靄霞台北2015 ⑤⑥
3/16(月) 野柳地質公園で岩を鑑賞し、竹子湖でカラーを愛でる
6:40起床で7:20朝食へ。ここのビュッフェは使い捨ての紙皿とコップ。
おかずの種類が多くてまずまずだ。玉子スープが美味しい。隣席の日本女子4人がおかわりしまくっていた。
8:30出かける。今日は歩いてMRT善導寺へ。13分ほどかかったから東門駅の方がちょっと近いかな。200元をチャージ。
MRTに一駅乗り、台北で下車。国光客運の西站A棟BTへ。
9:12の金山行に乗る。
市政府まで25分かかり、そのあと1h以上かかって10:30ころ野柳着。港を通り過ぎて徒歩8分くらいで野柳地質公園に着いた。
台北からのバス 野柳地質公園入口
なんともすごい観光バスの数!
ほとんどすべて(たぶん)本土からの観光客だ。春節も終わったというにすごいパワーだね。
80元を支払って入場する。
女王頭のレプリカがあり、さらに進むと圧巻の光景が広がる。
野柳地質公園 展望台からの眺望
海に面する岩場の展望台に上がって眺めるとさらなる迫力だ。いやー、これほどとは予想以上。さすがにチャイニーズの観光コースになっているわけだ。
近くへ下りて、キノコ岩の間を散策しよう。
蕈状岩
パンフレットの表紙にもなっている女王頭への歩道は長蛇の列が動かない。
みんな女王頭のベスト位置でポーズをつけて写真を撮るのに時間がかかるのだ。
まあ別の角度から撮ればよいわ。
女王頭(左が撮影ポイント) 岩場から 仙女鞋Fairy's shoe
気が付いたら1h以上たっていた。そろそろ引き上げよう。
バス停に行くとすぐに来た金山行に乗って、12:20には金山の中心らしいところで下車。
鴨肉店はわかったが、とても買える雰囲気ではなかった。ものすごい人でごった返している。時間が悪かったね。
金山 慈護宮 金包里街 ああ鴨肉!
あきらめて引きかえし、兄弟食堂へ入った。ここは一人客には不向きなボリューム。半分以上残したが、380元。
炒飯と蛤スープと海老の玉子炒め。
13:30の皇家客運バス1717番に乗る。台北行きだが、陽明山を通るのだ。
以前に行けなかった竹子湖へカラーを見に行く。
14:15に竹子湖派出所で下車。停留所に展望台があって、台北盆地の見晴らしがよいらしいが、今日は残念ながら靄霞状態がひどい。
ここから25分くらい歩いて竹子湖のメインバス停に着いた。このあたり人がいっぱい、クルマで来ている人も多い。
台北 陽明山公園の竹子湖
遊歩道が作られていてカラーの畑を見学できる。
それぞれの畑は有料見学もできるらしかったが、外からでも十分だ。
曇っていて山の眺めはもひとつだった。カラーが白く咲く光景はなかなかよかった。
しばらくうろつきまわる。
竹子湖のカラー畑
そろそろ帰ろうと15:40ころにバス停に並んだ。16:20ころにようやく陽明山駐車場行のバスが来て坐れたのでやれやれだった。
ところがそこからのバス(中山市場行き)は座れなかった上に渋滞していて士林まで1h以上かかった。
MRTで中山下車。18:00ころに福大山東蒸餃大王へ。中山北路一段140-11
混んでいたけど奥のカウンター席をゲット。壁のメニューに見あたらなかったので、おねえさんに紅油抄手とのメモを見せると日本語メニューを持ってきた。
四川風ワンタン70元のことらしい。それとサンラータン35元を注文。
辛いワンタンはそう辛くはなくてきな粉のようなすりごまのような粉がかかっていて、なかなか味わい深かった。たくあんも乗っている。
サンラータンのダシもあっさりで美味しかった。
MRT松山行きに一駅乗り、松江南京で下車。松江路77巷の金時良房へ。モダンな内装のきれいな店だ。
仙草ゼリー45元に地爪15元と緑豆15元をのせてもらう。仙草はやっぱり好き。
3/17(水) 台北探索館 帰国へ
もう最終日となった。
JALは15:45発なので12:45には空港バスに乗り込みたい。勘考の結果、市政府にある台北探索館へ行くことにした。
6:40起床で7:15朝食へ。日本女子4人と少し話す。
台北のおススメは、と聞かれたが、人それぞれ目的や好みがちがうで、最初は一般的な観光でいいのでは、と参考にならない答えをする。
ちなみに私は陳澄波を見に来たのだが、故宮博物院は見てもよいのではないか、まあ美術ものに興味が無ければ混んでるし・・・。
