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Float (ネイティブクラス)


このクラスは浮動小数を扱うクラスです。
このクラスの値の保持はC++の double 型で行います。

このクラスは小数定数の型としても使用されます。

●継承

   このクラスは継承をしていません。

●インターフェイスとインターフェイスメソッド

   values IFloat
          Get
          Set


   implements INativeFloat
          Get
          (ネイティブインターフェイス)IFGESObject::GetDouble
          (ネイティブインターフェイス)IFGESObject::SetDouble


   implements IInteger
          Get
          Set


   implements INativeInteger
          Get
          (ネイティブインターフェイス)IFGESObject::GetInt
          (ネイティブインターフェイス)IFGESObject::SetInt


   implements INativeLogicUnit
          GetInt
          GetFloat
          GetDetail


●クラスメソッド

   このクラスはクラスメソッドを持っていません。

●クラスメンバメソッド

名前概要
public設定メソッド #Value値化メソッド
public設定メソッド #operator=代入
public設定メソッド #operator+=加算代入
public設定メソッド #operator-=減算代入
public設定メソッド #operator*=乗算代入
public設定メソッド #operator/=除算代入
public設定メソッド #operator%=剰余代入
public操作メソッドconst #operator+加算
public操作メソッドconst #operator-減算
public操作メソッドconst #operator*乗算
public操作メソッドconst #operator/除算
public操作メソッドconst #operator%剰余
public比較・判定メソッドconst #operator==等価
public比較・判定メソッドconst #operator<より小さい
public比較・判定メソッドconst #operator>より大きい
public比較・判定メソッドconst #operator<=以下
public比較・判定メソッドconst #operator>=以上
public比較・判定メソッドconst #operator!=以外
public操作メソッド #operator++インクリメント
public操作メソッド #operator--デクリメント
public操作メソッドconst #operator!!算術否定
public操作メソッドconst Sq二乗を返します
public操作メソッドconst Cb三乗を返します
public操作メソッドconst Sqrt平方根を返します
public操作メソッドconst Cbrt立方根を返します
public操作メソッドconst Abs絶対値を返します
public操作メソッドconst Sgn符号を返します
public操作メソッドconst Floor小数点以下を切り捨てた値を返します
public操作メソッドconst Ceil小数点以下を切り上げた値を返します
public操作メソッドconst Round端数を四捨五入した値を返します
public操作メソッドconst FloorM指定倍数単位で切り捨てた値を返します
public操作メソッドconst CeilM指定倍数単位で切り上げた値を返します
public操作メソッドconst RoundM指定倍数単位で四捨五入した値を返します
public操作メソッドconst FloorMZ指定倍数単位で0方向に切り捨てた値を返します
public操作メソッドconst CeilMI指定倍数単位で無限大方向に切り上げた値を返します
public操作メソッドconst Clamp指定した値域に限定した値を返します
public操作メソッドconst OrUnder保持値を指定値以下に補正して返します
public操作メソッドconst OrOver保持値を指定値以上に補正して返します
public操作メソッド ApplyOrClamp保持値を指定値域内に補正します
public操作メソッド ApplyOrUnder保持値を指定値以下に補正します
public操作メソッド ApplyOrOver保持値を指定値以上に補正します
public操作メソッド ApplyMin保持値と指定値のうち小さい方を保持値にします
public操作メソッド ApplyMax保持値と指定値のうち大きい方を保持値にします
public操作メソッド CompareAndSwap保持値が検証できた場合のみ代入します
public操作メソッド GetAndSet保持値の取得と設定を不可分に行います
public比較・判定メソッドconst IsInRange保持値が指定値域内にあるか判定します
public比較・判定メソッドconst IsInRangeLess保持値が指定値域内にあるか判定します
public比較・判定メソッドconst IsFinite保持値が有限値か判定します
public比較・判定メソッドconst IsInf保持値が無限値か判定します
public比較・判定メソッドconst IsNaN保持値がNaNか判定します
public操作メソッドconst to_i整数化した値を返します
public操作メソッドconst to_f浮動小数化した値を返します
public操作メソッドconst to_s文字列化した値を返します

