風の吹くまま気がむくまま

2007,3,23

サイトの更新をサボっていたら、いつの間にやらもう春です。
うわわわわ!
時間経つの早すぎですよもう!

ええと、そのう。ワタクシ好きなものは長々ネチネチと粘着質に追いかける性質なので、サイト閉鎖で雲隠れ等なんて毛頭考えだにしてませんが(そろそろこういう類の主張しとかないとヤバイ気がしてきました)、読み物の続きやらが滞っていることが申し訳ないです。
(イフや機械の〜等々。特に後者はっ!見捨てず拍手ありがとうございます!すみません、すみません!)
どうも書く気力がふらりと旅行に出かけたままほっつき歩いて帰ってこないので、そろそろ捕まえに行きたいものですが、どうにもヤツの足は速くてまだ影も踏めません。

ガンガン感想。
今月は自粛中。
というのも別部屋作ったのにそちらに上げずにメモで走り書きしてたら、『折角だからそちらに纏めたほうが良くないですか?』という趣旨のご指摘を頂いたんですよ。
ええ、そうですよね。コミック派の方も多いでしょうし。まったく持って仰るとおり。
私もそういう趣旨で部屋を分けた筈でした。
…なんですが。最近の数号、感想として読み物になるようなことを書いてないので…そのう、感想部屋は撤収しようかとも思ってたりするので。悩みどころ。
どのようにするか決めるまでの間はパトスのままの書き流しはやめにしときますです。はい。

スケートの話。
『高橋くんがっ!』その類の一言を入れて拍手を叩いて下さった数名さま、長いコメントを入れてくださった貴方さま。
いよいよ世界選手権がはじまりましたねっ!

ここ数年日本選手層の充実ぶりったら、今までかつてなかったことです。その反面暴走・空回りするマスコミの『その報道はどうなんだろー?』と首を傾げたくなるようなアレソレが無性に気になり。しかしやはりファンが増えるのは嬉しかったりするそんなジレンマを抱えてやや無口になりがちなファン心理がややドドメ紫色のオーラを放つ今シーズンもいよいよ終盤です!
そんな前口上はさておき。
高橋選手。フリーで滑るオペラ座の怪人は好きなモチーフというのもあって、見るごと胸が躍ります。
このプログラムの高橋さん日本選手権の出来栄えは、もう溜め息がこぼれるほどに素晴らしくて。だから今回も素直に楽しみにしてました。
…でも、正直なハナシ。
滑る前は高橋さんが並み居る強豪を実力で押さえて上をいくのは運がなくては難しいことだと思ってました(なかでも特にランビエール選手。彼の最後の一分間のステップとスピン。会場は彼の人のためだけにあるような、そんな圧倒的な存在をみせてくれましたので)。
自分の滑る前の選手が次々と良い演技をしていくなかでの自力本願は銀メダル以上の快挙です。
高橋さん。スケートも本当に上手くなったんだけど、今シーズンは一本芯の通ったいい顔をするようになったなあと。

もうひとり日本男子の織田選手。何が何でも贔屓です。応援してます。
私は彼のしなやかでスッと滑らかに決まる3回転ジャンプ、コンビネーションがたまらなく好きです。そしてなにより観客を自然と微笑ませるパフォーマンスに魅力を感じます。
その織田選手ですが今大会は魔物に捕まってしまった模様。オリンピックや甲子園やワールドカップに棲むというプレッシャーが好物の例のヤツです。
世界選手権の一種異様な空気に呑まれた様子が画面越しに伝わってきて、つい『がんばれ!』と電波を送りたくなりました(やめれ)。
舞台や試験は一発勝負。スポーツ競技も同じこと。だからこその魅力もあると思います。ぶっちゃけ一番目立つ舞台でのギリギリの緊張感は、時には一夜にして競技者を研磨するもの。魔物の洗礼もその内包物で。
それを想うと来シーズンの織田くんがどんな演技を見せてくれるかちょっと予想がつかなくてとても楽しみで少し怖くもありますが。

あとは忘れちゃいけない優勝者・フランスのジュベール選手。
なんでおフランスのスケーターってロロといい、ピンクパンサーの彼やハッチの彼といい、色物粒揃いなんでしょうか。んもう大好きですね!
そう。ジュベール氏007のあのコスチュームを初めて見たとき、なんか愉快そうなヒトだなあと思ってたら想像を超えた実力派でいらっしゃって。ポカンとしているうちにあれよあれよとランキングを駆け上がり、とうとう世界王者に君臨してしまわれました。吃驚。
フリーの演技もおステキだったんですが、やはりショートの007が問答無用で魅力的v
あ。微妙に衣装つながりでランビエール選手なんですが。彼はまともな格好をすればやっぱり平均を優に上回るハンサムでうっとりしますね(これでフラメンコを踊られた日には!もうっ!)。
前年の彼の衣装はインパクトありすぎでした。超絶技巧な演技より衣装が気になって仕方ないのは別の意味で罪な男だったな…と。


というわけで22日の23時・当書房のフィギュアスケートパロを希望して下さった某方さま。
世界選手権で充電したら兄弟・姉妹のどれかひとつは書きたいなと思ってます。
>ランビエル選手の影にロイ・マスタングを見たような気がしました。……きっと気のせいでしょうが。
気のせいです(笑)でも競技中のおロイさんは↑くらい格好いいといいなあ(という風に書けたらいいなあ)とも。そんな野望もありますヨ?

