間勉強した「生涯学習講座」の中で小野金六を始めとする甲州財閥達や清水次郎長と互角に勝負をした甲州博徒の大親分(黒駒勝蔵・竹居吃安など)等様々な知識を得る事が出来ました。今年は興味のある講座だけを受講しようと思いますが私のホームページに3年間の記録を残していますのでお時間の有る時に読んでください。

此の4月から上の孫は小学2年生、そして下の孫は年長さんになりましたが、大きく健やかに育っています。その成長とともに最近生意気な事を言いますが、それも発育過程のことなのであまり厳しくしないように、しかし度が過ぎた時ははっきりと「ダメ」を言います。そして、上の孫は今年8才になりますが、最近は上手に文章を書き絵も大変上手になりました。子どもの成長はアッと言う間に見事に発達し驚くばかりです。そして私も来年は70才になりますので、70代を今迄とは違った生き方にしようと今からその準備に入っています。

最近は京都の祇園で軽自動車が暴走し交差点を歩行中の多くの人が車に跳ねられて軽ワゴンも電柱に衝突して運転手が死にました。今後、運転手のテンカンの持病との関係や、記録に残された60Km/h以上で走る画像の解明など例年春先に起きる自殺などの精神障害による事故なども気になります。

それでは、次回は6月初旬頃に書き込みたいと思いますが、恐らくそろそろ梅雨が始まる季節になのでしょう。

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02月29日 

平成24年の初めに
   
間もなく3月11日が来ますが
あの巨大津波の怖さはその場にいない私にもあの映像を見て大変ショックを受けましたですから、当然 現実に津波に遭遇した人の怖さは幾ばかりかで有った事でしょうしかし、生涯の内にこうした災害に遭う事が無い人が殆どの中で人は時間の経過と共に記憶が遠のき何時しか過去へと風化されて行く空しさを持っています。当然、千年に一度の災害で有れば、いつしか昔こうした事が有った位の認識でしかなくなるのかも知れませんがこうした情報を間違いなく後世に繋げて行く事が賢い人間の責務であると思います。そして、昨年の日本の国内外では重大な出来事が此の他にも重なりましたが、年が明けて欧州の財政危機や信用不安の見通しが此の先も着きそうにない状況に有り、今年も落ち着かない一年になる様に思います。

それに、我が家の昨年を思えば、孫が一年生になり三女夫婦が会社の新工場立ち上げの為に仙台に引っ越しをするなど明るい話題も有るのですが、私が夏に夜道で転倒し肋骨を折る怪我をして、翌月に妻が階段から転落し首の骨を脱臼・骨折する大怪我をし80日に及ぶ入院をしましたが、命が助かって本当に幸運で有ったと共に、我が家も大変な一年でした。そこで、1月末に階段にテスリを付けましたが妻は今も2階に上ろうとしません。余程怖かったトラウマが今も続いているのでしょう。そして、今年こそ無事な一年で有りたいと願っています。

更に、妻の怪我の直後に私のホームページの転送がNGになりましたが、当時はホームページどころではなく迂闊にも慌てて転送をしたのが良くなかったと今では思っています。そうした中で、セキュリティーソフトをアンインストールしたりwindowsのファイアーウォールを無効にするなどの手を尽くしましたが、結局全てを転送する事が出来ませんでした。しかも12月にデスクトップパソコンが壊れるアクシデントがあり、仕方なく年末に安いパソコンを買いましたが年明けに修理に出すと液晶画面の部品不良で無償になりました。そこで使えないパソコンをノートパソコンに変えて転送を続けましたが、ノートパソコンはスリープ状態になると転送が中断する事が判りましたのでスリープ状態にならない様に設定を変えましたがそれでも解決しませんでした。そこで、ホームページビルダーのバージョンが古いのではと最新のソフトに変えて見ましたがそれでもNGなのでビッグローブ(プロバイダー)にメールを送ると、契約容量(100MB)を超えている事が判り結局容量を増やし2月14日のバレンタインデーの日に漸く解決しました。恐らく何度も転送を繰り返した為に100MBを超えてしまったものと思います((105MBでした)そして悪戦苦闘をしたこの間は動物達の世話や単身生活によるストレスなどの影響で復活までに4ヶ月も時間が掛ってしまいましたが、しかし画像をすべて転送出来ましたので、是非見て頂きたいと思います。


