朝、レストランで朝食を取る。コスタ・リカ同様、朝食定番のコーヒーとガジョ・ピント。 豆ごはん、スクランブルエッグ、サラダが一皿に盛られてくる。 (マナグア&レオンの
《ホテル編》に写真あり)
一皿が大盛り状態なので、やっぱり食べきれない。コーヒーはタダなので、ガジョ・ピント代C$32(約US$2)を払う。 と、ツアー担当者のお兄さんがやってきて、まだツアー代US$10もらってないと言われる。 しっかと覚えておった・・・。

 フロントで港への行き方を教えてもらい(やっぱり覚えてない・・・)、バックパックを背負い、歩きながらの散策。 と、港の傍でインフォメーションの文字が・・・そこの建物前でイスに座って新聞を見ている人がいる。声をかけてみることにした。
振り向いた彼は・・・あれ?昨日のコンセプシオン火山ツアーのガイドのお兄さん? 向こうも「やぁ!」ってな感じで挨拶する。

 そこで、今からサン・ホルヘへ行って、リバスに宿泊して、明日コスタ・リカへ行くつもりだと話し、リバスに宿があるかどうか聞いてみた。お兄さんは、リバスは何もないから、ここ(オメテペ島)に今晩泊まって、明日ここからコスタ・リカへと向かう方がいいとのこと。明日ここを出ても、コスタ・リカへは余裕で行けるとのこと。
詳しいバスの時間などは、そこに聞くといいよと言われ、指差したほうを見ると・・・ツーリストインフォメーションの文字が・・・あれ?すぐ斜め前にあったのに、気づかなかった・・・。んじゃぁ、そうするか・・・。

 しかし、昨日まで泊まったホテルへは再び行きたくないので、お兄さんにオススメのホテルはあるかどうか聞いてみる。すると、ここからメインの通り沿い(写真を撮ればよかった・・・)に見えるホテルを指差し、あそこがいいよとのこと。
見ると、なんか立派そうじゃん。「ホテル代高いんじゃぁ?」と聞くと「そうでもないから行ってみたら?」とのこと。お礼を言い、そのホテルへと向かう。 室内

 たぶん、ホテル・オメテペ(Hotel Ometepe)だったと思う。 入ってすぐにオープンエアーのレストランがあり、中へ入ってみる。木で作られたきれいな建物。 そこにいた女性にシングル部屋が空いているか聞いてみると、空いているとのこと。 それもなんと1泊US$10。
部屋へ案内してもらう。レストランから一旦外に出て、中庭を歩いたところに平屋の部屋が連なる。 そのうちの一室に入ると、小ぢんまりとした感じでベッド一つにイス一つに棚・・・だったかな? 奥の扉向こうにトイレとシャワーがあった。(右写真;扉の彫刻がいい感じ)
隣の部屋は改装工事しているようで、「昼間はうるさいかも?」と言われたけど、どうせ昼間は留守にするつもりゆえ影響ない。 工事のおじさんが、「しばらく水を止めたいので、出なくなるけどいいか?」とのこと。それも影響ないかな。

 荷物置いて、早速ツーリストインフォメーションへ向かう。 にこやかな女性が一人座っていて、明日何時の船に乗って、サン・ホルヘからリバスへ行って、国境の町ペニャス・ブランカス行きの何時のバスに乗って・・・と詳しく説明してくれた。 余裕で昼過ぎには、コスタ・リカのサンタ・ロサに着くみたい。よかった。

 再び、ガイドのお兄さんのところへ行き、オススメという チャルコ・ベルデ(Charco Verde)への行き方を再び教えてもらう。 このチャルコ・ベルデは、初日レストランで一緒だったコスタ・リカで過ごすアメリカ人年配男性(《船&宿編》にて)が、いいとこだから翌日行く予定だと話していたのを覚えていた。
本来行きたかった『島巡り一日ツアー』では、アルタグラシアの博物館、サント・ドミンゴ海岸(湖岸?)、ペトログラフ、コーヒー農場、そしてチャルコ・ベルデへも行けるスペシャルバージョン(?)だったのに・・・昨日はただただ苦しい目にあっただけだったなぁ。
ペトログラフを見に行きたいけど、バスで行くには遠いし、いくつか散在しているのでガイドなしでは見に行けないだろうし・・・。チャルコ・ベルデへは、バスで1時間ぐらいで行けるし、歩いて回れるそう。 すぐそこにバスが停まるから、運転手に聞けばいいとのこと。

