午前のツアーはサンタ・クルス島(Isla Santa Cruz)
のチャールズ・ダーウィン研究所。
7時15分にはボートに乗り、船員たちとはここでお別れ・・・って、昨日までいた船員面々と若干入れ替わりあり?
見慣れない顔もあった。
公園案内板にて説明するJorge | チャールズ・ダーウィン?お出迎え。 |
Jorgeの案内のもと、道順に沿って歩いていくと・・・うわっ!デカ!!
こぉんなにデカイカメを見るのは初めて!
ホントにこの世に存在してるんだ・・・と感心感激。
かわいいと言う前に、長生きしているカメたちを労ってあげたい気分だった。
ゾウガメと言われるだけあって、手足(?)はゾウみたい。年代もの?
(詳しい文および写真はこちらへ)
人間がこの島へやってくるまでは、この大ガメが島中をのっしのっしと行き交ってたなんて、想像しただけでもゾクゾクする。
タイムスリップして、是非その当時に身を置いてみたいものだ・・・。
公園内にある道案内は木でできてて、なかなかオシャレ。 | 「ここで働く私たちに援助して!」とカメが訴えています。 | Jorgeと身長変わらないゾウガメ。デカイ!何歳? |
Jorgeがゾウガメの傍で説明をしているとき、私の後ろから「すみません。日本人ですか?」と声をかけてきた
ひとりの若い日本人女性。
それから「このカメがロンサム・ジョージ?」と聞いてきたので、「違う・・・と思うよ」ってアバウト?
彼女は友人と来ていて、友人は現地の友達に会っているらしく、その間、ひとりでダーウィン研究所に出向いたらしい。
ただ、英語もスペイン語もよくわからないんで、ぶらぶらしていたところに私らを見つけて話しかけてきたらしい。
「今から見て回るから、何気に後をついてきたら?」
そして、Jorgeの説明でわかる分は、日本語で簡単に説明してあげた。
ロンサム・ジョージが見えるところで、彼女に「あれがロンサム・ジョージだって」と言ったのを最後に
いつの間にか離れ離れに・・・。
彼女はガラパゴスに来ておきながら、サンタ・クルス島以外の島々へ行ってないとのこと。もったいない!
ただ、友人について来たって感じだったんだろうけど・・・。
そのあと、敷地内のお土産屋さんに入る。研究所案内最後にはガイドは必ずここへ連れてくる。
なぜかって、ここでお土産買うことで、益金はこの研究所に寄付されるから。
少々高くても、この島に生きる動物たちに役立つなら、研究所内でガラパゴス土産を買った方がいい。
オリジナルTシャツなどなど約$40分買った。
ここで私たち4泊5日コースの面々と、フランス人家族など7泊8日コースの面々と別れる。
Jorgeは私たちを荷物が届く船着場まで送って、再び帰ってきて、7泊8日コースのツアーの続きをするそう。
今度はちょっと離れた船着場へ行くため、公園出入口のところに停まっていたトラックに乗り込む。
が、年配のドイツ人たち4人を中に乗せたら満杯。私たちはJorgeとともに荷台に乗ることに。
日差しが強いけど、風が気持ちいいし、激しい揺れだけど、面白い。街並みが流れていく。
陸ガメの飼育センター。この案内板もいい感じ。 | トラック荷台に乗っての移動。ちなみに「So litar io」とは「世捨て人」? | トラック荷台から撮った街中。揺れに揺れて撮ったにしてはいい感じ。 |
船着場へ着いて、荷物をそれぞれ受け取る。
それから空港行きのバスに荷物を置き、出発までの間、船着場周辺の公園をぶらぶら。
Jorgeと別れを惜しんで、バスは島北側の空港へと出発。って、空港はサンタ・クルス島じゃなくて、
北側に隣接するバルトラ島なんだけど・・・よって、サンタ・クルス島を縦走して北側の船着場から船に乗り換え、バルトラ島に
渡って、再びバスに乗って空港へ向かう。
ジュース売りの三輪車。青と白で後ろのボンネットバスとおそろ? | 船着場は活気があって賑わっている。 | 黄色い船体に青いテントは、海上タクシー。 |
船着場の脇に広がる公園。木々の間から海が見える。 | 公園には動物たちのモニュメントが・・・木陰で休める憩いの場。 | Tomikoさん、Masaeさん、Jorge、Kayo&Heiと記念撮影。 |
空港へ着いてチェックイン後、空港内のオープンエアーのレストランで軽く食事。
と、スズメみたいな鳥がいて、床やテーブルに落ちている食べかすをつまんでいる。
よーく見るとフィンチ??フィンチっぽいけど、よくわからない。
フィンチだったら人間の食べかすを食べる新種のフィンチになる?うぅむ・・・。
鳥はどんどん近づいてきて、私たちのベンチの背もたれに・・・デジカメで慌てて写真撮ったけど、クリアじゃなかった。(下写真)
空港のレストランから・・・手すりにとまるのはフィンチ? | これもフィンチ?どんどん近づいて、私たちの背もたれまで大接近。 |
売店でウミイグアナの絵葉書を買い、友達と親宛に手紙を書く。空港出てすぐのお土産屋さんが並ぶ一角に
切手を売っているところがあり、そこでは、パスポートにガラパゴス記念スタンプも押してくれる。
切手を買って、パスポートに記念スタンプ押してもらって、空港内にあるポストに葉書を投函。
ちなみに日本までの葉書用切手代$1.25。
搭乗口待合室に入り、しばらく時間があったので、またまたそこにあった売店を覗くと、 ガラパゴス諸島の地図と、それぞれの島々に生息する動物たちなどが、わかりやすく 印刷されている大判ハンカチを見つけた。これってあとあと便利かも?と思い買った。 案の定、この紀行文書く上で役立っている。
待合室では、ツアーで一緒だった年配ドイツ人夫婦たちともお別れのご挨拶をした。
船の中で同じテーブルで食事したときに、私がドイツ語(学生時代ちょこっと習った)で挨拶してたりして、仲良くなってた。
いろいろな国の「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」を知っているだけで、旅先でその国の人に会ったときに
ちょっと使うだけでコミュニケーションとりやすい。
逆の立場で言えば、日本人が中南米旅行していて、ドイツ人とかが日本語で「こんにちは」と話しかけてくるようなもの。
それだけで「すごい!日本語知ってる!」って、妙に親近感覚えるでしょ?
その上、相手国のことで何か少しでも雑学を持っているなら、なおさら。カタコトでも、単語を並べてでも、とにかく話す。
そのうち、相手からもいろいろと声をかけてくれるようになるんで、たとえ一人旅しててもそんなに退屈しない。
って、私のコミュニケーションパターンのひとつなんだけどさ・・・。
12:45にグアヤキルに向けて、とうとうガラパゴス諸島を出発する。
夢にまで見ていたガラパゴス。夢叶って現実に見れたガラパゴス。
それでも去ってしまえば、夢から覚めたような錯覚に陥ってしまう。
でもまたガラパゴスへの夢を見ればいいし、そしてまたガラパゴスへと・・・夢が叶うといいな。