 さて、今年の目標に付いて書きたいと思います

 ① 3年間続けた「生涯学習講座」を今年は卒業しようと思います。特に山梨学院大学は夜間の講座ですので、帰宅が
   9時半を過ぎるので交通事故を起こしたり、不測の事件などに巻き込まれないように自重したいと思います。
 ② 新しい試みとして、NPO法人が主催する県内外の名所や旧跡を歩いて回る活動に参加しようと思います。2年前に
   江戸時代に流行った「道祖神祭」の通りを歩くイベントに参加しましたが、そのNPO法人などを他にも探したいと思い
   ます
 ③ 今年は60才代最後の年になるので、体を鍛えるスポーツをしたいと思います。毎日のウォーキングの他に体力を付
   ける活動をやりたいと思いますが、もともと腰が悪いので逆に腰を痛めないようにしたいと思います。
 ④ 最近地震が多くなりました。山梨でも富士山の麓(富士吉田市)が震源の地震が起きたり各地で地震が散発してい
   ますので現在時々乗っている「VOXY」の室内をいざという時の居住用に使える様にしたいと思います。数年前に旅を
   した時に車内を改造しましたが、新たに長期居住が出来る様にしたいと思います。特に県内にある飲料水に使える様
   な湧き水を探そうと思います。そうすればタンクに水を大量に積み込まなくてもそこへ出向いて汲めば良い筈です。
   富士吉田や尾白川に水源が有る事は知っていますが、いずれも遠く、しかも緊急時は水を求める人が殺到し手に入り
   難くなる筈で、近場にそうした湧水が無いか探そうと思います。幸いにして、私の住む地域はワイン工場やキャンプ場
   なども多いので車で途中まで行き其処から歩いて探そうと思っています。

いずれにしても、今回が今年最初の近況報告になりますが、ホームページがどうしても転送出来ななかった時期は、8年間続けたこの活動を止めようかとも思いましたが、70才になる迄は諦めずに続けたいと思い色々と調べながら挑戦しましたが、まだまだチャレンジ精神は旺盛であることを知りました。しかし、今年はとにかく寒い日が続きましたが各地で豪雪が続いた日本の冬もそろそろ終わりを告げて春の季節を迎えます。しかし、そろそろこのホームページの毎年の改訂を止める時を考え始めているこの頃です。

さて、孫達は風邪をひく事もなく元気良く育っていますが、時々お迎えに出掛けては夕方両親のどちらかが車でお迎えに来るまで絵や字を書いたり二人で仲良く遊んだり、かと思うと突然姉妹喧嘩をしたり、これまた大騒ぎ。孫達が帰ると急に静かになりかなり疲れますが、これが祖父母冥利と言うものなのでしょう。4月から上の孫は2年生(今年は8才に下の孫は年長さん(今年は6才)になります。早いものですが私も来年は古稀ですから、孫が成長するにつれて齢を重ねるはずです

終わりに我が家のペット達ですが、ヤット画像を見て頂く事が出来た犬の「ワンダー」は我が家に来て2度目のお正月を迎えることが出来ました。何しろ車で買い物に出掛けると、私達を探すのでしょうか(?) ワンダーは2階にいますが降りることが出来ないので2階でワンワン吠えています。そこで、仕方なく車に乗せて出掛けると今ではすっかり行く先が判り、目的地に近づくと早く降ろしてくれとそわそわして如何にも切なそうに「クークー」と啼くのです。そして、車の中で待つ様に「待て」の合図をすると、早く降ろしてくれとワンワン大騒ぎをします。もうすっかり我が家の住人になり切り、食卓の下に敷いた小さなカーペットで殆ど昼間を過ごしますが、その点猫のミルはカーペットから追い出されて、2階の布団の毛布の中に潜り込んで過ごします。そして、ウサギのルカは冬は5時にゲージを開けてやると、元気良く居間を飛び跳ねてお母さんに野菜の葉を貰い一時間を過ごします。3匹とも元気が良く世話が正直大変ですが、動物達から元気を貰っています。

