2006/11/01 真っ赤だな! |
11月になりました! 今年も残すところ後僅か!年賀状の発売なども始まる時期となってしまい、ちょっぴり焦っております。 母が諏訪湖の方に旅行してきました。 携帯を覚えたら、しっかり紅葉の写真など撮ってきて、あまりに見事なので載せたいと思います。 本当、歌にもあるように、“真っ赤だな!”。 寒暖の差が激しい土地柄か、都心で見る紅葉の色とは、全く違う、鮮やかな赤だったそうです。 おみやげの干し杏と、わかさぎの稚魚の唐揚などを頂きつつ、つくづく自然の色合いにかなうものはないな〜と感心している私です。 |
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2006/11/02 明日は文化祭! |
明日は、文化の日、厚木市民文化祭の日です。 今回の文化祭は、夏の“クロニクル”の舞台がかなり大掛かりで、皆さん気持ちお疲れ?か、有志の少人数の参加となりましたが、集中したリハーサルの成果があって、なかなか良い仕上がりです。お時間のある方は、是非応援にいらして下さいね! 厚木市文化会館で、午後の二時過ぎの出番となります。 秋にふさわしい?!ちょっぴり大人っぽい作品です。 客席から、舞台を見るのもなかなかよい勉強の機会ではないかと思います。 参加者の方々、今ある力を全て出し切って、楽しい舞台になるように祈っています。(^o^)/ |
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2006/11/04 文化祭お疲れ様でした〜! |
昨日、無事に文化祭本番が終わりました。 出演者の皆様、大変お疲れ様でした。 そして応援にかけつけてくれた皆様、有り難うございました。 とても嬉しかったです!! 普段、あまり見る機会のない仲間の踊りを、客席から、ひいて見ることができて如何でしたか? これで、クロニクルの舞台から引き続いていたリハーサルも少し一休み。 次の舞台に向かって充電し、英気を養おうと思います。 舞台を一つ越えると、日頃のレッスンの大切さをより実感できるもの・・・。 また、一緒に頑張って行きましょう!(^o^)/ |
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2006/11/12 ハッピーウェディング!! |
昨日は、スタジオのメンバーMの結婚式でした。 ホテルの教会式で、外国人の牧師さんの日本語がかなりたどたどしく、かつ強引?!で、ちょっと面白かった(^o^;)けど、厳粛に行われたお式の後、披露宴では、無事、主賓スピーチの大役を果たすことができて、ホッと一息といった次第です。 とにかく、八頭身美女のMは、メチャメチャ美しい花嫁さんでしたよ〜! Mがスタジオに入って約10年・・・。 あっという間の10年でしたが、踊りを10年も続けられた精神力、体力?、根性!?があれば、人生も必ずやたくましく乗り越えていってくれると安心しています。 最近、若手としてスタジオに入ったメンバーが、次々とお嫁さんに行き、娘を嫁がせる父親(母親か!)のようにちょっぴり寂しくなっている私ですが、それぞれが、またそれぞれのタイミング、ペース、関わり方で、踊りとの出会いを大切にしていってくれればいいな〜などと思います。 また、出会った時に、既にお嫁さんだった?メンバーも、ライフワークとして、自分と踊りとの出会いを大切にしていって欲しいな〜・・・。 それにしても、披露宴のお料理のネーミングって笑える・・・。 “祝宴の雫”とか、“鮮のつどい”とか、表題だけ見たら、いったい何が出てくるのか分からない激しい?おめでたさ・・・・。 実際出てきたお料理食べても、この美味しいものは、でもいったいな〜に?といった感じがたまりません。 各テーブルを、プロのマジシャンがテーブルマジックをしに回ってくれるという趣向もあり、楽しかったです。 最も大きな演出は、新郎新婦がお色直しで登場します!と入り口の方に注目を集めておいて、風船が割れると二人はいない・・・。あれあれ?という間に、後ろのひな壇にパッと登場!!、というのだったのですが、見事に演出にはまってしまい若干悔しい?! 「入り口をご覧下さい。後ろの方は、どうぞ前まで起こし下さい。」 と司会の方が言われても、動かないで、壇上、屏風の後ろをじっくり見てればよかった?! いえいえ・・・。おめでたいお席の事、素直にびっくりできてよかったです。ハイ! 昨日は、朝方に雷なども鳴って、さすが?「雨女」を通り越した「雪女」の私の弟子と思いましたが、宴が終わる頃には雨も上がり、良かったです。 そして、一転、今日は、ぐんと冷え込んでいますね。 やだね〜寒いのは・・・・。 これから、寒い季節。身体を冷やさぬよう、元気にいきましょう!(^o^)/ |
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2006/11/23 「手紙」 |
