串本 串本は、紀伊山地を背に潮岬半島が雄大な太平洋に突き出した本州最南端の町です。本州最南端の地、潮岬は北緯33度26分、東経135度46分。これは、東京の八丈島とほぼ同緯度に位置します。茫々たる太平洋に面し、東西に長く延びた海岸線はこの地方の特色であるリアス式海岸で、奇岩・怪石の雄大な自然美に恵まれ、吉野熊野国立公園及び枯木灘県立自然公園の指定を受けています。(串本町観光協会HPより)
今回は、クルーズのオプショナルツアー「熊野古道 大辺路を歩く」に参加し、長井坂を歩いてきました。

 串本の港から観光バスで西浜の長井坂案内板のところまで行き、準備体操をして出発しました。地元の語り部さんがガイドをします。雨がシトシトと降っているので雨具にスパッツと完全装備です。
 タオの峠からは山道になりました。最高点を過ぎて、15分ほどで廃校した小学校の先で舗装道路に合流しました。
 ここからは、JR紀州本線に沿って農村地帯を和深川王子神社まで舗装道路を歩きました。
 和深川王子神社に着きました。王子は熊野権現の御子神で紀伊のあちこちにあります。境内にあるナギの木は霊木で、その葉は縁起が良いそうです。公衆トイレがあって、トイレ休憩となりました。
 右に二子山(280m)を見ながら和深川沿いに登っていきます。長井坂西登り口です。ここからは世界遺産です。 
 和深川を渡って長井坂の急な登りにかかります。20分ほどで道標があり、ここで急登は終わりです。
 ここからは、樹林の間から枯木灘を見ながら尾根道を歩きます。途中何か所かに往時に版築によって整備された道があります。植物やすさみ地方の風習などの説明もありました。天気が悪いのが残念です。
 1時間ほどで見老津港が見えてきて、下り坂になります。下りきると茶屋の壇という昔茶屋があったところで、県道に合流します。
 実はここからが難所で、急な道をゆっくりと30分ほどかけて下りました。下りきると、長井坂東登り口です。
 国道42号線に合流すると、見老津駅はすぐそこです。振り返ると今下ってきた長井坂が見えます。約8㎞、4時間のハイキングでした。天気が良ければ、素晴らしいコースだと思いました。
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