●クラス共有変数

   このクラスはクラス共有変数を持っていません。

●インスタンス変数

   このクラスはインスタンス変数を持っていません。


●C++レベル追加情報

クラスID: FGES_CLASSID_FLOAT
クラス名: FGESFloat



Float::IFloat@@Get

void IFloat@@Get(editable IFloat v)const

   このオブジェクトが持つ値を浮動小数化して v に設定します。

   このメソッドは最初に v に対して INativeFloat による設定を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Set を呼び出します。

editable IFloat v :値を受け取るオブジェクト

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Float::IFloat@@Set

void IFloat@@Set( IFloat v)

   このオブジェクトに v を設定します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get を呼び出します。

IFloat v :設定する値を持つオブジェクト

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Float::INativeFloat@@Get

Float INativeFloat@@Get()const

   FGESレベルで使用できる形の値を取得します。

戻り値:FGESレベルで使用できる形の値。

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Float::IInteger@@Get

void IInteger@@Get(editable IInteger v)const

   このオブジェクトが持つ値を整数化して v に設定します。

   このメソッドは最初に v に対して INativeInteger による設定を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Set を呼び出します。

   このオブジェクトが持つ値に端数があった場合、0に向かう丸めを行い整数化します。

editable IInteger v :値を受け取るオブジェクト

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Float::IInteger@@Set

void IInteger@@Set( IInteger v)

   このオブジェクトに v を設定します。

   このメソッドは最初に v から INativeInteger による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get を呼び出します。

IInteger v :設定する値を持つオブジェクト

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Float::INativeInteger@@Get

Integer INativeInteger@@Get()const

   FGESレベルで使用できる形の値を取得します。

戻り値:FGESレベルで使用できる形の値。

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Float::INativeLogicUnit@@GetInt

Integer INativeLogicUnit@@GetInt()const

   整数として評価した値を取得します。
   保持値が端数を持つ場合、整数まで丸められます。

戻り値:保持値を整数として評価した値。

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Float::INativeLogicUnit@@GetFloat

Float INativeLogicUnit@@GetFloat()const

   小数として評価した値を取得します。
   保持値が端数を持つ場合、詳細論理座標精度まで丸められます。

戻り値:保持値を小数として評価した値。

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Float::INativeLogicUnit@@GetDetail

Integer INativeLogicUnit@@GetDetail()const

   保持値を詳細論理座標に変換した値を取得します。

戻り値:保持値を詳細論理座標に変換した値。

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Float::#Value

public #Value( IFloat v)

   このオブジェクトに v を設定します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get を呼び出します。

IFloat v :設定する値を持つオブジェクト

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Float::#operator=

public SelfType@ #operator=( IFloat v)

   このオブジェクトに v を代入します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値: this を返します。

IFloat v :代入する値を持つオブジェクト

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Float::#operator+=

public SelfType@ #operator+=( IFloat v)

   このオブジェクトに v を加算代入します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値: this を返します。

IFloat v :加算代入する値を持つオブジェクト

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Float::#operator-=

public SelfType@ #operator-=( IFloat v)

   このオブジェクトに v を減算代入します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値: this を返します。

IFloat v :減算代入する値を持つオブジェクト

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Float::#operator*=

public SelfType@ #operator*=( IFloat v)

   このオブジェクトに v を乗算代入します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値: this を返します。

IFloat v :乗算代入する値を持つオブジェクト

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Float::#operator/=

public SelfType@ #operator/=( IFloat v)

   このオブジェクトに v を除算代入します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値: this を返します。

IFloat v :除算代入する値を持つオブジェクト

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Float::#operator%=

public SelfType@ #operator%=( IFloat v)

   このオブジェクトに v を剰余代入します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

   v から取得した値が0.0であった場合、例外が発生します。
   計算結果の符号はこのオブジェクト(左辺)の符号から変わりません。
   
   このメソッドは商を整数化し、その余りを求めます。
   計算結果は a および b が Float の時、 b*(a/b).to_i()+a%b==a となることを丸め誤差範囲を除き保証します。

戻り値: this を返します。

IFloat v :剰余代入する値を持つオブジェクト

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Float::#operator+

public SelfType #operator+( IFloat v)const

   このオブジェクトに v を加算した結果を返します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値:計算結果を返します。

IFloat v :加算する値を持つオブジェクト

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Float::#operator-

public SelfType #operator-( IFloat v)const

   このオブジェクトに v を減算した結果を返します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値:計算結果を返します。

IFloat v :減算する値を持つオブジェクト

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Float::#operator*

public SelfType #operator*( IFloat v)const

   このオブジェクトに v を乗算した結果を返します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値:計算結果を返します。

