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BasicQuestScrollMessageWindow_Base (script/fgs/basic_quest.fges)


このクラスはスクロールテキストウィンドウを扱います。
スクロールテキストウィンドウはエンディングテロップのような形でテキストを表示します。

●継承/注入

   wraps DRWindow
   inject JNativeWindowTemplate
   inject JNativeWindowRedirect
   inject JMessageLib


●インターフェイスとインターフェイスメソッド

   inject INativeWindow

●クラスメソッド

   このクラスはクラスメソッドを持っていません。

●クラスメンバメソッド

名前概要
public操作メソッド NewWindowウィンドウを作成します
public操作メソッド ClearMessage描画したメッセージを消去します
public操作メソッド SetSimpleMessage簡易フォーマットなしのメッセージを描画します
public操作メソッド SetMessage簡易フォーマットありのメッセージを描画します
public操作メソッド ShowMessage簡易フォーマットありのメッセージを描画し、表示します
public操作メソッド WaitMessage簡易フォーマットありのメッセージを描画し、表示した上で完了を待ちます
public操作メソッド WaitScroll表示中のメッセージが完了するまで待ちます

●クラス共有変数

   このクラスはクラス共有変数を持っていません。

●インスタンス変数

名前概要
internal set_drスクロール描画用のドローリソース
internal top_dr上側フェード用のドローリソース
internal bottom_dr下側フェード用のドローリソース
internal text_dr文字列用のドローリソース
internal fade_bmpフェード処理用のビットマップ
internal text_bmp文字列描画用のビットマップ




BasicQuestScrollMessageWindow_Base::NewWindow

public Bool NewWindow( Integer x, Integer y, Integer width, Integer height,
             INativeWindow? addwnd, INativeInteger wndtype,
             INativeInteger? drawmode=NULL, INativeInteger? focus=NULL,
             INativeBool? visible=NULL)


   このオブジェクトでウィンドウを作成します。
   座標系は作成するウィンドウタイプによって決定されます。
   ウィンドウタイプがトップレベルウィンドウである場合、仮想ビュー座標系が使用されます。
   ウィンドウタイプが子ウィンドウかサブウィンドウである場合、所属させるウィンドウのローカル座標系が使用されます。
   それ以外のウィンドウタイプである場合、所属させるウィンドウと同じ座標系が使用されます。
   
