信州 冬のにごり湯巡りの旅
<その6>




■ 小布施の街
熊の湯温泉の濃い湯にのんびり浸かった帰り道、車内で二人が口にしたのが「お腹空いたね!」の一言。
湯巡りしているといつもよりなぜかお腹が空く・・・(ヤセたわけではないだろうけど)
1時間もかからずに、小布施の街に到着してランチをと目当ての傘風楼へ行ってみると、祝日だったので2時だというのに順番待ち(^^;; 
しょうがないので、第二候補の「ままごとや」に行ってみたら、ランチは蕎麦のみで、自家製ウインナーやピッツァは夜のみで残念!
結局、本命へと戻りました。
交差点の角にあるカブトムシ
私の背丈の倍くらいの大きさ
蔵を利用した「ままごとや」
街路樹の梅 桝一市村酒造


■ 傘風楼のランチ
昨日、栗アイスを食べたお店小布施堂の奥が洋食レストラン「傘風楼」
2時過ぎでも少し待って席に着けるという人気ぶり。
ガラス張りの店内はとても明るい雰囲気で、2階は夜営業する、お酒のヘキイケンの名をとったバーになるようです。

オムライスハンバーグカレーを頼んでみました。
ゆうはオムライスが美味しくてとても気に入ったようです(^^)
カレーのほうは普通かなぁ。パスタも美味しそうだったので、次回はそっちを食べてみよう!
そうそう、こちらの栗を使ったデザートも評判がいいみたいなので、食べてみたかったです
ミックスオムライス800円+大盛100円 ハンバーグカレー1000円


■ 北斎亭
食後のデザートには、斜向かいにある北斎亭ソフトクリームを。。。
店内は和菓子屋さんで、栗を使った品が多かったです。奥には食事処もあり、栗おこわなどが食べられます。

ソフトクリームは、栗の味と甘さを感じるもので、コーンがワッフルタイプです
すごいところは、一番下までソフトが入っていたこと! (今回だけかもしれませんが)
かなりお徳だったかも!? 店内のお休み処で食べました。
北斎亭 栗ソフトクリーム300円


■ 蕨温泉 ふれあいの湯
まだまだ帰るには時間が早い、というか温泉に入りたい!
蕨温泉ふれあいの湯に立ち寄ることにしました。
ここは旅館の建物とは別に、日帰り入浴施設があります。
休日の午後ということで、駐車場はいっぱいで賑わっていました。

長方形の内湯の湯口はとっても変っています。カミナリさんの口から透明な湯がザァザァ出ています。かなり熱い湯で、湯船にはほとんど人がいませんでした。常連風の年配の方は、掛け湯をしながらずーっと淵で楽しんでおられました。

露天風呂は屋根付きで、一面が開放されていて眺めが良く爽やかな風が心地よい。
光に照らされた身体を、青い光のベールが、陰になる方は鮮やかなオレンジのラインが見える。きっと温泉成分の”なにか”でそう見えるのだろう・・・。そういえば、昨日の山田温泉大湯でも手のラインが青く光っていたので、似た成分なのかもしれない。


■ おぶせ温泉 あけびの湯
食事やアイスなどて味は十分堪能した小布施ですが、観光地より少し離れた場所になんと温泉があった! そうなりゃ湯も味わってみるしかないね。。。ということに。

温泉施設は隣同士に「穴観音の湯」と「あけびの湯」がありどちらにしようか迷った挙句、手前にあるあけびの湯に決定!

こちらもかなりの繁盛ぶりで、空いているロッカーを探すのが大変なほど。
内湯は透明な湯で熱め、さらに浴室内も湯気が篭もっていたのでいそいそと階段下の露天風呂に行く。



露天風呂は大きい岩造りで、遠くの山々が見渡せる。湯は内湯とは違い、深緑微白濁で、温泉臭+ほのかな硫黄臭のする本格派で気に入った。



夕暮れのひと時、最後の温泉を存分に味わえて湯巡りを締めくくる。


■ 味郷
5時過ぎで、これから高速に乗ると夕食はSA・・・。それじゃぁつまらないからちょっと早いけど小布施の駅近くにあるとんかつやさんへ(重い食事が食べられるか一抹の不安があったが、行かずにはいられない自分が怖い)

わりと大きいお店の外観。玄関前にはイスがあり、ピーク時には行列が出来るのだろうか?
店内は綺麗で貸切、夜の開店早々なので当たり前ですね。
メニューはとんかつ以外にも、焼肉やパスタもあったが、やはりここはとんかつを頼まなくちゃ!とロースヒレを注文。
出てきたのは弁当箱くらいの大きさ(ってどれ位?)のとんかつ!!
さらにサラダも山盛りで、「ご飯はお替りできます」とのことだった。
ここのとんかつは、最初からソースがかけてあるタイプで、味は甘めです。半分も食べたらお腹一杯になり”ランチのお肉少な目にしとけば良かったなぁ”と思いながらもゆうは完食。あやは食べ切れなかったので、お土産にしました。
味郷のとんかつはジューシーという感じはしなかったけれど、甘いソースがしっかりついているので持ち帰った分も美味しく頂けました。カツサンドに合いそうな感じです。
とんかつのお店
 味郷
店内はとても
小奇麗です
ヒレかつライス1600円 ロースかつライス1500円


■ 帰路につく
「もう思い残すことは無い!」っていうくらい2日間楽しんだので、上信越道、須坂長野東ICから高速に乗り帰路に着きます。

途中の横川SAで、ゆうの駅弁好きが発揮され”横川の釜飯”を買いました。
店員さんの”釜飯を包む技”は目にも留まらぬ早業で必見!

【きおく】
温泉が点在する北信州。すーっと行ってみたかった温泉地にひょんなことから行けることになったのが一ヶ月前。
今回は色とりどりのにごり湯に出会えて、特に気に入った温泉は「山田温泉」「熊の湯温泉」ですね、ほとんど一人でのんびり入浴できたのも印象が良かった理由の一つですが、山田温泉は”全て木造りの浴場と湯、熊の湯温泉は温泉の色と匂いがとても気に入りました。
宿泊した満山荘も本当に良かったです。山の景色があんなに綺麗で癒されるものとは知りませんでした。
3月後半でしたが、志賀高原では雪が降っていたり小布施では青空にぽかぽか陽気だったりと冬と初春を同時に楽しめました。

今度は292号沿いの温泉(渋・湯田中温泉他)や、もう少し北にある野沢温泉や秋山郷などにも行ってみたいと思いました。

 今回の走行距離 578.3km  ドライバーのゆう、お疲れ様でした♪

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