IFloat v :乗算する値を持つオブジェクト

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Float::#operator/

public SelfType #operator/( IFloat v)const

   このオブジェクトに v を除算した結果を返します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値:計算結果を返します。

IFloat v :除算する値を持つオブジェクト

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Float::#operator%

public SelfType #operator%( IFloat v)const

   このオブジェクトを v で剰余した結果を返します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

   v から取得した値が0.0であった場合、例外が発生します。
   計算結果の符号はこのオブジェクト(左辺)の符号から変わりません。
   
   このメソッドは商を整数化し、その余りを求めます。
   計算結果は a および b が Float の時、 b*(a/b).to_i()+a%b==a となることを丸め誤差範囲を除き保証します。

戻り値:計算結果を返します。

IFloat v :剰余する値を持つオブジェクト

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Float::#operator==

public Bool #operator==( IFloat v)const

   このオブジェクトと v を等価比較した結果を返します。
   浮動小数演算は誤差を伴うため、この演算子の使用は推奨されません。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトと v が等価であれば真を返します。

IFloat v :比較する値を持つオブジェクト

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Float::#operator<

public Bool #operator<( IFloat v)const

   このオブジェクトが v より小さいか比較した結果を返します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトが v より小さければ真を返します。

IFloat v :比較する値を持つオブジェクト

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Float::#operator>

public Bool #operator>( IFloat v)const

   このオブジェクトが v より大きいか比較した結果を返します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトが v より大きければ真を返します。

IFloat v :比較する値を持つオブジェクト

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Float::#operator<=

public Bool #operator<=( IFloat v)const

   このオブジェクトが v 以下か比較した結果を返します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトが v 以下であれば真を返します。

IFloat v :比較する値を持つオブジェクト

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Float::#operator>=

public Bool #operator>=( IFloat v)const

   このオブジェクトが v 以上か比較した結果を返します。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトが v 以上であれば真を返します。

IFloat v :比較する値を持つオブジェクト

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Float::#operator!=

public Bool #operator!=( IFloat v)const

   このオブジェクトが v 以外か比較した結果を返します。
   浮動小数演算は誤差を伴うため、この演算子の使用は推奨されません。

   このメソッドは最初に v から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 v.Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトが v 以外の値であれば真を返します。

IFloat v :比較する値を持つオブジェクト

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Float::#operator++

public SelfType@ #operator++()

   このオブジェクトをインクリメントした結果を返します。

戻り値: this を返します。

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Float::#operator--

public SelfType@ #operator--()

   このオブジェクトをデクリメントした結果を返します。

戻り値: this を返します。

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Float::#operator!!

public SelfType #operator!!()const

   このオブジェクトの値を符号反転した結果を返します。

戻り値:演算結果を返します。

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Float::Sq

public SelfType Sq()const

   このオブジェクトの値の二乗を返します。

戻り値:このオブジェクトの値の二乗を返します。

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Float::Cb

public SelfType Cb()const

   このオブジェクトの値の三乗を返します。

戻り値:このオブジェクトの値の三乗を返します。

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Float::Sqrt

public Float Sqrt()const

   このオブジェクトの値の平方根を返します。

戻り値:このオブジェクトの値の平方根を返します。

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Float::Cbrt

public Float Cbrt()const

   このオブジェクトの値の立方根を返します。

戻り値:このオブジェクトの値の立方根を返します。

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Float::Abs

public SelfType Abs()const

   このオブジェクトの値の絶対値を返します。

戻り値:このオブジェクトの値の絶対値を返します。

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Float::Sgn

public Float Sgn()const

   このオブジェクトの値が正値なら1.0、0なら0.0、負値なら-1.0を返します。

戻り値:このオブジェクトの値の符号を1.0/0.0/-1.0のいずれかで返します。

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Float::Floor

public SelfType Floor()const

   このオブジェクトの値から小数点以下を負の無限大方向に切り捨てた値を返します。

戻り値:このオブジェクトの値から小数点以下を切り捨てた値を返します。

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Float::Ceil

public SelfType Ceil()const

   このオブジェクトの値から小数点以下を正の無限大方向に切り上げた値を返します。

戻り値:このオブジェクトの値から小数点以下を切り上げた値を返します。

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Float::Round

public SelfType Round()const

   このオブジェクトの値から端数を四捨五入した値を返します。
   このメソッドは中間値だった場合、絶対値が大きい方へ丸めます。

戻り値:このオブジェクトから値の端数を四捨五入した値を返します。

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Float::FloorM

public Float FloorM( IFloat unit)const

   このオブジェクトの値を指定値の倍数単位で負の無限大方向に切り捨てた値を返します。

   このメソッドは最初に unit から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 unit.Get で値を取得します。

