レーゲンスブルグ 「2000年の歴史があり、中世の面影を残す」と聞いて、活気のない都市を想像するなら、それは全くの見当違いです。レーゲンスブルクは、決して古ぼけた都市ではありません。 この都市の世界遺産は、歴史的な建物や広場の中だけでなく、それらの間にも息づいています。 そしてレーゲンスブルクは、ドイツ国内でクナイペ (ドイツ風居酒屋) の密度が最も高い都市に数えられているように、楽しむことを知っている場所なのです。(ドイツ観光局HPから)
 今回は、市内を散策しました。
 ドナウ川に架かる中世の石橋です。この橋は、1135年から1146年にかけて建造されたドイツでもっとも古いアーチ形石橋で、一部にはオリジナルが残っているそうです。橋のたもとが城門になっています。渡ってみましたが半分は修理中で覆いがかぶっていました。残念です。建造当時、長さ310メートル、幅7メートルの石橋は、この種の橋では世界でもっとも大きかったそうです。
 大聖堂に行く前に、旧市庁舎(帝国議会博物館)の1階にあるインフォメーションに寄りました。市街地図を頂き、まずハイト広場へ向かいました。広場の周りには古い貴族の館が残っています。ヒンター・デア・グリーブから細いクラムガッセという路地を通って大聖堂に向かいました。
 聖ペーター大聖堂です。遠くからも見える空にそびえる町のシンボルで、バイエルン地方の有名なゴシック様式の教会です。古いステンドグラスと世界最大の壁掛型パイプオルガン、レーゲンスブルクの大聖堂の雀という名前の大聖堂少年聖歌隊が有名だそうです。地下には古い時代の遺構も残っていました。
 大聖堂からノイプファル広場に向かいました。広場には福音教会の時計塔がそびえています。タクシス城に向かう途中には聖エメラム教会の時計塔がありました。塔は富のシンボルのようですが、とにかくたくさん建っています。
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 トゥルン・ウント・タクシス城です。1748年にフランクフルトからレーゲンスブルクに移ってきたトゥルン・ウント・タクシス侯爵家が、ほぼ200年間にわたって現在も住んでいるそうです。また建物は、今日ではドイツ歴史主義を代表する建築物に数えられているそうです。城内の一部は市民にも開放しているそうですが、ちょうどクリスマス・マーケットの準備をしていたために入場できませんでした。建物は鉄門の外から撮影させてもらいました。
 有名な「ヒストーリッシェ・ヴルストキュッヘ」です。11世紀に石橋を建設する際に、ドナウ河畔に飯場として造られたと言われています。ソーセージ6本で9.3€です。

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