津波で生じた膨大な瓦礫が少しづつ片付いて、しかしその瓦礫の処理を引き受けることを固辞する自治体が多く日本人の心の優しさを世界中の人達が賞賛している半面 本来分担しなければならない日本中の痛みを理解しようとしない自己中心のあさましさも感じるこの頃です。それに
沖縄の負担軽減を理解しながらも自分の地域に基地が出来るとなると猛反対をするそうした見難さも人間の不条理なのでしょうか結局、自分に都合の悪い事は受け入れたくないと言う自己中心的なものの考え方と、震災地を心から支援する気高き心はその両方が人間なので有る事を考えなければならないと思います

生涯学習講座(H23年度)
 
妻が階段から転落する大怪我をした関係で、夜間開講する山梨学院大学の後期講座を欠席しました
 音楽とは「音を楽しむ」ことか  音楽芸術家を育てるのではなく子供が自身の声で音を楽しむこと
ブドウ・質量分析・ガン診断   ブドウと健康、質量分析法、ガン診断
農林水産物の山梨ブランド  ブランドとは、地域ブランドと認証制度、梨大による農学系新学部構想

犬のワンダーは2月23日に大分伸びて来た毛を1年2ヶ月ぶりにトリミングしました。シーズ犬は目玉が大きくギョロッとしていますが、益々目が大きい事が良く判ります。此の日も犬の美容師さんから連れて戻ると、早速散歩をせがまれて貰った服を着せてやると喜んで家の周りを歩き我慢していたオシッコとウンチをしっかりやり美味しい御馳走を貰って今は定位置(食卓の下のカーペットの上)で休んでいます。すっかり毛を刈られて寒そうですが、2月も後半なので春に向けておめかしをしました。ワンダーや猫やウサギのH23年を我が家の猫・犬・ウサギでご覧頂けます。

 DRAMの国内唯一メーカーである「エルピーダ」が27日に倒産しました。やはり公的資金を投入しても海外との競争に負けてしまったわけで、工業立国である日本の将来が危ぶまれます。此の事を思う時に、TPPに反対するJAをはじめとする人達は此れからの日本をどう考えるのか(?)今後の農業政策を考え直すことは当然やるべきですが、日本の農業が大事であるから工業がどうなっても構わないとも取れる一方的な思考には反対です。また、原発は反対だが電気料金の値上げにも反対との浅知恵にも馴染めません。もっと、大局的に物事を見るようにしないと日本の将来が此のままでは立ち行かなくなります。将来的に原発をエネルギー転換する事は大切ですが、原発の再開に反発する人達はそれなら電気を使わないことを先に宣言してから反対するべきで電気を使っていながら反対では筋道が違います今は原発の安全性を如何に高めるかが最優先課題であると思っています。

2月も月末ともなると陽射しが6時近くまで伸びて来ました。確かに春の彼岸に向けて日一日と暖かくなって来ましたが夕暮れが少しづつ遅くなるのは嬉しいものです。そして、4月には28年振りにかつて工場が有った厚木の昔の人達と会って旧交を温めたいと思っています。昨年は震災の為に中止となり残念でした。

今日は4年に一度の「うるう日」ですが此処山梨でもいま雪が降っています。もう5cmは積もっているでしょう。コンコンと今が夜であればシンシンとという言葉が当てはまる久し振りの積雪ですが 今年は3mを超える雪で大変な地域が多い中で、5センチの雪で大騒ぎをする都会の雪に豪雪地域の人たちは腹を抱えて笑っていることでしょう。

そして、私はようやくにしてホームページを転送出来てひと安心ですし、明日から3月ですので 新しい生活のリズムに切り替えて春を待ちたいと思います。それでは次回は山梨の春をお伝えしたいと思います。