2015・3・12(木)~17(火)
3・16 野柳地質公園
スケジュール 旅行費用と感想
3/11(水) 前泊 常滑 ホテルAU常滑
3/12(木) 名古屋→台北 故宮博物院 台北 緑峯大飯店
3/13(金) 嘉義へ日帰り 嘉義公園 史跡資料館 檜意森活村 KANO電影故事館 〃
3/14(土) 台北市内観光 蘆洲李氏古宅 義天宮 郭子儀紀念堂 碧湖 青田街 〃
3/15(日) 〃 深坑老街 永安居 四四南村(信義公民会館) 百花商務飯店
3/16(月) 台北郊外観光 野柳地質公園 金山 竹子湖 〃
3/17(火) 台北→名古屋 台北探索館
出発まで
10回目の台湾旅行は台北に5泊することにした。2月の春節(旧正月)をはずして3月中旬の訪台だ。
一番の目的が、故宮博物院で3/31まで開催される陳澄波の特別展の鑑賞。昨年からの展示会の集大成ともいえる展示かも。 陳澄波展2014台南 上野
ほとんど台北近郊や市内の観光になると思うが、一日は嘉義まで遠出して、嘉義公園やKANO関連の場所を見学したい。
台北あたりとしては、象山、四四南村、台北探索館、義天宮、石碇老街、深坑老街、野柳、金山、陽明山公園などを巡る予定。
■ 航空券
もたもたしているうちに値段が上がり、名古屋台北往復のJALは40000円だった。サーチャージなどプラスで総計51320円!
■ ホテル
楽天のサイトから予約。料金の都合で5連泊はあきらめ、3泊と2泊になった。現在1台湾元は4円近いから、けっこう予算的には厳しい。朝食付きで1泊1500~1950元。
※ 3/17(火)21:30無事に帰宅。雲が多いものの珍しく雨に降られることのない6日間だった。
到着日は低気温だったが、その後気温が上がり湿度も上がった。3月だというのに汗ばむ観光となった。
故宮博物院での陳澄波展はとても立派でほんとによかった。嘉義公園再訪も果たした。
台北市内では李氏古宅など見学でき、竹子湖のカラー畑も圧巻だった。
思いのほかすばらしかったのは野柳の景観。人ごみにはマイったけど。
全期間を通じて空は靄だか霞だかに覆われ、これは黄砂だろうか? 後で調べるとPM2.5の数値が高い日もあったようだ。
3/11(水) 常滑で前泊
17:30すぎに名鉄電車で常滑着。前泊して、おラクな旅のスタートだ。以前にも泊まったことのあるホテルAU常滑。
駅前はここも寒風が強く吹いている。ここのところ名古屋は低温で強風、昨日は雪も降った。
シングルだが23㎡と部屋は広く、ベッドも大きい。加湿器を借りて乾燥対策。部屋の照明がとても暗い。
コンビニで買って来たおにぎり、サラダなどで夕食。
常滑で1泊したホテルAU常滑
3/12(木) 名古屋→台北 故宮博物院で陳澄波を見る
5:40起床。晴れ。
6:30朝食へ。520円のビュッフェだ。内容は値段ナリだが、種類はある。ここもチャイニーズがたくさんいた。
7:30チェックアウト。7:36の電車に数分乗り、セントレアへ着いた。
JALのカウンターは待つことなくチェックインでき、手荷物検査と出国もスムースだった。
レートを覗くと4円以上(1元が)という厳しさだ。
スタバでコーヒー302円。
JL821は9:45のところ10:00ころに離陸し、乗客はけっこう多かった。
10:30に食事が出た。味はもひとつ。おなかがすいていないこともある。
12:15のほぼ定刻に台北桃園空港に着いた。小雨とのことだったが、曇りで13℃と低めの気温だ。
入国も荷物もスムースだったが、入国審査は撮影と指紋採取があった。初めてだ。
ホールに出てATMで10000元をキャッシング。 帰国翌日の返済で38459円だった。1元は3.8459円。厳しいね。
バス乗り場へ。台北まで120元だった。以前は125元と記憶している。今年中にMRTが運行する影響かな。
13:40くらいにアンバサダーH前で下車。ちょっと歩いて予約している緑峯大飯店へ。
もらった7Fのシングルは去年と同じくブラウン管テレビの部屋だった。ちょっとがっかり。浴室カーテンの臭いも気になる。
少し休憩して15:00前には出かける。
MRT雙連駅の機械で悠遊カードを購入。100元のに400元分をチャージする。
MRTに乗り士林下車。バスに乗り換えて故宮博物院へ。夕方のこの時間でもけっこう人がいる。チャイニーズの団体に日本人ツアーもたくさんいた。
入場料250元をクレカ払いにする。まっすぐに105と107の「蔵鋒」陳澄波展へ。
写真パネルを大きくデザインし、大きなモニターもいくつか置かれている立派な展覧会だ。さすがに生誕120周年のラストを盛り上げる企画。
陳澄波の画業が年代順に展示されている。1915年あたりの水彩画が印象的。国語学校で石川欽一郎に師事したころ。
上野へ留学時代、上海での風景画。1928のひまわりを背景の自画像は目をひく。
個人的には1933以降の嘉義時代の風景画、嘉義の街並みなどが好みだ。
1937「嘉義公園(三)はやはりよい。黒いワンコの後ろ姿の中央近くにある。
1940の「夏之朝」は初めて見たが、すがすがしい空気を感じさせる素敵な絵だった。
1Fの他の部屋も見学。乾隆帝のお宝箱は見ていて飽きない。
17:30くらいまでいた。この時間から見学する人たちも多くて、ロビーはごった返していた。
台北 故宮博物院 一番右が陳澄波展「蔵鋒」
バスとMRTで雙連にもどった。2番出口から出、市場を北に歩き、廟の右路地を入るとチェックしてきた燕山湯圓はすぐにわかった。民生正路45巷9-12
おじさんに壁のメニューを指さしてオーダー。鹹湯圓50元と乾意麺35元。鹹湯圓は柔らかい団子(白玉粉?)の中に挽肉が入っていてとても美味。
地元民が次々と来店する人気店だ。外帯(テイクアウト)の客も多い。
東北方向へ歩き、双城街から清光市場へ入り込み、さがしまわってなんとか双妹?養生甜品へ。農安街2巷18-23
黒糖紅棗紫米80元。ナツメのお汁粉でけっこう美味しかった。
MRT中山国小から乗り換えて雙連へもどった。
1番出口の広場には茶猫が2匹、おばさんたちからごはんをもらっていた。