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東方外来人記 影月録
東洋のとある島国に辺境の土地があった。
そこは昔、禍の集まるところだとか、妖怪の住処だとか言って人々に恐れられていたという。
噂はともかく「東の国にある人里離れた辺境の地」というのが当時の人々の共通認識であった。
しかし、時が経つにつれて人々が「文明」を身につけるようになると、存在を噂する者はなくなり、今では知るものも居なくなったという。
かつて妖怪がどうだの、禍がどうだのと言われていた土地は「文明」の流入により忘れ去られ、人々は「文明」の中に飲み込まれていった。
だが、「文明」を良しとしなかった存在は辺境の土地で生き続けた。
その忘れ去られた土地は「文明」とはベクトルの違う「魔術」、「精神」によって、隔離され生き続けた。

「幻想郷」

その場所はそう呼ばれ、忘れられた者たちが存在する場所であった。
幻想郷で忘れられた存在は「文明」と対比するかのように今も存在し続けている。
まるで忘れられた存在が自己主張をするかの如く・・・
衝撃の朝 11/09/11 15:15
黒い来訪者 11/09/12 14:38
失われた影 11/09/12 14:41
運命のいたずら 11/09/13 01:15
イカサマと勝ちたかった理由 11/09/15 19:29
鬼門!? 11/09/16 00:35
縫い付けられた鬼 11/09/17 18:33
帰って来た黒い影 11/09/19 14:12
幻想郷入り 11/09/20 18:22
初めての晩餐 11/09/22 23:43
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まろやか投稿小説 Ver1.50