エジプト観光編 |
ごく普通のバイキング形式の朝食後、いよいよエジプト観光に出発。 今日から明後日までエジプトでの日本語スルーガイドを務めてくれるのは現地の人ではなく日本人女性(30才代?)だった。 それほど「エジプト大好き!」という感じでもなかったので、「商社マンのダンナの転勤についてエジプトにやってきたが、子供もいなくて時間があるし、小遣い稼ぎに旅行会社でバイトしている?」という設定を勝手に考えてみたりする一行。 ただし、エジプトでは日本人が単独でガイドをしてはいけないと決められているそうで(雇用対策か?)、他にもう1人エジプト人女性のガイドもついた。 彼女は入場チケットをまとめて購入したりするのが主な任務だ。当初のスケジュールでは午前中にギザ、午後にメンフィス&サッカラ観光となっていたが、ギザは後で回ることになり、まずはメンフィスへ。 メンフィス観光の目玉は古代エジプト最大のファラオ・ラムセス2世(ガイドさんいわく「ラムちゃん」 (^^;)の巨大な像。 博物館の建物の中いっぱいにラムちゃん像が横たわっているのだ。(足下部分が壊れているので立てられない。) ちょっと「ガリバー旅行記」の、小人国に来たガリバーに近い状態かもしれない。
他には博物館の外にアラバスター(雪花石膏)製のスフィンクスというものがある。 一般に知られているギザのピラミッド前のスフィンクスに比べると小さくて色白(そりゃアラバスター製だから当たり前)だった。
←足下方向からのショット。 ↓顔アップ。
バスに戻って10分程度移動しサッカラへ。ここにあるのは階段ピラミッド。四角錐ではなくて、その前の時代に作られた、箱を積み重ねたような形のピラミッドなのだ。 足下は砂漠。砂は非常にきめ細かい。それが風で舞い上げられているからか、天気はいいのに空の青い色がくすんでいる。 そしてコンタクト使用者は風が吹くと辛かった。 (;_;) ピラミッド横でラクダに乗って巡回するラクダポリス(?)に遭遇。 昼食は初めてのエジプト料理。豆系の料理が多い。味は別に不味くはないのだが、単調な感じも。しもべ1号は魚の揚げ物を食べて3cmもある骨がノドに刺さり、夜まで苦しむハメに。(結局取れたけど)
ピラミッドではないが、それより古い時代の墓もあり、こちらは内部の壁画が面白かった。 奥さんのための部屋では奥さんの姿がダンナの姿より3倍くらい大きく描かれていたり、漁をしている絵(網の中は大漁)にカバがいたり。 この後、昼食のレストランに向かう途中でカーペット工場兼販売店に立ち寄った。工場では小学校低学年くらいの子供が主に働いている。 絨毯を手織りするためには子供の細い指でないとダメらしい。(縦糸に横糸を結んで結び目を作り、それの積み重ねで模様にするのだ。) ちょっとやらせてもらったが全然うまくできなかった。 (^^;
店の方ではエジプト絨毯がいろいろ売られていたが、絨毯はトルコで買うことに決めていた(というかこの時点では買うつもりはなかった)ので冷やかすだけ。 12畳敷きくらいの手の込んだ絨毯が「東京で買うと1200万するけど、ここなら400万で買えるよ!」と店の人に言われたが、いくら1/3の値段になったって買えんわい。 (-"-)
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