支給される板金910x910、0.3mm
最近は亜鉛引きではなく試験はレジノシルバーでした。全体の板取のイメージ
ケガキは約10分程度

始めに月部位をカットする
メスの差し込み45mm
折りやすい様に段を付ける
働き314mm、半径157mm、ヘチ部3mm含む半径160mmでコンパスで線を引く。

カット後、メスの月部位
差し込みの巾は任意です。45mmの場合はオス20mm25mmベロです。
55mmの場合はオス25mm、ベロ30mmです。

カット後、オスの月部位
差し込み20mm

まずは裏面から表に向かい25mm折る

90度以上曲げ後、刀刃をあてがい、拍子木で叩いて曲げる。折り目を潰しすぎると差し込みが入りずらいので注意をする。
其のまま20mm裏面に叩いて折り返す。

上記に曲げ後刀刃をあてがい叩いて曲げる。この時も折り目を潰し過ぎない様に注意する。

メス折り曲げ後折り目を叩き調整する。

差し込み折り曲げ後へチを加工する。15mm程度のツカミで3mm線に沿い曲げていく。時間が有れば折り曲げ後ツカミをあてがい曲げ部位をハンマーで整える。

月部位完成後
メス2枚、オス2枚の4枚を作成する

月部位完成後胴体を切り出す。働き巾250mm、三井20mm、2箇所の巾290mm、長さの働き495mm、差し部 13mm、2箇所の計521mmで2枚切り出す。

四隅のマーキングは三井20mm、差し部位13mmをコンパスで線引きする。
板金の余りでバカを作成しても良い。

最初に三井部位をマーキングする。
12mm、8mm返しの場合はベロが約4mm出る。長い場合は柳でカットする。曲げ時にずれるリスクが有るので端部位をツカミで45度位曲げて置くと正確に折れる。

胴体部位12mmを表面から裏面に拍子木で曲げる。

折り曲げ後、裏面から残りの8mmを折り返す。

三井折り曲げ後、表面を拍子木で叩いて潰す。

三井折り曲げ後、裏面から刀刃をあてがい拍子木で叩いて三井部位を平らにする。

加工後は表面に段差が出来平らになる。

三井加工後、差し部13mmを裏面から折り刀刃をあてがい折り曲げる。計2箇所2枚で4か所

差しを作成する働き30mm、差し部位13mm2箇所の合計56mmで、長さ300mm2本を切り出す。
時短したい場合は長さ600mm1本でも良い。

折り曲げ後入りやすい様に端部を斜めにカットする。

胴体折り曲げ後、三井部位をハゼお越しで広げる。三本ロールで丸めてからでも良い。
試験場の三本ロールは無調整なのでつまみで調整してきつめに丸めたほうが月が入りやすい。

胴体と月を組み上げる。目安はケガキ10分、カット折り曲げ20分、組立10分程度の約40分程度で組む。遅くとも1時間で作成する。

板金完成後予めカットしてある巾250mm、長さ1820mmの岩綿を490mm2枚、残りを2等分にして12本鋲を固定して寒冷紗側を外向きで取り付ける。
差しの折り曲げはエルボ側、穴開けはエルボ側225mm、シリカ側220mm

1級熱絶縁技能士 実技試験 自主練習風景
板金編

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