サン・ホセ


☆ 5/22 

   《到着&ホテル編》   《ツアー手配&レストラン編》

☆ 5/24 

   《銀行編》   《買い物&コスタリカ中央銀行博物館編》

☆ 5/26〜27 

   《民芸品市場・国立博物館&レストラン編》

☆ 5/30〜31(〜6/2) 

   《レストラン編》   《帰路;空港&ヒューストン編》



 グアテマラ・シティのラ・アウロラ国際空港を13:24発。今度もまた直行便ではなく、ニカラグアのマナグアへ一旦着陸。 約20分後に離陸して、サン・ホセのファン・サンタマリア(Juan Santamaria)国際空港着。 たぶん、このあとすぐにパナマへとまた飛び発つのだろう・・・。
前回同様、機内(コパ航空)では再び、お肉や野菜がたっぷり挟まったホットドックみたいな軽食が出た。結構お気に入りだったりする。 (グアテマラ
-パナマにて-

 16時ごろに着いて、入国審査・・・ってどんなんだったっけ?忘れてしまった・・・。 とにかく何事もなく入国でき、空港ロビーでまずお金を下ろすためにATMを探す。
ロビーから外へ出てすぐの階段を上ったところにあり、中に入るものの、ATM 表示内容がちょっと違っていてイマイチよくわからない。そこで外でちょうど待っていた男性に手伝ってもらう。
少々危険と思われるかもしれないけど、身なりのきちっとした男性でお金を下ろそうとしているんで大丈夫だろうと見込んでのこと。 私のこういうとこって怖いもの知らずなんだろうなぁ。 男性は親切に教えてくれ、暗証番号入力するときは、ちゃんと後ろを向いてくれていた。いい人でよかった・・・。
とりあえずUS$200とコスタ・リカ・コロン(以下¢で表示)3000をおろす。 実はこのとき、¢1のレートを知らなかったので、だいたいこんなもんだろうと¢3000のボタンを押したんだけど、 日本円で約900円だなんて思ってもみなかった・・・ US$ も下ろしててよかった。このとき¢1は約0.3円。はっきり言って私の現地金銭感覚は、このときすでに狂い始めていたようで・・・。

 空港から、サン・ホセ中心部までは約17km。タクシーで30〜40分、US$20ぐらい。バスもあるのはあるんだけど、 直行ホテルへ行きたかったので、ちょっと高いけどタクシーで向かうことにした。
タクシー乗り場へと向かっていると、男の人が近づいてきて「レンタカーはどう?」と言ってきた。 えぇ?レンタカーなんて道もわかんないし、国際免許を持っているわけでもないし・・・と「運転手付き」と言っている。 へ?運転手付きのレンタカー?それって高くなるんじゃぁ?と金額を聞くと「US$12」。安い。タクシーより安い。 騙されたと思って乗ることにした。
とりあえず駐車場のバンに乗って、空港そばのレンタカー会社で降り、 契約書にサインをして、お金を払って、彼とともに普通車に乗り換える。 ここからはタクシーとなんら変わりない。なのに安いのはなぜ?と思いつつ、彼に声かけられてラッキーだった。
会社名はムンド・レンタカー(mundo rent a car - includes driver)。 時間貸し、日貸し、週貸しとできるようで、それぞれ首都(サン・ホセ)か首都外かで金額が決まるよう。 契約書を見る限り、その都度ちゃんと車種、メーター、時間、運転手名などなどきちんと記入しているので信頼できそう。 オススメかな。

 ホテルは、サン・ホセ中心部+大通りまで歩いて行ける距離+料金税込US$30台+部屋数30〜40室以下小規模ホテル・・・ と言う目安でガイドブックで探していた。
と、条件ピッタシでおまけに朝食まで付いている ホテル・ドニャ・イネス(Hotel Dona Ines HPはコチラ ) を見つけた。 シングル税込US$35で部屋数20室、 約500m周囲にカテドラル、国立劇場、国立博物館、民芸品市場などなど見所があり、ホテルから歩いて散策できる。第一候補。

 車は空港を出てすぐにパン・アメリカン・ハイウェイを走り、サン・ホセ中心部へ。 レンタカーの運転手の彼に、直接ホテルまで連れて行ってもらうが、部屋が空いてないことも考えて待ってもらう。
鉄格子の門を開けようとするけど、鍵がかかっているのか開かない。と、中からホテルスタッフが出て来たので、 シングル部屋が空いているかどうかを聞くと、空いているとのこと。よかった。 運転手の彼にお礼を言い、車から荷物を降ろし、ホテルへ。 ホテル中庭

 鉄格子の門を通ってホテル内に入る。カウンターで名前とパスポートNo.を記入したあと、部屋へと案内される。
カウンターを過ぎると、植物が生い茂る中庭が広がる。 ホテル部屋にて 中庭手前側にはテーブルやソファがあり、インターネットブースもあった。 そんな空間を囲むように1階と2階に部屋が並んでいる。雰囲気がいい感じ。(左写真)