2007,2,17

ガンガン読みました!
(というわけでこの先ネタバレですのよホホホ)

うわー!うわー!
なんですかあの愛家族!

パパったら不器用…っていうか、なんて要領悪いんでしょうか!
トリシャさんがお亡くなりになるまで、あと2年かそこらか家に居たら今頃は、さすらいの錬金術師親子として兄弟と一緒に旅していたに違いないのに。

…そうですね。
(ここから妄想入りますよ)
その場合、人体錬成はパパに止められるだろうからエドは機械鎧じゃないし、アルも生身のまま。
兄さんのパパの呼びかけ方からして『クソ親父』じゃなくて『父さん』でしょうし、性格もあれほど喧嘩上等ではなく、ぬらりひょんな父親な薫陶を逆に受けて、オレがやらなきゃ誰がやる的しっかり者のサポートタイプに育つと見ました。
弟くんも『もう仕方がないんだからお父さんは』なんて嘯きながら、そこは末っ子気質。ちゃっかり甘えも甘えさせてもくれるハズ。
(少なくとも現在の、『父さん? ああ、いてもいなくても同じヒト』なスタンスなんかじゃなかったでしょう)
兄さんが鞭なら弟は飴を担当(時々逆転。弟が本気で怒れば、兄さんがフォローを入れてくれるでしょう)。
そんなあったか家族の旅の目的は『早く人間になりたい』パパの妖怪人間からの脱却だからして、必然的に主人公はヴァン・ホーエンハイム(年齢不詳)。
ボケがちな主人公にダブルでツッコミ入れまくりの兄弟はサブメインのレギュラーで。
『鋼の錬金術師』ならぬ『錬金術師ホーエンハイム』
タイトルロールである理由は、そうでないと出ずっぱりの兄弟に彩りのいいところを持っていかれてしまって誰が主人公かわからなくなるから。

そんなわけで第一話『二人の錬金術師』からして、レト教に丸っきり興味なしの主人公。
賢者の石?
ンなモンいらん。
まんま素通りする気満々だったのに、なんか知らんうちにあれよあれよと巻き込まれ(ここはトラブルメイカーの兄弟のせいだな)ぼーっとしている間に、キメラにガブガブやられちゃうパパ(とばっちり)。
しかし不死身の主人公はへのカッパ。
「ああ、服が破けちゃったよ。また子供たちに叱られる」
溜め息混じり、切なく襟を抓んでみたり。
「なんだと!?」
キメラ以上の怪物かと恐れおののくコーネロ教主に、宣うキメ台詞は「化物だよ」。
パパがコーネロ教主をビビらせている間に「なにやってるんだよ父さん!」と兄弟たちが華麗に見参。
「フラフラと怪しいヤツについていっちゃあ駄目だっていつも言っているだろう!」
「どれだけ心配かければ気が済むの!?」
「いや、いつもすまないな」
ああ、トリシャ。子供たちは立派に育ったよ。

こんな場所でニコニコのほほん感慨に耽るホーエンハイムの得体のしれなさっぷりに警戒しつつも興味を抱くのは監視者ラスト。
「あら。ステキなお髭さん」
パパにちょっかい掛けてみたり。
そこから外れっぱなしだった物語の車輪が更にズレる。
「いや俺には天国のかみさんが」
死に別れた愛しい妻が忘れられなくてもセクシークイーンに言い寄られれば満更悪い気はしなかったりする、そこは大人な主人公ホーエンハイム。

降って湧いた父親の再婚問題(しかも相手は若い美女!)に揺れる一家!
「そうか、母さんが死んでからもう十年以上も経ったんだ…」
「どうしよう、兄さん。あの人をお義母さんって呼ぶべきなのかな?」

「エド、アル。あなたたちのお母さまは一人だけよ。無理はしないで。…でも、仲良くしてくれると嬉しいわ」
胸に二心を抱き、お芝居のつもりで近づくうちに、情に絆されていくラスト。

どたばたとラブコメをこなしつつ、話は風雲急を告げる!
なんと新しい母親候補はとある秘密結社の最高幹部だったと判明する!

