1.VI Clientログイン
[スタート]-[プログラム]-[VMware]-[VMware Infrastructure Client]を実行する。
ESXサーバの情報を入力し、「ログイン」を押下する。
2.VI Clientログアウト
VI Vlientメニューから[ファイル-[終了]を実行する。
3.仮想OS起動
対象の仮想OSを選択し、右クリックメニューから「パワーオン」を選択する。
4.仮想OSコンソール起動
対象の仮想OSを選択し、右クリックメニューから「コンソールを開く」を選択する。
5.仮想OS停止
仮想OSにVMware Toolsをインストールしている場合はVI ClientからOS停止が可能となる。
VMware Toolsインストール方法は「
VMware tools導入」参照
対象の仮想OSを選択し、右クリックメニューから「ゲストのシャットダウン」を選択する。
6.ESXサーバOS停止
ESXサーバを選択し、右クリックメニューから「シャットダウン」を選択する。
7.ストレージ追加
DISKを追加した場合はESXサーバにvmfs3として追加する必要がある。
[構成]-[ストレージ]-[ストレージの追加]をクリック。
ストレージタイプの選択で[ディスク/LUN]を選択し、「次へ」を押下する。
ディスク/LUNの選択で追加したDISKが表示されることを確認し、「次へ」を押下する。
現在のディスクレイアウトで「次へ」を押下する。
ディスク/LUN - プロパティで[データストア名]を入力し、「次へ」を押下する。
ディスク/LUN - フォーマット化でプルダウンから追加したDISKサイズに合わせたブロックサイズを選択し、「次へ」を押下する。
以下画面で「終了」を押下する。
画面下の[最新のタスク]にDISK追加のイベントが走行し、完了後に追加したストレージが表示されることを確認する。
8.ストレージ削除
ESXサーバから存在するストレージを削除する。
[構成]-[ストレージ]で削除するストレージを選択し、右クリックメニューから[削除]を選択する。
削除するストレージ上の仮想OSも全て削除する場合は以下画面で「はい」を押下する。
9.ネットワーク追加
ESXサーバにはESXサーバ用のサービスコンソールと仮想OS用の仮想スイッチが作成できる。
ここでは仮想OS用スイッチを作成する。
※サイト管理者のESXサーバにはNICが1枚の為、サービスコンソールの作成とチーミングの設定手順は記載出来ない。Intel製のNICを複数搭載出来るのは業務用位かと。
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説明 |
サービスコンソール |
・ESXサーバが外部セグメントに接続するために必要なネットワークスイッチで必ず物理NICを選択する必要がある。
・NICを複数設定したチーミング(冗長化)可能。
・サービスコンソールには仮想スイッチも追加可能でその場合はサービスコンソールに設定したIPアドレスのセグメントに仮想OSも接続可能となる。
※監視セグにESXサーバを接続する場合にサービスコンソールを作成した場合、仮想OSからは監視セグには接続できないが仮想スイッチを追加することで仮想OSも監視セグに接続可能となる。 |
仮想スイッチ |
・仮想OSが外部セグメントに接続するために必要なネットワークスイッチで物理NICを指定した場合は外部セグメントにも接続可能となる。物理NICを指定しない場合はESXサーバ内の閉鎖セグメントを作成できる。
・NICを複数設定したチーミング(冗長化)可能。
・仮想スイッチには基本的にESXサーバは接続できない。
・サービスコンソールを作成しないで仮想スイッチのみを物理NICに接続した場合は接続セグメントは仮想OSのネットワーク設定に依存する。
※サービスコンソールを作成しないで業務セグに接続した物理NICで仮想スイッチを作成した場合は、仮想OSのみが業務セグに接続可能となるが仮想OS上で業務セグのIPアドレスを設定する必要がある。所詮レイヤー1程度のスイッチです。 |
[構成]-[ネットワーク]-[ネットワークの追加]をクリック。
接続タイプで[仮想マシン]を選択し、「次へ」を押下する。
仮想マシン - ネットワークアクセスで[仮想スイッチの作成]を選択し、「次へ」を押下する。
※以下例の様に既にサービスコンソールをvSwitch0として作成している場合は[vSwitch0の使用]を選択することでサービスコンソールのセグメントに仮想スイッチを追加出来る。
仮想マシン - 接続設定で[ネットワークラベル]を入力し、「次へ」を押下する。
※ネットワークラベルはサーバ管理者が管理しやすい名前を入力する。
以下画面で「終了」を押下する。
作成した仮想スイッチが表示されることを確認する。
10.チーミング設定手順(参考程度)
@仮想スイッチの[プロパティ]をクリック。
A[ポート]タブから対象のvSwitchを選択し、「編集」を押下する。
B[NICチーミング]タブでチーミングに参加させるNICを未使用アダプタから選択し、[有効なアダプタ]か[スタンバイアダプタ]に移動する。
C後はお好みの設定でフェイルバックさせるなりの詳細設定をする。
チーミング設定するレベルの管理者なら見ればわかるでしょう。
11.仮想OSを仮想スイッチに追加
作成した仮想スイッチに仮想OSを追加する。
対象の仮想OSを選択し、右クリックメニューから[設定の編集]を選択する。
仮想マシンのプロパティで、[ネットワーク接続]のプルダウンから接続したいネットワークラベルを選択し、「OK」を押下する。
※OS起動時にネットワークする場合は[パワーオン時に接続]にチェックを入れる。
仮想OS起動中の場合は[接続中]のチェックを外すことで物理サーバであればLANケーブルを抜いた状態にすることも出来る。
12.ネットワーク削除
接続している仮想OSが存在する場合は当然事前に接続先を変更すること。
削除対象のスイッチの右上に表示している[削除]をクリックする。
削除確認で「はい」を選択する。
13.Snapshotバックアップ
ESXサーバには便利なバックアップ機能としてSnapshot機能がある。
Snapshotで使用する領域のサイジングは仮想OS領域の20%です。
※VMware Serverにも標準機能と搭載されているので活用すべき。
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Snapshot採取タイミングによる違い |
仮想OS停止状態 |
Snapshot採取(バックアップ)、リストア(戻し)、削除の時間が早く、OSの整合性が保障される。 |
仮想OS起動状態 |
Snapshot採取(バックアップ)、リストア(戻し)、削除の時間がかなりかかる、OSの整合性が保障されないためになんらかのOSのサポートを受ける場合は非推奨
※個人的には使用していますが全く問題なさげです。 |
対象仮想OSを選択し、右クリックメニューから[スナップショット]-[スナップショットの作成]を選択する。
[名前]にスナップショット名を入力し、「OK」を押下する。
画面下の[最新のタスク]にSnapshotイベントが走行し、完了を確認する。
※名前にはは英数字を使用すること
14.Snapshotリストア
直前のSnapshotに戻る場合
対象仮想OSを選択し、右クリックメニューから[スナップショット]-[スナップショットまで戻る]を選択する。
画面下の[最新のタスク]にSnapshotイベントが走行し、完了を確認する。
Snapshotマネージャを使用した場合
対象仮想OSを選択し、右クリックメニューから[スナップショット]-[スナップショットマネージャ]を選択する。
過去に採取したSnapshotのツリー表示で戻りたい[名前]を選択し、「移動」を押下する。
画面下の[最新のタスク]にSnapshotイベントが走行し、完了を確認する。
15.Snapshot削除
Snapshotを削除する場合は「すべて削除」を押下する。
個別に削除する場合は対象の[名前]を選択し、「削除」を押下する。
※Snapshotを纏めて削除する場合は仮想OS停止状態のものであっても時間がかかります。
仮想OS起動状態の場合は凄い時間がかかります。
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