 バスが停まるというところの木陰のベンチに座っていると、10歳前後の男の子がキャンディはいらないかと売りに来た。 大きく透明なビンに手作り風のキャンディがたくさん入っている。そして彼は私の隣に座って話しだした。
キャンディは男の子も手伝って家で作ったらしく、紙に包まれたキャンディはちょっといびつ。 キャンディというより、キャラメルかな?3個でCS$1(7.5円ぐらい)というので買って、その場で1個口に入れる。 懐かしい味がする。男の子に「おいしいよ」と言うと、ニッコリ笑う。
こういう子どもを見ると、昨日みたいに何もしないのに1コインねだってくる子どもにはあげたくないのわかるでしょ?



 バスが来て、運転手に「チャルコ・ベルデへ行きたいのだけど?」と聞くと、乗れとのこと。
この島の道路事情はというと、街から一歩出ると、もともと砂利道だったところにアスファルト(セメント?)をそのままのせているのか?周囲から盛り上がったような感じの道路だったり、 よく歩行者天国で見られるような小さなはめ込みタイプの敷石みたいなものでできている道路だったり、 街から遠くなるにつれ、今から舗装していくのだろうキレイにならされた砂利道の道路が続いていた。
幅は対向車との離合ギリギリじゃない?というような道路もあれば、段差違いの対向車線があったりとさまざま。 とにかく、今から道路整備していく段階ってとこかな?

 約1時間バスに揺られたところで、運転手が「チャルコ・ベルデ」と言って停まった。バス代はCS$7(約50円)。
降りたものの、建物も人影も何もない。チャルコ・ベルデの看板から入って行くといいと言ってたものの、あまりにも閑散としすぎてる。ほんと、ここでいいのかしらん?
チャルコ・ベルデへの道 チャルコ・ベルデへの道から チャルコ・ベルデへの道
バスを降りて、看板のところから脇道を歩く。ならされた砂利道はずっと続いている感じ。 歩いて来た道を振り返ると、昨日死に目にあったコンセプシオン火山が聳えていた。 なぜか、平原の向こうにポツンとあった丘が気になり撮った写真。 炎天下で暑くてどうかなりそう・・・木陰で休憩しつつ、まだまだ続く道。未知の世界が待ってる?


 どのくらい歩いたろうか?ようやっと、牧場らしき広場が見え、建物らしきものが見え、人の気配らしきものが・・・よかったぁ〜。どうなることかと思った。
オープンエアーの質素なレストランには、スタッフ二人ほどと、客が二人ほど。 そこで、冷たいジュースを買い、喉を潤しながら、レストランの向こうに広がる砂浜と湖を眺める。 ジュースを持って、しばし、砂浜を歩く。あー、生き返る。 海水浴場と聞いてたけど、どーも湖の色が茶色くて、水に浸かりたいという気分ではない。 一応、下には水着を着てきているんだけど・・・。

 レストラン脇から、周辺散策できるとのことで、看板通りに歩いて行く。 湖畔のうっそうとした木々の間を歩いていると、反対側に小さな湖が見えてきた。 これが、ニカラグア湖に浮かぶ島内にあるチャルコ・ベルデ湖(Laguna El Charco Verde)。 ちょっとややこしいけど、チャルコ・ベルデ湖を直訳すれば、”緑色の水溜りの小さな湖”ってとこ。
チャルコ・ベルデ湖 チャルコ・ベルデ湖 チャルコ・ベルデ湖
マングローブを思わせるような巨木。淡水と海水が混ざっているのかも?静寂に包まれた世界。 湖畔を歩いていくと湖の色も少しずつ変わっていく。 湖がいちばん広がって見える場所。確かに緑色だ。緑色の湖って、我が故郷を思い出す風景でもある。


