朝6時15分の起床の鐘で目覚める。もうちょっと、早起きして散歩したいのだけど・・・。
6時半に食事、7時にサファリツアーに出発する。
本日は、メインのカイマン・ロッジから東側の Pousada Baiazinha(読み方わからない)と呼ばれるロッジ方面までの往復 ツアー。ガイドは・・・んー、頭がキレそうな男の人(名前書いてなかった・・・)。

 サファリトラックで、延々と走る。やっぱり、鳥 (トゥユユ、タカ、名も知らぬ小鳥たち)の種類は豊富。
昨日と同じくらいの距離(約15kmぐらい?)を走ったところで、トラックを降り、 森や草地をトレッキング。昨日同様、ジーンズの裾を靴下の中に入れる・・・。
ここでも、いろいろな鳥や、珍しい木などを見ながら、歩き続ける。

 と、かすかにガサガサと木を揺らす音。音のする高い木々を見上げる。 ちょこまか動く物体発見。
「Caro!サルじゃない?」と言うと、Caroは ずっと先を歩くガイドにポルトガル語で叫びだした。
と、皆どやどやと集まってきて、見上げる。「サルだサルだ(ポルトガル語で何だったっけ?)」と大騒ぎ。 ホエザルっぽい。
ガイドの人が「よく見つけたね!」と感心され、皆からも「スゴイ。有難う。」 と感謝され・・・いやー、いいことをした気分だったな・・・。 Pousada Baiazinha

 再びトラックに乗り、Pousada Baiazinhaと呼ばれるロッジへ向かう。(左写真)
翼を広げた鳥のよう・・・ このロッジも木の支柱で持ち上げられた(高床式?)建物。鳥が翼を広げたような形をしている。 (右写真;高見やぐらから撮った)
今は乾季(初期)なので、水がだいぶ引いてきて、草地が見えはじめているが、 雨季には小さな湾の淵に建つ感じとなる。もちろん、雨季はボートで移動。
湾の向うの木々に覆われた小島は、 いろいろな鳥達が群れをなしてやってきて、寝床となる。夕暮れ時は圧巻だろう・・・。
ロッジは6個の客室とテラス、リビングルーム兼食堂、プールあり。 カエルの椅子 リビングルームの木の椅子が、カエルの形になっていてプリティ!(左写真)

 ロッジの下は、草に覆われてきているけど、まだ水は引いていない。
現地のおじさんが「ワニを呼んであげるよ」と、叫びながら棒で水をたたくと、 水に描かれた弧が、遠くのほうからどんどん近づいてくる。 水際のワニ よく見ると目だけが水面上でキョロキョロ。(右写真)
おじさんとしては、水際までワニを上げたかったらしいけど、2〜3m手前でフリーズ状態だった。

 諦めたワニおじさんと、トラックの運転手のおじさんが木陰で休憩。
で、Caroが私を呼ぶ。「来て!来て!」
何かと思って、おじさんたちのいる木陰へ行くと、「テレレ」 というお茶を飲んでいた。牛の角のコップ(牛の角を逆さまにして、 中の空洞をコップとして利用。外側はピカピカに磨かれている感じ)に銀製のストローがささっていて、 葉っぱがコップの上までぎっしり詰まっている。 テレレ ストローが動かないぐらいぎっしり・・・。(左写真)
そこへ冷たい水を注ぐ。そして、それを一気にストローで飲み干す。

 おじさんが「飲んでみる?」と渡してくれた。もちろん何でもトライ!(虫以外は・・・)
んー、お・おいしい!あっさりした草の味・・・って、どーゆー味だぁ?? 私としては、マテ茶 (ブラジルの緑茶って感じ。市販のカップは砂糖が入ってちょー甘い!)より好きかな?
しかし、なんでストローの中に葉っぱが入ってこないんだろう? って思ってたら、スプーン状になった先端に、小さな穴がたくさん開いた蓋が 被さっているような感じのストローだった。なるほど・・・。

 地元の人達は、朝9時と昼3時に休憩して テレレを飲むのが日課だそう。一つのコップで回し飲みすることで、コミュニケーションを図るのかな?
しかし、おじさんたち、テレレ一式(牛の角のコップ、銀のストロー、テレレの葉っぱ、冷たい水) をいつも持ち歩いているのかしら?? ・・・って、ボニートでテレレ一式(冷たい水以外)を買ってしまった私です・・・。 パンタナールの犬

 ロッジにある1本の大木には、 ジョンボボ、カルチャオ、紺色のハトみたいな鳥達が飛びまわっている。
ワニおじさんの犬なのか、人懐っこい犬が近寄ってきた。 いちおう、パンタナールに住む犬・・・とゆーことで、載せてみました。(左写真)

 再び、11時半にカイマン・ロッジへと帰り、12時に昼食。
昼食で一緒のテーブルに座った別の班のイギリス人家族。ホースライディングを前日に終わらせてたんで、 いろいろ話を聞く。
このイギリス人家族は、旦那の仕事でサン・パウロに来ていて、妻と2人、 ポルトガル語勉強中。子供3人は、ちょーカワイイ!!特に末っ子の男の子の笑顔がなんともいえない!! この後、この家族とは、ボニートまで付き合うこととなる・・・。  


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