靄霞台北2015 ②
3/13(金) 日帰りで嘉義へ、陳澄波とKANOゆかりの場所へ
6:20起床。今日は晴れるようだ。嘉義へ日帰り観光。
7:20朝食へ。お粥を頼み、おかずは量を少なくしてもらう。日本人でいっぱい。みなさんお仕事ご苦労様です!
玉子焼きや青菜が美味しい。豆腐乳も久しぶりで、お粥によく合う。
8:40出かける。
台北駅では高鐵の券売機に手間取り、結局9:36のに乗車。自由席で嘉義まで1140元。けっこう混んでいる。
台中あたりから空が白っぽいグレーだ。黄砂かしら?
11:00嘉義に着いた。夏の空気で、気温は20℃以上ある感じ。
11:20の嘉義客運バス7211で嘉義公園へ向かう。高鐵利用者は無料だ。助かる。
12:00前に嘉義公園着。
バス停から嘉義公園入口へ向かう 横断歩道にKANOマーク 球場と1931威震甲子園準優勝記念バット
横断歩道にKANOのマークがある。このあたり球児たちが走ったのね。
まずは前回閉まっていた嘉義市史跡資料館へ。神社の社務所だったらしく、すばらしい日本家屋。
正面の手水がまた立派だ。水こそ入っていないけど、屋根が美しい。
嘉義市史跡資料館
資料館内部を見学する。きれいに保存されている日本の昔の建物。展示は教育関係とかニニ八とか。ざっと20分くらいで見学終了。
KANOの本拠地の球場を外から見て、甲子園准優勝のパネルやバットのモニュメントをカメラにおさめる。
公園内には陳澄波の絵のパネルがあちこちに立てられている。
1934「嘉義公園一景」のサルの檻らしいのを見つけた。2つあったけど、絵に描かれたものとは形がちがうみたいだ・・・。まわりの雰囲気は絵のまま。
陳澄波 1934「嘉義公園一景」
1944「嘉義公園一角」 1939「嘉義公園(三)」 今の嘉義公園
13:40のバスに乗って文化路入口で下車。悠遊カードが使えた。(高鐵駅まで行く場合は無料のようだ)
北上して好味道を見つけ、小籠包65元と雪菜麺(湯)60元を注文する。
小籠包は肉まんぽくてボリュームがあった。雪菜麺は高菜を想像していたが、野沢菜に近かった。あっさりしている。
汗を拭き拭き再びバイクがびゅんびゅんの文化路から噴水ロータリーに出る。
ここにも中心にKANOの投球のモニュメントが建っていた!
このあたりは、そのころか少し後に陳澄波が描いているのだが、まったく雰囲気がちがう。東側一角に複製画が架けられていた。
絵は南国の町ののんびりムードで、人や犬の影が目に残る。今はバイクや車の騒音と排気ガスが漂う目まぐるしさだ。
今の噴水ロータリー 1933「中央噴水池」 1934「嘉義街中心」 1934「嘉義醫院」
少し歩いて檜意森活村へ。昨年とうってかわって整備が進んでいた。
入口近くに近藤監督の家がKANO電影故事館として公開されていた。30元。
だが部屋の説明などは皆無で、自転車とか書とかの映画がらみのものはあったものの、半分以上はお土産グッズのオンパレードだった。
檜意森活村のKANO電影故事館
檜意森活村のたくさんの日本家屋 営林倶楽部
あたり一帯は見事な日本家屋村となっていて見物人も多い。阿里山鉄道の北門駅からすぐで、昔はその関係者が住んだのかも。
ほとんどの建物はカフェか土産物の店だ。
カラフルな猫の特別展と思ったら、250元もするので外から眺めるだけ。
西側に営林倶楽部のしゃれた建物があった。中はまあなんということはない。
50分ばかりで徘徊を切り上げ、文化路方向へもどった。
陳澄波の故居 外席で仙草を食べながら休憩 右が遺作?「玉山」
蘭井街へ入り、陳澄波の故居である甘味屋咱台湾人的冰へ。アトリエはあのあたりかしら、と想像する。
総合焼仙草を注文。トッピングを6種選んで40元だ。量も多いし安いわ。
調理場の壁には玉山(遺作?)の絵が掲げられていた。15:55店を出る。
台鐡嘉義のバスターミナルから高鐵駅へ向かう。
17:36の高鐵は指定にし、1180元を窓口で購入。券売機はクレカだと最後に銀行の番号を入れろとわかのわからない表示になり、購入できなかったのだ
19:00に台北着。
駅構内で台鐡弁当を買いキオスクで飲み物を買ってMRTで雙連へ。
19:30ホテルにもどった。
弁当は肉が硬かったけど、下に野菜も入っていておなか一杯になった。60元は安い!