名称 |
羽黒山五重塔 | ||||||||||||||
総高 | 29.20m | 文化財指定 | 国宝 | ||||||||||||
所在地 | 山形県羽黒町手向7 | ||||||||||||||
建立年 | 永和3年 (1377年) |
建築様式 | 和様 | ||||||||||||
構造形式 | 三間五重塔姿。こけら葺き。素木造り | ||||||||||||||
塔の外観 |
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塔の歴史 | 修験道の聖地・出羽三山の一つである羽黒山の 杉並木の参道の中に建つ塔である。古記に よれば平将門の創建と伝えられ、現在の塔は 長慶天皇の御代に再建され、慶長13 (1608)年に最上義光が修造したもので あるという。この塔は東日本で唯一国宝に 指定されている五重塔で、東北地方最古の 塔である。本格的な純和様で造られ、 雅やかな素木造りの塔姿は全国的にも 秀逸な塔として賛美されている。 |
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俺の感想 コメント |
修験道の聖地である出羽三山。やはり修験道の 聖地といわれるだけあって、山内は、その空間 だけ空気が重苦しくなったような、息苦しさを 感じるようなはりつめた緊張感に満ち溢れて いる。しかし、そんな中でも、やはり五重塔は 圧倒的な存在感があり、特に目を奪われる 感がある。塔は黙して語らないが、豪雪地帯 である庄内地方の厳しい冬の風雪に耐え、 何百年もの時を過ごしてきたその姿は決して 派手ではないが、質実剛健にして大変な 威厳がある。仏塔は西日本(というか関西 中心)に名塔が集中しているが、この羽黒山の 五重塔は東日本で唯一国宝に指定されて いる五重塔でまさに東の横綱といってよく、 羽黒山の五重塔は私がこれまで観てきた 五重塔・三重塔の中でも、最も重厚な塔の 一つであるといっても差し支えがないだろう。 |
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