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ようこそ |
<2004/08/25初出>  |
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私は日頃、英語の効果的で効率的な勉強法を求めて、いろいろと研究をしています。
よく知人や、友人に、どうやって英語を勉強しているの? どうすれば英語ができるようになりますか?
とたずねられますが、自分の英語学習方法を説明すると、なるほどなるほど、と妙に納得してもらえることが多いのです。そこで、ホームページ上で整理してみることにしました。
このホームページでは、私が実践している英語の勉強法と、私が使っている教材をご紹介しています。
どうぞ、みなさんの英語学習にお役立てください。
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まず初めに知っておくべきこと |
<2004/08/25初出>  |
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まず初めにお伝えしたいのは、みなさんがそれに該当するかどうかわかりませんが、私が英語の学習法を探し求めていった過程で、考え方を改めなければいけない部分がありました。それは、英語の学習には終わりはない、ということです。つまり、英語の学習を続けていった結果、もう安心、これで英語の勉強は不要になった、という日が来る、と思っているのなら、その考え方は改めた方が良いです。
私たちはこうやって何十年も日本語を使ってきています。ですがそんな日本語でさえ、山奥でひとりで何年も暮らしていたら話せなくなってしまった、外国でずっと外国語だけを使っていたら使えなくなってしまった、という話を聞きます。言語能力は、日常的に使わなければ衰えていってしまうのです。
もしも英語を使う頻度が日本語よりも低いのなら(これは、ほとんどの日本人が極端に低い状態だと思います)、英語の能力は、日々の努力で向上させよう、維持しよう、と心がけない限り、どんどん衰えていってしまうのです。
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どんな英語の使い手になるのか |
<2004/08/25初出>  |
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もうひとつ、英語を学習する上で、最初に考えておかなければいけないのは、自分がどんな英語の使い手になりたいのか、ということです。
たとえば、仕事上英語が不可欠だから、近い将来英語圏に住むことが決まっているから、と言った切実な事情もあるでしょう。その一方で、日頃、まったく英語とは縁のない生活をしているのだけれど、ある日、もしかすると町で外国人から道を聞かれることがあるかも知れないから、来年あたり初めて海外旅行に行こうと思っているから、という人もいるでしょう。
英語の必要性には、人それぞれ、様々なレベルがあります。
果たして、自分はどんな英語の使い手になりたいのでしょうか。
最初に書いたように、英語の力は日々の努力で向上させ、維持していくものです。日々の努力とは、言い換えれば、自分の貴重な時間やお金を投資していく、ということです。
ですから目標をきちんと設定して、それにふさわしい時間とお金を投資するようにしましょう。
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どうせやるなら効果的かつ効率的に |
<2004/08/25初出>  |
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英語の力は、日々の努力で向上させ、維持する必要があります。
これは簡単な一文でさらっと書いてありますが、結構大変なことです。毎日、同じ事を続けることが得意な人、苦手な人、さまざまですが、英語力が日々の努力を要求する以上、毎日続けることのできる才能だけが、英語力の向上・維持に必要、と言っても言い過ぎではありません。
ですが、一日はどんな人にも24時間しかありません。この中から、毎日、英語のために使える時間は限られています。
せっかく、毎日努力するのなら、できるだけ効果的に、できるだけ効率的にやりたいものです。
毎日努力を続けていても、効果が上がっていることが体感できないと、本当にこうして毎日続けることに意味があるのかな、と疑問が生じてきて、毎日続けることがすぐに嫌になってしまいます。
ですから、このホームページで紹介する方法は、「こうすればきっと上達する!」、効果的で、かつ効率的な方法です。
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どうして英語が上達しないのか |
<2004/08/25初出>  |
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これまでにみなさんがためしてきた英語学習法にはどんなものがあったでしょうか。
単語や述語を知らないから英語が話せないのではないか、と考えて、単語を覚えるための本や教材を使いましたか?
文法を知らないことが、根本的な英語理解を妨げているのではないか、と考えて、文法をひととおりやり直そうと考えましたか?
とにかく英語に触れる時間が少ないからいけないのではないか、と考えて、毎日英語を聞き続けましたか?
それでも思うように英語力は上がらない。あるいは多少は聞けるようになった気がするが、話すとなるとまったく口から英語が出てこない、というのが実感でしょうか。
最初に立ち返らなければいけないのは、自分がどんな英語の使い手になりたいのか、の目標設定です。
もし英語のペーパーバックや新聞を、辞書をほとんど引くことなく読めるようになりたい、という目標を設定して、たくさん英語を読んできたのなら、たとえ英語が話せなくてもそれは仕方ありません。英語を話すための勉強をしてこなかったのですから。
あるいはアメリカの映画を字幕なしで理解できるようになりたい、という目標を設定して、聞いて理解することに重点を置いて英語の勉強をしてきたのなら、やはり英語が話せなくても仕方ありませんね。このケースも英語を話す勉強はしていません。
あなたは、自分のどんな目標と比べて、自分の英語力に不満を持っているのでしょうか。
さて、単語や熟語の記憶、ひととおりの文法の理解、英語のシャワーを浴び続ける、これらはどれをとってもひとつひとつの勉強方法としては大変有効です。ですが、どうも思うように英語力が上がらなかったのには理由があります。それはそれぞれの学習を思いついたときに、やっていて、やり終えたり途中で投げ出したり、そういう勉強をしてきたからです。 これでは最初に説明した、連続して毎日続ける学習法にはなりません。

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何を毎日続ければ良いか |
<2004/08/25初出>  |
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それでは、単語や文法やリスニングの学習を、次から次へととぎれることなく毎日続けて行けばそれで良いのでしょうか。
これらの、「単語」「文法」「リスニング」等の勉強は、それぞれそれなりの効果を上げますが、どちらかというと強化科目と考えた方が良いです。つまり、単語が弱いから単語を強化する、文法が弱いから文法を強化する、というアプローチは、基礎となるプログラムがあってこそ、有効なのです。
腕力を強化しようとして、ダンベルを使って上腕筋を継続的に強化すれば、二の腕はどんどんたくましくなっていきますが、全身の筋肉バランスから見れば、そこだけ突出してしまいます。もしこの人が腕相撲大会に優勝するためのトレーニングを求めていたのであれば、これは正解かも知れません。ですが、バランスの取れたアスリートを目指すのであれば、バランスの取れた基礎トレーニングのプログラムが不可欠です。
そういった基礎プログラムを日々続けながら、少し腕力を強化しよう、脚力を強化しよう、瞬発力を高めよう、などという個別のプログラムを導入するのです。

次のページで、どのような基礎プログラムを日々行えば良いかを具体的に説明します。
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