 散策道を歩いていると、馬の糞らしきものが落ちてたりしてる・・・と馬に乗った人たちに出会う。 馬で散策なのか?馬で移動しながら整備しているのか?そういえば、歩いてすぐに湖畔の木に繋がれ、絵になる馬を見かけたなぁ・・・薄暗くて写真撮れなかったけど。
チャルコ・ベルデ湖畔から道は離れていき、山の中を上ったり下りたりしばし歩いていくうちに再びニカラグア湖畔に出た。 チャルコ・ベルデ湖は小さな半島内にあり、レストランがある側と反対側に出たため、今度はマデラス火山が一望できる。
ここも海水浴場らしいけど、やっぱり水が茶色っぽくて浸かる勇気がでない。 私一人だったのでプライベートビーチとなってたんだけど・・・。せっかくだから砂浜を行けるところまで歩いてみた。
ビーチからマデラス火山 展望台?からマデラス火山 帰り道からコンセプシオン火山
休火山のマデラス火山(Volcan Maderas 1394m)と手前にあるのが キステ小島(Isleta El Quiste)。 プライベートビーチになってたのに、水に浸かれなかったビーチから望む。 ビーチからどんどん道に沿って登って行くと、マデラス火山が一望できる場所に出る。 道は一本道ではなく、枝分かれしているので、あちこち歩いて行ける。 帰るときの方が、コンセプシオン火山がキレイに見えていたので、再び撮った一枚。 今日も頂上付近は雲(霧?)に覆われている。


 散策し終わって、再びレストランに帰って来て、昼食を取ることにした。 何を食べたか忘れたけど、小さい女の子がいる欧米人家族が賑やかに食事していたのは覚えている。 ここには、宿泊施設もあったけど、私にとっては泳ぎたくないビーチだったので、リゾート的にイマイチかな? と思っていたら、欧米人たちはその湖で泳いで、砂浜でくつろいでいた・・・うぅむ。

 食後ゆっくりしたあと、再びあの炎天下の道を歩いてバス停まで向かった。 ちなみにツアーだったら、車でレストランまで来れるみたい。
帰り道からマデラス火山 牛の行進 はだしの牛飼い少年
帰り道、湖の向こうにそびえていたマデラス火山は、草原向こうに見え隠れしていた。 道路脇でバスを待ってたのに、やって来たのは牛の群れ。 ただいま、道路占拠中。 牛のあとからやって来たのは、はだしの牛飼い少年二人。 パンツ一枚の少年は私のことが気になるのか?振り向き振り向き去って行った。


 木陰でバスが来るのを柵に腰掛けて待ってたんだけど・・・ほんとにここを通って停まってくれるのかな?なんてちょっと不安がよぎったとき、柵の後ろを歩く人が・・・これまた10歳前後ぐらいの少年。どーも、子ども達に縁があるなぁ。
柵の後ろは小さな小屋がある草地だったんだけど、その小屋に人が住んでいたみたいで・・・。 挨拶ついでに、「バスはここで待っててもいいの?」と聞くと、「うん」とうなづく。 もうすぐ来るとのことだけど、”もうすぐ”ってどのくらいかしらん?

 と、道向こうから、ゆっくりバスが近づいてきた。また約1時間バスに揺られ、終点(?)にたどり着いた。
汗でびっしょりだったので、ホテル帰って即シャワーをと思ったけど、水が出ない。 そういえば、工事のおじさんがしばらく水を止めると言っていた。しかし、もう工事はしていない。 フロントへ行き、水が出ないと言うと、スタッフが休憩していた工事のおじさんのところへ行くと、 おじさんは水の元栓を開けるのを忘れてたようで・・・。

 無事、シャワー浴びて、しばらく横になる。蒸し暑い炎天下を歩くって、かなり体力消耗するらしく、疲れが出て熟睡してしまう。
夕方、ホテル周辺のメイン道路を散策していたら、葦(藁?)で出来たようなオープンエアーのレストランバー前で、 そこの主人と目が合う。セビーチェ(中南米の魚のマリネ風)があるか聞くと、あるとのことで、中へ入り注文。 それと私の好きなカクテル、ピニャ・コラーダ(ラム酒+ココナッツミルク+パインジュース)はあるか聞くと、ないとのこと。バーカウンターらしきところがあるのに、ないなんて・・・。仕方ないんで、ビールを注文。

