旧制第一高等学校寮歌解説

マーナンジャエー

 

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艇庫出る時は  元気で出たが   マーナンジャエー

取手あたりで   仰ぐ朧月
       マーナンジャエー

ナンジャモンジャ過ぎて霞浦へ    マーナンジャエー

燈臺目がけて  行先は大新    マーナンジャエー
最終小節(2段3小節)2音8分音符を誤植とみて、付点8分音符に訂正した。
 譜に変更はない。左右のMIDI演奏は、同じ演奏です。
最初の小節が不完全なアウフタクトの曲。音楽素人の私にとって、先輩の歌声を聞くことなく、この楽譜だけで、この歌を歌いこなすのは非常に難しい曲であった。


語句の説明・解釈          

語句 箇所 説明・解釈
ナンジャモンジャ 関東地方で、その地方には見られない種類の大木をさしていう称。例えば明治神宮外苑のひとつばたご、筑波山のあぶらチャンなど。
大新

銚子には今も、「大新」はある。他に同じ系列の「ホテル ニュー大新」というのもあった。確かに魚料理と酒は美味しかった。
「今宵大新飲み明す ホイノホイ」(「一つと出たわいな」10番)

            

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