ドラゴンドラゴン

神々の兵、それが龍。
太古において神々が争った戦争、一人の巫女の生殺与奪から発展した戦争。
<真実の乱>と呼ばれる戦いの中で闘った戦士を指す。
それが龍。
いかなる生物よりも古く、そして強い。

………

ドラゴンに寿命は無く、永遠に成長を続けます。
しかし、その永遠を与えられたドラゴンは現在両手の指で数えられる程しか生き残っていません。
その殆どは<真実の乱>で滅びたと言われています。
生き残っている古代のドラゴンは、神龍古龍と呼ばれる二種類のドラゴンです。
神龍とはそれぞれ神の配下に一匹ずついるドラゴンの事で、言って見ればそれぞれの勢力のドラゴンの王と言えます。
そして、その下で戦ったドラゴンが、現在の古龍です。
古龍ですら神々を傷付けるだけの力を持っていた訳ですから、実質上神龍は神と殆ど違わない力を持っていたと思われています。
ですが、現在生き残っている神竜は闘神ウェルオスの配下にいた<カロサス>のみであり。
しかも居ると言われているだけで誰も見たことが無く、何処に居るのか、本当に存在するのかさえ分かっていません。

一方、古龍の方は大体の数が確認されています。
ポウル・ロウ大陸に住む疾風龍<ロゼ>等がそれに当り、それぞれの大陸に一匹ずつ確認されています。
しかし、他にも発見したと言う報告例も有ります。
彼らは主だった神の遺跡の番人として存在し、神々の最も貴重な宝を守っていると言われています。
彼らには龍語ドラゴンロアードラゴンロアーと言う独自の言語が有るようですが、人々には確認されていません。

上記のドラゴンの他にも龍族は数多く存在しています。
それは人々が最強の生物である龍を真似て作った生物、又は古龍自身が作り出した眷属だと説が有りますが、
詳しくは分かっていません。
それらは一般的に下位竜レッサードラゴンレッサードラゴンと呼ばれ、人間や動物を喰らうモンスターとして存在しています。
空竜、水竜、陸竜、に分類され。大小強弱様々な種類が居ますが、そのどれもが恐ろしい敵です。
古龍達はそれらと一緒にされる事を嫌っていて、見つけ次第攻撃します。
それ故に古龍の居る遺跡の近くには下位竜レッサードラゴンレッサードラゴンは居ません。


なお、紛らわしいのでレッサードラゴンは『
古龍以上のドラゴンを『』と表記します。