【廃墟マニヤ File054】
E盤空港UFO基地/Hヨピラ公園(北海道)
(その2)
夕暮れ間近の国道を走っていくと、前方に砦のようなものが!
「HAIOPIRA」と書かれた錆だらけのゲートの元へ辿り着きました。ちなみに「ハYピラ」とは、アイヌ語で武装した崖を表しているそうです。ゲートは閉ざされ、周囲にめぐらされた金網には立入禁止の札が掲げられていました。どうやら、だいぶ前から閉鎖されているようです。
ゲートの隙間から敷地内にお邪魔します。階段と門、そしてタワーのようなものが見えましたが、薮がひどいので脇から登っていくことにしました。
雰囲気はマヤの神殿のような感じで、どうやらドライブインなどではなく、公園的な施設だったようです。頂上部にある構造物には的のようなものがついていました。UFOへの目印だったのでしょうか?
さて、脇から登っていくと薮の中に小屋などの残骸が残っていました。
こちらは噴水だったようです。
藁葺き屋根の建物の横に回転ジャングルジムを発見。赤い部分の文字は、確か「資生堂」と書かれていたと思います。
かなり登って、ようやくコンクリートの構造物に取り付きました。稲妻風の模様が入っています。ちなみに中央に写っている白い丸は残念ながらUFOではなく、埋め込まれた反射板がストロボで光っているだけですね。
元がどのような状態になっていたのか不明ですが、コンクリートの柱状の構造物が残っていました。うっかりすると隙間から落ちかねません。
(続く)
(この頁最初へ)