猫が好きならば猫村や猫寺もあるよ。
8:30チェックアウトし、カートを引いて東門駅へ。
台北駅へ移動し、東3門から行李房をさがしあてる。なんと50元だって。去年は30元だったし、その前は17元だった。
係の兄ちゃんによると、台北はここ3年ばかり物価が上がっていて、それは某国人のせいとのこと。たしかにどこへ行っても多い。
台北駅行李房 台北探索館
MRTで市政府へ。ちょっと歩いて台北探索館へ。
まずは4Fへ上がると、10:00からのフィルムを見るように案内された。
スクリーンが360度取り巻き、床が回転する。
島の誕生の映像が長時間ダイナミックに流れるのだが、1895年や1945年はサラッと写真が映し出されただけ、1947についてはなんの表示もなく、いきなり現在の台北の風景(夜の繁華街)になった。
まあ18分の長さだし、他のフィルムはまた違う内容なのかも。
迪化街の店舗のジオラマなどを見学し、3Fも見て回る。
11:00からのフィルムも見るように勧められたが、時間がないと断った。
台北探索館の展示
11:10そろそろ退場。
MRTで忠孝復興下車。北へ少し歩いて黒丸嫩仙草へ。店名の仙草60元を注文。芋圓や黒豆が美味しい。
12:10には台北駅の行李房でカートを受け出し、国光客運西站A棟へ。
12:30の空港バス乗り、13:30ころに空港第二ターミナル着。
JALのチェックインはすぐにすみ、B2に下り昼食。春水堂で牛肉麺のセット、250元。とても美味しく、アイスティーも美味。
14:30に出国し、ここでも撮影と指紋採取があった。免税店で化粧品を購入。
15:20搭乗口へ。JL822はほぼ満席という感じだ。
15:45のところ離陸待ちで16:30ようやく飛び立った。
フライトは順調。久々にビールを飲んだ。食事はまあ普通かな。
日本時間19:25のところ、19:58にやっとセントレア着。20:37のミュースカイに乗って帰途についた。
名古屋は気温が20℃以上みたいで暖かかった。
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航空券など 51320円 (航空券40000円+サーチャージその他11320円) 現金は1元≒3.8円で計算
名古屋で 8823円 (前泊4500円含む)
宿泊費 (5泊) | 食費 | 交通費 | 観光 | 土産 | 行李房 | 計 |
34300円 | 7543円 | 13265円 | 2005円 | 8113円 | 190円 | 65416円 |
ほぼ予想どおりの結果だ。レート的にここ数年ではいちばん不利だし、台北だけの宿泊としたからホテル代がかさんだ。
■ 航空会社
名古屋からダイヤのよいJALを選んだ。往きは順調だったが、帰りは遅延が少しあった。
また帰りは機内の気温が高めだった。食事は質が多少落ちているかも。サービスはまずまず。
■ ホテル
宿泊地 | ホテル名 | 泊数 | 形態 | 1泊の料金 | 評価 | 感想 |
常滑 | AU常滑 | 1 | S | 4500円+朝食520円 | 〇 | 部屋が広い 暗くて乾燥 |
台北 | 緑峯大飯店 | 3 | W | 1950元 7603円 | 〇 | 朝食が美味しい ブラウン管TV |
〃 | 百花商務飯店 | 2 | W | 1512元 5745円 | 〇 | もより駅へ徒歩10分 |
2軒とも難をあげればいろいろあるが、まあ許容の範囲だ。台北で1500~1900元だとこんなものだろう。
2軒とも朝食はまあよかった。日本人個人客が多いホテルで安心した。
■ 交通
今回悠遊カードを初めて利用した。台北⇔金山や嘉義でも使用できて、とても役に立った。
■ 食事
1日平均で1257円というチープな食費! 台湾ならではだ。 情報源は、旅々台北・台北ナビ・台湾コーディネーター発信局などのサイト。
屋台に毛の生えた程度の食堂が多かったけど、それなりに変化に富み、満足な6日間だった。
■ 観光
雨が降らなかったので戸外観光がゆっくりできた。靄霞状態の日が多かったが。
台北市内では古い趣のある建物を見学できた。
郊外では、野柳地質公園の景観や竹子湖のカラーを鑑賞できてよかった。
目的だった故宮での陳澄波展、嘉義でKANO関連のものを見ることができて満足だ。 スケジュールへ ホームへ