準 備 編

<文責:女王様1号>


ツアー選び
 現在、雑貨&ベトナム料理好きの女性を中心に人気急上昇のベトナム。関空から毎日ベトナム航空の直行便が出ているので、東京周辺からは羽田発着にできるのが嬉しいところ。
 一方のカンボジアもひとまず平和になってホテルなども続々新規&リニューアルオープンしているようで、遺跡好きを手招きしている。 カンボジアだけのツアーなら、タイ航空などでバンコク経由というのが1番メジャーなルートであるらしい。

 しかし、この両者を最も効率的に巡るとなると、朝8時羽田発、午前中に関空を経由、午後にホーチミン経由で夕方シェムリアップ着という、JALとベトナム航空を乗り継ぐシェムリアップIN・ホーチミンOUTのルートにほぼ限られる(2001年10月時点)。 ルートが限定されるということは、すなわちそのツアーが混むということ。1ヶ月と3週間前に土曜発のツアーを申し込んだら既にキャンセル待ち…。
 ところが、その1週間後くらいに別な旅行会社で1日出発を遅らせた日曜発のツアーを申し込んでみたところ、キャンセル待ちにもならずにあっさり取れてしまった。なぜかというと、日曜と木曜発のツアーは成田発着だから(もちろんツアーによっては日・ 木発でも羽田発着)人気が落ちるらしい。というわけなので、空港までの遠さを敬遠しなければ、成田発着のベトナムツアーというのはちょっと穴場かも

 結局女王様一行は最初にキャンセル待ちになっていたツアーが取れたので、第1希望通り土曜発になりました。今回はアメリカの同時多発テロ直後だったので、キャンセルが多く出たのかもしれませんが。
 しかし、このツアー会社(の担当のねーさん)がなんともボケ気味で…。キャンセル待ちじゃなくなっても連絡してきてくれないし、料金面のことは別な担当者にいちいち聞かないとわからないみたいだし(何度も電話を保留された)、前回こちらのリクエストとして 伝えておいたことをまったく覚えていないし。こっちが質問するときも「~が~で~だから、~は~なんですか?」と、噛んで含めるような説明をしてから訊ねないと話が通じない。それでも2つ質問すると、最初の質問は忘れられている。 (^^;
 ABROADにもベトナムツアーの会社としては大々的に見開きページでコースを載せている会社なんですが、その割に今どきメールアドレスもHPもないってのはちょっとどうよ?と思うのですが。だから下記の関連リンクにも紹介のしようがないです。

カンボジアビザ取得
 カンボジアビザは、入国時に空港で取得することもできる($20)のですが、
  • あくまでも暫定的措置なので、いつ何時急に廃止されるかわからない
  • 賄賂を要求する係員がおり、拒否するとビザ発給の順番を遅くされることがある
などという理由から(ガイドブックやHPに載っていた情報による)、あらかじめ日本で取得していく方が良いとのこと。 そこで、自由業の女王様1号が4名分のカンボジアビザをまとめて取得することにしました。

カンボジア大使館入口  カンボジア大使館は赤坂8丁目にあり、最寄り駅は青山一丁目または乃木坂。どちらからも10分近く歩く。「カンボジア」というイメージからはかけ離れた(失礼)、相当な大きさの建物。門の通用口から中に入ると「←VISA」という看板が出ているので、すぐに場所はわかるでしょう。1号は都合3回ここに足を運びました。
 まず1回目は別件で近くに行ったついでにビザ申請用紙をゲット。確か既にビザ申請・受取時間を過ぎていたと思うのだが、まだ窓口に人がいて記入例をくれた。 また、この時はビザ申請に必要な用紙&写真(6cmx4cm)が1枚になったばかりで、まだ申請用紙やガイドブックには「2枚必要」と書かれている時期だったのだが、「1枚でよくなりましたから」と教えてくれた。なかなか親切。
 2回目は申請。金曜日の午後に行ったのだが、旅行会社らしき人が2名ビザ受取に来ていた&若者が2人申請用紙に記入していて結構繁盛していた。 窓口の係はそこそこ日本語がわかるカンボジア人のおねーさん。3ヶ月有効(滞在可能期間は1ヶ月)の観光用 シングルビザ \3,000。ちょうど3連休が挟まるときだったのだが、通常は翌日か翌々日には発給される模様。
側面にはこんなモノが  で、連休明けにもう1度赴き、預り証を提示してビザスタンプの押されたパスポートをもらい、カンボジアビザ取得完了!