映画も公開になった東野圭吾の「手紙」という作品。 東野さんの作品はかなり好きで読んでいる私ですが、これは未読だったため、文庫になって本屋に山積みになっていたのを 機会に読んでみました。 う〜ん・・・。と言った感じ。 弟の学費のために、強盗殺人を犯した兄と、刑に服するその兄のために、差別(差別はいけないことだから普通にしなくち ゃ・・・という逆差別も含む)に苦しみながら生きていく弟の物語です。 獄中で、更生への道を歩きつつ、定期的に弟へ届く手紙。 ニュースで、この「手紙」の映画を刑務所内、受刑者に見せるという映像をやっていたのですが、受刑者にとってはかなり キツイかもしれません。 ・・・というのは、この「手紙」の中には、“犯罪者の身内が差別されるのは、当然である”というある意味、極論ともいえる、考えが出てくるのです。 一般庶民が、世の中で自分の家族を守るためには、犯罪者や、犯罪者に関わった人、身内なども含めマークするのは、当然 な事であり、犯罪者にとっては、自分の身内に(自らが罪を犯したわけではないのに)差別され、苦しい想いをさせる、そ のこと自体が、罰のうちだという考え方です。 では、犯罪者の身内にとって、その現実はどうなんだ、ということが、この小説で繰り返し繰り返し、これでもかと、書か れます。 自分は何一つ悪いことをしていないのに、就職は断られ、縁談は破談になる。 歯を食いしばるように、生きていく弟に、次々と差別は、襲い掛かる。 とうとう、弟は、兄との絶縁を決め、最後の手紙を獄中に送るのです。 そして、そのラスト、弟は、兄のいる刑務所で慰問コンサートの舞台に立つ事になります。 舞台の下と上で、限りなく遠い距離をはさみながら、初めて向かい合う兄、弟・・・。 結論は、ないのです。 現実に、いじめがなくならないと同じように、差別のない世界は幻想だという事。 弟の勤務先の社長さんが言う言葉が、いちいち印象的でした。 「全てをさらけ出して、差別を乗り越え強く生きて、周りに受け入れられたとしよう。その場合付き合っていく上で心理的 負担が多いのはどちらかね?」 「何が正しいかなんてないんだ。大切なのは、それを自分が選ぶという事」 じゃあどうしたらいいんだ?!と言うのは、一人一人が自分で考えなさい、という事か・・・。(この作品、テーマは確か にものすごく重いのですが、東野さん、ちょっと書き方がずるい!?) 人は一人では生きて行けない、という事。 当たり前のようなその事自体が、重みをなくしている現代の世の中だから、改めて、なのか・・・。 ラストシーンに感動した・・・という意見が多いようですが、私自体は、実はそうでもありませんでした。 あぁ、よかった・・・という種類のセンチメンタルな感動ラストではないと思いました。 自分が、もし犯罪者の身内になってしまったら、どうなんだ?とか、犯罪者の身内の方が近くにいたらどうするんだ ?とか、結論の出ない問いにぐるぐるとはまりました。 私は、自分は差別なんかしない、と断言はできないし、表に出さなくても、多分差別意識につかまるだろうし、そのあげく 、逆差別をしてしまうかもしれないし・・・。 限りなく読みやすい(一晩で読んでしまいました)文章、ストーリー、ですから、もしよかったら読んでみて下さい。 |
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2006/11/26 想いの力 |
TVにデザイナーの山本寛西さんが出ていて、日本人として始めて海外で認められるデザイナーとなれた理由について、「( 成功したい・・と想う、ただその想いが人の500倍くらい強いんです・・・」といった事を語っていました。 圧倒的な自信、文字通り、自分の力を信じる力・・・。 やはり、世に出て行く人のエネルギーは、すごいな〜と思いました。 同時に、人がものを信じる力、想いの力、のすごさをあらためて感じました。 「叩け、さすれば開かれん」 このところ、その言葉を聴いたり、連想させられたりする事が多いのです。 冤罪のスパイ容疑で、ソ連に抑留され、なんと50年後帰国し、妻子と再会した実在の人物、蜂谷弥三郎さんのドラマを見 ました。 極寒のシベリアで、常に死と隣り合わせの中で、蜂谷さんを死の淵から救っていたのは、「生きて日本に帰る」という想い の力そのものだけでした。 一方、赤ちゃんと二人取り残された北朝鮮から引き上げ、女手一つで、子供を育て、50年間、たった二年半だけ暮らした 夫を信じて待ち続けた妻、久子さんを支えたのも、「あの人は必ず帰る」という想いの力でした。 また、ロシアでの妻クラウディアが、35年も連れ添った弥三郎を、日本へ帰すために心ならずも離婚し、帰国許可書を手 に入れた献身的な愛・・・。 それも、「あなたを日本に返してあげる」という約束を全うしようとする想いの力だったように思います。 強くひたすらに信じて、前を向いてさえいれば、大抵の事は真実になるのかもしれない・・・と思います。 ただ、そこまで、純粋にひたすら強く信じることが、なかなかできることではないわけで・・・。 迷ったり、自分には無理だとあきらめたり、そしてあきらめた事自体をごまかして、いやこっちを選んだんだ・・・と納得 してしまったり・・・。 でも、想わなかったら、信じなかったら、何も始まらないんだな、と改めて思うこの頃です。 |
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