サン・パウロT


☆ 6/19 

  《ブラジルトイレ事情(余談でタイ北部トイレ事情)&Caro家編》

☆ 6/20 

  《ブラジル気候&朝市編》   《朝市屋台&他編》



 16:20頃、コンゴーニャス空港(Aeroporto Congonhas)へ着く。
主にリオ・デ・ジャネイロのサントス・ドゥモント空港とのシャトル便で使用されている、わりとこじんまりした空港。
Caroの妹(医学生)に迎えにきてもらい、Caroの家へ。

 ここで、思い出した・・・ブラジルトイレ事情
ブラジルへ行く人は、頭に絶対インプットしておかなければいけないこと。
ブラジルでは、トイレットペーパーは流さないこと! ブラジルの一般的なトイレットペーパーは水に溶けないため、トイレに流すと詰まる。
公衆トイレはもちろんのこと、一般家庭、ホテルでもそう。まぁ、高級ホテルはどうなのか知らないけど。 ついつい、トイレに流してしまいそうになる・・・。
しかし、ウ○チの付いたペーパーをチリ箱に捨てるって、抵抗あるなぁ〜。

 余談だけど、タイ北部へ行ったとき(1999年)も、 トイレットペーパーを流せなかった。 バンコクはどうか知らないけど、今はだいぶよくなっているはず・・・?
でも私が泊まったチェンマイのホテル(長期滞在者用)なんかには"ウォシュレットもどき"が付いていて、 おしりを洗ってからペーパーで拭くため、 ペーパーをチリ箱に捨てることにはあまり抵抗なかったかな?
ってゆーか、友達の家(タイ北部の田舎)では、便器(水が流れない水洗和式トイレって感じ) の傍に水が入った桶があって、 用を足したあと、手でその水をすくいおしりを洗って、ペーパーで水気を拭いて捨ててた・・・。
汚物は、流れてしまうまで、小さな桶にくんだ水を便器に流し込んでた。コツをつかむまでは、 苦労したなぁ・・・。
しかし、食事は手で食べるため、使い分けしとかないと・・・ 左手をおしり用、右手を食事用・・・ってね。
ちなみに"ウォシュレットもどき"とは・・・ホースの先にレバーがあって、おしりにホース先端を向け、レバーをちょっと 握ると、発射!って感じに水が出てくる。 ただし、レバーを普通にぎゅっと握ると、それはそれは、飛び上がるぐらい痛い思いをする・・・。 それぐらい水の勢いはスゴかった・・・。

 Caroの家は、高台にある住宅街。どの家も塀が高い。
所々に近辺の住人達が共同で雇った警備員小屋 がある。車で帰宅して、車庫を開けて入れるとき、警備員はのそのそと近づいてきて、 車入れたあとの車庫を閉めてくれたりする。 昼の人と夜の人といるみたい。

 再び、Caroのママとご対面。それから、弟(高校生)も。弟はほとんど日本語が話せない。 Caroのパパは単身赴任中なんで会えなかった。
着いてすぐ、Caroと弟と3人で近くのショッピングモールへ行く。しかし、ここでCaroは怒りまくることになる。
スポーツ店で弟のテニスラケットのガット張替えを頼み、40〜50分後に取りにくるということに。 その間、いろんな店をウロウロ。そろそろと思って、そのスポーツ店に行ってみると・・・ な・なんと、閉まってた・・・。オイオイ・・・。
「なんで閉まってるの!」とCaroは怒り出す。そして、ショッピングモールの警備員らしき人に 文句を言いにいく。ポルトガル語なんでさっぱり何言ってるかわかんないけど、スポーツ店のいい加減さに 怒りまくっているみたい・・・。ひとしきり怒って、帰る。後日どうなったかは、はて・・・?

 Caroの家族と遅い(ここでは普通?)夕食をとる。だって、10時まわってた・・・。
ママ手作りの料理・・・Caroが熊本いる時、もどきをよく作ってくれてた料理。 カルボナーラと言ってたけど、スパゲティカルボナーラとはちと違う。 グラタンのよーな、シチューのよーな。ごはんと共に食べる。んー、やっぱ、ウマイ!
それと、さすが日系家庭。味噌汁がでた。

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 朝、目覚めると、外はどんより曇って寒い。
ブラジル来る前にドミニカ共和国を旅してたんで、衣類は夏物メインの必要最小限にしてた。 (バックパックの中にCaro家族へのお土産も入れてたので・・・) だから冬物は、薄手のタートルネックのセーターとババシャツのみ。薄手の上着とパーカーは、暑いところへ行くとき でも、必需品。屋内は恐ろしいぐらいに冷房が効いているんで・・・。
厚手の上着はCaroのを貸してもらうことになってた。 んー、こーゆーときって、現地に友達がいると楽できる・・・。

 ブラジルはご承知のとおり、 南米大陸の約半分を占める。すっごく広い。
北は赤道直下で熱帯、南へ行くにつれ温帯となり、 日本と反対でどんどん寒くなっていく。
私が今回行ったブラジルは、南の方。それに、6〜7月といったら、冬。 雪が降ることはないけど、朝晩はやっぱ寒い。 昼間は、コートを着るぐらい寒い日もあれば、Tシャツで過ごせるぐらい温かい日もある。
わけわかんない天気・・・ってゆーのが、南の方?
Caroが言ってた「ブラジルの天気予報はあてにならない」ってゆーか、 予報するのも難しいような移り変わりの激しい天気だと思う。
確かにフォス・ド・イグアスにしても、リオ・デ・ジャネイロにしても、Tシャツ、ノースリーブ着てた日も あったし、寒くて長袖の上着にパーカーとゆーのもあった。

