お久しぶりです。管理人の剣菱です。
今回はつり革さんの書き込みの中からの一文節について書いてみます。
6月30日の書き込みの中に「総てのバスで、さくらカードのお客様は、満席以外は必ず座席に座るよう提言します。車
内事故防止にもなりますし、さくらカードのお客様は長い時間立っているのは辛いでしょう!」という旨の書き込みがあり ました。
熊本のバスは基本的に「黄色のシート」で優先座席を選り分けるような形にしています。
単に普通のシートに黄色のビニールシートをかけたものが主流です。
もしかしたら最近では銀色で生地を染めたものもあると思います。
京都在住時に京都の市バスを利用していましたが、当時の京都の市バスは生地に
「御所車?」の模様が施してあり、いかにも古都・京都らしさを表現していました。
優先座席は銀色の生地に分けているものが多かったようです。
それでも、優先席を表示してあるということです。
その後、京都市内から宇治市へ引っ越しをすることとなったのですが、その際に京阪淀駅へ
バスで行くことにし、京阪宇治交通バスを利用しました。
ところが、黄色のシートも銀色のシートもない!車内をみてみるとこういう表示がありました。
「当社のバスのシートは、すべてシルバーシートです。
お年寄りや体の不自由な方へ席を譲りましょう。」
そういえばそうですよね。シルバーシートにかかわらずそういう方への配慮は
忘れてはいけませんね。
さて、乗車時のマナーですが朝ラッシュ時では熊本のバスも京都のバスも
満車状態は当たり前です。でも、一つ大きな違いがあります。
朝のラッシュ時における「シルバーシートの扱い」です。
熊本のバスは客席はびっしり、先へ行くほどにお客さんは多くなり
最終的に立席乗車は当たり前です。
京都でも同じような状態でしたが一つだけ大きな違いが…
シルバーシートに決して座る人がいないのです。
今思えば「みんなバスファンか?」と思うような光景を毎朝見ていました。
夜の最終バスでも疲れた顔して乗っている人も座らないのです。
恐ろしいほどの光景です…しかし、根底にある気持ちの違いのようにも思います。
さて、つり革さんの書き込みですが、その意見には賛成票を投じます。
しかし、私がいくら賛成しても席を譲る人が多いか少ないかです。
熊本人のバスの乗車マナーはよくない方が多いように思います。
お年寄りの方が立っていても一言も何も言わずにそのまますました顔して乗っている。
先述の京都のマナーからは信じられないような光景が多く起こっている。
こういう書き方はいけないのは承知で書きますが、今このページをみている方で
幼稚園や小学生の子供がいる方、バス・電車の乗り方を教えるのも「躾」だと思います。
電車に至ってはもっと悪いです。乗り方を知らないのでしょうか…
それもこれも小さな時からの癖がそのままになっているからだと思います。
しかし、癖の付け方がよかったらマナーは向上すると思います。
熊本のバスに乗る人は地元民だけではないのです。
旅行で見える方、ビジネスで見える方いろいろです。そういう方の前で
地元の代表として変な行為ができますか?
「熊本人は…」というひとくくりの言葉で悪い面が語られてしまいます。
さくらカードをお持ちの方はお年寄りなど体の弱い方の方が多いのです。
つり革さんの意見については「そんなの常識」という言葉で片づけなければならないのです。
しかし、今の乗車マナーでそういうことはいえません。
なぜなら、こういうことを提言しなければならないのですから…
つり革さんが、こういう疑問を持たない日が来てくれることを祈ります。もちろん、いい意味で。
|