今回マイケル達は、14番グリッドからスタートの決勝は激しい戦いのレースとなりました。
序盤、前のクルマのスピンを避けようとして行き場を無くし、2つポジションを落とすことになってしまいましたが、その後クルマはほぼ完璧で、問題なく1スティント目を走ることができタイヤの方も予選ではすこし手こずったハードタイヤでしたが、今日の暑さの中ではその心配も無くなっていました。
その後徐々に前の車との距離縮めて、松田選手へと交代したのです。 交代後、同じニスモの23号車と接触し、22号車はグラベルにはまってしまいました。 この接触で2周の遅れとなり、さらにその後、ルーティン以外のピットインもあって
優勝はチャンスは厳しくなってしまいました。
しかし、1000キロもの長丁場のレース。他のクルマのリタイアなど何が起こるかわからないので、少しでも多くのポイントを取るためにマイケル達は、最善を尽くしてがんばりました。
ただ今年のレースは中盤リタイアが少なく、なかなかポジションを上げられず苦しい展開となっていました。
しかし、マイケルの最後のスティントの時に急に雨が降り始めチャンスが訪れ天候の変化によるタイヤの交換タイミング・作業時間などがうまくいき、さらに他車のリタイアなどもありポジションを6番手にまで上げることができ、そのまま6位でフィニッシュとなりました。
フィールド内では最高速を出していたのですが結果がついてこなかった・・・ということがとても残念でなりません
今日の結果は、TOYOTA TOM'S のロッテラー/脇阪選手組が優勝。
そしてチャンピオンシップリーダーのHONDAのファーマン/伊藤選手組が続き、チームメイトの23号車が3番手で表彰台にあがりました。 この23号車の結果は、レース序盤にタイヤの問題でピットインをしたにも関わらず3番手でフィニッシュし、
チャンピオンシップも2番手につけるという結果をもたらし、ニッサンにとっては良い結果だったのでは・・思います。
でも個人的には22号車マイケル達が表彰台に上がってもらいたかったです。