今日も書いてみます。
いつも思っているのですが系統番号ってややこしいと思ったことはありませんか?
「県」系統だけでも30以上ありますよね…
実際は欠番があるのでもう少し少ないでしょうが、それでも多すぎると思いませんか?
私が京都にいた頃ですが、京都の市バスに乗って四条まで行っていました。
時には京都府庁に行ったり、他の地域に行ったりしていました。
そのときのことですが、京都の市バスは普通の数字(1〜99番までと200番台)の
系統と東西南北のブロック系統とに分かれていました。
今では東系統をつけていた営業所がなくなってしまいましたので
西・北・南のブロックのみになってしまいましたが、非常にわかりやすかったです。
理由は「特」と「臨」を頭につけた系統のバスが走っていたからです。
例えば、「13」という系統が経路はあまり変わらずに他の場所へ向かう際には
「特13」というふうに変わっていっていました。
また、朝夕のみ他の場所へ向かう系統や他の経路(通常の経路と離れる場合)を通る場合は
「臨13」といった具合に変えています。
この「特」・「臨」をつけていけばかなり系統番号が減り、わかりやすくなると思います。
例を挙げてみます。
帯山線の長嶺団地・託麻南行きは「県1」・「県2」・「県3」と3つの系統番号を付けています。
「県1」が帯山経由長嶺行きですが、「県2」は日赤病院経由託麻南行きも鉄工団地経由託麻南行きともに同じ番号を
付けています。「県3」は尾の上経由長嶺行きで朝2本、夕方1本のみ運行されています。しかし、この形を京都風に変 更すれば
「県1」…帯山経由長嶺団地行き
「特県1」…帯山経由小峯営業所行き
「臨県1」…尾の上経由長嶺団地行き
「県2」…帯山・鉄工団地経由託麻南行き
「特県2」…帯山・日赤病院経由託麻南行き
というふうになります。あれ?数は多くなりましたが「県3」系統はなくなりましたね。
ここでは一つしか消えませんでしたが他の路線も含めて考えるといったいいくつの番号が減るのでしょうか?考えるとき
りがありませんが…
また、「臨」という文字にも注目すれば一時期しか走らない系統や入試、祭事、年末年始
の臨時輸送系統にも使えます。
他にも、野口健軍線の小峯営業所から若葉小学校へ行く路線や
交通センターから本山営業所へ向かう系統にもつけることができます。
系統番号は統一されていますが、数が多すぎてよけいにわかりづらい。
他の土地から来た方には非常にわかりにくく「東」系統をつけていても県庁へ向かう路線も…
おかしいじゃないですか?わかりやすくするために統一したのに
意味をなくすような系統番号の付け方…
さてさてどうしたものでしょうか…
※京都市バスの200番台系統は電車代行の環状路線系統です。(通称電代系統)
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