   作成するウィンドウは現在のシーンに関連付けられます。
   シーンが起動していない状態ではこのメソッドは使用できません。
   
戻り値:作成に成功すると真を返します。
   
Integer x :ウィンドウを作成するX座標。座標系はウィンドウタイプに依存します。
Integer y :ウィンドウを作成するY座標。座標系はウィンドウタイプに依存します。
Integer width :ウィンドウの横幅。
Integer height :ウィンドウの縦幅。
INativeWindow? addwnd :作成するウィンドウの所属を決定するウィンドウ。意味はウィンドウタイプに依存します。
ウィンドウタイプごとの意味:
ウィンドウタイプ意味
トップレベルウィンドウこの引数は無視されます。
子ウィンドウ所属させる親ウィンドウ。
サブウィンドウ所属させるウィンドウ。
スタックウィンドウ所属させるウィンドウ。
挿入ウィンドウ直前の序列のウィンドウ。所属は指定したウィンドウと同じになります。
INativeInteger wndtype :ウィンドウタイプ。以下のいずれか。
識別子意味
Window::WND_TOPLEVELトップレベルウィンドウ。
独立して扱われるウィンドウです。仮想ビュー座標系を使用します。
Window::WND_CHILD子ウィンドウ。
親ウィンドウの中に配置されるウィンドウで、親ウィンドウの領域外に出ると正常に描画されません。
座標系は親ウィンドウのローカル座標となり、親ウィンドウが移動すると連動して移動します。
また、親ウィンドウに対して行われた操作の一部は連動して影響します。
Window::WND_SUBサブウィンドウ。
所属するウィンドウの補足情報を提示するためのウィンドウです。
座標系は所属するウィンドウのローカル座標となり、所属するウィンドウが移動すると連動して移動します。
原則として所属するウィンドウとは独立して扱われますが、削除や更新は連動します。
Window::WND_STACKスタックウィンドウ。
所属するウィンドウの追加処理を行うウィンドウで、ダイアログに近い扱いをします。
座標系は所属するウィンドウと同じになります。
原則として所属するウィンドウとは独立して扱われますが、削除は連動します。
また、サブウィンドウよりも上に描画されます。
Window::WND_PREV挿入ウィンドウ。
指定したウィンドウの次の序列に作成するウィンドウを挿入します。
ウィンドウタイプや座標系は指定したウィンドウと同じになります。
INativeInteger? drawmode=NULL :描画方法。以下のいずれか。
識別名内容
Window::COPY色と透過度を上書き
Window::COPYC色のみを上書き
Window::ALPHA透過描画(デフォルト)
Window::BLEND半透明描画
Window::LAYERレイヤー描画
Window::BACK背後に描画
Window::ALPHABLEND透過半透明描画
Window::LAYERBLENDレイヤー半透明描画
Window::BACKBLEND背後に半透明
Window::MIXALPHA透過合成
Window::MIXBLEND半透明合成
Window::MIXLAYERレイヤー合成
Window::MIXBACK背後に合成
Window::MIXALPHABLEND透過半透明合成
Window::MIXLAYERBLENDレイヤー半透明合成
Window::MIXBACKBLEND背後に半透明合成
Window::COPYAアルファのみ上書き
Window::MULAアルファのみ乗算
Window::REVMULAアルファのみ逆乗算
Window::ADDAアルファのみ加算
Window::SUBAアルファのみ減算
Window::FILLAアルファ設定
Window::BLENDALPHAアルファのみブレンド
Window::COPYTONE色変換して上書き
Window::TONE色変換して色のみに描画
Window::ALPHATONE色変換して透過描画
Window::LAYERTONE色変換してレイヤー描画
Window::BACKTONE色変換して背後に描画
Window::MIXTONE色変換して合成
Window::MIXALPHATONE色変換して透過合成
Window::MIXLAYERTONE色変換してレイヤー合成
Window::MIXBACKTONE色変換して背後に合成
Window::MULC乗算
Window::REVMULC逆乗算
Window::ADDC加算
Window::SUBC減算
Window::SCREENスクリーン
Window::OVERLAYオーバーレイ
Window::HARDLIGHTハードライト
Window::MULBLENDC半透明乗算
Window::ADDBLENDC半透明加算
Window::SUBBLENDC半透明減算
Window::SCREENBLEND半透明スクリーン
Window::OVERLAYBLEND半透明オーバーレイ
Window::HARDLIGHTBLEND半透明ハードライト
Window::MUL乗算合成
Window::REVMUL逆乗算合成
Window::ADD加算合成
Window::SUB減算合成
Window::MIXSCREENスクリーン合成
Window::MIXOVERLAYオーバーレイ合成
Window::MIXHARDLIGHTハードライト合成
Window::MULBLEND半透明乗算合成
Window::ADDBLEND半透明加算合成
Window::SUBBLEND半透明減算合成
Window::MIXSCREENBLEND半透明スクリーン合成
Window::MIXOVERLAYBLEND半透明オーバーレイ合成
Window::MIXHARDLIGHTBLEND半透明ハードライト合成
INativeInteger? focus=NULL :フォーカス制御。
以下の一斉指定識別子か、各グループのOR結合。
一斉指定識別子:全グループで同じ意味を設定したOR結合済み識別子。
識別名内容
Window::FOCUS_OK所属ウィンドウへのフォーカス制御に干渉しません(デフォルト)
Window::FOCUS_REDIRECT所属ウィンドウへのフォーカスはこのウィンドウが奪います
Window::FOCUS_BLOCK所属ウィンドウへのフォーカス制御を拒否します
スタックウィンドウ用:
識別名内容
Window::FOCUS_STACK_OKスタックウィンドウへのフォーカス制御に干渉しません
Window::FOCUS_STACK_REDIRECTスタックウィンドウへのフォーカスはこのウィンドウが奪います
Window::FOCUS_STACK_BLOCKスタックウィンドウへのフォーカス制御を拒否します
サブウィンドウ用:
識別名内容
Window::FOCUS_SUB_OKサブウィンドウへのフォーカス制御に干渉しません
Window::FOCUS_SUB_REDIRECTサブウィンドウへのフォーカスはこのウィンドウが奪います
Window::FOCUS_SUB_BLOCKサブウィンドウへのフォーカス制御を拒否します
子ウィンドウ用:
識別名内容
Window::FOCUS_CHILD_OK子ウィンドウへのフォーカス制御に干渉しません
Window::FOCUS_CHILD_REDIRECT子ウィンドウへのフォーカスはこのウィンドウが奪います
Window::FOCUS_CHILD_BLOCK子ウィンドウへのフォーカス制御を拒否します
INativeBool? visible=NULL :ウィンドウを可視にする場合は真を指定します。
         空参照を指定した場合は真として扱います。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::ClearMessage

public void ClearMessage()

   描画済みの文字列をクリアします。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::SetSimpleMessage

public void SetSimpleMessage( String text)

   描画する文字列を設定します。
   
   文字列は FGESFont::DrawText で描画されるので、特殊文字も同様に解釈されます。

String text :設定する文字列

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::SetMessage

public void SetMessage( String text,...)