 部屋には外窓はなく、中庭の窓のみだけど、暗さを感じない。 部屋の中にはおしゃれなダブルベッドと、サイドテーブルにはスタンドとレトロなラジオ付時計が置かれてあった。(右写真)
それにケーブルTV、バスタブ付きのバスルーム、朝食まで付いて、税込US$35だなんて安い! 他に、ランドリーサービス、ルームサービス、24hバー、レンタカー、ツアーや航空券手配、空港への送り迎え手配などなど、 至れり尽くせり。セキュリティーも24h万全。スタッフたちも親切で、すべてに満足いくプチホテルってとこ。オススメ。


 サン・ホセ TOP   コスタ・リカTTOP




 部屋に荷物を置いて、再びカウンターに行き、スタッフの彼にコスタ・リカ日程の助言を求める。 ツアーの手配もしていることもあり、いろいろと詳しい。 国立公園や自然保護区が60ヶ所以上ある中、現地人オススメ観光スポットなるものを総合(?)すると、 とりあえず、アレナル火山国立公園、トルトゥゲーロ国立公園、モンテベルデ自然保護区には行くべきだそう。

 で、早速、翌日に『アレナル火山国立公園&タバコンリゾート』の日帰りツアーを提案される。 もう6時過ぎていたけど、彼が即電話してツアーの手配をしてくれた。
んで、翌丸一日はサン・ホセ滞在、それから『トルトゥゲーロ国立公園』へ。1泊2日と2泊3日とあったけど、 スタッフの彼は「1泊2日でいいよ。モンテベルデ自然保護区は2泊3日必要だけどね。」とのこと。 なるほどぉ。
『トルトゥゲーロ国立公園』のあと、また丸一日サン・ホセ滞在後、『モンテベルデ自然保護区』へ。 再びサン・ホセ帰ってきて、翌朝空港へ向かうということに。

 スタッフの彼はたて続けにツアーを組もうとしていたんだけど、ツアーの間に休息日を一日入れないとキツイかな?と思って、 敢えてサン・ホセ滞在を入れた。気持ちのんびりしたい・・・。
結局のところ、ホテル・ドニャ・イネス拠点に行動することになった。その方がツアーの間、荷物を預かってもらえるし、 サン・ホセへ帰るたびにホテル送り迎えでそのままチェックインできるので都合がいい。
グアテマラで予想外の出費削減に、コスタ・リカではちょっとリッチ(?)にやっていけそうなんで、余計な労力使わず満喫できそう。 ちなみにもう少し安くやりたいのなら、街の旅行会社をまわるといいと思うんだけど・・・。

 ツアー代はあとでまとめて払えばいいとのことで、あとの手配すべてをおまかせ。なんかいきなり楽ちんだぁ。と、お腹すいてきた。 スタッフの彼に近くにオススメのレストランはないか聞いてみた。
すぐ近くに彼もよく行くという中華などのアジアンテイストが味わえる ティン・ホー(Tin Jo)というレストランがあるとのこと。 ホテル前の通りを南へ100mほど行ったとこらしい。 うーむ、コスタ・リカに来て中華とかはちょっとね。量も多いだろうし、一人で行くのはツライ。
もう一つ、大通りに出て右手に行くと民芸品市場のある民主広場前に ヌエストラ・ティエラ(Nuestra Tierra)というコスタ・リカ料理が食べれる店があるとのこと。 やっぱ、そっちだよね。
それにしても、若干薄暗くなってきたんだけどぉ・・・と、暗くなっても人通りがあるから一人で歩いても大丈夫とのこと。 地元人が言うからには大丈夫だろうと、ヌエストラ・ティエラへ向かうことにした。 まぁ、ホテルから200mほどなんで、歩いてもそう遠くはない。
ちなみに”ヌエストラ・ティエラ”とは、”私たちの地球”・・・と言うより”私たちの故郷”ってとこかな? ヌエストラ・ティエラ店内

 通りを歩いていると、古い木で出来た昔の建物風の屋根に”Nuestra Tierra”とネオンがあった。 オープンエアー風なんだけど、オープンになった壁の部分は窓が下ろせるようになっている。 中へ入ると薄暗いけど、白のポロシャツ来たスタッフたちが明るい。
壁側の席に座り、辺りを見回すと玉ねぎやバナナが天井いっぱいに下がっていて、面白い(左写真)。 木製のテーブルやイスも古びた感じで、昔の小学校の木机って感じ。なんか懐かしい香りがする。

