モンテベルデ自然保護区 からつづく
モンテベルデからの客をそれぞれホテルへと送り届け、
私が滞在するホテル(ホテル・ドニャ・イネス;サン・ホセ《到着&ホテル編》にて)へ到着したときは昼2時近かった。
店へ入ると、ドミンゴ・キニョーネス(Domingo Quinones;サルサ歌手)似の彼が
「また、会ったね。どこ行ってたの?」ってな感じでニコニコしながらやってきた。
前回はスタッフ皆が真っ白なポロシャツだったのに、今日は真っ赤なポロシャツで揃えてる。
仕事が一息ついたのか、スタッフたちが空いたテーブルに座り休憩し談話し始めた。
食事が終わった私もいつの間にかいっしょになってしまい、皆からなんだかんだと質問攻めに・・・。
そこで、Daniloが送るんだったら自宅よりお店の方が確実だとお店の住所を書きだした。
と言うのは、コスタ・リカって各家の住所(番地)がないとのことで、通り名と近くの目印となる建物からどの辺て書くみたい。
確かにお店のレシートの住所は”民主広場の南側(Costado Sur de la Plaza de la Democracia)”と書かれてある。
そのうえ、彼が書いたお店の住所は”No.2通り(Av.2)の民主広場前(Frente al Parque la Democracia)”と、こんなもん。
とりあえず、他のスタッフがメールアドレスがあるとのことで、それも書いてくれた。
このあとの行動は・・・メモに残っているのは「19:00〜」だけで、それ以外の
メモ記載もないし、写真もないし、レシートもないし、もちろん記憶にないし・・・
19時から何があったんだろう??何かきっかけがあれば思い出すのかもしれないんだけど・・・。
翌31日朝、いつものように朝食を食べ、10時にはホテルで手配してくれた空港行きのミニバスが迎えにくるので
準備を済ませ、ロビーへ来て待ってた。
出国税を払ってスタンプをもらい、再び搭乗手続きを済ませ、荷物を預け、手荷物検査を終えて、出発ロビーへ向かう・・・
と、あれ?出国審査は??と思ったら、どうやら搭乗手続きの際に出国審査も同時に終わってたらしい。
まだまだ時間があるので、お土産屋さんなどをウロウロしたり、コーヒー飲んだり。
cafe Brittというお店に入ると、コーヒー豆がまるごと入った3種類のチョコレートがあり、それぞれ試食したらおいしかった。
日本では珍しいタイプのチョコゆえ、お土産にちょうどいい。そのうえ
4袋買ったら1袋分はサービスというのにつられ、8袋買って2袋分(US$10)タダにしてもらう。
空港内で買うのはもちろん高くつくんだけど、ちょっと得した気分になれる?
それから目に付いたラム酒(Ron)のビン。実はパナマの空港で喉から手が出るほど買いたかった。と言うのは、
パナマのラム酒はサン・アントニオの友達のところへ行ったとき、パナマ人が里帰りのお土産にと買ってきてくれ、皆で飲んだら、
いつも飲むキューバのラム酒(バカルディー)よりウマかったので。
しかし、パナマからグアテマラ、コスタ・リカと1ヶ月以上も旅するうえで荷物になるということで断念した。
13時にコスタ・リカを離陸。アメリカ、ヒューストンへ17:50着。1時間の時差があるので、約4時間の空の旅。
荷物を持って、ホテルのシャトルバスが停まる場所へ移動なんだけど・・・どこだ?
バスの絵がある看板のところへ行くと、一般のバス停留所っぽい。
と、大きな荷物を持ったおじさんが来て、私に「どこどこへ行きたいのだけど?」と尋ねられる。
へ?どう見ても私も旅人でしょ?なんで私に聞くの?と思いつつ、「私もわからない」と答える。
おじさんもわからずウロウロしているのだろう。
なんとかホテルからのお迎えのシャトルバスに乗り込み、ホテルへ到着。
ホテルはラマダ・リミテッド(RAMADA LIMITED)。
1泊朝食、空港送迎付でUS$59に税がUS$10ほど付いて、約US$69。
チェックインのとき、フロントのお姉さんにスペイン語話せるか聞いたら、話せないとのこと。
メキシコとかに近いし、中南米との離発着が多いので、ヒューストンとかはスペイン語がわかる人が多いと
聞いてたんだけど・・・。英語うまく話せないと言ったら、大丈夫よとニッコリ。
そしてゆっくりとした口調で、ホテル内の案内を受ける。
1日朝、8時前にロビーへ行くとパイロットや乗務員がいて、シャトルバスを待ってた。
結構、航空会社関係者が多く泊まるのかしらん?シャトルバスにギュウギュウになって乗り込み、空港着。
コスタ・リカの感想は?って‐はじめに‐書いてしまっているので・・・
とにかくなんだかんだと言いたいこともあるけど、なにせ自然と動物が豊富な行き応えのある国ゆえ、また行くことでしょう。
部屋へ荷物を置いてすぐ、昼食をとりにサン・ホセ初日に行ったレストラン、
ヌエストラ・ティエラ(Nuestra Tierra;サン・ホセ《ツアー手配&レストラン編》にて)へ向かった。
店の雰囲気も料理もスタッフもお気に入りだったので、コスタ・リカを去る前にもう一度行きたいと思っていた。
今回はチキン系のメニューを頼んだら、チーズと野菜がたっぷり入ったチキン炒めがメインで
ガジョ・ピント、トルティージャ、
トマトなどが入ったスープとゆーかソースとゆーかそんなもの、マドューロ(バナナを甘く煮炒めたもの)が
バナナの葉っぱの上に乗せられてきた。これで約360円程度と安い(右写真)。
飲み物は私の好きなモーラ(桑の実)ジュース(約120円)と食後にコーヒー(約90円)を注文。
ちなみに10%のサービス料がつくので、全部で¢2,090の約630円ぐらいかな?
