観 光 編

5日目後半~6日目

<文責:女王様1号>


◆ ラストスパート! ◆
 シャワーを浴びてクチトンネルの汗を流し、冷蔵庫に入れておいたウェルカムフルーツと日本から持参した非常食(おつまみ類など)で適当に胃袋を満たすと、昨日に引き続き買い物に出かける。
 まずはまたまたZAKKAへと赴いて、昨日オーダーしたワンピースの受取り。2号&3号は大丈夫だったが、1号のワンピースがちょっとキツく(しかもウェストではなく肋骨周りが。Why?)、要お直しとなってしまった。 18時のチェックアウトまでにホテルに届けてくれることになったが、果たして間に合うのか?
 ZAKKA近くのサイゴンセンタービル内(バッグなどの屋台店が多い)をぐるっと見た後、テーブルウェアなどのめぼしい店に寄りながらレロイ通り、バスター通り、レタイトン通りを練り歩く。 最後はガイドブックに載っていた店を探し求めてレタイトン通りをかなり東の方まで行き、陶器水牛の角製アクセサリを購入して、5時半頃にホテルに戻った。
 刻々と近づくチェックアウト時間。2号と3号が部屋でワンピース試着会を開催している間も1号は気が気ではない。 ついに6時5分前、部屋のドアがノックされ、覗くと従業員のおばちゃんが。チェックアウトの催促か?! と、ドアを開けるとおばちゃんは1号のワンピースを届けてくれたのだった。ギリギリセーフ。 1号は鬼のような速さでお直し済みのワンピースを試着して確認し、再び鬼のような速さで脱いで荷物に放り込んだ。
 こうしてほぼ6時きっかりにチェックアウトし、荷物はそのままフロントに預け、最後の力を振り絞ってなおも買い物&夕食へと出発。 ホーチミン人民委員会庁舎

 先刻目をつけていた店で2号がみやげ用の籐のバスケットを購入してから(写真はその途中に通ったホーチミン人民委員会庁舎とホー・チ・ミン像)、ドンコイ通りを南下。 本当に最後の買い物チャンスということでガイドブックを頼りに脇道にも入ってみるが、つぶれたのか引っ越したのか店名が変わったのか、そこで探していた籐製品の店は見つからずじまい。結構店の移り変わりが激しいのか、「あるはずの店がない」という状態がしばしば生じていた。 単に地図が間違っていたか、女王様たちが間違っていたという可能性もあるけど。
 ベトナム最後の晩餐なので、ここはひとつマジェスティック・ホテル最上階のレストランで食べよう!ということに。 その前に通りを渡ってサイゴン川の川岸を歩いてみるか?という案も出たのだが、このトンドゥックタン通りはかなり幅があり、しかも信号レスなため、途切れることのないバイクの洪水を縫って渡ることができずに断念。
 最上階でエレベータを降りると、フロアは妙に寂れている。「?」と思いながらも眺めの良い席についてビールを注文。 サイゴン川の夜景をバックに写真撮影し、さて食べ物メニューを…と探したが、飲み物しかなかった。 そこはレストラン手前のバーエリアだったのだ。
 そそくさとビールを飲み干して改めて奥へ進んでみたが、そこではレストランの外で待つ人々の姿が。 イヤな予感がして覗いてみると、レストラン貸し切りで結婚披露宴が行われていた。ウェイトレスさんに訊いても何時に終わるかわからないと言う。 既に時刻は7時を回っており、8時半にはホテルに送迎が来てしまうので、マジェスティックでのディナーは次回(いつだ)に持ち越し。
 結局、ドンコイ通りのちょっとおしゃれっぽい脇道にあった小綺麗なベトナム料理店で簡単に夕食を済ませ、早足でコンチネンタル・ホテルに戻った。予定の時刻より少々遅れてやってきた送迎バスに揺られて、一路空港へ。

 この空港を利用するのも3度目。今回は3女王様も穏やかな気持ちで出国税$12を支払う(笑)。 出国審査後に免税店を見て回るが、なぜか香港みやげが多く、ベトナムみやげはあまりない。 搭乗を待っている間に停電になったりもしたが、この日のベトナム航空は損益分岐点に達した模様で、午後11時に無事ベトナムを後にすることができた。
 その後、翌朝6時過ぎに関空に到着。10月後半の早朝の気温は一挙にベトナムの半分に。日本に帰ってきたことを実感する女王様たちであった。

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