 そこへドミンゴ・キニョーネス(Domingo Quinones;サルサ歌手)似のスタッフがメニューを持ってきた。 何がいいかよくわからないんでオススメの料理を聞くと、コスタ・リカ料理で人気があるというものを勧められ注文した。
それから、彼は「これもオススメ」となぜか赤ワインボトルを持ってきた。え?どうして私が赤ワイン大好きというのを知っているのぉ? って、それにしてもハーフボトルとは言え、一人では飲みきれない(ホントは十分飲めるんだけど・・・)。 グラス1杯だったらいいんだけどね・・・ と、彼は残しても大丈夫と言うんで、値段も聞かずにもらうことにした。日本で飲むより安いのは確かなはず。 コスタ・リカ料理と赤ワイン

 一口飲んでみる・・・と「ウ・ウマーイ!」私好みの渋み濃さ。 私のワイン通の仲間の飲み会でも、私用にとわざわざ選んで持ってきてくれるぐらい 私好みの赤ワインっていうのがある。もちろん、おいしいんだけど、「ウマーイ!」と言えるものはそう多くはない。
だからかなんかわかんないけど、彼がスゴイ人に見えてくる。 だって、私を見ただけで私の舌を知り尽くすなんて・・・て、オススメのコスタ・リカ料理の メインがお肉だったので、オススメの赤ワインを持ってきてくれただけなんだろうけど・・・。
ちなみに赤ワイン名 "Margues de Caceres" 。たぶん中南米で流通しているチリ産ワインだと思うんだけど?

 料理はバナナの葉っぱの上に、牛ステーキ、白ごはん、トマトなどが入ったスープとゆーかソースとゆーかそんなもの、 フリホーレス(煮豆ペースト)とトルティージャチップス、サワークリームがかかったベイクドポテト、 マドューロ(バナナを甘く煮炒めたもの)がのっていた。(右写真)
ちゃんと容器に入って小分けされているけど、本来は一皿(バナナの葉っぱ)にごちゃってのっかっているのが中南米風。 ごはん以外は全部平らげた。ついでに言うなら、赤ワインもおいしくて結局1本空けてしまった。 チョレアドール

 スタッフの彼は、私担当なのかちょこちょこ来ては話しかけるので、食べながらも話し相手がいる感じ。 それにしても彼はラテン人にしては真面目に仕事をこなしている(ひゃー、一言多い?ラテン人の方ごめんなさい!)。
料理がおいしいと言うと「彼が作ったんだ」と近くで一息ついていたコックを連れてきた。こちらはラテンのノリ。 なぜかコックらが被っているチューリップハット風の白い帽子を私も被され、一緒に写真撮影。 なんだかんだと盛り上がって面白かった。

 最後にコスタ・リカと言えば、コーヒーで締めなければ・・・って、オススメ料理にコーヒー付だったようで、 スタッフの彼が、色がはげた懐かしい感じのホーローのマグカップとポット、それとコスタ・リカの伝統的な綿のフィルター チョレアドールを持ってきた。そして、目の前でコーヒーを入れてくれる。 (左写真;ドミンゴ・キニョーネス似のスタッフの彼はちょい緊張気味)
おしゃれなコーヒーカップじゃなく、お世辞にもキレイとは言えないマグカップに注がれたコーヒーは、 家庭的な雰囲気の中で味わう感じ?こういうの好き。それはそうとチョレアドール欲しい・・・。

 9時も過ぎたことだし、お金を払って帰ることにした。ここはレジでお金を払うシステム。 オススメのコーヒー付コスタ・リカ料理は¢2,150(645円ほど)で安かったけど、 赤ワインが¢6,500(1,950円ほど)で思ったより高かった。日本で飲むより安いんだろうけど・・・しかし美味かったなぁ〜。
それに10%のサービス料金(?)か税金(?)が付いて、トータル¢9,515(2,855円ほど)。 んが、手元には今日空港で下ろした¢3,000しか持ってない。US$でも大丈夫ということで、US$25(¢9,895)出して¢380(114円ほど)おつりを もらうところだったんだけど・・・なんと、おつりが¢5,685(1,644円ほど)。
先ほどホテルで¢1が0.3円と聞いたばっかりで、¢1がUS$ではいくらになるかまでは換算できてない(ちなみにUS$1は¢395.8)。 US$25出せばいいと言われて出したものの、¢でのおつりの換算はさっぱりで、それがよかったのか?悪かったのか? そのままもらってきた。お酒入って楽しくなるとあまり頭使いたくないんだよね・・・って、 これでボラれたこともあり(忘れもしないシンガポール!)。
日本へ帰ってからレシートをよく見たら、US$25が¢15,200に換算されていたようで・・・ん?全然違うじゃん! まぁ、私は半額以下の1,211円でおいしいコスタ・リカ料理と赤ワインを堪能できたようで・・・申し訳ないとゆーか、 有り難いとゆーか・・・今更ながら、おごちそうさまでした!


 23日朝より アレナル火山国立公園&タバコンリゾートへ

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