●倍数単位関数結果早見表( unit が2と3の場合)
↓関数  →保持値-5-4-3-2-1 0 1 2 3 4 5
FloorM(2)-6-4-4-2-2 0 0 2 2 4 4
CeilM(2)-4-4-2-2 0 0 2 2 4 4 6
RoundM(2)-6-4-4-2-2 0 2 2 4 4 6
FloorMZ(2)-4-4-2-2 0 0 0 2 2 4 4
CeilMI(2)-6-4-4-2-2 0 2 2 4 4 6
FloorM(3)-6-6-3-3-3 0 0 0 3 3 3
CeilM(3)-3-3-3 0 0 0 3 3 3 6 6
RoundM(3)-6-3-3-3 0 0 0 3 3 3 6
FloorMZ(3)-3-3-3 0 0 0 0 0 3 3 3
CeilMI(3)-6-6-3-3-3 0 3 3 3 6 6

戻り値:このオブジェクトの値を指定値の倍数単位で切り捨てた値を返します。

IFloat unit :揃える単位。

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Float::CeilM

public Float CeilM( IFloat unit)const

   このオブジェクトの値を指定値の倍数単位で正の無限大方向に切り上げた値を返します。

   このメソッドは最初に unit から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 unit.Get で値を取得します。

●倍数単位関数結果早見表( unit が2と3の場合)
↓関数  →保持値-5-4-3-2-1 0 1 2 3 4 5
FloorM(2)-6-4-4-2-2 0 0 2 2 4 4
CeilM(2)-4-4-2-2 0 0 2 2 4 4 6
RoundM(2)-6-4-4-2-2 0 2 2 4 4 6
FloorMZ(2)-4-4-2-2 0 0 0 2 2 4 4
CeilMI(2)-6-4-4-2-2 0 2 2 4 4 6
FloorM(3)-6-6-3-3-3 0 0 0 3 3 3
CeilM(3)-3-3-3 0 0 0 3 3 3 6 6
RoundM(3)-6-3-3-3 0 0 0 3 3 3 6
FloorMZ(3)-3-3-3 0 0 0 0 0 3 3 3
CeilMI(3)-6-6-3-3-3 0 3 3 3 6 6

戻り値:このオブジェクトの値を指定値の倍数単位で切り上げた値を返します。

IFloat unit :揃える単位。

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Float::RoundM

public Float RoundM( IFloat unit)const

   このオブジェクトの値を指定値の倍数単位で四捨五入した値を返します。
   このメソッドは中間値だった場合、絶対値が大きい方へ丸めます。

   このメソッドは最初に unit から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 unit.Get で値を取得します。

●倍数単位関数結果早見表( unit が2と3の場合)
↓関数  →保持値-5-4-3-2-1 0 1 2 3 4 5
FloorM(2)-6-4-4-2-2 0 0 2 2 4 4
CeilM(2)-4-4-2-2 0 0 2 2 4 4 6
RoundM(2)-6-4-4-2-2 0 2 2 4 4 6
FloorMZ(2)-4-4-2-2 0 0 0 2 2 4 4
CeilMI(2)-6-4-4-2-2 0 2 2 4 4 6
FloorM(3)-6-6-3-3-3 0 0 0 3 3 3
CeilM(3)-3-3-3 0 0 0 3 3 3 6 6
RoundM(3)-6-3-3-3 0 0 0 3 3 3 6
FloorMZ(3)-3-3-3 0 0 0 0 0 3 3 3
CeilMI(3)-6-6-3-3-3 0 3 3 3 6 6

戻り値:このオブジェクトの値を指定値の倍数単位で四捨五入した値を返します。

IFloat unit :揃える単位。

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Float::FloorMZ

public Float FloorMZ( IFloat unit)const

   このオブジェクトの値を指定値の倍数単位で0方向に切り捨てた値を返します。

   このメソッドは最初に unit から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 unit.Get で値を取得します。

