★スペイン語学校 《アクティビティ〜市内観光》 にて
《セロ・デ・ラ・クルス》 《カサ・ポペノエ》 掲載
相次ぐ大地震で崩壊し、今もなお修復中の教会がある中で、現在、アンティグアで機能している教会の中では最大の敷地を有している。
なんといっても、私が初めてアンティグアの地を踏んだときに、カテドラルと勘違いしたぐらいだからね・・・
( アンティグアでの一日編 にて)
中央公園から5a Av.を北へ向かって、時計台の下をくぐって、突き当たったところにある黄色い建物。
突き当たって左へ行くと、出店がちょっと並んでいて、そこを抜けると教会正面へと出れる。
《サン・フランシスコ教会》
《ラ・メルセー教会》
《カテドラル》
《ラ・レコレクシオン修道院》
《街角散策》
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サン・フランシスコ教会 (Iglesia de San Francisco)
教会礼拝堂周辺の内部を修復しただけ?って感じで、裏手に広がる廃墟は、ラ・レコレクシオン修道院に次ぐ規模と言われる
ぐらい敷地の大半を占めている。ちなみに廃墟見学するときは有料(Q3)となる。
教会敷地内には、グアテマラ国内はじめ中米諸国のカトリック教徒から病を癒す聖人として慕われた、エルマノ・ペドロの墓があり、
病や怪我が癒えることを信じて祈りに来る信者で絶えないそう。
修復された真っ白でシンプルな礼拝堂。
主祭壇のキリストではなく、礼拝堂脇の小部屋のキリスト。
インディヘナ(先住民)と同じ褐色の肌を持つ。
褐色のマリア様だろうか?ヒツジたちが戯れている。
絵画風ステンドグラスがキレイ。
エルマノ ・ペ ドロの墓?病や怪我を癒してほしいと祈りを捧げる人々が絶えない。
ウィピル(民族衣装)をまとった母と娘と赤ちゃん。
ロウソクを灯し、祈る後ろ姿が目に留まった。
礼拝堂サイド側の出入口に続く通路だったと思う・・・。
まだ新しいような真っ白い壁に、年季が入ったようなくすんだ色の祭壇の取り合わせが妙に気に入った。
左写真の向かい側も同様。先ほど(上写真右)の親子連れが帰っていっている。
出入口から外の景色。敷地内には教会グッズなどを売る露店が並び賑やか。
ファインダーから覗いていると、手をつないで歩く兄妹が・・・気になる。
気になる子供たちを追った。車輪の付いたおもちゃを引いて歩く後ろ姿がカワイイ。
教会角を曲がったところで座り込んだ兄妹に「写真撮っていい?」と聞くと、
左から2番目の女の子が「いいわよ」って、お辞儀良く隣に座った。
寡黙で寄り添う兄妹と、おしゃべりで落着かない姉妹が対照的。
クリックすると、兄妹の別写真がアップで見れます。
昔の礼拝堂の跡?
アーチ部分だけが残っている感じ。若干修復されているのか?色がまだら・・・。
ここは中庭を囲むように回廊があったところだろう。
とりあえず、角の柱が残っているって感じ?
→右写真は、角の柱を見上げたところ。細かく彫刻が施されていたのがわかる。
教会裏手の施設跡。これぞ廃墟と言わんばかりに柱とアーチだけが残っている。
がれきはキレイに取り除いてあるんで、廃墟内はどこでも歩きやすくなっている。
中庭の噴水跡。水が出る中央の形がどんなだったのか・・・?
←左写真は、廃墟を歩きまわって、再び中庭に出る階段から。噴水一角が見える。
→右写真は、噴水を囲む角に立てられた彫刻が東洋ぽく感じた。アジアで撮った写真と言われても違和感ないでしょ?
中央にそびえる白い部分が、今の礼拝堂の正面側にあたる。
と言う事は、それに続く右側の建物の中は、あの真っ白い修復された礼拝堂(最初の写真)?壁を隔てれば廃墟・・・
→右写真は、同じく礼拝堂の外壁。真ん中にそびえる白い塔は礼拝堂の祭壇手前部分の屋根になる。
クリックすると、塔のてっぺんの飾りをアップで見れます。
教会敷地への出入口のサイド側の門。
中の敷地内で売れない行商の人たちが門前で売っている。
セマナ・サンタのときに比べて閑散とした雰囲気。って、夕方だからかな?
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ラ・メルセー教会 (Iglesia de la Merced)
正面の見事なバロック様式の装飾は、メキシコのプエブラから来た漆喰職人によって造られたそうで、
米大陸の宗教美術史のなかでも取り上げられるほど有名な教会。
この教会もまた、廃墟となったかつての教会跡が残っている。
廃墟と言っても、サン・フランシスコ教会のようにボロボロに崩れた感じではなかった。
ここも廃墟見学するときは有料(Q3)となる。
広い中庭があり、中米で最大規模と言われた噴水が残っている。
5a Av.を北へ向かった突き当たり。教会側面にあたる。
ここから左の公園沿いには出店が並んでいる。
正面全景とまではいかないけど・・・。
→黄色い壁に白の漆喰装飾が見事。拡大してみて!
礼拝堂に入って、正面入口側を振り返ると、2階にはステキなパイプオルガン?があった。
礼拝堂の祭壇側。初めて来たときは、お葬式かなにかのミサをやっていて、
また別の日に出直してきた。
十字架を背負うキリスト。褐色のキリストみたいだったけど・・・。
セマナ・サンタのプロセッションのとき、この教会の輿に乗るキリスト?
教会裏の廃墟に残る中庭の噴水。中米では最大規模の噴水と言われるように、高さも結構ある。
ちなみに私の目線(身長156cm)で撮った写真。これからおおよその高さを想像してくださいませ。
上から見た噴水。人がいれば、もっと大きさがわかりやすいのだけど・・・。見学者もまだらで閑散としていた。
→殺伐とした中庭の一角には、たった1本のブーゲンビリアが壁を彩っていた。
ここだけが息づいていてくれる唯一の場所のよう・・・。
廃墟から見た今の礼拝堂祭壇側の屋根。ドーム型の屋根がこの教会の特徴。
同じく廃墟から見た今の礼拝堂正面入口側。漆喰が生クリームに見えておいしそう?!
別角度からのドーム型屋根。左側(教会裏手)には高校?生徒たちが楽器の練習していた。
廃墟から見下ろした街並。民家は平屋ばかり。手前の中庭に噴水があるこの回廊には小さな椅子とテーブルが
並んであった。ここもスペイン語学校?
先ほどの壁を彩っていたブーゲンビリア。満開。
これはオリーブオイル、ワイン、ビネガー、蜂蜜などなどが入ってた壷。
16〜17世紀にスペインから海を越えて運ばれてきた品物だそう。
廃墟内の階段から。絵になる窓・・・。
廃墟出入口にいた行商の人。手刺繍は見事なもの。
→黄色い外壁が光に反射して、彫刻が施された古い木の扉を照らしていた。