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今回、グアテマラへ行く第一の目的は、スペイン語学校へ行くため。
中南米には、スペイン語学校がたくさんあります。１週間〜４週間単位で契約できるんで短期旅行の方でも入れるし、
１日の授業時間も４時間〜７時間と選ぶことも出来るし、１クラス１〜４人の少人数制がほとんどだし・・・。
おまけに学校によっては、ホームステイ先の紹介もしてもらえるんで、食事、宿泊の心配もいらないといういいことづくし。
なによりも授業料、ホームステイ料が安い！
当初、中南米でいちばんキレイなスペイン語の発音をすると言われているコスタ・リカでスペイン語を勉強しつつ、
国土の1/4を占める国立公園や自然保護区を散策しようと思っていたのですが・・・。
しかし、これでも私の中ではまーだまだ高い方。
エクアドルは１週間あたりUS$100（１時間あたり約600円）、
メキシコのオアハカも同じく１週間あたりUS$100ぐらい。
グアテマラへ行ったときは、ちょうどセマナ・サンタ（聖週間、イースター）でした。
世界各国のカトリック教徒にとってはキリストの復活を喜び祝う一大行事なのです。
カトリック教徒が多いグアテマラでは、国を挙げて祝う盛大なお祭りとなってます。
あと、アンティグア在住中の週末には、地元人がよく行くモンテリコのビーチへ行ったり、
世界でもっとも美しいと賞賛されるアティトラン湖周辺の村をめぐったり、
これまたそれぞれに、とても面白い体験ができました。
約１ヶ月滞在したグアテマラでは、たくさんの出会いがあり、どこへ行っても楽しく面白く過ごすことができました。
もちろん、ディスコテカ（クラブ）で地元の若者(?)とサルサ、メレンゲを踊りまくり、
いろんな国の人たちとバーに集って飲みまくり（安い！）、結構夜出歩いていたなぁ・・・。
うーむ、確かに日本にいようが、外国にいようが、日本人であろうが、外国の人であろうが、
国籍関係なく誰とでも、なんら変わりなく普通に話せるのはあるけど・・・
まぁ、人見知りしない、物怖じしない得な(?)性格なんでしょう・・・。
何はともあれ、「行ってよかった。いい経験、体験ができた。」っていうのが感想です。
勉強嫌いな私が、なぜか「スペイン語を勉強したい！」と思った貴重なこの時を、見逃すわけにはいくまい！
気が変わらないうちにとっとと実行に移さねば・・・。
日本でも、できないわけではないのですが、１週間に１回１時間だけスペイン語教室へ通っても、
私にはとうてい身につかない・・・。集中力がまったくないんで、時間がかかるのはわかりきっていることなのです。
まわり全部がスペイン語で、スペイン語を使わざるを得ない状況に自分を追い込まないと、絶対ムリ・・・。
となると、現地に行くのが一番。
ここで、コスタ・リカのスペイン語学校について。
契約は２週間から可（１週間から可のところもあるらしい）。
１週間（月〜金で１日４時間の場合）あたり、US$150（約18,000円）〜US$300（約36,000円）。
１時間あたりに換算すると約900円〜1,900円。１クラス最大３〜４人。
ホームステイは１週間US$100（約12,000円）〜。
４週間の授業料＋ホームステイ料は安いところでUS$1,000（約１２万円）。
１２万円＋αで、４週間学校行って、食事して、寝泊りできるって安いでしょ？
で、アンティグア・グアテマラ（以下アンティグア）はと言うと・・・
契約は１週間から可。１週間（月〜金で１日４時間の場合）あたり、平均US$70(約8,400円）〜US$80（約9,600円）。
１時間あたりに換算すると約420円〜480円。なによりもマンツーマン体制がうれしい。
ホームステイは１週間（月〜土３食付）US$50（約6,000円）〜。
４週間の授業料＋ホームステイ料は平均的にUS$500（約６万円）。
なんと、コスタ・リカの半分！
物価が安いのもあるけど、
人口３万人の小さな街に５０以上ものスペイン語学校があるからには、安くなってしまうのもわからないでもないかな？
その上、アンティグアの街全体が世界遺産に登録されている古都（日本で言えば、京都みたいな感じ）。
観光客が多いということで、かなり治安がいい。
環境、体制、金額すべてに「ここしかなーい！」と確定。もちろん学校は現地へ行って、自分の足で探すことにしました。無謀？？
詳しくは、アンティグア・グアテマラにて。
特にアンティグアのセマナ・サンタは海外に名が馳せるぐらいに有名。
狙って行ったわけではないけど、たまたま初めて見たセマナ・サンタのお祭りがアンティグアという偶然。
ラッキーだったとでも言うべきでしょうか・・・？
そして、この祭りのある瞬間、ものすごい感動を受けました。体の奥底からぐぐっと湧き上がるぐらいのすっごい感動。
それに敬虔なカトリック教徒たちの信仰心も熱く伝わってきました。
しょっぱなからとてもいい経験ができてよかったです。
それと、グアテマラへ行くとなると、どうしても行きたい・・・いや、行かねばならないところがありまして・・・。
マヤ最大と言われるジャングルの中の遺跡、ティカル遺跡。
広大な熱帯ジャングルの中に点在するピラミッドなどの遺跡群は圧巻だったです。
蒸し暑い中を５時間ぐらい歩き回るんで、それなりの覚悟は必要だけど、行ってみる価値は十分にありますよぉ！
そうこうしているうちに友達や知り合いもどんどん増え、アンティグアの街中をちょっと歩くだけで、
みんなから声を掛けられ（それだけ狭いってことだろうけど・・・）、
挙句の果て、初めて会って話した日本人女性からは「ああ、あなたが例の日本人？」と言われる始末・・・。
「へ？例の日本人・・・ってどういうこと？」別になんら目立ったことをしているはずはないんだけど・・・私のことを知ってる？
なぜ？？・・・と、彼女は「日本人には珍しく(?)、社交的で面白い子がいる」と地元人から聞いたそう。
それにしても「日本人には珍しく社交的」っていうのは解せないなぁ〜。日本人って大人しいのかなぁ〜？
滞在中は、英語も日本語もあえて話さないようにしました。というか、許容範囲の狭い私の頭では、２〜３ヶ国語同時に
受け入れることができなかったのが事実です・・・。
それでもって、スペイン語が身についたかどうかって言うのは、１ヶ月じゃぁなんとも言えません。
ただ、カタコトのスペイン語だけで１ヶ月不自由なく暮らせたと言えるだけです。