●倍数単位関数結果早見表( unit が2と3の場合)
↓関数  →保持値-5-4-3-2-1 0 1 2 3 4 5
FloorM(2)-6-4-4-2-2 0 0 2 2 4 4
CeilM(2)-4-4-2-2 0 0 2 2 4 4 6
RoundM(2)-6-4-4-2-2 0 2 2 4 4 6
FloorMZ(2)-4-4-2-2 0 0 0 2 2 4 4
CeilMI(2)-6-4-4-2-2 0 2 2 4 4 6
FloorM(3)-6-6-3-3-3 0 0 0 3 3 3
CeilM(3)-3-3-3 0 0 0 3 3 3 6 6
RoundM(3)-6-3-3-3 0 0 0 3 3 3 6
FloorMZ(3)-3-3-3 0 0 0 0 0 3 3 3
CeilMI(3)-6-6-3-3-3 0 3 3 3 6 6

戻り値:このオブジェクトの値を指定値の倍数単位で切り捨てた値を返します。

IFloat unit :揃える単位。

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Float::CeilMI

public Float CeilMI( IFloat unit)const

   このオブジェクトの値を指定値の倍数単位で無限大方向に切り上げた値を返します。

   このメソッドは最初に unit から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 unit.Get で値を取得します。

●倍数単位関数結果早見表( unit が2と3の場合)
↓関数  →保持値-5-4-3-2-1 0 1 2 3 4 5
FloorM(2)-6-4-4-2-2 0 0 2 2 4 4
CeilM(2)-4-4-2-2 0 0 2 2 4 4 6
RoundM(2)-6-4-4-2-2 0 2 2 4 4 6
FloorMZ(2)-4-4-2-2 0 0 0 2 2 4 4
CeilMI(2)-6-4-4-2-2 0 2 2 4 4 6
FloorM(3)-6-6-3-3-3 0 0 0 3 3 3
CeilM(3)-3-3-3 0 0 0 3 3 3 6 6
RoundM(3)-6-3-3-3 0 0 0 3 3 3 6
FloorMZ(3)-3-3-3 0 0 0 0 0 3 3 3
CeilMI(3)-6-6-3-3-3 0 3 3 3 6 6

戻り値:このオブジェクトの値を指定値の倍数単位で切り上げた値を返します。

IFloat unit :揃える単位。

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Float::Clamp

public Float Clamp( IFloat min, IFloat max)const

   このオブジェクトの値を指定した値域に限定した値を返します。
   このオブジェクトの値が min より小さい場合、 min に変換され、 max より大きい場合、 max に変換されます。

   このメソッドは最初に各引数から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 IFloat@@Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトの値を指定した値域に限定した値を返します。

IFloat min :限定する値域の最小値。
IFloat max :限定する値域の最大値。

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Float::OrUnder

public Float OrUnder( IFloat max)const

   このオブジェクトの値を指定値以下に補正して返します。
   このメソッドは値が指定値以下であることを保証したい場合に便利です。

   このメソッドは最初に max から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 max.Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトの値を指定値以下に補正して返します。

IFloat max :返す上限値。
      このオブジェクトの値がこの値より大きい場合はこの値を返します。

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Float::OrOver

public Float OrOver( IFloat min)const

   このオブジェクトの値を指定値以上に補正して返します。
   このメソッドは値が指定値以上であることを保証したい場合に便利です。

   このメソッドは最初に min から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 min.Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトの値を指定値以上に補正して返します。

IFloat min :返す下限値。
      このオブジェクトの値がこの値より小さい場合はこの値を返します。

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Float::ApplyClamp

public SelfType@ ApplyClamp( IFloat min, IFloat max)

   このオブジェクトの値を指定した値域内に補正します。
   このオブジェクトの値が min より小さい場合、 min に変換され、 max より大きい場合、 max に変換されます。

   このメソッドの影響は瞬間的です。
   後続の演算結果が指定した値域に制限されることはありません。
   
   このメソッドは最初に各引数から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 IFloat@@Get で値を取得します。

戻り値: this を返します。

IFloat min :限定する値域の最小値。
IFloat max :限定する値域の最大値。

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Float::ApplyOrUnder

public SelfType@ ApplyOrUnder( IFloat max)

   このオブジェクトの値を指定値以下に補正します。
   このメソッドは値が指定値以下であることを保証したい場合に便利です。

   このメソッドの影響は瞬間的です。
   後続の演算結果が指定した値域に制限されることはありません。
   
   このメソッドは最初に max から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 max.Get で値を取得します。

