7月7日土曜の夜中、下痢のような腹痛で目が覚めて、朝まで40分位おきにトイレに行ったりきたり。
朝、旦那が実家にバイクをとりに行き(大型自動二輪教習で教習所へバイクで行くので)、その際母に、私がお腹が痛い旨伝えてくれて、すぐに母から電話がありました。
“それは陣痛よ!産婦人科にすぐ連絡して、車で送ってあげるから…”
私も陣痛かな~と思ってたけど、初めてのことで下痢っぽかったし、陣痛だとしてもまだ全然強くなかったので大丈夫と思ってました。
産婦人科に電話し、9時からの診察時間に着くように母に車で向かえにきてもらいました。
診察で先生が“入院しましょう”と。
母には、準備していた入院セットを、家に取りに行ってもらい、私は、産婦人科の2階へあがり着替えをしてベッドに横になっていました。
この時は陣痛は約7~10分間隔で、痛みもそれほどでもなかったので、助産婦さんに“まだまだね”と言われ、これからくる強い陣痛がどんなものか想像がつかなかったので不安でした。
同じ部屋には、昨日生まれたばかりの赤ちゃんとお母さんがいて、“私ももうすぐ赤ちゃんに出会えるんだ”と、初めての出産の不安とは反対に、楽しみな気持ちでいっぱいでした。
午後になっても陣痛はそれほど強まらず、約7分間隔だったので先生に一旦家に帰って様子を見たほうがよいかもしれない、と言われたので、夕方5時頃旦那に向かえにきてもらい、実家に泊まることにしました。
すると、6時に夕食を食べ始めた頃から、陣痛が序所に強まってきて、普通に座っていても辛くなり、間隔も5分ほどになてきました。夕食後、旦那は何かあれば連絡するということで家に帰り、私は少し休んでからお風呂にさっと入り、9時頃寝ようとしましたが、陣痛で寝れず、産婦人科に連絡し、母に送ってもらいました。
さすがに段々と立っているのが辛くて、腰をかがめているのが精一杯で、それでも当直の看護士さんに“少し歩いたほうが良い”と言われ、初めは母に支えてもらって待合室を歩き回り、暫くして旦那に支えてもらいなんとか歩いて、陣痛がもっと強まるの待っていました。
破水してしまったので、抗生剤を飲み、看護士さんに“朝6時までには生まれるわ”と言われた気がしました。
ここからは、ひたすら陣痛に耐えてる時間ばかりで、ベッドに横になって、旦那が腰の辺りをずっとさすっていてくれて、後で知ったのですが、こうしてさすってもらうことが陣痛を少し和らげ、分娩も早まるとか。
私が覚えているのは、朝方だんだん明るくなってきたときに、旦那が“夜があけて空が明るくなってきたよ~”と言った時でした。
目を開けてみると、向いにあった窓が薄明るくなっており、このときなんだか“もう少しだ!”と思いました。
院長先生がやってきて、本当にそろそろ生まれるんだと思ったら、陣痛に耐えることもいきむことももう少しと思って頑張りました。
それに、一晩中一緒についていてくれた旦那と、廊下で待っていてくれた母もいるんだ、ということは常に頭の中にありました。
7月8日(日)、朝5時48分、体重3,268グラム、身長51センチの男の子が生まれました。
名前は優斗。
生まれてすぐ分娩台の上で抱っこした優斗は、くちゃくちゃな顔で目はくりくりして大きくとてもかわいくて、自分の子供と思ったら本当に嬉しかったです。
旦那も母もとても喜んでいました。
実は母と旦那は、分娩当日の朝、出かけなければならない予定があったにもかかわらず、徹夜で私のそばにいてくれました。
私一人だったら、もっときつかっただろうし、分娩ももっと時間がかっていたと思います。
本当に感謝してます。ありがとうございました。
5日間の入院中、夜以外はほとんど赤ちゃんと一緒に過ごせるので、ひと時も目を離さず優斗を見ていました。寝ている間も色んな表情をするので見飽きないし、本当にかわいいです。
退院する前日は、一晩赤ちゃんと一緒にいても良いと当直の助産婦さんに言われて、一緒に寝てましたが、夜中12時頃から、おっぱいをあげていたら、それから3時半までなかなか寝ずに、母乳では足りなかったようなので、ミルクをもらいにいくと、助産婦さんが“では、一旦預かりましょう”ということで、優斗を朝まで預かってもらいました。
この産婦人科では入院中は、母子同室でいられる事がとっても良かったです。
合間に、沐浴指導や外部から栄養士さんがきたり、フットマッサージの人がきたり(院長先生からのプレゼントだそうです)結構忙しかったのであっという間でした。
退院後は実家でお世話になり、母に色々と教わりました。義姉の繭ちゃんも二人子供を産んでいるから、子育てのことも相談できるし、とても心強いです。
“おっぱいがでなくなると困るからしっかり食事をとる事、いらいらしたり夫婦喧嘩なんかしてはいけない”と母に言われたことは忘れないようにしなければと思いました。
優斗がいつも元気でいられますように。
優斗の成長と共に、私達もこれから色々な面で成長していくことを願います。