【廃墟マニヤ File007】
大島H診療所(長崎県)
(その4)
少し先から振り返ったカット。
長い廊下です。実はこの下は崖になってるんですけれど、こんな構造にする必然性があったんでしょうかね?
こちらがこの診療所の玄関だったようです。
割れたガラスがいい雰囲気ですね。
建物の裏手に回ってみました。
この診療所は全体的に崖の上にあるのがよくわかります。
結核が嫌われてちゃんとした場所に建てられなかったのか、それとも夏涼しくてよかったのでしょうか?
最後に外で写真を撮っていると、前の家からおじさんが出てきて「ここが何の建物か知っているか」と話しかけてきました。
その後しばらく炭坑が栄えた時代の話などうかがって、別れ際にはリポビタンDまでもらってしまいました。
※このように美しい姿の貴重な診療所跡だったのですが、残念ながら2006年に解体されてしまった模様です。
END
(2003.11/2004.7)
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