戻り値: this を返します。

IFloat max :上限値。
      このオブジェクトの値がこの値より大きい場合はこの値に補正します。

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Float::ApplyOrOver

public SelfType@ ApplyOrOver( IFloat min)

   このオブジェクトの値を指定値以上に補正します。
   このメソッドは値が指定値以上であることを保証したい場合に便利です。

   このメソッドの影響は瞬間的です。
   後続の演算結果が指定した値域に制限されることはありません。
   
   このメソッドは最初に min から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 min.Get で値を取得します。

戻り値: this を返します。

IFloat min :下限値。
      このオブジェクトの値がこの値より小さい場合はこの値に補正します。

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Float::ApplyMin

public SelfType@ ApplyMin( IFloat value)

   このオブジェクトの値と指定値のうち小さい方を保持値にします。

   このメソッドの影響は瞬間的です。
   後続の演算結果が指定した値域に制限されることはありません。
   
   このメソッドは最初に value から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 value.Get で値を取得します。

戻り値: this を返します。

IFloat value :評価する値。
      このオブジェクトの値がこの値より大きい場合はこの値に補正します。

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Float::ApplyMax

public SelfType@ ApplyMax( IFloat value)

   このオブジェクトの値と指定値のうち大きい方を保持値にします。

   このメソッドの影響は瞬間的です。
   後続の演算結果が指定した値域に制限されることはありません。
   
   このメソッドは最初に value から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 value.Get で値を取得します。

戻り値: this を返します。

IFloat value :評価する値。
      このオブジェクトの値がこの値より小さい場合はこの値に補正します。

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Float::CompareAndSwap

public Bool CompareAndSwap( IFloat cond, IFloat value)

   このオブジェクトの値が cond と一致する場合のみ、 value をこのオブジェクトに代入します。
   この比較と代入は不可分に行われます。

   このメソッドは最初に各引数から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 IFloat@@Get で値を取得します。

戻り値:代入が行われた場合は真を返します。

IFloat cond :検証する値。
IFloat value :代入する値。

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Float::GetAndSet

public Float GetAndSet( IFloat value)

   このオブジェクトに value を代入し、以前の値を返します。
   この取得と代入は不可分に行われます。

   このメソッドは最初に value から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 value.Get で値を取得します。

戻り値:今までこのオブジェクトが持っていた値を返します。

IFloat value :代入する値。

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Float::IsInRange

public Bool IsInRange( IFloat min, IFloat max)const

   このオブジェクトの値が指定した値域内にあるか判定します。
   このメソッドは (min<=this)&&(this<=max) の結果を返します。

   このメソッドは最初に各引数から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 IFloat@@Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトの値が指定した値域内にあれば真を返します。

IFloat min :判定する値域の最小値。
IFloat max :判定する値域の最大値。

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Float::IsInRangeLess

public Bool IsInRangeLess( IFloat min, IFloat max)const

   このオブジェクトの値が指定した値域内にあるか判定します。
   このメソッドは (min<=this)&&(this<max) の結果を返します。

   このメソッドは最初に各引数から INativeFloat による取得を試みます。
   これに失敗した場合、 IFloat@@Get で値を取得します。

戻り値:このオブジェクトの値が指定した値域内にあれば真を返します。

IFloat min :判定する値域の最小値。
IFloat max :判定する値域の最大値。

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Float::IsFinite

public Bool IsFinite()const

   このオブジェクトの値が有限値か判定します。

戻り値:このオブジェクトの値が有限値なら真を返します。

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Float::IsInf

public Bool IsInf()const

   このオブジェクトの値が無限値か判定します。

戻り値:このオブジェクトの値が無限値なら真を返します。

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Float::IsNaN

public Bool IsNaN()const

   このオブジェクトの値がNaNか判定します。

戻り値:このオブジェクトの値がNaNなら真を返します。

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Float::to_i

public Integer to_i()const

   このオブジェクトを整数化した結果を返します。

戻り値:このオブジェクトを整数化した結果を返します。

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Float::to_f

public Float to_f()const

   このオブジェクトを浮動小数化した結果を返します。

戻り値:このオブジェクトを浮動小数化した結果を返します。

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Float::to_s

public String to_s()const

   このオブジェクトを文字列化した結果を返します。

戻り値:このオブジェクトを文字列化した結果を返します。

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最終更新 2023/01/29