 翌朝は6時には港に行きたかったので、ちょっと早めに寝る。その前に ルーバータイプの窓のすりガラスの一枚が、はずれかかっていたのが気にかかり、はめ込もうとしたものの片方がうまくいかない。まぁ、すりガラスの一枚がはずれてても、人が忍び込んで来るまでには相当時間かかるし、それまでには目が覚めるはず。 そこから覗かれるのはイヤだけど、この日この並びには私一人が宿泊みたいだし、人通りはない。まぁいいか。

 と、何時だったろうか?真っ暗闇の中、ふと目が覚め、そのまま窓を見ると、ルーバーのガラス一枚開いた隙間から覗くピカリと黄色く光る目・・・スターウォーズのダースベーダーを思わせるような、銀河鉄道999の車掌を思わせるような・・・それにしてもデカイ鋭い目。んーこれは久々の兆候・・・金縛り。来た来た来たぁ!(実は慣れっ子です)
金縛りが解けて、電気を点けて、一息。 しっかり昼寝なんかしてしまうと、かなりの確率で夜に金縛りに遭う私。 で、金縛りに遭う前って、何かしら幻覚または幻聴をおこしてしまう。しかし、ニカラグアに来てまで金縛りに遭うとは思ってもみなかったなぁ。



朝のニカラグア湖  朝6時過ぎには港へ行き、6時半の船に乗り込む(C$18)。またまた2階デッキに座って早速景色を眺めていたら、朝早いのに湖では数人の人たちが湖に浸かって何かしていた。港の傍なのに浅いのかなぁ?(左写真)
約1時間後の7時半にサン・ホルヘ(San Jorge)へ到着、そのまま港でリバス(Rivas)行きのバスに乗り込み出発。 リバスはニカラグア南部のリバス地区(州)の主要都市みたいなもの。 サン・ホルヘからはバスで10分程度の距離。バス代はC$3。

 リバスのバスターミナルに着いて降りると、すごい賑やか。 バスの運転手や車掌が、どこ行きだと叫ぶ声が飛び交う。まるで競り市みたい。
そんな中、「フロンテラ(Frontera)!フロンテ〜ラ!」と叫ぶ声が・・・「国境!国境!」と叫んでいるようなもの。 国境の町ペニャス・ブランカス(Penas Blancas)行きのバスを探そうとしてたのに、いきなり”国境”かよ!と突っ込みたくなったけど、私と目が合ったおじさんは「フロンテラか?乗れ乗れ!」とバス内へと押し込まれた。
実は昨日のツーリストインフォメーションのお姉さんが、ペニャス・ブランカス行きのバスは午前8時と午後1時半の2便しかないと言っていたので、午前8時のに間に合うように来たのだけど・・・このバスがそうだったのかは・・・?

 座席に座り、出発までスナックをツマミながら外の慌しさを眺めていたら、後ろの座席に座ったアメリカ人男性が話しかけてきた。隣には小学生ぐらいの男の子が一人。父と息子の男二人で旅しているそう。 私同様、今朝オメテペ島を出発して、これからコスタ・リカへ向かうとのこと。
私が日本人だとわかると、ニッコリ笑って「たぶん、そうだと思った。話しを聞いて知ってるよ。」 ・・・へ?知ってる?ん?なんで?えっ?誰から?・・・と、どうやら、
コンセプシオン火山ツアーで一緒だったアメリカ人男性のようで・・・。 彼とは昨日会って話したみたい。それにしても、んー、なんて話したんだろう?ちょっと気になる・・・。
直線道路を延々走ること約40分、「フロンテラ!」と車掌と運転手が叫ぶ。バス代はC$10。 なんと、オメテペ島から国境までトータルで230円ほどで着いてしまった。安い!

