取付前にアスファルトルーフィングの厚みを考慮して各部位を採寸する。

事前に切り出した巾550mm長さ720mmの原紙を用意して、長さ343mm巾209mmの型紙を作成する。
配管円周が686mmだったので約109πで端から半径109πでコンパスで線引きする。

アスファルトルーフィング同様に同径にて端からマークして印を付ける。

上記同様に逆サイドからもマークして印をつける。

印から垂直に線引きするコンパスを印に併せ巾調整する。円の3分の1になる。

調整したコンパスを線に沿って印をする。

コンパスで円の長さの3分の2に相当する場所に印を付ける。

各印を付けた場所を差金を曲げて合わせ線引きする。

完成後
刻みは重ね15mm以上なので枝管から取付する場合は、15mm以上先端から伸ばすか水平部位の穴を重なるように先端を小さくカットして取り付ける。

型取りした残りの部位でT部位の線引きをする。

線引きした線よりも15mm以上小さくカットして刻みを入れる。

水平部位の取付後巻き番線で仮止めする。※順序はどちらでもOK但し受験地域によりローカルルールが有り合格した方に確認が有り合格した方に確認必要

取付後
枝管から先に付ける場合は15mm以上伸ばすか、水平部位の穴を線よりも小さくして重なりを確保する。

テープ巻きは円周相当分の700mm辺りから三角に折り曲げる。
巻き始めは原紙の合わせ目辺りから巻き始める。
巻き方向は任意ですが関東は時計回り関西は反時計回りが主流です。

約3回転巻くと内側が当たるので月形もしくは50mm位残して切れ目を入れる。

約6回転で巻き終わります
5回転目からは進行方向の下側が切り口より出てしまうので出た分を折り曲げします。

最終回は切り口に合わせて折り曲げします。
内側の当たって来るので両方折り曲げしわが少なくなる様にします。
最後は真下でカットしてカット部位も折り曲げ釘で固定します。

同じくT部位のテープ巻き
700mm程度折り曲げ、原紙の合わせ目で釘で固定下から巻き重ねは15mm以上
※巻き方向は任意

浮いている部位は切れ込みを入れへらで慣らす。

水平部位の穴を巻く上記同様に700mm程度折り曲げ、A部位の端フランジ側の反対切り口を合わせて今度は真上から巻き始める。2周すると立管に当るので重ね分30mm程度残し切り合わせる。

T部位の部分を丁寧にカットへらで慣らして浮いている部位は釘で固定する。ここまででシリカ加工を含み3時間~半程度で完成させる。
※個人的には水平部位から巻いて立管の方が巻きやすい仕舞は横にして端部は折り曲げする。

1級熱絶縁技能士 実技試験 自主練習風景
原紙テープ巻き編

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