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やぶれっ!住基ネット情報ファイル


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2003年4月23日

松沢成文 神奈川県知事 様

住基ネットに「不参加」を!横浜市民の会
共同代表〔氏名・連絡先省略〕

住基ネット 仮運用における本人確認情報の削除の申し入れ

4月10日から横浜市は、住基ネットに対して非通知の申し出をしなかった261万人市民の本人確認情報を神奈川県に送信することを発表しました。同時に非通知申出84万人市民のデータについても「職権消除」という扱いで神奈川県に対して横浜市は送信すると言っています。

貴職もご存知のように、昨年7月22日の段階で横浜市345万人市民全員の本人確認情報が神奈川県に送信されています。そのデータがいまだに神奈川県のサーバに残っていることから様々な問題が起こっています。本来参加を希望しない市民のデータは送信しないはずですが、神奈川県のサーバに仮運用データが残っており、それを使えなくするために「職権消除」というねじれた方法を横浜市はとりました。もし仮運用データすべてが削除されていれば、横浜市も希望者のみのデータを送信すればよかったはずです。

また横浜市民の仮運用データは、昨年8月5日以降、更新されておらず、住所・氏名の変更も一切反映されていません。こうした不正確なデータを保有しておくことにどれだけの意味があるのでしょうか。個人情報保護の観点から見ても大変問題が多いと言わざるをえません。

貴職は、神奈川県知事を目指すにあたって私たちのお願いした住基ネットに関するアンケートの回答を見てもわかるように、住基ネットに対して批判的な態度をお持ちでした。今回の横浜問題の解決に向けた第一歩は、貴職の保有する仮運用データを削除することです。

当然事務委任している全国センターにも前面消去(註)するよう指示してください。

その後、住基ネットそのものから神奈川県が離脱することを真剣に検討してください。以上のような認識に基づき以下の項目を要求いたします。なお、別添の当会のこの問題に対する「見解」を合わせてご参照ください。

1.神奈川県の保有する仮運用の本人確認情報をすべて削除すること。

2.全国センターに対して、上記本人確認情報を削除するよう指示すること。

3.様々な問題点を持つ住基ネットから神奈川県が離脱することを検討すること。

以上


本文おわりです。

(註) 「前面消去」とあるのは「全面消去」の誤り。

奥付です、奥付をとばします。
Copyright(C) 2005 やぶれっ!住基ネット市民行動
初版:2005年08月18日、最終更新日:2005年11月06日
http://www5f.biglobe.ne.jp/~yabure/yokohama01/m030423c.html
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