みなさんはラウル・ミドンというアーティスト(音楽家)をご存知だろうか。ソウルやリズム&ブルースを奏でる盲目のギタリスト兼ボーカリスト。現代のスティービーワンダーといったところか。
先日2度目の来日公演があったので観に行ってきた。ラウルのコンサートに行くのは昨年についで2回目。昨年はあまり期待しないでいったのだが、いやぁもう、びっくりしましたね。軽く2メートルくらい後ろに吹っ飛びましたね、その演奏力と歌の力に。なんせアコースティックギターを叩き、弾き、掻き鳴らしてドラム、ベースギターの音を作りあげてゆくんだもの。ギター1本でこんな世界が作れるんだという驚きは、まさに衝撃的でした。
今年はどんなかなあ、という期待で観てきましたが、やっぱりたった一人、ギター1本でやってくれました。圧倒的な演奏力と歌唱力で2時間を駆け抜けました。これほどレコードとライブが違う人も珍しいんじゃないでしょうか。もっと人気がでてもいいアーティストだと思います。
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