トルコ観光編 |
この日もイスタンブールは寒かった。あまり厚手の衣類を持ってきていないので、とにかく重ね着をしまくり、モコモコしてコーディネート的にも妙な風体になる。
今日の午前中はボスポラス・クルーズだ。乗船は金角湾に架かるガラタ橋のたもとから。ボスポラス海峡を北上しだしてすぐ左手に見えるのがドルマバフチェ宮殿。 かなり西洋風の白くて巨大な宮殿だが、今回のツアーでは船上から眺めるだけ。
この後はほとんど船内で時間をつぶし、ヨーロッパ側のサルイェールというところで下船。所要1時間半くらい。 迎えのバスに乗って旧市街へ戻り、南側の海岸近くのシーフード・レストランで昼食。
さらに船が進んでヨーロッパとアジアを結ぶボスポラス大橋の下をくぐり、次の第2ボスポラス大橋が近づいてくると右手のアジア側にアナドル・ヒサールが現れる。 海岸近くにあるのだが、ちんまりとした要塞なのでてっぺんにトルコ国旗が出ていないと見つけにくいかもしれない。 そしてアナドル・ヒサールを過ぎると今度はすかさず左側のデッキに移動。東ローマ帝国の首都だったコンスタンティノープル(イスタンブール)を1453年に陥落させたトルコのマホメット2世、通称マホちゃんが建造したルメリ・ヒサールを見る。 こちらの方がいかにも本格的な要塞っぽい造りのようだ。再び塩野七生モード発動!…といきたいところだが、デッキはやはり死ぬほど寒い。 なんとか根性でルメリ・ヒサールを過ぎるまでデッキで我慢したが…。
アジア側のアナドル・ヒサール。→←ヨーロッパ側のルメリ・ヒサール。
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