【廃墟マニヤ File026】

S模外科病院(神奈川県)

(その2)

外観

まだインターネットも普及していない1990年のことです。口コミでこの病院の存在を知り、夜明け前からクルマを飛ばしてやってきました。

 

外観

ご覧の通り非常に交通量の多い道路に面しているので、少しでも目立たないよう暗いうちに中に入るつもりだったのに、所要時間を読み間違い、到着したときには既にあたりは明るくなっていたのでした。

 

看板

この病院、相模原付近ではじめてできた24時間態勢の救急指定病院であったため、それなりに繁盛していたのだそうです。ところが1980年頃(たぶん)、経理部長の持ち逃げが原因で経営が立ち行かなくなり、院長も失踪。そのまま廃業してしまったという話です(資料丸写し)。

 

診療科目

診療科目はこんな感じでした。

 

地蔵

周囲をチェックしていたら、玄関のすぐ横にこんなお地蔵様が……。病院の前にこれはありえなくないですか!?

 

裏側

裏側に回ってみました。この病院は地上3階+屋上ペントハウス(?)、地下1階という構造になっており、地下は半地下というかドライエリアが設けられています。

 

玄関

再び表側に。まったくのウェルカム状態なので、素直に玄関から中へ入ってみることにしました。

 

玄関

初めての大きな病院廃墟ということで、結構テンションがあがっています。汚いラクガキもそれほど気になりません。

 

玄関奥の部屋

入ってすぐ右側に部屋があり、ソファが顔をのぞかせていました。


(続く)


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