 旅行代理店に依頼すると間違いなく倍は取られる(メコンツアーの場合は\6,800。ボリボリ)ので、会社員の方などは難しいかもしれませんが、自力での取得がオススメです。 申請・受取時間は平日の午前9時~12時、午後1時~3時。ただし、カンボジアの祝日は休みなので要注意。
 そして、カンボジア大使館に行ったら見逃せないのが、道路に面して右側の側面にある怪しげなレリーフ。 おそらく、アンコールトムにあるバイヨンの四面仏塔のレリーフを模しているのだと思われるが、これを大使館の壁にくっつけるセンスって一体 (^^;。 四面仏塔は世界中にあまねく慈悲をもたらすべく、微笑む観世音菩薩が四方向に彫られているそうなので、きっとこのレリーフも赤坂8丁目に慈悲をもたらしているのでしょう…。

ベトナムビザ取得
 今回申し込んだメコンツアーのコースのウリは「ベトナムビザ不要」。不思議だったのだが、女王様たちの希望としてホーチミンのホテルを指定したいとリクエストしたことからナゾが解けた。 ベトナム滞在2泊まではトランジット扱いでビザなし入国可能らしい。 ただし、宿泊できるホテルが限定されており、空港~ホテル間も必ず現地ガイドが送迎しなければならないという条件付き。 (旅行会社のねーさんから大雑把な説明を聞いただけなので正確な理解ではないかもしれませんが)

 従って、どうしてもコロニアル風ホテルに泊まりたかった女王様たちの場合はやはりベトナムビザを取得することとなった。 ベトナムビザの取得には招聘状が必要(社会主義国にありがち?)なので、旅行会社に代行取得してもらうのが普通。インターネットであちこち探し、見つけた中では1番安く取得日数も短かったバケーションワールドという旅行会社に依頼した。 (ちなみに、他の会社では\1万~1万2,000くらいが相場。これまた絶対にボリボリだ。)
 事前にHP上の申請フォームから4名分の情報を送信しておき、同じくHP上にあるPDFファイルをプリントアウトしたビザ申請用紙1枚、顔写真1枚(申請用紙の写真貼付位置には6cmx4cmと書かれているのだが、なぜか貼付枠のサイズは4cmx3cm)、パスポートを持って、赤坂2丁目にあるバケーションワールドへ(書留での郵送でも可)。 ごく普通のマンション内の1室で、表通りから入る階段状の小道がとてもわかりにくかった。
 料金は観光用1ヶ月有効のシングルビザが\6,000(ビザ取得後のパスポート返送料別)。通常申請で3日間で取得できる(割増料金で2日間でも取得可能)のだが、パスポートを返送してもらう場合、実際にはもう1日多くかかる

 ビザは、顔写真が貼られたパスポート見開きサイズのオレンジ色の紙。2つ折でパスポートのページにホチキス止めされていたが、微妙にはみ出していてちょっとジャマ。 1ヶ月有効のハズだが、実際の有効日付を見たら10月10日から11月22日とこれまた微妙な日数でナゾ。 (^^;

関連リンク
◆ バケーションワールド

ベトナムビザ取得代行をお願いした&当初第2希望の日曜発ツアーに申し込んでいた旅行会社。
メコンツアーより応対は全然良かった。会社の場所はわかりにくいけど(笑)。

◆ 日本アセアンセンター

加盟国であるベトナム・カンボジアの観光情報などもあり。

◆ ベトナム航空

時刻表など。

◆ ベトナム情報ディーチョイ

各種ベトナム情報満載!

◆ カンボジア大使館

情報更新が遅くてまだビザ取得に必要な申請書&写真が2枚となっていたりするが、地図があるので所在地がわかる。

◆ カンボジア政府観光局

小伝馬町なんて意外な場所にあると思ったら、エフサンツーリストという旅行会社に同居している模様。

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