 バスを降りると、目の前が金網で、金網の向こうにたくさんの人がいる。え?これって国境ゲート? 手前は市場みたいな賑わい。
と、金網向こうから一人の男性が「国境か?ついて来い!」と私を金網(ゲート)の中へ入れる。 通行証なのか職員なのか顔写真入りの名札を首から下げている。 いったい彼が何者なのかわからないけど、とりあえず後をついて行く。
そして着いたところはイミグレーション事務所。そこで、彼は窓口の男性に挨拶したあと、私にパスポートとUS$2を彼に渡しなさいと言われる。 え?US$2?ガイドブックでは陸路出国税はUS$7と書いてあったような?まぁ、安くなったからいいんだけど・・・ なんか、彼が取り仕切っている感じ?いったい何者?

 そのままだだっ広い道を歩いていくと、道にテーブルがポツンと置いてあって、今度はそこに連れて行かれる。
そこで待ってると、検査官みたいな服を着た女性がやってきて、彼は彼女に挨拶したあと、私にC$15(US$1)を彼女に払うように言う。ん?関税みたいなもの?このへんのことはうといし、金額安いし、深く考えなかった。ただ、荷物検査場所みたいで、他の男性がバックの中を見せていたような?

 あとは、コスタ・リカのイミグレーションまで延々と歩くだけらしい。しかし、ニカラグアのイミグレーション事務所からコスタ・リカのイミグレーション事務所までは数百m離れているので、バックパック抱えてはつらい道のり。
それにしても、彼はいったい何者?いい人なのか怪しい人なのかがまだよくわからない。 彼のおかげでスムーズにイミグレーション通過できたし、出国税安く済んだし・・・でもどうもスッキリしない。どことなく怪しい気もする。
そこで、コスタ・リカのイミグレーション事務所まで連れて行ってあげると一緒に歩いている彼に、首から下げている名札を指して「ここのスタッフなの?」と聞いてみる。彼は「ここで働いている」と答える。この微妙な受け答えにピンとこなかった私は、観光客向けに親切にも案内係りがいるのだろうと理解してしまった・・・。

 やっとコスタ・リカのイミグレーション事務所が見えて来たところで、彼は突然「US$100ちょうだい」と言う・・・はぁ? まぁ、チップぐらいやってもいいのかもしれないけど、US$100ってモロたかりじゃん。
「へ?」という顔をしていたら、彼は「君はバカじゃない?」ってな感じで含み笑い・・・ムカッ! 「US$100なんて持ってない(持ってたけど)。ドルは使い切ったよ」と言いながら、とりあえずポケットを探るふりをする。 「じゃぁ、残りのコルドバ全部あげるよ」と言い、ポケットに入っていた分C$29(US$2弱)を全部あげた。
恐ろしいことにマジこれが所持していたコルドバ全部・・・余分なお金を残さない、我ながら現地通貨使いきり上手!なんちゃって・・・ラッキーと言えばラッキーだった?

 それじゃぁと、とっととコスタ・リカのイミグレーション事務所へ入っていった。 彼は、コスタ・リカ側イミグレーションには踏み込めないからね。おまけに、まわりはたくさんの人で賑わっているし・・・。
結局なんだかんだあったものの、いい思いしたのは私?出国税US$7払うところを、トータルでUS$5弱で済んだもの。 それも案内係付きで・・・。スタッフでなくとも、こうしてここで働いている彼みたいな人がいるのは確か。
それにしても、彼ってスタッフ公認?荷物検査場所で女性スタッフに渡したお金って、今考えると”見逃しお願いチップ”みたいなものかしらん?事務所で出国税が安くなったのも、何か裏があるのかしらん? 裏事情はよくわからないけど、中南米ではまかり通ることだから、それはそれで納得してしまった私。

 ニカラグア入国早々から出国ギリギリまで何かと起こり続けたものの、強運(?)で乗り切れた感じだったかな? 観光うんぬんより、子供たちと縁があったのか?たくさんの子供たちとの触れ合いの方が記憶に残った旅だった。


 (このあとはコスタ・リカU編へとつづく)


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