【廃墟マニヤ File012】
O仁金山(静岡県)
(その8)

シックナーの動力部分をカバーする木造の小屋がいい雰囲気です。ただ屋根のトタンがほとんどなくなっているので、いつまでこの形で残っていることやら……。

こちらは向かって左側のシックナーです。茂ったススキなどのせいで、ちゃんと見えてませんね。

これまたいつもの階段跡。真新しいハシゴがかかっているのはテレビなどのロケ用でしょうか?

さて、今回ここに来た一番の目的は、このインクライン上部の小屋だったのですが……ヤブが結構濃いですねぇ〜。
もし近くに誰かいたら、私の気力が萎えていくシオシオという音が聞こえたことでしょう。

まあ、せっかくここまで来たので登っていくことにします。今回も途中でガイドローラーを撮ってみました。

これまた途中にあった錆びた管のフランジ部分(ちょっとピントがきてないですけど……)。

トビツカミが全身にくっついて獣の着ぐるみ状態というか、逆ハリネズミ状態になって、ようやく小屋にたどり着きました。しかし、思いっきり逆光でゴースト出まくりじゃないですか!

小屋の屋根の下には、こんな部屋状に仕切られた部分が。
(続く)
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