おとずかい
第1章 用語解説のあらまし

上高地田代池からの穂高連峰


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音図解もくじ

第1章 音楽用語解説                 ● 第1章の本文へ行く
 この章は3つに分かれています。
 第1は、楽器を弾くために最低必要な音楽用語です。読み書きで言えば「あいうえお」や「ABC」にあたります。
 第2は、音楽を通じた話題に登場するもので知らなくても良いものです。知っていれば幅が広がり、相手が言うことが多少理解できる程度です。
 第3は、日頃なにげなく使われている音楽ジャンルの用語です。音楽評論家や愛好家があれこれ語る割にもやもやとして理解できない用語を勝手に定義しています。
 音楽はこのほかにも多くの話題と用語があります。それはあなたがまとめてください。

(1)楽器いじりをするために必要な音楽用語

 数をこなせば苦手が克服するのは運転です。何度も冷汗をかきましたがそれが身を守るもとになっています。
 わからなくても続けるとわかってくることもあります。パソコンの操作や部品交換もそれが病みつきになりました。
 それなら音楽だって似たようなもの。そんな居直りでギターをいじっています。楽譜もそんなものではないのでしょうか。
 大枠を抑えれば何とかなりそうなので整理しました。参考にしてください。

(2)話題にこと欠かない音楽用語

 音楽は弾いたり、歌ったり、聴くだけでなく感じたり、語り合う面があるとわたしは思っています。
 それはホームページでふれていますが。音楽の知識が欠けるので深入りしませんでした。
 でも、音楽家が語る音楽より、音楽を職業としない人たちの思い入れの方がけっこうおもしろいものです。
 というわけで、話題を広げるタネを紹介します。専門家に笑われるレベルの内容ですので相手を選んで利用してください。
 詳しいことは注記した本を読まれることをおすすめします。

(3)わかっているようでわからないジャンル

 慣れ親しんだ割にまとめきれないものです。音楽用語を図解しているうちに気になって日本の音楽と英米のポップスを整理してみました。音楽事典3冊にほとんど見当たらず広辞苑や読んだ本で得たものです。日本の音楽も同様で洋楽の音楽事典にはまったく見当たりません。

 ●他の章との関連

 楽器いじりに関しては、「基本用語」、「拍子とリズム」、「音階と調」、「和音」にしぼりました。
 基本用語は第2章の「楽譜を眺める」の基となるものです。どんな音楽入門書でも最初にふれる煙たい内容でたちまち忘れてしまう用語ですが曖昧に覚えるとわからなくなるものです。そこで拍(ビート)とテンポ(パルス)、拍子とリズムの違いを明確にしました。
 言葉で説明したり図にするのが面倒なものですが第3章で基礎的な図解をしています。

 音階と調は通論や理論書で最も多く、また細かく説明されています。多くにふれて混乱させるので必要なことしぼりました。
 また、12平均律を用いる西洋音楽は調性がそれほど厳格ではありません。この点は第4章をあわせて読んでください。

 和音は基本的な用語にしぼりました。構造に限って、和音の進行パターンにふれていません。図解は第5章で行っています。
 個々の歌のコード進行はホームページでふれていますし、唱歌・童謡・わらべうた・グループサウンズ・フォークの全体的な傾向分析は別に行っています。

 その他の用語は図解していません。「音と音律」は不十分ですが「音楽ガイド」で図解しています。
 第6章のギターの基礎知識は「音楽ガイド」の抜粋です。ギターの名称や基本和音図を付けています。
 ギターの音を出すための苦闘は「ギターに挑戦」でふれています。

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