   描画する文字列を設定します。
   
   文字列は FGESFont::DrawText で描画されるので、特殊文字も同様に解釈されます。
   さらに以下の文字列を書式化文字列として変換します。
表記効果
@@@文字を表示します
@d可変長引数列から一個をInteger型として読み取り、文字列化します。
@f可変長引数列から一個をFloat型として読み取り、文字列化します。
@s可変長引数列から一個をString型として読み取ります。
@gi[???]ゲームグローバル整数変数を文字列化して表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@gs[???]ゲームグローバル文字列変数を表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@ri[???]ゲームグループ整数変数を文字列化して表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@rs[???]ゲームグループ文字列変数を表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@mi[???]ゲームマップ整数変数を文字列化して表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@ms[???]ゲームマップ文字列変数を表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。

String text :設定する文字列。
可変長引数:書式化する際の引数を必要なだけ指定します。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::ShowMessage

public void ShowMessage( String text,...)

   メッセージとして描画する内容を設定し、さらに表示します。
   このメソッドはウィンドウが非表示であった場合、表示処理を行ってからスクロール表示します。
   
   文字列は FGESFont::DrawText で描画されるので、特殊文字も同様に解釈されます。
   さらに以下の文字列を書式化文字列として変換します。
表記効果
@@@文字を表示します
@d可変長引数列から一個をInteger型として読み取り、文字列化します。
@f可変長引数列から一個をFloat型として読み取り、文字列化します。
@s可変長引数列から一個をString型として読み取ります。
@gi[???]ゲームグローバル整数変数を文字列化して表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@gs[???]ゲームグローバル文字列変数を表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@ri[???]ゲームグループ整数変数を文字列化して表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@rs[???]ゲームグループ文字列変数を表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@mi[???]ゲームマップ整数変数を文字列化して表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@ms[???]ゲームマップ文字列変数を表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。

String text :表示する文字列。
可変長引数:書式化する際の引数を必要なだけ指定します。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::WaitMessage

public void WaitMessage( String text,...)

   メッセージとして描画する内容を設定し、さらに表示します。
   このメソッドはウィンドウが非表示であった場合、表示処理を行ってからスクロール表示します。
   
   このメソッドはスクロール表示が完了するまで戻りません。
   この処理は @@HALT_MESSAGE 中断識別子で中断することができます。

   文字列は FGESFont::DrawText で描画されるので、特殊文字も同様に解釈されます。
   さらに以下の文字列を書式化文字列として変換します。
表記効果
@@@文字を表示します
@d可変長引数列から一個をInteger型として読み取り、文字列化します。
@f可変長引数列から一個をFloat型として読み取り、文字列化します。
@s可変長引数列から一個をString型として読み取ります。
@gi[???]ゲームグローバル整数変数を文字列化して表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@gs[???]ゲームグローバル文字列変数を表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@ri[???]ゲームグループ整数変数を文字列化して表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@rs[???]ゲームグループ文字列変数を表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@mi[???]ゲームマップ整数変数を文字列化して表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。
@ms[???]ゲームマップ文字列変数を表示します。
???の部分はゲーム変数名として解釈されます。

String text :表示する文字列。
可変長引数:書式化する際の引数を必要なだけ指定します。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::WaitScroll

public void WaitScroll()

   表示中のメッセージのスクロールが完了するまで待機します。
   このメソッドは @@HALT_MESSAGE 中断識別子で中断することができます。
   現在表示中のメッセージがない場合はすぐに戻ります。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::set_dr

public DRSet set_dr

   スクロールメッセージ全体を描画するためのドローリソース。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::top_dr

public DRBitmap top_dr

   スクロールメッセージの上側をフェード描画するためのドローリソース。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::bottom_dr

public DRBitmap bottom_dr

   スクロールメッセージの下側をフェード描画するためのドローリソース。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::text_dr

public DRBitmap text_dr

   スクロールメッセージのテキスト部分を描画するためのドローリソース。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::fade_bmp

public Bitmap fade_bmp

   スクロールメッセージのフェード部分のビットマップ画像。

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BasicQuestScrollMessageWindow_Base::text_bmp

public Bitmap text_bmp

   スクロールメッセージのテキスト部分のビットマップ画像。

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最終更新 2023/02/04