トルコ観光編 |
午後は本来ならアヤ・ソフィアも見学することになっていたのだが、月曜日で休館だったので明日午後の自由時間に回される。 そして一行はグランドバザールへ。トプカプ宮殿と同じように集合時間を決められて自由行動ということになる。
グランドバザールはトルコ語では「カパル・チャルシュ」というのだが、これは「屋根付き市場」という意味で、文字通り屋根のあるショッピングモール。 中は広く、小さい店が無数に並んでいる。同種の店が固まっているとはいえ、最初はぐるぐると何周か 歩き回ってしまう。カイロのバザールに比べて日本語での声かけられ率が高い。
グランドバザールの中の公衆トイレは特別キレイということはなかったが、利用料(3万トルコリラ=約30円)が明記されており、おつりもちゃんとくれた。 (以上、ガラスの腸を持つ人に贈る一口メモ)しもべ1号がチャイセットを購入したり、しもべ4号がトルコ帽を買おうかどうしようか悩みまくったり、とそれぞれ買い物を進めていったが、ここでの女王様1号の狙いはトルコブルーの皿。 ブルーモスクのタイルは思ったほど青くなかったが、それでもやっぱりトルコのイメージカラーはブルーなのだ(?)。
というわけで、1軒の陶器専門店でねばり強く値下げ交渉を開始する。会話は日本語と英語のチャンポン。「Poorだから安くして。」 と言うと、「Are you a student?」と聞かれた。すかさず「Yes!」と大ウソをつく女王様1号。(いや、自分から「I'm a student.」と言うのにはためらいがあるが、向こうから聞かれたからいいかと思って。 f(^^;) すると、店のおじさんは「じゃあ、JapaneseでPoorでStudentだから。」と値下げをOKしてくれた。ウソも方便。 「Japaneseだから」と言うところをみると、トルコ人が親日家というのは本当らしい。しかし、アラーは女王様1号のささやかなウソを見逃してくれなかった。ホテルに着き、現地ガイドくんがチェックイン手続きするのをロビーで待っている間に、女王様5号にリュックが開きっぱなしになっていると指摘された女王様1号があわててリュックを閉めようとすると、はずみで手に持っていた皿入りビニール袋がガシャーン! 大理石の床にモロに落下。部屋に入ってからおそるおそる包み紙を開けてみると、ヒビが入っているなどという状態ははるかに通り越し、皿は2枚とも見事なまでに粉々になっていた。 (T_T)
どうしようもないので再び新聞紙に包み直してそのまま持って帰り、帰国後に木工用ボンドで修復作業に精を出しました。 カケラはすべて揃っていたので、ちょっと見なんともないように修復成功。(修復後の写真はこちら)
みなさん、くれぐれもワレモノの取り扱い、カバンの開けっ放し、年齢のサバ読みなどには注意しましょう。
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