モルンビー競技場前  この日の朝、サン・パウロは、Caroのジャケットなしでは過ごせないくらい寒かった。
軽く朝食を済ませたあと、Caroと近くの朝市へと出かける。

 サッカーにあまり興味のない私でも、ブラジルはサッカー大国 とゆーのは知ってる。
そして、サン・パウロには2つのサッカー競技場がある。 セントロに近いパカエンブー競技場と、 郊外のモルンビー競技場
Caroの家から近いモルンビー競技場は、サン・パウロFCの本拠地(?)と言ってたよーな? 駐車場には、ブラジルサッカーチームのユニフォーム(コピー)が色とりどりたなびいていた。(右写真)
日本に帰る前に、サッカー狂(?)の3人の甥っ子たちに是非買ってあげようとチェック。

野菜売り場  その傍の広場で、朝市があってた。
日本にもよくある野菜なのに、形や大きさが微妙に違うだけで、違った野菜っぽくて新鮮感覚。 色とりどりでキレイ(左写真)。
果物売り場 果物は、日本よりももちろん豊富(右写真)。私の大好きなマンゴーもでっかい。
果物売りの兄ちゃんが、味見にマンゴーを切って食べさせてくれた。味見といっても、1/4の大きさ。
それはそれは、今まで食べたマンゴーの中で、最高にウマかった! 日本に持って帰りたい!マンゴー好きな母親にも是非食べさせてあげたい!それぐらいウマかった!
とりあえず、Caroの家で食べる分を2個買った。いくらだったっけ・・・?


 
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 この朝市には、屋台も出てた。
私たちが行ったのは、日系人がしてるパステル(Pastel)屋さん(?)と生ジュース屋さん(?)。

 パステルとゆーのは、んーわかりやすく言えば、 ブラジル風揚げ餃子って感じかな?
ブラジルと言えば、フェイジョアーダやシュハスコが有名だけど、 Caro達が日本にいる時、ブラジル料理で教えてくれたのが、パステル。 トマト、チーズをオリーブオイル、オレガノ、塩で味付けしたものや、 牛ミンチ、タマネギ、ニンニクを炒めて塩コショウしたものにオリーブ、パセリを加えたものなどを 餃子の皮に包んで、油で揚げたもの。
パステルの屋台 まぁ、日本にいるときは、市販の餃子の皮で作ってたけど、本場は、もちろんパステル用の皮。 んー、デカイ!(右写真) 10×20cmあるかな?具もいろいろと選べる。

 アツアツを口にほおばる。ウ・ウマイ!!半分ぐらいまではパクパクと食べれるけど、 食べていくうちにお腹いっぱい状態(小食かしら?)。
しかし、これ1個でR$1.00(約54円)! スペシャルでもR$2.00!やっす〜い!
お店のおじちゃんたちとも仲良くなり、帰りには、「これはオススメだよ!絶対食べて!」と 私におみやげをくれた。
ありがとう!阪神タイガースの野球帽似合ってたよ!おじちゃん!

 すぐ隣では、やっぱ日系人のおばちゃんが、さとうきびベースの生絞りジュースを売っていた。
さとうきび絞り器(?)で、さとうきびをバリバリ絞って、今度は別のところにある絞り口に生のフルーツを入れ絞る。 そして、蛇口みたいなところから、さとうきびジュースとフルーツジュースがでてきて、混ざり合う感じ。
と、フルーツは何を頼んだっけ?オレンジ?・・・完璧に忘れてる。
でもそのあと、別のお客さんが注文したパイナップルを、多少多めに作ってくれて、 「これも飲んでごらん。」ってもらったのは覚えてる。ほのかな甘みと酸味であっさりしておいしかった。

 しかし、日本から来たってゆーだけで、やっぱり親近感湧くのでしょう・・・ なんか、みんなとても温かくてやさしかった。もちろん記念にみんなで一緒に写真撮った。

 今夜9時にサン・パウロを出発するため、今度はお菓子などを買い込みにショッピングセンターへ行く。
そこで、ブラジルのCD1枚ゲット。 R$22.50(約1.200円)と安い。
それから、ISO400のフジフィルム36枚撮りを4本買う。1本R$9.95(約540円)。 リオ・デ・ジャネイロで買ったときと同じ値段だった。
夜行長距離バスでのおやつ用と、パンタナール大湿原にこもる為のおやつ用にと、2人でR$22.00(約1.200円弱) 買い込む。2人のバックパックはお菓子でいっぱい?

 家へ帰ってから、バックパックに詰め込み作業。フォス・ド・イグアスやリオ・デ・ジャネイロとはまた違う、 大自然を行くアドベンチャーとしての準備をする。セーターとか冬物(ほとんどCaroの服・・・Caroとほとんど 体型が一緒なんで好都合)を入れ、 そして水着も入れる・・・。はて、どーゆーとこに行くんだ?

 Caroのママが、バスターミナルまで送ってくれた。
パンタナール大湿原への入口の町のひとつ、 カンポ・グランジまで、約13時間のバスの旅。
明日からが楽しみだー!


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