サルセロから、タバコンリゾートまでの約2時間ほどは車窓の旅。
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コスタ・リカで最も活動の激しいと言われる アレナル火山(Volcan Arenal)。
ちょうど、火山を挟んで反対側にタバコンリゾートがある。 |
ぐるりと回りながらアレナル火山に近づいてきた。今のところ噴煙も上がってないように見えるけど・・・?
ちなみにアレナル火山の標高は1633m。 |
高原地帯を走っているのか?雲が下の方に見える。
車窓から見えるのは放牧された牛か農地ぐらい?のどかで気持ちいい。 |
アレナル火山国立公園の観光拠点となるのがフォルトゥーナ(Fortuna)の町。
手頃な料金のホテルやレストランが多いとのこと。
アレナル火山近くのトレイル、火山麓にあるアレナル湖でのウィンドサーフィンやフィッシング、タバコンリゾートでの温泉などなど
アクティビティが楽しめ、人気が高い観光地となっている。
フォルトゥーナの町を過ぎて約20分でタバコンリゾートの敷地内に到着。
ここで、アレナル火山トレイル希望の人は別行動となる。15時に出発して約3時間の行程だそう。
行きたい気もあったんだけど、夕食が18時半と言うことは温泉に入る時間がなくなってしまう・・・これはパス。
入場の際に手首にベルトを巻かれる。ちなみにタバコンリゾートの入場料金はツアー代に入っているため、はっきりとはわからないけど
だいたいUS$17?
着替えのロッカーへ案内される前にタオルの貸し出しがあり、受け取る。
タオルの貸し出しについては、システムがあったんだけど?よく覚えてない。ちゃんと返却をするために何かしたはずなんだけど・・・。
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ロッカー前から撮った写真。生い茂る草木の間から湯煙が立ち込める。
散策しながらひと通り温泉に浸かり、そのあとカメラ持参で再び散策。 |
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ちょうどいい湯加減の川が、ジャングルの中を流れているなんてスゴイことだよね? |
川を挟んであちこちに庭園があった。ちょうどこの庭園からはアレナル火山が望める。 |
かなり敷地が広いためか、川が人で埋まるということはなく、場所によっては
一人のんびり浸かれる。 |
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これは人工的に作った滝だと思うけど、日本で言う「打たせ湯」。
湯量と言うか湯幅がスゴイ打たせ湯ってとこ。痛くもなくほどよく気持ちいい。いつも人がいて賑わっていた。 |
レストランの向こうには夕日に染まるアレナル火山。
レストラン手前には温泉プールが広がり、プール中ほどにバーがあった(手前の緑の屋根)。
温泉プールに浸かったイスに座り、お酒を頂く・・・これぞプールバー? |
夕食前30分には服に着替え、プールサイドのデッキチェアに寝っ転がり、
夕焼けに染まる空をボケッと眺めていた。キレイ。 |
時間になり、レストランへ向かう。レストランはビュッフェ形式。
ツアーバスに乗ってから、結構仲良くなって一緒に行動したりしていた40代ぐらいのイギリス人女性(名前忘れた)と
昼食時同様、隣同士に座る。一人旅同士って集まって共に行動してしまうんだよね。
おまけに彼女はスペイン語が少し話せるんで、英会話じゃないのがいい。
テーブル向かいには、体格のいいアメリカ人男性とコスタ・リカ人女性カップルが座った。
アメリカ人男性はほとんどスペイン語は話せないみたい。で、2人を見てピンッときてしまった。
中南米の裏事情に詳しい(?)友達から、ちらって聞いたことがあったんだよね・・・。
コスタ・リカでは、アメリカ人男性がコスタ・リカ人女性を買うってゆーかなんてゆーか・・・
売春とはちょっと意味合いが違うと思うんだけど?
お金を出して付き合ってもらうってゆーかそんな感じ?のことがあるって。
もちろん売春宿もちゃんと(?)あって、売春婦は一種の職業として国から認められているとも?!
とにかく彼らはどう見ても恋人同士や夫婦って感じじゃなかったかな・・・。
彼女は彼に対して従順って感じで控えめで大人しい感じだったんだけど、
私がスペイン語が少しわかると知ると、彼女は水を得た魚のように生き生きとスペイン語で話してきた。ちょっとビックリ。
そのとき、彼はちょっと怪訝な顔してたけど、フルーツの話しとか他愛もない内容だったし、別に差し障りのあるものじゃないからねぇ・・・。

辺りも暗くなり、食事も終わり、そういえば闇夜を赤く染めるアレナル火山の溶岩噴出を仰ぎ見れるとのことだったんだけど?
レストランからアレナル火山があったような方向を見るんだけど、ほんとに暗闇で何も見えない。
今日は見れないのかな・・・ってガイドに話していたら、赤いものがちらちらと闇夜に光った。
おおっ?その方向をじーっと見ていたら、時折赤いものが闇夜に光る。
ドッカンと溶岩噴出するほど活発ではないけど、確かに小噴火を起こして溶岩小噴出はしているみたい。
「見れるよ!見れるよ!」と私の声に他のツアー客も窓側に来てみんなで見ていた。
(ちなみに左写真は、ポストカード;運よければ?こういうふうに見れる)
19時半にタバコンリゾートを出発。途中、フォルトゥーナの町のホテルを予約していた人たちが数人降りていく。
例のアメリカ人男性とコスタ・リカ人女性カップルも降りていった。
手を振る彼女を見ていたら、なんかキュンって悲しい感じになった。
家が貧しいのかわかんないけど、お金のために好きでもない男性といっしょに日夜行動を共にするなんて、可愛そうな気がする・・・
って、彼らのことはあくまで私の憶測だけど、動物的感(?)って言うものがもろ働いたもので・・・。
サン・ホセには約3時間半で着いた。ホテルへ帰ったときは23時。
約14時間の日帰りツアーは、ホテル送り迎え付バス代(ガイド付)+昼食代+タバコンリゾート代(温泉+夕食)でUS$75だった。
日本でも旅行会社の観光ツアーなるものに個人的に参加したことがないからよくわからないけど、私としては
久々、修学旅行気分を味わった感じ?
とにかくアレナル火山国立公園をゆっくり楽しみたいなら、フォルトゥーナの町に滞在すべし。
お金に十分余裕があるって人は、タバコンリゾートのホテルに宿泊すればいいかも。
(HP⇒ Tabacon;英語/スペイン語)
サン・ホセ 24日へつづく
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