ラテンのノリのコックDanilo(左写真中央)が、前回店へ来たとき私と一緒に撮ったデジカメの写真が見たいと言われ、
画面を出して見せてあげると、彼はその画面を他のスタッフたちに見せてまわってた。そしてこの写真が欲しいとのこと。
日本へ帰ってから、プリントして送るということになり、ついでだからと、他のスタッフたちの写真も撮ってあげた。
雨季ゆえ外はスコールのようなどしゃ降りの雨だったので、小降りになるまで彼らと時間潰しができてちょうどよかった。
彼らたちとは、お互い「またね」と言って別れた。
ただ、この日にホテル代を払ったはずなんだけど、カードを使ってないってことは現金で払った?
領収書もなにも残ってないのはなぜ???と言うことで、ホテル代いくらだったかも??
たぶん1泊あたりUS$35〜45じゃなかったかな?
外にある鉄格子沿いのテーブルでは、2人の年配のアメリカ人男性が座ってコーヒーを飲んでた。
目が合ったのでとりあえずスペイン語で「おはよう」と挨拶すると、彼らが英語でいろいろと話しかけてきて、
結局、迎えが来るまで彼らと時間を潰した。コスタ・リカへ来てスペイン語オンリーじゃなかったので、
少しずつ英語にも慣れてきた感じだったんだけど、ない頭を使いまくらないといけないので疲れる・・・。
迎えが来たので、彼らやスタッフにも別れを言い、空港へと向かう。
サン・ホセ TOP
コスタ・リカTTOP
搭乗手続きでカウンターへ行くと、出国税US$17を払ってきてと言われ、そちらのブースへ向かうと・・・あれぇ?
トルトゥゲーロ国立公園からの帰りが一緒になり(トルトゥゲーロ国立公園《リバーウォッチング&帰路編》)、
モンテベルデ自然保護区でも行く先々でバッタリ会ってた(モンテベルデ自然保護区)、
陽気なアメリカ人おじさまおばさま4人組がまたもやそこに。
こうも会うと、またぁ?ってな感じ。まぁ、彼らはロスへと帰るらしく、飛行機は違ったけど。
このあとは、日本へ帰るだけだからと、飲んだことはないけどコスタ・リカのラム酒を買って帰ることにした。
ただ、友達にも味見させたかったので、小ビンを4個ほど。
他にもちょこちょこと買って、とにかく残ったコスタ・リカのお金をほとんど使いきった。
あと足りない分はカードか、手持ちのUS$で支払えるので・・・。
ヒューストンの空港へ到着したものの、到着ロビーは簡素。ホテルを探すため、ツーリストインフォメーションを探すけどない。
レンタカーか何かの窓口で「ツーリストインフォメーションはどこ?」と聞くと「ない」とのこと。
「ホテルを探したいんだけど?」と聞くと、あちらで探せると指さされたところへ向かうと、なるほど。
パネルに空港近辺のホテルの案内が並んでいて、その下の電話を使って、希望のホテルの番号を押すと直接ホテルに通じ
て予約できるらしい。
しかし、空港近辺のホテルって高級なホテルが多いのはなぜ?っていうぐらい、有名なホテル名が並んでいる。
有名なホテルは除いて、一番安そうなホテルを探して電話する。
が、出てきた言葉がスペイン語。あれ?英語でホテルの予約って、なんて言うんだっけ?
あたふたしながらも、なんとか通じ、お迎えが来てくれることになった。
建物は若干古めだけど、部屋にはキングサイズベッド、ケーブルTV、テーブル&チェア、バスタブ、ドライヤー、
アイロン、コーヒーメーカー付でアメリカンサイズのビジネスホテルって感じ?
一応、プール、ジャグジー、エクササイズルーム、サウナなどなど有り。
レストランはなくて、朝食は、バイキング型式のコンチネンタルブレックファーストが食べられる部屋が設けてあるだけ。
一応、食べ物を売る売店はある。まぁ、ホテル傍にレストランとかがあったようだけど?
で、翌朝8時に空港へ向かいたいというと、8時前にロビーへ来ておくように言われる。
もうすでに夜8時前、売店で軽いもの買って部屋でゆっくりした。
チェックインして、荷物預けて、手荷物検査受けて、出国審査受けて、
友達に頼まれていた化粧品関係を買いに免税店へ行って、出発ロビーへ。
別にヒューストンでのお土産はいらないので、少しブラついたぐらい。
なんか、2ヶ月ぶりぐらいに日本人に囲まれて、言葉の壁で緊張していた頭が緩んでいくのがわかる。
10:40にヒューストンを離陸〜2日13時前に無事成田着〜羽田を18:00離陸〜福岡19時半すぎ着〜高速バスにて熊本22時ごろ着。
兄家泊まりで翌午前中に実家着。親からの「おかえり」の言葉を聞く間もなく、そのまま溜まってた仕事を何事もなかったかのようにこなしていた・・・。