長すぎるほど生きてきたなか。
初めて知った愛か、お父さまへの忠誠か。
膨らみつつある女心、母心に揺れるラスト。
そして主人公のプロポーズ。
「俺と一緒に人間になろう!」

……。
うん。鋼の錬金術師とは全くベクトルの違う話になりそうですね(馬っ鹿でーす)。
少なくともおロイさんの出番は少なそう。

話は雑誌に戻りまして。
ファルマン少尉やっぱり好きです。
強き腕の。アームストロングのお姉さまはもっと好きです。
前半部は「ひゃっほう!」と転がりたくなるよう家族愛に悶えさせられましたが、後半部の鋼の締まりにはハッと正気に(しょうきと打つとまず一発目に瘴気と変換してくれるマイ電子の妖精さんに和みつつ)戻されますねー。

来号は発売日に買おうと思います。

拍手返信〜。

13日22時の歌猫さま→はい、ようやくガンガン読みました!ええ、そのとおり元気百倍。兄弟は育ったほうが好みと嘯きつつも、あのやたら素直そうな丸い目とか、あどけない笑顔とかにはパパでなくてもズキュン!と来ますね!
お話を書くにつけワタクシ夢見がちだなあって苦笑雑じりの自覚がなかったわけじゃありませんが、ちびっこ兄さんのかわゆらしさはどんなに強調しても今回のアレのおかげで全然オッケーな気がしました。えらい破壊力です。

15日23時の鳥子さま→遅ればせながら、入手しました。エルリック家族祭…まんま仰るとおりでした。…悶えます!パパの間の悪さっぷりにキュンキュンときめきラッシュアワー。これは確かに祭らなくてはならないような勢いでした!
2007,2,6

生きてまーす(とりあえず)。
いえ心身ともに健康ですが、筆のノリが悪くって。
しばらくジタジタしてたのですが、今はこんなこともあるさねとプチ開き直り。余暇は本をモシャモシャ読んでいます。
『アルフォンスとぼく』のことを聞いてくださった何某さま。
この低迷期を脱したらアップしたいと思います。お待たせしてしまって申し訳ありません。

拍手お返事。

パチパチ叩いてくださる方。大好き。楽しかったよ。一言メッセージを入れてくださる方々、いつもありがとうございます。

4日10時の方→イフ。リザさんと兄弟は大好物な組合わせのひとつです。お気に召していただけたならこれ幸い。

4日21時の方→フィギュア兄弟。最近のスケート人気で、大嘘書いているのがバレそうでお怖いシリーズです。どうか細かいところは気にせず楽しんで下さいませv
2007,1,11

マウスが壊れ(て)ました。
ネズミのクリック機能に頼りっぱなしなので、お釈迦になるともう駄目です。
前々から調子は悪かったんですが、いきなり右クリックが使えなくなってしまいました。とほー。
やっとこさ新しいマウスを買ったら快調なこと…!
どれだけ前マウスを酷使していたんだ自分と、ネズミ使いの荒い自分を振り返ってしまいます。

拍手お返事。

5日23時の桂華さま→遅ればせながら、あけましてめでとうございます〜。
イフのシリーズ。お楽しみいただけたようでホッとしました。ご質問の『アルフォンスとぼく』ですが、それは拍手に置いてあったので…。はい、まだ撤収したあとどこにも収録してません。探してくださったのに申し訳ありません。そのうちアラを直したら、カムバック!にでも置いておこうと思います。そのときは是非よろしく。

6日17時の方→イフ。ちびっ子兄さんは、あんなナリですが私の書く兄さんのなかで(姉さんは別口)一番したたかに男らしいと思います。良い仕事をしたとご満悦のアルはそのうち痛い目に合いそうです。ええ、私も兄弟が大好きです!(合言葉!)
2007,1,5

過去の拍手ストックから、小噺を発掘してカムバックに格納しました。
…なんかもう。1年以上前の自分の文章を読むと、逃げ出したくなりますね。色々と。

拍手返信。

1月2日の蒼乃さま→あけましておめでとうございます。こちらこそ、今年もよろしくお願いいたしますーv

1月4日の方→イフのシリーズ、お好きと言っていただけて嬉しいです。ええと、とりあえず昔の書き流したヤツをアップとかしてみました。既読のものでありましたら、申し訳ありませんが、よろしかったらどうぞ。
2007,1,1

あけましておめでとうございます。
先年は、鋼を通じてたくさんの方に声を掛けていただきました。ありがとうございます。
(特に更新も出来てないのに、拍手をパチパチ叩いて下さる方々がいらっしゃるのが、嬉しくも申し訳なく!)
寒さが厳しい12月中は冬篭り…とでも申しましょうか。
メモでのご挨拶の機会も少なかったりもしましたが、もしいらして下さった貴方さまさえ宜しければ、どうか今年もよろしくお願いいたします。




お喋り2004年分

お喋り2005年分・1月〜7月末

お喋り2005年分・8月〜12月末

お喋り2006年分・1〜6月分

お喋り2006年分・7〜12月分




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